はてなキーワード: 回線利用とは
「Home Energy Management System」の略で家の中のエネルギーを見える化してくれる機械です。
家を建てるときや比較的大規模なリフォームを行うときに「施主の意思」で入れることができる機器です。
なので必須の機器ではなく施主にとっての家を建てる際の贅沢品みたいな機器なんです。
で、そのHEMSなんですが大手ハウスメーカーはオプションで扱っていて頼めば普通に入れられます。
自分自身も大手ハウスメーカーA社で家を立てた際に導入しました。
でですよ。先日太陽光周りでトラブルがあってハウスメーカーに問い合わせたんです。
そしたらですよ。
うちの工事担当者から「我が家の太陽光発電状況」がデータとして提示されたんですよ。
そしてそのデータをもとにトラブルの件について話をしてくるわけです。
いや、ちょっとまってくれよと。なんでお前うちの発電状況データ持っているわけ?と。
そしたら工事担当者が「HEMSから弊社にアップロードされていますので」とか言うわけですよ。
A社で家を立てHEMSを導入した。だからHEMSからのデータはA社にアップロードされる。
この文章だけみて違和感を感じない人もいるかも知れないが、「HEMSは自分のために入れた機器」と考えたら、データがなんの了解もなくハウスメーカーに吸い上げられているということの異常性は少しは感じてもらえるかと思います。
流石におかしいだろと思い、もしかしたら家を建てるときにデータ提供に同意したのかな?と工事担当者に「データ提供同意ってとってましたっけ?」と聞いてみたら「最近は同意とっているみたいですが・・・」とか言うわけです。
「とっているみたい」ってなんやねんと。
「じゃあ自分は家を立てた当時にデータ提供同意の同意書があり、それに同意したのか?と、もし同意書にサインしていたとしてもデータ提供するために必要な回線提供までは絶対に同意しないと思うのだけど」と聞いてみたんです。
そしたら回答は「データ提供同意してない」とのこと(すなわち自分がHEMSは導入時はデータ提供同意書がなかった?ていうか今も多分そんなものは存在してない)。
そしてデータを拾い上げるための回線については、「HEMSにSIM等が刺さってない以上お客様のネットワーク契約に依存するしかないです。」という回答。
という事は「顧客が自分のために引いているネット回線を利用してデータを吸い上げる」というわけであり、その顧客ネット回線利用についてもユーザーには一切知らせていない(以前にHEMSがデータを投げていることすら知らせていないのだけど)状態で、こっそり使っていると。
さらにおまけの回答として「HEMSネットワーク網とインターネット網を分けることでデータ提供できないようにするために分ける方法もありますよ」とか言ってくれやがったりするわけです。
この回答時点で「HEMS側でA社へデータ送信する機能をOFFにできない」というのと「A社のHEMSを設置する=同意はどうであれデータはA社に吸い上げられる」が確定しているわけです。
HEMSで得られるデータはハウスメーカーからしたら喉から手が出るほど欲しいデータかと思います。
この土地に、この間取りで、この家族構成で、この機器構成で住んだ場合、自社の家の性能が数字としてわかり、次の顧客へ繋げるための超重要なビックデータとなるわけですから。
この手に入れたデータを使ってより性能の高い家を作ることもできるでしょう。
だけどそのデータをユーザーの負担100%のもとに何も言わず手に入れていくことはとても許せないし企業として絶対にやってはいけないことだと思うわけです。
むしろデータを手に入れるためにHEMS導入費用をハウスメーカー側で負担するとか、HEMSデータを定期的に買い取るとかぐらいするのが当たり前だと思うわけです。
たとえば水道と繋げて監視すれば水の利用の見えるかが行えるわけですが、データを解析すれば水の流れからトイレに行った時間までわかってしまうわけです。さらには水量から大か小かもわかるかと思います。
多くのHEMSでの標準仕様で監視する対象となっている電気の使用状況から読み取れることとして、○○の部屋の人は毎日X時まで起きているだろうとかもわかりますし、○○日は何時頃全員寝たとかも多分わかります。
A社でHEMSを利用している人たちがHEMSで監視できる機器を増やせば増やすほどA社は得をしている状況なわけです。
監視する機器を増やすためには専用のアダプタを付けたりと費用がかさみます。ですがA社は一銭も払うことなくユーザーの動きに応じて新しいデータを手に入れられるわけです。
大手ハウスメーカーは同じようにデータを吸い上げているのかなと思い別の大手ハウスメーカーT社に勤める友人に聞いてみたところ
「HEMSのデータを勝手に吸い出すことはないし、そんなことやったら大問題だ」との回答。
もしかしたらこの文章をA社の社員が読むかもしれないなと思うものの、うちのことじゃねーなとスルーするような気もします。
というのも支店レベル・営業所レベル・営業エリアレベルで結構ルールが曖昧だったりして、問題を起こしているのが会社レベルではない可能性もあるからです。
でもまぁハウスメーカーの回答から読み取るに会社レベルの問題かなという気もしてますが。
スマホのアプリも真っ青なレベルの個人情報をこっそりとっていく。風呂に入った時間もウンコした時間もとっていく。
自分で金を払って家に置いた機器がハウスメーカーのトロイの木馬かと思うと腹が立ってしょうがない。
A社がどこか気になるって?
○○ペイのデメリット
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190430-00560829-shincho-bus_all
d払いはドコモユーザが登録するときのみSPモード接続が必要で
全国2000万のFOMA回線利用者は指を咥えて見ているしかない
また、d払い(バーコード決済)におけるセキュリティ向上のため、ドコモのケータイ回線をお持ちの方がd払いアプリの利用許諾(アプリの初期設定およびお支払い方法の変更)をする場合、ドコモネットワーク(3G/LTE)接続でのログインが必須となります。(2/4)— ドコモ公式サポート (@docomo_cs) 2019年1月25日
AmazonもgoogleもSNSもとても便利で、もう10年20年前の暮らしには戻れない。
でもこの数年間、ていうか振り返ると10年以上になるかと思うが、
国内のインターネットには落胆しかない。マネタイズと言い始めたころから広告屋が跋扈するようになり、
郵便箱を見ても大事な人からの恋文や手紙は来ず、請求書かどうでもいい広告で溢れてる。
電子メールのフォルダも大事な人からの恋文や手紙は来ず、請求書かスパムで溢れてる。
「LINE乗っとられた~再登録よろしくです!」っていうメールが1日に20通も来る。もちろんyahoo.co.jpを拒否すれば減るのだがとても面倒だ。
キラキラした可能性、集合知、創発、そんなものは全部広告に埋もれた。
「日本のインターネット企業」の大手がやっていることはカードガチャとか絵師使い捨てのエロゲとかパクリ記事で集客とか。
夢もモラルも希望もわくわくもないことばっかりで、そんなところが有名優良企業でござい、とか。
回線利用料とハードディスク価格が下がった結果キュレーションとか名ばかりの大量のゴミ広告集積サイトとか。
はてなは数少ない希望だったんだよね。でもホッテントリも組織的な広告に埋もれるようになったよね。
この現状には虚無感しかない。