はてなキーワード: キョードー横浜とは
先日10月19日、両国国技館で行われた「Red Bull Home Ground APAC Qualifier」というeスポーツイベントで、先着順で購入した枡席最前列のチケットを持って会場に行ったら座席が1列丸ごと存在しなかった。その列のチケットを持った者たちは開演ギリギリまで待機させられ、結果枡席最後列の案内となった。スタッフから「列を間違えて発券してしまったので本来はこの席」と説明があった。
その日枡席のチケットは20000円(グッズ付き)もしくは12000円で販売されていたが、枡席後列は学生見切れ席として4000円で販売されており、それより後ろの最後列が本来の席というのはおかしい。代替席としてはダウングレードもいいとこだ。
イベントが半分以上過ぎた開場7時間後、謝罪の紙面と本来の最後列チケットとやらを持ってスタッフがやってきた。紙面を一部抜粋すると「皆様への本件に関するご連絡については、弊社にて関係各所と詳細を調整中でございます。」と書かれている。要するに未定だ、返金すら。調整とやらの結果はメールで来るらしいが、3日経った今も音沙汰は無い。
ちなみに、公式SNSはこの件についてダンマリだ。2日目となる20日の当該チケットを持った者への公式発表も無い。比較的客層が若いこともあって、この件について声を上げる被害者も少ない。少なくとも44枠ぶんの被害者がいたはずなのに。このまま事は大きく取り沙汰されず、なあなあで静かにチケット代のみの返金が行われるのか?
8月にうたプリで似た問題が起きた際のはてブを、私もいつか読んでいた。あの時は野次馬だったが、もう一度読み返すと「運営を攻める役割を背負わされるのしんどい」という文に共感して涙が出そうだった。被害者だけ文句を言え!という言葉はここ数日何度も見た。先着順で最前列を取るほど楽しみにしていたイベントに対し声を上げ、ましてや出るとこ出るなんてエネルギーは……。うたプリで起きた時に関わっていたイベント管理会社にキョードー横浜があるが、今回の件で関わっていたイベント管理会社はキョードー東京だ。もちろん、どの企業や運営に原因があるのかまだ分からないにせよ、いま大きな問題にならなければまた同じ事が起き悲しむ人が出るんじゃないかと思うと、声を上げずにはいられない。
向こうは謝罪と返金以上は出来ないことは分かってる。ただ多くの人に知ってもらうことで、再発防止策を重くとってほしいと願うばかり。
分かる限りの運営側
Red Bull Home Ground 2024 APAC Qualifier 事務局
【追記】
ローソンチケットのメールアドレスで、主催者(事務局)からのお知らせという形で謝罪文が届いた。
メールの内容と文は無断転載禁止と書かれている。ので結果だけ書く(これも書いたらまずいのかもしれない。とことん内側で済ませようとしていると思ってしまう。消えてたら察してくれ)
結果は、チケット購入代金の全額を返金ということになった。グッズ付き枡席はグッズ代8000円を除いた金額を返金。
書き方的に、手数料含むの返金だろう。
正直、交通費(自分は新幹線代往復3万円ほど)とまでは言わないが、待機が発生したことで開演前に物販や数量限定の列に並べなかったり、あの日のイベントは帰ってこないという気持ちを汲んで欲しいと期待していたが…これに関しては納得することにする。
反応してくださった皆さん、ありがとうございました。
全くの余談だが、今回チケットを購入するにあたり席代に加え手数料が先行サービス料2200円+システム利用料880円+電子チケットサービス料440円が加算されている。ので、自分は通常枡席なので計15,520円の返金になるだろう。手数料高いな!
この界隈の端っこに住み着いて十数年。
推しグループの念願の、待ちに待った、本当に念願の単独ライブ。幸運にもチケットを確保できて無事当日を迎えたけれど、いざ入場してみたら、席がなかった。信じられなかった。
未だに感情が渦を巻いていて整理できずにいる。なので備忘録的に当日どんな流れだったのか、どう思ったのかを書き連ねて、自分自身の一区切りにしたい。
でもこれはあくまで私が経験した当日の流れと感情。色んな事情の人がいる。感じ方も自由。どう思うのが正解というのはないと思う。
でもあの日はみんなただ楽しむためだけに行ったはず。なんでこんなことになったんだろう。
過去の一件から絶対に時間に余裕を持って行くことにしているため、当日も開場時間には入口付近にいて、すぐ入場した。滞りなくすぐ入れて、開演までだいぶ時間に余裕があったのでゆっくり列挙するフラスタを鑑賞したりして、徐々に気分を上げていった。それでもまだ時間があったのだけど、一旦座席の確認しに行こうと会場へ向かった。
ロアースタンドとはいえ前方はアリーナからすぐに傾斜が始まるような構造で予想以上にセンステから近かった。そして真正面。最高に見やすい。ステージ全部が見える。座席運が良かったことがこれまであまりなかったこともあり、ここで見れるんだ!と連番でとってくれた友人ととても、すごく、すっっっっっっっごく興奮して喜んだ。
事前にチェックしていた席があると思っていた場所には機材が組まれている。機材席の周りをぐるぐる行ったり来たり。ない。
スタッフさんは確か2人くらい立ってたけれど、「なんで?どこ?なくない?」とか言いながら歩き回ってる私たちに特に声をかけることもなく。
何回見ても見つけられないのでその場にいたスタッフさんに「この席ってどこですか?」と聞く。「あーーー・・・ここですねぇ」と一緒に機材席を見ながら困惑したように返事。そのスタッフさんが別のスタッフさんに聞きに行く。ようやく「そこの階段上がったロビーに集合するようにと聞いてるので行ってもらえますか」と言われる。
その曖昧すぎる誘導はなんだと思いながらも指示に従うしかなく向かう。着いた先にはすでに不安そうな顔をした人たちが10人前後。不穏な空気。何が何だかわからないまま待機し、人がもう少し増えたところで説明するので集まってくださいとキョードー横浜の方から説明が始まる。
「率直に現状をお伝えしますと、配席ミスで機材席にも配席してしまいました。完全にこちらの人的ミスとなります。申し訳ございません。皆さまの席は一つ上の階のミドル席になりますが関係者席にご用意する予定です。なお、チケットは差額返金ではなく全額返金となります。」
とても簡潔に、わかりやすく現状を教えてくれた。
真っ白になった。理解が追い付かない。
理解の早かった方はもう説明の最初の方から泣き出してた。私は説明の終わりのころにようやく言葉を理解し始めて、でも信じられなくて涙で視界が歪んだ。絶望しかなかった。
席がないって、どういうこと?せっかく当選したのに?お金も大事だけどお金の問題じゃない。さっき見た景色は?え?どういうこと?
この時点で16:15くらい。どう見てもスタッフさんたちも混乱していた。率直にと言った通り、あの時点で言えることは本当にあれが全てだったのではないだろうか。その時はありえないと思ってたけど、今回のことは開場して人を入れ始めて発覚したのではないかと思う。
でなきゃ開場もしてるのにそこに立つスタッフさんにすら周知もなく、結果196人も該当者がいたのにあんな狭い入場扉の前にただ集めて待機させるとかない。正確な該当人数の把握もできず、待機場所の確保すらできず、取り急ぎ該当する人たちをどうするかで奔走してたんじゃないかな。該当の私たちも入ってからしかこの事態を知ることができないという最悪の状況だったし。
これはあくまでも私の場合で、もっと後から入場した人は席付近に行ったらスタッフさんが誘導してくれたって人もいたみたいだし、追加情報も都度あったのかもしれない。でも 説明を受けた人は奥へ、まだ聞いてない今来た人は手前へ、とどんどん奥に押しやられて、入場ゲートやフラスタがある騒がしいロビーの一画で、声が全員に聞こえるはずもなく。
私と友人はそれ以降それ以上の追加情報を得ることもなく、その場に立ったまま開演時間近くまで待機となった。拡声器を使い出したのは開演時間30分も切ったくらいからだったように思う。それでも全然聞こえなかったけど。
待機中、該当の人たちは起こっていることを考えると本当に静かに待っていたと思う。すでに起きてしまっていることはどうにもならない。泣いても騒いでも憤ってもどうにもならない。私たちはここで待つことしか出来ない。打ちひしがれてた。
でも、そうとは分かっても全然割り切れないし、納得できないし、めちゃくちゃ腹たつし、今日の為にと思ってたことすべてが無駄にされた気分になるし、なにより悲しくて悔しくて。瞬間的にすごい怒ったり泣き出したり落ち込んだりをそれぞれ繰り返して、最後は感情を押し殺してその場で大人しく待ってたように思う。
みんなこの日のために推し色の服やグッズを装備して、全力全開で楽しみたくて来たんだよ。そもそもこの席ほとんど円盤シリアル先行当選者ばかりでしょう?それなりにみんな円盤積んで抽選勝ち抜いて得られた、このエリアで最良みたいな席でしょう?なんで私たちこんなところで立ちっぱなし待機させられてるの。なんで。何が起きてるの。気持ちが真っ暗だった。
加えて途中から入場者が増えたせいなのか場所が悪かったせいなのか電波が全然入らなくなって、会場内の様子も分からない状態になった。私は友人と一緒だったし、その場にいた方と嘆いたり怒ったりを共有しながら待っていたけれど、放置されたあの時間はとても長く感じた。
最初に状況説明されたとき「それで、入場はいつになりますか」と尋ねた。
「用意でき次第すぐご案内します」と言われた。
確かにその通りだった。つまり、用意できないから全然入場できなかった。
何時頃になるとも知らされないまま17:00。
開演30分前になっても状況は変わらず、本当に席を用意してくれるんだろうか不安になり始める。なぜならその頃には該当者はほぼそこにいて、ざっと見ても100人以上はいた。
「関係者席にって言ってたけど、こんなに関係者席ってあるのかな」「席たりなくない?」「どう配席するんだろ」と声が上がる中、ようやく元々の座席1列目の方からミドルスタンド1、2列目に配席しますと知らされる。会場内の配置がわからないので、この人数が収まる空席が何故最前である1、2列にあるのか、そこが関係者席なのか、と疑問に思った。
そんな疑問を抱えつつも最初の方々の案内がようやく始まってホッとはした。が、なにぶんもう開演まで30分はゆうに切っている。私は該当席の中では後半組。前半の人から前方に来てください方式だったので、少し下がった場所で順番を待つ。全然進まない。というか止まっていた。なんで。時間はどんどん過ぎていく。電波がないから会場内の様子も一向にわからない。
5分前になっても順番は来なくて、過去公演の悪夢がよぎった。泣きそうだった。でもそこで「皆さんの入場が完了するまでは開演しません」と案内を聞いた。当然でしょう。てかもっと早く言えと思ったけど心から安堵した。そうしてようやく順番。手書きの配席チケットと、詫び水を渡される。いらない。
その後も案内が杜撰で、案内通りに進んだら席はそこではなく。誘導もいなかったので自分たちで席を探す。1、2列とは聞いてたけどこんな両サイドとは聞いていない。結局席は入った場所からは逆サイドだった。座っている人たちに怪訝な視線を向けられつつも移動し着席。17:35。
疑問に思っていた、私たちが配席された「関係者席」は「関係者(のキャストが通るために予め空けていた)席」だった。
キャストが上階を練り歩いてくれる演出があって、そのために1、2列は空席にしてて、そこに私たちを充てたんだと公演中にはもう推測できた。と同時に、私たちを配席したことでその階のその演出がなくなったこと、その付近の方々の最高の機会を奪うことになったことにも後から気付かされてとても気分が悪くなった。悲しい想いをしたのは私たちだけじゃなかった。
混乱しないようにとの配慮だったのかもしれないけど、開演時間迫ってから私たちをいれ始めたせいで開演時間が押した。ライビュ上映時間は大丈夫だったのだろうか。
会場に入った瞬間、開演待ちの拍手をみんながしていて目が潤んだ。私たちには拍手も、ドキドキしながら準備する時間もなかった。席に着いて即ライト等を装備。慌ただしくてあまり覚えてないけどそれからすぐに開演したと思う。終わってからリングライトを逆さに付けてたことに気付いた。交換も頑張ったのにね。
私はライブはもう割り切って楽しもうと思った。楽しかった。本当に楽しかった。でも時々眼下に座るはずだった場所が見えた。あそこから見るはずだった。すごく眩しく見えた。
終演後、口をついて出るのは悔しさと恨み辛みで、どうしようもなかった。
みんなと一緒に楽しかったことを興奮しながらすごく話したいのに。念願のライブだったのに。すごくすごく楽しかったのに。心がふたつあるみたいだった。感情が奥底で固まってしまって無感情に近かったのか、そういえばこの時涙は出なかった。
私は二日目の公演にも幸いにも行けて目一杯楽しく過ごせたから、これで一日目のことは上書きできる!とか思ってたんだけど、全然そんな器用にできなくて。二日目の公演後にいろんな人に声かけてもらって、話して、共感してくれて、実感して、ようやくちゃんと泣けた。友人含め声かけてくれた人たち本当にありがとう。
席種グレードが下がったとは言え返金対応もあり、場所も端だけど座席自体は確保してもらえたし、客観的には最低限のことはクリアできたからよかったねと言えるのかもしれない。
元凶ではあるけれど、当日尽力してくださった現場の皆々様もさぞかし大変だったことでしょう。対応は良いものではなかったけど、どうにかしようとしてくれたことは感謝してる。許さないけど。
プレイガイドの人、会場知ってるでしょうにこの位置は機材席では?って思わなかったの?
機材配置決定して、毎回あるのに今回機材開放席の販売は?とか誰も思わなかったの?
なんで誰も気付かなかったんだ?
それに何で公式アナウンスが一切なかったの。何のためのSNSなの。最初のお知らせが一日目終わってからの23:34ってなに。翌日にも該当者はいるのに。
責任がどことか経緯とか詳細は後にしてでも、真っ先に周知するべきでしょう。周知もなく、入場時に止められるでもなく、現場着いて席がないって分かるのどれだけショックか分かりますか。
ジャンルの都合上、毎年公演があるわけでもなく、あるのが当然とも思ってもいなく。
沼って十数年、私にとっては去年の仙台とセットと考えて「単独ライブ」は初めてだった。次を信じてはいるけれども、今回が最後かもしれない。次はないかもしれない。あってもチケットが取れないかもしれない。キャストも自分も体調を崩すかもしれない。だから行けるなら絶対行きたくて。一回一回がとても大事で。そんな公演の一つだったことを運営には再認識してもらいたい。
何故こんなことが起きたのか今一度原因を詳細に検証し、二度と起こらないようにしてください。もうそれだけ。
気持ちを吐露することの方が強くなってしまった気がするけど、自覚している以上に心に深く突き刺さっていて精神的にもまだ参っているようなので、ここに吐き出すことを区切りにして、ちょっと一息吐こうと思う。TLの楽しくてキラキラのレポートを読んで笑顔で過ごすよ。でももうしばらくは涙腺が緩いのは許してね。
ライブ最高でした。7人そろって最高の景色を見せてくれてありがとうございました。私は一緒に歳を重ねて笑い合って過ごせることだけで本当に幸せです。ずっとずっと、帰る場所、です。こんな者もおります。ゆるくていいから、何十年たった後もみんなで歌いたいです。また絶対会いましょう。
おつかれさまでした。
https://anond.hatelabo.jp/20240827133418が消えていたのでアーカイブしました。備忘録とは。