はてなキーワード: 前置胎盤とは
妊娠後期。見た目にも腹が出て腰が反りケツが痛み肉がついて妊婦らしい見た目になってきた。
妊婦検診も2週に1回になり、分娩予定の病院に戻るための予約も取り、より一層職場に迷惑をかけている。ほんと毎日すみません。
というか夫についていった。
で、散々お世話になったA先生(50-60代女性)にお会いした。
せっかくなので夫と私とその先生とたまたま居合わせたB先生(新婚20代女性)とで10分ほど立ち話した。
「自分の経験や人から聞いた話を元に妊婦にトンデモ診断を下してしまう人」のことで、私が勝手につけた呼称だ。
A先生、まず私の腹を断りなく触り(人によると思うが私はこの行為が嫌い。せめて一言声かけろ)、質問攻めスタート。
私「女の子です」
私と夫「ん?」
夫「えっ?なんでですか?」
?????
A先生によると
……だそうで。
電磁波云々って、私が子供の頃に「電子レンジの近くにいると体に悪いからやめろ」と祖父に言われた以来ですけど。
夫は黙ってたので、どう思ったかは知らない。
→女の体に女の胎児だと成分が同じだからケンカするらしい。つわりが軽いなら男の子
「産む直前に好物が食べられなくなる」
→A先生の好物は焼肉だそうだが臨月にはほとんど食べられなかったそうだ
等々。
つわり云々に関しては私はそれほどひどくなく
短期間で落ちついたし
さっぱり共感できず、10分ほどのトーク中ずっと一歩引いて聞いていた。
そして最後に、B先生に「30歳になる前に妊娠しな!仕事のことなんて気にしなくていいのよ!」とよく分からんエールを送り、去っていった。
まあA先生まではいかないにしろ、『なんちゃって産科医』状態にはかなりの先輩ママさんが陥っていると思う。
妊娠の報告をしてからは、体調を気遣ってくれる人ばかりで本当に助かっている。
ただ1点、こちらが困ってもいないのに、謎アドバイスと自分語りしてくることを除けば。
「男の子の親っぽい」という理由から、まだ性別がわからないのに男の子だよ!と毎日顔を合わせるたびに言ってくる人、
「女の子を妊娠すると顔が優しくなる。男の子だときつくなる」という理由から、やっぱり女の子だね~と言ってくる人
(散々男って言ってたじゃん)、
体調の心配をしてくれたかと思いきや、うちの娘のときは吐くものもなくなるくらい吐いてさ〜と延々話してくる人、
「平日昼に帝王切開で産めば一番安上り」とご親切に教えてくれた上司、
あと、本当に多い、腹が出てると男の子で横に広がると女の子って言う人(骨盤の大きさの問題だっちゅうねん)。
初産婦である私のことを心配して声をかけてくれているということは分かってる。
ほんとありがたいけど、皆さまが信じていらっしゃる性別の判別法とか、医学が発達してなくて産むまで分からなかった時代の話。都市伝説ですよ。
5か月くらいまでは本気にしてたものもあったけど、もういちいち聞いてられない。
腹が出てるけど女の子だし、食べたいもの好きに食べてるけど体重も血圧も問題なし。胎児も順調に育ってると、主治医からお墨付きを頂いてますので。
この間子どもを産んだよ。
でも、なんか突然破水して救急車で総合病院に運ばれて出産する羽目になっちゃったよ。
早産だからって子どもはNICUに入ったよ。新生児集中治療室って言うんだって。
なんでだろうね。産む3日前の妊婦健診では「順調ですね」なんて言われたっつーのにね。
なんて思いつつも、なぜこうなった!?って思ったよね。
同時期に子どもを産んだお母さんたちが集められたよ。
そこで助産師さんが
なんて言い出して、おいおい私救急車で早産でーす、なんて恥ずかしくて
言いたくないわとか思ったよ。
でも話し出したら、その場にいた全員トラブル抱えた出産だったわ。
前置胎盤で帝王切開、切迫流早産で5ヶ月以上管理入院、五十路間近での出産。
逆に元気に何事もなく産む人のほうが少ないんだねきっと。
っつーか、何事もなく普通に産めると思っていた自分は思い上がりも
何を持って十月十日お腹の中で育てて、ひっひっふーで安産で埋めると思っていたのかと。
とりあえず子どもの命があってよかった。
早く家に連れて帰りたい。
大変だなあと思いつつ、この春に生まれる我が子について思いを馳せる。
うちの子は妊娠後期になるこれまで大変順調に育ってくれた。平均より大きく、市の両親学級に出席する度に自慢したもんだ。
しかし、今年の年明けに入ってから妊娠の状態に問題があると発覚して、入退院を繰り返すことになった。
安定期に入ったのにどうも出血が続くので、気になって医者に強く相談した。妊娠中期は子宮の成長による強烈な張りやらで出血はよくあるらしい。
しかし突然の大量出血、しかも真っ赤な鮮血。気になって掛かり付けの医者に相談したら即入院となった。
原因ははっきりとわからない、わからないけどできることは観察するしかないので張り止めの点滴ブっこめば落ち着くかもしれない。まあ、◯◯週目を超えれば大抵大丈夫ですよっと。
そんな楽観的な診察を受けつつ入退院を繰り返し、どうもおかしいと検査をしたら部分前置胎盤(秋篠宮妃殿下の件で世間的に認知されたと思う)が発覚。
まれにある症状の中でさらに約0.03%の確率で起こるらしい。どうせなら宝くじに当たってくれよ。
(感情的には非難したいけど、良くも悪くも確実でないことを医者が言うわけにはいかないのは理解している)
前置胎盤についてネットで調べると、帝王切開やら大量出血による死亡ケースやら不安になってしまうキーワードばかりだ。
主治医はというと、経過観察と万が一の生存率を上げることはできるけど、根本の理想的解決については保証できない。陣痛が始まってしまったらどうにもならないからな、と割り切った対応をする人だった。それはある意味我々を少し冷静にさせてくれたので合理的でもあった。
死にはしないと言われても、私にとっては足元が崩れ落ちそうなくらいの不安と向き合うこととなった。
それからは二人で泣きながらできることをやろう、頑張ろうねと励まし合いながら入院生活を過ごした。
二ヶ月間、妻の居ない家を彼女が居るつもりで、アレはやっとくべきだろう、彼女だったらアレを放置ししないだろう、彼女が考える私の落ち度はこうだからここを意識すべきだろう。あくまで妻がいる筈の日常を維持するために考えた。
あそことあそこは週に1回メンテナンスする、排水口やら赤カビが湧くあそこはこまめに掃除する。正直わかんねーよ、俺、眼が悪いから赤カビなんて見えんし。ベビーカーは◯◯さんから借りよう、だっこ紐はあれが最適解だな、消耗品は相性があるからアテはつけつつ様子見だな、学資保険はこのパターンだな。
妻に任せっきりだった事は必然的に自分が解決しなければならない。方針を提案できる余力があるのは自分の方なのだ。双方納得できたタスクは処理して、妻がベターな状態で出産前後も望めるように務めた。
妻とは共働きで同じ職場なので、妻の部署にも介入した。
ここまで貯めてきた信頼の貯金を使い果たしてでも、仕事はちゃんとやるから自由な勤務時間を許してくれと頼んだ。
元よりそのつもりだと許してくれた。その時は必死だったけど、今思えばなんとも有りがたい話だ。職場の理解は俺の余力に大きく影響したと思う。
それもこれも、子供の方は我知らずと順調に育っていることが救いだった。カーチャンは大変なのになんて脳天気な子だよ!お前がどれだけ価値のある子供か、お腹に口をつけて何度も語り続けた。
以上が今日まで約半年の生活だ。
長々と語ってしまったが、夫婦の信頼感を問われるトラブルは日頃の蓄積によるもので、こうやって表面化するものの殆どが男に甘えがあるように俺には見えるんだわ。まあまだ生まれていない今は、世のお父さんお母さんがどんな思いをしているのかまったく分からんけどね。
不信感から不幸になる理由は理解できるので、自分が蓄積してきたつもりの信頼が、まだ話せてなかった、頼りない、と思われていない事を願う。
ただただ幸せになりたい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%9C%8C%E7%AB%8B%E5%A4%A7%E9%87%8E%E7%97%85%E9%99%A2%E7%94%A3%E7%A7%91%E5%8C%BB%E9%80%AE%E6%8D%95%E4%BA%8B%E4%BB%B6
癒着した胎盤をはがすために、問題となったK医師は、手だけではがすのが無理だったためクーパーというはさみを使って胎盤をはがしたと裁判で認定されている。
クーパーについてはこちら→http://or-nurse.seesaa.net/article/16049277.html
しかしこのクーパーの使い方について、K医師の供述は、裁判に入る前はクーパーの刃で胎盤を切ったと供述していたのを、法廷では胎盤をはがすためにクーパーの背を使ったと変更している。
また、胎盤の癒着の状態についても、裁判前には、子宮摘出にふみきらなければならないような(重度の)癒着の仕方をしていたと供述していたのが、胎盤の剥離を最後まで行ってから止血を行えばよいような(軽度の)癒着であったと、供述を変えている。
→検察は、K医師の当初の供述に全面的に依拠していたため、これを否定されて手も足も出なくなってしまった。
ちなみに、K医師の供述のうち、どちらが正しいかについては、剥離された胎盤を見ればわかることであるが、胎盤は破棄されてしまっており、確かめる術はない。
子宮を摘出するのではなく、胎盤の剥離を最後までおこなってから子宮の収縮を利用するなどして止血する方法では、ある程度出血することは想定の範囲内であった。
しかも、本件における被害者は、帝王切開経験のある前置胎盤であったことから、大量出血の可能性を医師、看護師、助産師が感じていた(その証拠に、K医師自身もあらかじめ他の複数の医師に途中で止血のため人手が必要になり応援をたのむかも、と伝えている。しかし実際に当日応援を要請することはなかった)。
一方、事件の舞台となった病院は、血液センターから50kmほど離れていた。
このことから、手術前に助産師が血液センターにもっと近い病院に転院させてはどうか、と進言している。しかしK医師は「大丈夫」といってこれを退けている(仮に輸血用の血液を大量に準備し、余らせてしまうとそれは廃棄しなくてはならず無駄になってしまう)。
結局、手術中に準備していた輸血用血液では足りず、患者は1時間20分~1時間半ほど輸血ができないままであった(被害者が亡くなるまでの出血量は20,000リットル以上)。