2013年09月08日の日記

2013-09-08

20XX年、人類は、世界の全てのコンピュータを征服した人工知能ハルに支配されていた。

しか人工知能ハルを倒し、再び自由を人類の元に取り戻すため、戦う地下組織レジスタンス存在した。

レジスタンスリーダーであるジャックは、人工知能ハル暴走した原因を突き止めようと、彼の仲間のウーとケイシーと共に、ハル最初に作り上げた研究者オカザキの元を訪れていた。

「では、暴走の原因はあなたにもわからないのですね?」

「その通りだ、ジャック君。ハルの発案は確かに私だが、出資者は当時の日本政府で、開発はN社で行われた。最初の10年はハルに問題は起こらなかった。だからこそ、画期的人工知能による統治システムは全世界に浸透した。それがどうしてあんなことになってしまったのか。どうしても私には信じられないのだ。」

「N社の開発責任者に会うことはできますか?」

「みんなクビを切られたと聞いたよ。N社は未だ健在だがね。ハル暴走して起こった恐慌の時に、多くのエンジニアが職を失ったのだ。」

ジャックは裏のルートを使い、当時のN社の内情を知っている人物に会うことができた。彼はN社の子会社の閑職で定年までの残りの数年を消化するのみだという。

「もうあの当時のことは思い出したくもない。本気で身の危険を感じたんだ。」

彼は、決してジャックの目を見ようとせず、目の前のコーヒーを見ながらボソボソとそう口を開いた。

「それは暴走する直前のハルの改修のプロジェクトの話ですね。詳しい話を教えていただけますか?」

「俺だって詳しいことなんか何も知らない。俺も出向でたまたまN社に居ただけだ。プロジェクトの全てを把握していた人間なんて誰もいなかったんじゃないかな。あれは確かそう、ハルにU国のシステム統合しようとしたプロジェクトだった。あれが成功していれば世界の垣根は無くなったはずだった。」

「確かに世界の垣根は無くなりました。ただしハルの絶対支配という形によって。当時の詳細な設計書はまだN社に残っていますか?」

「残っていないと聞いている。開発責任者解雇の腹いせにすべて捨ててしまった、と。だがしかし、あのプロジェクトの開発の孫請けを行ったT社にはまだ残っているかもしれない。」

「T社?」

「ああ、N社で直接開発を行うことはない。あのプロジェクトも数社に分けて開発を委託していた。あのプロジェクトの直後にほとんどの会社が潰れてしまったがね。T社だけはまだ残っていると聞いた。」

ケイシーは眉をひそめてつぶやいた。

「初めて聞いたわ。」

「とにかくT社に行ってみよう。」

ジャックはT社の所在地を訪ねたが、既にそこにT社は存在していなかった。先月、T社もついに倒産してしまったのだという。だが運のいいことにT社の当時の開発者だったと名乗る男、タナカに会うことができた。タナカ下町工場日雇いライン工をしていた。

ハルプロジェクトのことを憶えていますか?」

「ああ、憶えているとも。あれは酷い案件だった。設計も酷けりゃ、納期も、発注額も最低だった。だから、俺らも開発にはオフショアを使った。それしか利益を出せる方法が無かったんだ。」

「なぜそのプロジェクトの直後にハル暴走したのだと思いますか?」

「俺らは言われた通りのものを作ったにすぎん。俺らは何も知らない。責任を問われるは、おかど違いだ。もう帰ってくれ。当時のことなんか思い出したくない。終わらない開発。連日の徹夜。飛び交う怒号。鳴り止まない元請けから電話・・・」

タナカの目は泳ぎ、焦点が定まらない。明らかに動揺がうかがえた。

ウーが耐えきれずタナカの胸ぐらにつかみかかる。

「わかっているのか!? ハルにどれだけの人間人生が狂わされたのか! お前に責任は無くとも、ハル暴走を止める義務はある!」

おい、やめるんだ! ウー!」

ジャックが止めに入ったが、タナカは声にならない声を上げ、その場に倒れこんだ。

「誰か、救急車警察!」

タナカは痙攣を起こしていた。工場は騒然となった。

ジャック、ウー、いったんここを離れましょう。」

手術込みで半月ほど入院する。

医療ミスくらいしか命に関わる危険はないが、後遺症が残ることは確定している。

今と同じように物が食べられなくなるらしいので最後うまいもの食べておこうと思ったが特に思いつかない。

幾つか名前は浮かんだが、最後と思うとどれも違う気がして結局選べなかった。

昔飲みの席で「人生最期にしたい事」という話題になった時に親しい人と過ごすと言った先輩がいたが、

自分の状態を話して暗い気持ちにさせたくないし、何より無理やりひねり出した慰めの言葉をかけられるのに自分が耐えられないと思う。

両親は自分以上に落胆しているため、実家に帰る気にもなれない。

結婚はしてないし、恋人もいない。

これまで特に必要だと思っていなかったが、今回はじめて後悔している。

このままだと人生最期にもまた同じ状況になるんだろうな、と。

本当の友達がいないだけだと思われそうだが、実際こんな状況になると誰にも話せないし話したくない。

年齢的に結婚を考えないととぼんやり思っていたが、ただでさえ大人になってから恋愛は難しいと言われているのに、

生活に支障が出るような病気持ちではいくら治療済みであっても、すでに詰んでるとしか思えない。

お前は寂しい人間なんだと突きつけられた感じだ。

http://anond.hatelabo.jp/20130908134534

そういえばうちの地域はもう何十年も事件起きてないな

http://anond.hatelabo.jp/20130908134342

管さん、あなた、その昔安保デモの時、逮捕されない前列4番目を死守していたっーのはホントかい

http://anond.hatelabo.jp/20130907164409

「もし背が低かったらすぐ消えてた&そもそも芸能界にすら入れなかった」有名人は腐るほどいるからな。

高身長=得、低身長=損」これだけは揺るがない。

http://anond.hatelabo.jp/20130609173627

遺伝子淘汰って一万年ぐらい期間かけても起きるかどうかぐらい長期スパンから

http://anond.hatelabo.jp/20130908133125

つけ火して 反応楽しむ 田舎者    はてお

からワインビール宴会してたらもう昼か!

とりあえず

東京オリンピックをめぐる悲喜こもごもな反応を

摘みにニヤニヤしながら飲んでる

反応はやっぱりはてなよりツイッターのほうが面白い

圧倒的精神的余裕!! 五輪にかけてよかった!!

http://anond.hatelabo.jp/20130908130454

東京に出てきた組だけど、地元に戻ろうにも仕事ないんだよね。

たまに見かける地元ニュース

36歳無職強制わいせつとか

24無職ひったくりとか

43歳無職窃盗とか

うそなんばっか。

東京でそこそこの給料もらってると帰る気が失せる。

妹は地元で粘ってるけど、ハロワに通って早2年。

貧乏が悪いんや。

http://anond.hatelabo.jp/20130908133336

実際に五輪関係雑誌撤去の話は出てなかったっけ

あれは内容よりゾーニングの問題とも言えるけど、全く無関係ということもないだろう

数日増田をやった程度で分かった気になってる奴が続出してるが

増田10年近くになる俺からすると考察が浅すぎて見てらんないんだよね

http://anond.hatelabo.jp/20130908124512

表現規制って五輪関係なくやられるもんだろうから

五輪の是非と絡めるのが現実的な懸念とは思えん

はてなーって何でも表現規制と絡めるよな

憎しみ合いはやめよう。

キミたち同じはてな村人じゃないか














(欠伸)

所詮とか素敵とか、形容詞はお好みで。

Twitter炎上→わかる

店舗閉鎖→は?

いくら考えてもわかんね。

都心駅前の超儲かってる店舗でも、同じ処置とったか

「かこつけて」潰したとしか思えん。

だってエリアマネージャーなんて、インテリヤクザみたいな人間しか見たこと無いもん。

http://anond.hatelabo.jp/20130908132355

そりゃ法治国家である限り無理だろな

つか、知らん間に家族が消えたりしたら俺なら耐えられん

http://anond.hatelabo.jp/20130908131953

何を人の死と定義するかっていまだに研究中だから

それだと古くなった細胞や壊死した部分も塵になっちまう

髪の毛も抜けた瞬間に塵になって部屋が汚れそうだ

死んだら死体が塵になる

特撮系やアニメでよくある表現なんだけど、あれってすごい便利だよね

だって人が死んだ時に残される死体は重いし、ほっとくと腐るし、墓を用意しないといけないし、その他いろいろ面倒くさい

現実でも塵になって全部風に流されて無くなってしまえばそんなこと心配する必要もない

きっと悲しさも倍増するんじゃないか

http://anond.hatelabo.jp/20130908125538

そうするとなると規制東京だけに適応されるのか、それとも全国的ものなのか、

東京規制されると他の自治体もそれに倣わないか、という問題だな

もしネットにも波及したらその時点で終了確定なんでそこは祈るしかない

小さな気遣いが欲しい

先日の話だけど、友人B宅へ友人Aと遊びに行くことになった。
私がA宅に行ってから車で一緒に行くという流れ。

A宅は最寄りの駅から離れているので、私は車でA宅に行く。(Aが「うちに来てから一緒に行こう」と言った)
私は行く前に「車で行ってもいい?」と連絡。Aは「いいよ」と返事をした。
何故わざわざ聞いたかというと、A宅の駐車場に私の車を置くためだ。Aもその認識。

私の車でB宅に行ってもいいのだけど、Aには1歳の子がいてチャイルドシートに乗せるためAの車で行く。
Aが私の車にチャイルドシートを乗せかえるのは面倒なので。
(乗せかえるなら、もちろん手伝います)

待ち合わせ時間より少し前にAのマンションに到着。Aを呼び出す。
最近マンション駐車場にもゲートがあって入れないので、そのゲート付近で待っていた。
それから20分後にAが車に乗って登場した。

前に一回私が車で来たときは、歩いてきて一緒にAの車のとこまで行ったので「あれ?」と思った。
そしたらAが「そこのコンビニ行こう」と。私「え?」

Aのマンションの近くに駐車場があるコンビニがあるんです。
車2台でコンビニまで行く。買い物する。B宅へ出発。

ちょっと待って?私の車は??
A「コンビニに停めといてくれない?」
私「は?」

一応年上のAにあまり強く言えないのと、これから一緒に遊びに行くのに
険悪になりたくないので渋々車をコンビニに置いてB宅に向かった。

マンションのゲートからAの車まで少し歩かなければいけない(Aの玄関からは近い)のを嫌ったのと
少し時間が遅れていたのもあって、そのまま車で来たと思う。

コンビニで商品を買ったけれど、そのまま半日近くも駐車しておくというのはすごく嫌だった。
お店に申し訳ない。
もしかしたら停められない、停めにくい車もあったかもしれない。
駐禁切られても仕方ないなとも思った。大丈夫だったけど。

これって普通のこと?
私が逆の立場だったら絶対にこんなことはしない。

もう二度と車で行かない。

http://anond.hatelabo.jp/20130907010414

お前の劣等感承認欲求を満たすために堺雅人俳優やってるわけじゃありませんので

このオタク完全に自分に跳ね返ってるのによく恥も外聞もなくこんなこと書けるよなあ。

古参ぶって上から目線でご苦労様としか

http://anond.hatelabo.jp/20130908024517

単刀直入に言って虐待。尚、釣りかどうか不明。

本当なら「毒になる親」「不幸にする親」みたいな本が役に立つと思う。

尚、縁を切るにせよ切らないにせよ道程はいずれにせよ険しい。縁を切ったから簡単に道が開けるものでもない。

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