はてなキーワード: 振袖とは
成人式興味ないアピールしてるブコメと正反対の自分は普通に振袖で成人式行って、色んな同級生に久々に会って楽しかったです
振袖に関してはそう
私は高校も大学も奨学金借りながら自費で行って振袖も自分で買って卒業式の袴も自費でレンタルして結婚式も親の支援なく自費で出して来たんだけど、友人は増田でも自分で稼いで何とかできてるなら何とかなってるじゃん!と思ったらしく、高校大学の費用は出さない(行きたければ自分で稼げ)、振袖も買わないレンタル代も出さない教育方針にするらしい
当の友人は奨学金なして親に学費を出してもらい、振袖諸々も買ったりしてもらい一人暮らし経験もなく……な感じで自分の責任で自分の生活を回すこと、社会に出る前の人間が稼ぐのがどれだけ大変か分かってない。
お金のために嫌な思いもたくさんしたよ?そういう場でお金出してあげるのが親心では?と言ってもでも増田はそこまでしてもやりたいと思ったからしたんでしょ?そこまでしてやりたいと思わないならやらなければいいし。と言われて聞く耳を持ってくれない。
振袖に興味なかったからスーツで行ったし、特に感慨もなかった。
いいよと軽く言ったら20万もかかって驚いた
結局出したけど
振袖率は90%を超えていて、5%がスーツ、2.5%が私服、1.2%がドレスといった感じ
なんというか同調圧力すさまじいな
俺は行かなかったけど、女子にとって成人式は「振り袖を着るイベント」になってるらしい
あと何と言ってもレンタル代が高くて驚いた
何で成人式の振り袖だけこんなに高いのかと思ったら、髪のセットや前撮りやメイクなど色々込み込みで高くなってるらしい
と説明されたがなんか納得できなかった
あとは混み合うからとか?
当然金がなくて参加を諦める人もそこそこ居るらしい
アンケートでみれば、非参加の10%くらいだから、全体の約3〜4%?ちょっと嘘くさいな
20万円もポンと出せるか??
(よく見ると参加者の3割がレンタルで、4割は親か親戚に借りると書いていたのでそれもあるかも。あとプランを最低にすればもう少し安くはなる)
男がこういう事知るのって娘ができて20歳になってからなんだろうな
俺はまだ30代なのでそんな年じゃないんだが
まったく女子は金がかかるね
ド派手だった
あれ、もう1人居たはずだけど見せてもらったかな、見せてもらったっけ?って聞けないわ
ありえないほどの大雪の日だったので動きやすくて勝ち組だった。
キレイな振袖の裾を泥だらけにした友達からうらやましがられたし、パンツスーツかっこいい!似合ってる!と女子校の王子状態でチヤホヤされて非常にいい気分だった。
虐待貧困母子家庭の私も、成人式の振袖準備で1年前から何度も何度も母とやりとりして「成人式の振袖レンタルの金は絶対に出さない」と強く宣言されたので、成人式の準備で苦労してる人はそこそこいるんだろうね。
成人式というワードを今年もぽつぽつ目にして、ああもうそんな時期かと思ったら苦い記憶の蓋が開いてしまったので当日も終わった今書き捨てる。
私は成人式で振袖を用意できずにスーツで行った女だった。全女性参加者の中でスーツは一人だけだったのでとにかく浮いたしそれなりにしんどかった。用意できなかった理由は親が毒親だったから。親戚も一族まとめて酷いもの。主に父親から肉体的、精神的、性的、金銭的と教育虐待を受けていて、母も逆らえないし妹を守るためにも私を差し出している節があり言いなりだった。
バイトも当然させてもらえない。①⚪︎⚪︎家の血に高卒は許さない高学歴になれ、②お前なんか高卒で働け金は出さねえ、の毒親あるあるダブスタから這って足舐めて進学させてもらったものの学校以外でほぼ家から出してもらえないから。されど振袖資金も出すわけもない。頼み込んでお金を前借りする事もできない。母は式の一年ほど前から「振袖どうすんの」と聞き、お金がないから難しいだろうね、と言うと「でも…」と残念そうに肩を落として終わる会話を何回もした。酷い言い方だけど、多少の罪悪感を感じてはいるようだったので、逃れるための気にかけていますポーズだと思っていた。ちなみに父はその話題に絶対触れない。文字通り顔を背けるし黙って居ないふりをする。
忘れもしない。前夜まで悩んで悩んでスーツでもいいから行くことにした。行って振袖を着られなかった悲しみと戦うか、行かずに一日潰していつか(やっぱり行けばよかった)と後悔する可能性を持ち続けるのだったら、前者で当たって砕けた方がいいと判断したからだ。誕生日のように毎年来るイベントではなく一度きりなら行かずに後悔する方が長く後悔を引きずる気がした。父は成人式の話自体を振られる事が嫌なのか数日前からは特に顔を合わせようとしなかったので母には行くと伝えたが「本当に行くの?」と望んでいないような顔で言う。実際そうだったんだろう。夫である父が望んでいないので。あと振袖のことを気にしてるけど用意できなかったり父を説き伏せられなかった罪悪感を多少突かれるから、この辺りかな。
忘れもしない。支度のために家の中を行き来する間、家族は全員起きている気配がしていた。そもそも母は休日でも変わらず一番に起きてくる。父も子供達にテレビを絶対取られたくないので早く起きて一日中床に転がってザッピングしている。妹はまちまちだが物音がしたのであの日は確実に起きてた。全ての部屋から人が息を殺して隠れている時の独特な圧迫感もあった。私以外の全員から絶対に部屋から出て私の顔を見るものかという意思をあの時確かに感じられた。関わりたくない、知りたくない。なんなら親の部屋は挨拶も兼ねてドアを開けて確認した。朝は毎日目を見て父親が気に入る声音のおはようが言えるまでやり直しのイベントがあったから。両親ともに布団で顔を見えないように隠していて、どう聞いても寝息じゃなかった、起きていた。
ただ一人スーツで参加した私を何とも言えない顔で見る友達もいた。苦笑いもされた。直接なぜ振袖じゃないのか聞かれもした。用意できなかったんだ〜とだけ返して、苦しさと虚しさが喉元まで詰まって今にも破裂しそうな心地のまま、式の終了まで居た。それでも行かなければよかったとは一度も思わない。振袖で出られなかったのはやはり悲しかったが、断然行ってよかったよ。あの閑散としたリビングの風景と、あの日だけ九時を過ぎても全く誰も来ようとしなかった空間で充満していた家族の「関わりたくない」「知らないふりをする」という意思には傷どころか呪われたとさえ感じる。アラサーになった今でもあの日だけ妙にがらんとして空気が冷たかったリビングと朝日の色をはっきりと思い出せる。いつになったらこの傷も忘れることができるんだろう。
ここまで読んでくれた人はありがとうございます。最後に。思い出したからと言って、私の後に問題なく式を迎える/迎えた人たちを恨んだり等はしたくない。妹が成人式に私と違ってバイトを許されて貯めたお金で着物を着て行った時も、それを笑顔で自慢された時も、嫌味を言わずおめでとうだけを言える理性も用意できた。過ぎてしまった年月はもうどうしようもできない。ただただ向き合うしかないと理解はしている。でもやっぱり苦しみはまだ終わってないから、自分に掛けられた呪いを嘆くより人の幸せを願う方が穏やかな気持ちになれるからせめてもの祈りを書いてこの話は終わりにします。
今年成人を迎えた皆さん。成人おめでとうございます。あなた方の選び作るより良い未来の成就を心から願います。
これから成人を迎える方も、お子さんお孫さんに振袖を用意する方も、はたまた私のような苦しみをどこかで得た人も、全ての人が望むように暮らせる良い2024年でありますように。