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2023-05-18

藤島泰輔ジャニーズ事務所の興盛にどれだけ貢献したのか知りたい

藤島泰輔なんて作家名前、知ってるのはかなりのジジイババアだろうなあ。

今のジャニーズ事務所社長シャニ喜多川こと喜多川擴の姪である藤島ジュリー景子日本人なのになんでミドルネームあるんだろ?アメリカまれから戸籍上はどうなってるんだろ?)という女性だが、この人の父親である

詳細はwikipediaを見ればわかるが、1933年まれ小学校から大学まで学習院出身。現上皇のいわゆる御学友の一人。新聞記者時代に当時の御学友たちをモデルにした小説『孤獨の人』がベストセラーになり、その後、作家として独立。世の中まだまだ“進歩的文化人”が幅を利かせてきた時代に“保守派文化人”として活躍した人である

かつて、韓国朴正煕独裁政権下で反体制作家として活躍死刑判決を受けた金芝河という韓国詩人がいたのだが、日本ペンクラブ要職にあった藤島泰輔韓国政府を擁護する立場発言を繰り返し、日本ペンクラブが紛糾、ペンクラブから有吉佐和子司馬遼太郎らが脱会するという騒動も起きている。

当時、“進歩的ジャーナリスト”として大人気だった本田勝一からは“御学友であるということだけで地位確立した三流作家”などと言われていた。

なお、藤島泰輔名前記憶になくても、『不思議の国ニッポン』の著者ポール・ボネといえば覚えている人もいるかもしれない。1970年代から80年代にかけて“日本に在住するフランス人ビジネスマン”という触れ込みで、歯に衣着せぬ率直な文章と透徹した思考、練達の日本語で日本社会の批評を書連ねてきた…という触れ込みの人である

が、これが真っ赤なウソで、本当は藤島泰輔ペンネー厶。

今では考えられないが、昭和の日本では言論出版世界でこういう詐術がまかり通っていたのである

いちばん有名なのは神戸在住ユダヤ人イザヤ・ベンダサン”こと山本七平だろうか?

この二人に共通してるのは、なぜか最終的には日本保守称揚し、当時の左派進歩的知識人を嫌うところ。“そんなのは海外から見れば非常識絵空事”とやるわけである

今も昔も日本人は、“海外から日本はどう見られているか”ということを知りたがり日本人から言われると反発することでも外国人に言われると素直に聞いたりするので、こういう出版興業が成り立ったのであろう。

さすがに今の世の中では、ここまでの嘘はバレるので、“国際機関活躍”だの“海外大学評価されてる”とか言う日本人逆輸入してくる例が多いわけだが。


で、藤島泰輔ジャニーズ事務所とのかかわりだが、もともと歌人高浜虚子の孫娘と結婚していたものが、当時、バー経営していた喜多川擴の姉(通称メリー喜多川SMAP解散に追い込んだ人)と知り合って内縁関係となったらしい。

で、生まれた娘が景子である

一説によれば、創設当時のまだカネもなければ力もないジャニーズ事務所をなにかと援助してきたのは藤島泰輔とその人脈であったとも聞く。

その援助とはいかほどのもので、どのくらいの効果があったのだろう?

昭和時代、“御学友”といえば今以上の権威があったような気もするが。

一部で噂されている“有力政治家ジャニーズ事務所少年がお稚児さんのごとくに提供されていたらしい”という真偽不明な話も、おそらくこのあたりに端を発するのだろうが。




昨今、ジャニーズ事務所に関していろいろ報道されているけれども、このあたりまで掘り下げているのはみた記憶がない。

統一教会を語るには岸信介文鮮明の関わりにまで遡らなければならないがごとく、本当はこのへんまで深掘りしないと“なんであんジャニーズには力があるのか”は分からいかも知れない。

誰かやってくれないかな?

さすがに難しいか

なお藤島泰輔小説『孤獨の人』は、一時期は岩波現代文庫にも入っていたようだが、現在絶版電子版はないようだが、古書ならamazonでも手に入る。岩波現代文庫だと、岩波文庫程ではないだろうが、揃えている図書館もそこそこあろう。

そして、この作品なんと映画化もされている。検索してみたらなんと現在Amazonプライム配信されており、プライム会員なら追加料金ナシ!いい世の中だ。

後で見てみることにする。

2023-05-13

コレハマ・スダサン

日本と違って水が貴重だったので『水に流そう』という慣用句も慣習も感情ヨーロッパには無い、だから地続きなのにわざわざ区切って伝統などと称して過去因習に囚われた文化文明宗教言語固執いつまでも対立し続ける」

あ、イザヤ・ベンダサンは嫌いです(笑)

2022-11-19

ネルー発言デマ創作したのは一人の人物ではないか

インド首相ネルーが「日本が300万人という尊い命を犠牲にして戦ってくれたお陰で、我々は独立できた」との発言はあり得ない

https://nou-yunyun.hatenablog.com/entry/2022/11/19/150000

このエントリに登場する「イザヤペンサン」「イシマエル」「イサク」の3アカウントなんだけど、「イザヤペンサン」が山本七平の筆名であるイザヤ・ベンダサンパロディであることは元記事でも軽く触れられている通りだろうと思われるが、イザヤという名はイザヤ書などで知られる旧約聖書預言者である。イシマエルは旧約聖書に登場するアブラハム長男イシュマエル、イサクもまたアブラハム次男だ。いずれも旧約聖書を由来とするユダヤ人名風の名であることが共通している。

また、いずれのアカウントスクリーンネームTwitter登録時にランダムに割り当てられた文字列から変更していないという点も共通している。

さらに、各アカウント活動時期を見てみると、

イザヤペンサン2018年6月登録、最終RT2019年4月22日ツイート

シマエル:2019年5月登録、最終RT2021年12月22日ツイート

イサク2021年12月登録、現行

となっていて、イザヤペンサン→イシマエル→イサクアカウントを乗り換えているように見える。

アカウント乗り換え自体別に責められることではないし、特にこのデマ拡散するために作った複垢と言うわけでもなく、気分で転生したか、何らかの事情ログインできなくなってアカウントを作り直したなどで説明できる。

記事ではこの3者を別人として扱っている(同一人物であるとする決定的な証拠はないため怪しいと思っていても言わなかったかもしれない)が、イザヤペンサンのあまり拡散しなかった与太話にイサクが肉付けをして語ったというよりは、同じ人物が同じデマを言い続けているだけ、と見た方が自然に思える。当人にとってはもはや持ちネタと化していてデマ創作したという認識すらなく真実だと思い込んでいる可能性もありそうだ。

2020-08-21

ジャンプ署名の発起人に「男の人からこんな声が上がるなんて!」って大喜びしてる層、世が世ならイザヤ・ベンダサンとか有難がってた層だな

2017-05-12

http://anond.hatelabo.jp/20170512073109

日本人にとっての宗教は「生活」そのものだぞ。

イザヤ・ベンダサンの本を読むといい。

昔あった「国民の生活が第一」党は要するに「聖パウロ原理主義党」みたいな感じだ。日本人にとっては。

2013-06-10

http://anond.hatelabo.jp/20130418162617

母:えぇっとねー、イ、イザワなんとかって人!

私:イザヤ・ベンダサン

母:そう!その人!山本七平って言ってたわ。

私:・・・

母:賞もたくさん持ってて、本当にすごかったのよ!

私:ねぇ、何の仕事で稼いでるって言ってた?

母:偽ユダヤ人ビジネスでウン億円ですって!

私:・・・

母:あなたも偽ユダヤ人できるんだから、あの人みたいにやったらいいじゃない!

私:・・・

2009-04-19

http://anond.hatelabo.jp/20090419001951

山本七平にもあれだけこだわっていて、浅見定雄がやったイザヤ・ベンダサン批判に「興味が無い」とはっきり言っているのに、finalventを「山本信者」と言う人がいないことの不思議

2008-11-06

今日の一冊 No.1「こころ夏目漱石

 まあ、ぶっちゃけていうと、finalventには漱石は読めていない。まあ、そういうと失礼なんできちんと書くとぐちゃぐちゃしそうだが。

 そして、私はfinalventに関心が持てない。転向知識人ブロガーという以前、何を言っているのかよくわからない。これは単純に私がアホなだけかもしれない。メディアに全く出てこないので知るわけもないのだが、ハテブキラー知的な文体と社会派ネタ選びなんで、ぐふぇと思うだけ。私は中年男性ブロガーというのは受け付けない。断固害を受け付けるものではないが、でも彼の言っていることはわかる、同意しないし、浅薄だなと思うけど。

 今回のはてブ2は、しかし、なにか奇妙な作り込みがあった。作り手のなかに微妙finalventへのクリティカルな構成意識があった。

 かつて運営していたという全裸ニュースブログを発掘されGigazineと同じくクズニュース拾いのブロガー時代を出しているのだが、たぶんその露出finalvent意図的なものだろうし、はいはいとはてなダイアリーでは定番で流していたのだろうが、微妙に「ま、これは通じないだろうけど」という語りだしのなかで、finalventの幼い、あれねハテブからはたまらない中年厨房キモみたいな記事を写し取っていた。おお、このはてブ批評力はすごいと思った。

 たぶん、finalventという人はこの文体で、ずっと身近な人と繋がってきた人なのだろう。それをブログで見せることもあるのか、私は知らない。そして、この奇妙孤独さとネットへの信頼感への期待の熱情は、引きこもりの人によく見られるものだ。「真性引き篭もりブログ」のような。

 finalventについては仔細は知らないが、ほっておかないタイプ男性で、ありがちな知的で暇で実際には保守的な信者さんがいるのではないかと思う。ちとぐぐったらそんな感じはあたっていそうでもあった。「finalvent先生、素敵な読者様がいて、私なんか」という引きの思いがまた信者のツボでもあるし、そのあたりのプロテクションでうまくブログをこなしてきたのではないか。なんか悪口書いてみるたいだな。

 これも詳しくは知らないが、finalventはてなブックマークとの関係微妙なアンビバレンツがあるのだろうし、このはてブキラー的なネットペルソナもその関係の産物なのではないか。そしてたぶん、ブログ信仰という内面においてもはてブとのアンビバレンツな思いはあるのだろう。

 実はそうした各種のアンビバレンツが、彼にとっての漱石の「こころ」なのではないかと思うが、まあ、ちょっと与太を書きすぎたか。

 「こころ」については、山本七平著ということになっちゃったイザヤ・ベンダサンのこれがもっとも深いと思う、文学論としても。「こころ」との関連は上巻だけでよい。

inspired by

今日の一冊 No.8 「こころ夏目漱石

http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20081105/1225847626

 
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