はてなキーワード: マッドマックスとは
今、俺が求めているのは、
具体的言うと、Bluetoothワイヤレスヘッドセットが常備されている映画館ができて欲しい。
90分、ひとりでニヤニヤ笑って
だから誰も観に行かない。
ホラー映画なんて、友達とワイワイ騒ぎながら観るもんなんだよ。
人、死んだーッ! って。
首、飛んだーッ! って。
「ファイナル・デスティネーション」観て、
助かった、と思ったらあっさり死んだーッ! って。
「ソウ・ファイナル」観て、
そこ夢かよッ! って。
「ホステル」観て、
三池崇史出てきたッ! って。
「キャビン」観て、
ボタン押せーッ! って。
「死霊館」観て、
そう言いながら観るのが楽しい。
たぶん、あんなにシリーズ続いてない。
「呪いのビデオ」シリーズは、高校生が夜中、友達の家に集まって、
いやフェイクだ、
と言いながら観るのが「呪いのビデオ」シリーズの最もポピュラーな楽しみ方であって、
一人で「よくできてるなあ」ってニヤニヤしながら観るのは極一部の好事家でしかない。
海外で当たったホラー映画やコメディ映画が、日本ではさっぱり当たらない。
それどころか、1億ドル売り上げた作品が平気でビデオスルーされる。
そりゃそうだよ。
社会人になって、
ほんのたまにしか会えない友人と、
そりゃあ、映画観に行かないよ。
おでん屋行くよ。
たぶん「コワすぎ!」シリーズだけだと思う。
たとえば、映画を観ながら友達と、小さな声で会話をすることが許されるなら、
マッドマックスの新作を観ながら、
こんな風に上司ぶっ殺してやりたい、って、
やべえ、すげえ、超楽しい、って、
喋りながら観れたら。
ドンドコドンドンドンドコドンドンドンドコドンドンドンドコドンドンドンドコドンドン
ドンドコドンドンドンドコドンドンドンドコドンドンドンドコドンドンドンドコドンドン
ドンドコドンドンドンドコドンドンドコドコドコドンドンドンドンドコドンドンドンドコ
シュッ パクッ
ぶおおんん
ドカーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
パパ~
( ゚д゚)ハッ! ジュー!
ガシャン ドッ ブラーン ガキーン!!! ジャボン!!!!!
イモータンジョーイモータンジョーイモータンジョーイモータンジョーイモータンジョーイモータンジョーイモータンジョー!!!!!
どばああああああああああ
ひゃあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!
スプレンディーーーーーッド!!!!!
出陣だああああーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ハンドルをもてええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!
ドンドコドンドンドンドコドンドンドンドコドンドンドンドコドンドンドンドコドンドン
ドンドコドンドンドンドコドンドンドンドコドンドンドンドコドンドンドンドコドンドン
ドンドコドンドンドンドコドンドンドコドコドコドンドンドンドンドコドンドンドンドコ
ぢゅいーーーーーーーーーーーーん ぶぉん
ごうんごうん ぐるぐるぐるぐるぐる どかーん どかーん どかーん!!!!
( ゚д゚)ハッ!
http://b.hatena.ne.jp/entry/www.kotaku.jp/2015/02/25-sf-movies-everyone-should-watch.html
良い子のみんな! SF映画を語るにあたって一番信用できない人間は「『ガタカ』はすばらしい」と抜かす輩だぞ! 本質的には『プラン9・フロム・アウター・スペース』をススめてくるやつと変わらないぞ!
ほのぼのファミリー映画『シャイニング』でおなじみの巨匠がどたばたスペース・オペラに挑戦! 宇宙シーンは、現在のSFXゴテゴテ作品とは違い、完全ミニチュアによる特撮で、とってもあたたかみを感じられるぞ!
純愛SF映画の金字塔! 時間の流れが非常にゆるやかな作品だから、ついちょっとウトウトしてしまったとしても作品把握に影響はないぞ!
オーストラリアには『マッドマックス』があるかもしれない、だが、日本には『狂い咲きサンダーロード』がある! 青春SFバイク映画の金字塔だ! 小林稔侍の薔薇も見られるぞ!
タイムパラドックス? 親殺しのパラドックス? 気にするな! 時間ループもの本質はロマンスの純化にあるのであり、わけのわからない制約を設定して観客を混乱させることではない! ルール無用! 愛 is 最強! 『ラブ・アクチュアリー』の監督がてがける時間SFロマンスの新しい金字塔だ!
とってもキュートな異世界(惑星)観光SF! 崩壊前夜のソ連はランドスケープそのものがSFだったんだ! という彼我の圧倒的な差をおもい知らされるぞ!
SF映画はウィンプどもが理屈ばっかり並べる作品ばっかりで疲れるよ〜もっと筋肉が見たいよ〜と嘆くマッチョなあなたにオススメ! 主演はあのブルース・ウィリス! 肉体ひとつで因果律をぶち壊すぞ! ブラピも出てくるし超大作っぽいルックスだ!
卑劣で醜悪な異星人たちから地球を防衛すべく、戦場に赴く若者たちのアツい生き様と友情を描いた戦争SF映画の大傑作だ! 原作者ロバート・A・ハインラインのメッセージをかぎりなく忠実に脚色してるぞ! 『バトル・フィールド・アース』となんとなく間違えやすいタイトルなので要注意だ!
原作者のJGバラードは辞書をひけば「SF作家」と記されている人なので、彼が書いたものを映画化した本作も当然SFだ! オトナの恋愛SF映画の最高峰だぞ!
ガジェットや舞台だけがSFではない! 世にはスペキュレイティブ・フィクション(思弁SF)と呼ばれるジャンルもある! カウフマンの『脳内ニューヨーク』はメタフィクションが大好きなオトナたちにオススメの最強のメタメタ映画だ! 「いくら複雑って言ってもクリストファー・ノーランなんてなんだかんだで一回観ただけでわかるじゃん」とつねづね同僚に愚痴って迷惑顔をされている人も何回でも楽しめるぞ!
まさか、続編であんな風になるとは……
つかむしろ、2から入った僕は「マッドマックス」をポカンとして見ていた。
・
そんなことはどうでもよくて、マッドマックスを思い出す時、最初に浮かぶシーンがある。
具体的に言えば冒頭部だ。
画面が切り替わり、暴走車が突っ走って来る。
ドライバーはナイトライダーと自称する小汚い男で、助手席に乗せた姉ちゃんと共に喚きながら暴走を続ける。ラリっているのだろう。
・
そんな感じだったと思う。映画見たのはずっと昔なので細部は違うかも知らんけど。
そこまで行くと、ああ、子供がはねられるんだ……と予想してしまう。
ところがそうは行かない。
え、と思った。
・
ちなみに、ラストの手錠と鋸わたして大爆発も、格好良かったとは思っていたが、アレはロールシャッハオマージュだった事を知ったのはずっと後になってからだった。
余華という中国の作家の、初期の短編で『十八歳出門遠行』という作品がある。十八歳の少年が旅の途中で出会った出来事を描いた短い話だが、そのなかに、道ばたにリンゴを積んだ車を止めていたら、付近の村人たちが無言でやってきて、いきなり何もかも奪っていってしまう、というシーンがある。たまたま今日その話をしていたら、話していた相手が、私もちょっと似た経験をしました、と言う。
どういうことか聞くと、
・もう10年以上前のことだが、大陸でバスに乗って移動していたら、急にそのバスが止まった。
・ふと前を見ると、バスの前に人が立ち並んで道を遮断している。そのうちに付近からも大勢人が出て来て、バスを取り囲んでしまった。
・話を聞くと、ひき逃げがあった、という。
・つまりこのバスのしばらく前を走っていた車が、人を跳ね、そのまま走り去ってしまった。
・だからおまえらが金を払え、という。
理解できなかったので、聞くと、どうも、車に乗ってる人間=おれたちとは違う側の人間=引き逃げした連中と仲間!ということらしい。よく大陸では、農村部と都会では、まったく違う二つの国なのだと言われるが、そこまでマッドマックスな世界観になっているとは僕も知らなかった。いい田舎ホラーが撮れそうだ。
結局どうしたかというと、一人海外から来た金持ちの華僑がバスにいて、その人がお金を払ってどいてもらったんだそうな。
いやー、なんつうか、そりゃお金大事だよね。そりゃ稼ごうと思うよ。
ついこの前、上海から来た人と話してたのだけど、日本の田舎に遊びに行ってすごくびっくりした、という。設備が整ってて、都会とまったく同じレベルで生活できるじゃないか、と。そんなことないでしょう、と僕。映画館も本屋もないし。いやいや、インフラが整備されてて宿に泊まればエアコンがあってってことを言ってるの。言っとくけど私は中国国内で田舎旅行なんか絶対しないよ。
まあ、上海人(基本的に田舎がきらい)のいうことだし、そんなものなのかなーと思って聞いてたのだけど、今日聞いた話で説得力が倍増しになったよ。まあ、10年以上前のこととはいえ。