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2022-12-13

バカなのか、騙しに来ているのか

と、時に専門家発言に思うことがありますよね。

Yahooニュース

「1億円の壁」是正へ、所得30億円超えの超富裕層に25年度から課税政府方針

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6447486

において、門倉貴史なるエコノミストがこう書いている。

富裕層への課税を強化する場合、税率を上げすぎてしまうと、高額の課税に嫌気が差して税率の低い海外脱出する人が増えて、人材流出と税収減を招く恐れがある。

実際、フランスではオランド政権時の2013年に100万ユーロ(1億4468万円)以上の所得富裕層に75%課税する富裕層課税を導入したが、海外移住する富裕層が相次ぐことになり、結局税収が減る結果を招いて、2015年廃止されることになった。

いや、だってね、フランスは地続きの国ベルギースイス引っ越しても、フランス語を話したまま暮らせるんだよ。スペイン語フランス語の違いも方言くらいの違いなので、すぐに順応できるし。フランスからベルギースイススペインに行くには、新幹線みたいなTGVでも行けるし、高速道路で車でそのまんまだって行けるよ。しか高速道路で行き来できるレベルなので、例えばベルギースイス引っ越しても、仙台から東京に戻るくらいの距離感費用パリに戻れるんだよ。最悪通勤だってできるんじゃない?

フランスの例は、「東京都がいきなり税金をあげたので大阪仙台新潟脱出する人が増えて、東京都の人材流出と税収減を招く恐れがある。」と言うレベルの話だよ。

バカなのか、騙しに来ているのか?

どっちでしょう?

ここまで書いて、実際のフランス富裕層脱出先のデータがないと説得力がない気がしたので、調べます〜(暇な時に〜)

2022-08-29

国葬安倍氏が遺した『外交ボーナスステージ』。1~2億円で海外トップ級の要人日本に来てくれる」←それでは世界各国の国葬参加状況をご覧ください

反対派の意見を見てて理解した。

反対派は、国「葬」

まり故人を偲ぶ「お葬式」の場だと思ってるのか!

違う違う。

本質はそんな情緒的なモンじゃないんだよ。

国葬は、「葬」の名目を利用した外交の場であり、サミット番外編みたいなもの

安倍氏が遺した『外交ボーナスステージ』なんだよ。

https://twitter.com/syanosyano6631/status/1547724902123597824



国葬参加状況

G7

アメリカ バイデン大統領  ✕

イギリス ジョンソン首相 ✕

フランス マクロン大統領  ✕

カナダ  トルド首相   ○

ドイツ  シミュット首相  ✕

イタリア マッタレラ大統領 ✕

国連常任理事国

アメリカ バイデン大統領  ✕

イギリス ジョンソン首相 ✕

フランス マクロン大統領  ✕

ロシア  プーチン大統領  ✕

中国   習 近平首相   ✕

 【パリ共同】9月27日に行われる安倍晋三元首相の国葬に関し、複数フランス政府関係者は27日、「できるだけ高位」の人物派遣することを検討していると明らかにした。サルコジ元大統領オランド前大統領らが念頭にあるとみられる。マクロン大統領は内政の予定で訪日しない方針

https://nordot.app/936363570730418176



ネトウヨどーすんのこれ

2017-11-24

anond:20171124095835

ついでに言えば竹下発言最初

オランド前仏大統領事実婚パートナーのことを話してる

まり同性だろうと異性だろうと法的な婚姻関係にない場合のことを話してる

その上で異性の場合正式ものと同等に認めたけれど

同性の場合はどうするべきかという話をしている

ということは法的に認められてる国の国賓場合はどうなんだって話だけど

そこんところは記事ではよくわからん

2015-11-15

http://anond.hatelabo.jp/20151115193637

イエメン戦闘地域かつ誤爆から

パリ非戦闘地域かつ一般人を狙ったものから

戦争中の誤爆非難はされるべきだけど、それはミスしかない。

戦争していない場所一般人をはじめから狙った犯行根本的に許しがたい。

戦争では戦闘員を殺すことが正当化されるという前提で。

そういう意味では、スタジアムオランドと側近のみを狙った犯行であればもっとIS側に共感するひとがいたと思う。

少なくとも、私は共感こそしないが、それは正当な報復であると思う。

2013-11-24

フランスオランドという大統領

あいつ、日本人鳩山を嫌うのと同じくらい、フランス人から嫌われてるみたいだな。

2013-07-05

所得再分配で景気が良くなるのか?

フランスオランド政権になってから景気が良くなるどころか悪くなってるけど。

大企業増税公約にしてたのに、公約撤回して法人減税と消費増税に追い込まれてしまったし。

結局、所得再分配よりも金融緩和公共投資の方が景気が良くなるんじゃないか

2012-12-10

http://anond.hatelabo.jp/20121210174646

共産党が具体的な税率や所得階層を示してないからなんとも言えない。

経済成長指向するのもアリだけど、これ以上経済成長はできないという前提で、

分配をどうするか考えるのもアリといえばアリ。

ただ、具体的な数字を示さずに理念だけ持ちだされても仕方ない。

本気で実現する気があるならフランスオランドみたいに「最高税率75%」とか、

はっきり「この数字なら実現可能」というラインを提示して欲しい。

共産党には政権を取る気がないと思わせるのはこういうところなんだよな…

2012-05-12

サルコジの退陣:さよならニコラ

2012年5月8日、S.P.筆、パリにて。(The Economist)

ニコラ・サルコジ政治世界を離れることは決定的なようだ。

少なくともそれが、エリゼ宮殿選挙スタッフが聞かされたことだった。

フランス政治家というものは、私の理解では、真に政治生命を終えるということがない

フランソワ・オランド大統領の閣僚として挙げられている名前を見てみるといい)のだが、ともかくサルコジはそのつもりらしい。

さてそれでは彼は、歴史教科書でどのように書かれることになる政治家だっただろうか?

今週号で簡単に触れたように、サルコジ氏がこのような最後を迎えたことは極めて特異なことだった。

彼はヴァレリー・ジスカール・デスタンに次いで、史上二人目の再選を果たせなかった大統領となった。

彼がいさぎよく敗戦を認められなかったというわけではない。

彼は日曜日の夜、ややぎこちなくはあれど栄光ある演説を行い、オランド氏を「尊重」するよう求め、氏の幸運を祈った。

しかし、サルコジ氏の敗北のあと、私の脳裏をよぎったのは「もったいない」の一言だった。

選挙戦を通じてあのような憎悪の対象にさせられた彼を見ると、

フランス人は彼を大統領に選んだ理由を忘れてしまったのではないかと思えた。

この人物には2007年の時点では強い追い風があった。

今回のオランド氏を超える53%の得票率で執務に入った彼は、

ジャックシラクによる停滞した12年のあと、大統領職に新鮮な空気と(相対的には)若さをもたらした。

彼は徹底した反保守主義者であり、それがために人気を集めた。

実のところ彼はパリの Pont de Neuilly で生まれ育ち市長ともなったのだが、

彼には見慣れない姓と移民出自があり、アウトサイダーのような雰囲気があった。

話し方も、ほかの政治家とは違っていた。

彼は、国立行政学院で解読不可能な言語フランス人la langue de bois 木の言語 と呼ぶ)を教え込まれたような人ではなかった。

彼は、彼以外の上流階級政治家が語ろうとしなかったことを語った。

フランス人もっと働かなければならない、

フランス人はあらゆることをアメリカのせいにするのをやめなければならない、

フランス人マイノリティを、音楽スポーツだけではなく、正規の職業に就かせなければならない、と。

執務においてはエネルギッシュで、勤勉で、大胆な人物だった。

彼が引き起こした改革の旋風のなかでもとりわけ、大学への自治権付与、定年の引き上げ、

起業規制緩和地方裁判所の仕組みの合理化はしっかりしたものだった。

外交の業績を見れば、多少の過ちはあったとはいえ、彼がフランスの声を世界に届け続けたのは明らかだ。

金融危機があった以上、失業率の上昇と負債の拡大について彼だけを責めることはできない。

大統領選におけるサルコジ悲劇の原因は、彼最大の敵に帰着されるようである

彼はあまりにも多くの方面に手をつけ、フランス人を混乱させ、振り回し、疲れさせた。

彼は自分エネルギー一貫性ある方向に向けることができなかったように見える。

自分のやったことに完全に納得すると、その次に正反対の立場を熱く擁護するのである

当初減税を志向しながら、最終的には税を引き上げることになった大統領候補。

労働時間週35時間制を批判し続けながら、それを法律から取り除けなかった政治家

富と成功へのコンプレックスからフランス人解放しようとしながら、「富裕層大統領」と揶揄されて終わった大統領

フランス版コンドリーザ・ライズ誕生させると約束しながら、重要閣僚にマイノリティを一度も入れずに終わり、

最後大統領選極右票を稼ごうとあからさまな「移民過剰論」を展開した指導者

こうしたすべてを通じて、サルコジ氏は自分衝動コントロールできていなかった。

新しい彼女カーラ・ブルーニ)を見せびらかした件も、

他国の指導者シルヴィオ・ベルルスコーニ)を侮辱した件も、

農業フェアで通行人捨て台詞を言うほどに)単に自分の怒りを抑えられなかった件もそうだ。

彼の政治的業績がもっと素晴らしければフランス人はこのような過ちを許したかもしれない。

だがそれほどではなかった。

彼のいきさつは、実務よりは見せ方、用意周到さよりは拙速さ、秘策よりは透明性の人の物語だったと言えるだろう。

フランス劇作家ヤスミナ・レザは、サルコジ氏のとどまるところを知らない欲望を「失われた時間との戦い」と表現している。

しかし今回彼は時計を止めることができなかった。

オランド氏に賛成したフランス人は、サルコジ氏に反対したフランス人より少ない。

サルコジ氏は自分に負けたのである

もったいない

 
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