2020年まででCNN, RNNの発展は終わる。強化学習のみがGPUの性能が上がるに従って伸びていく。その後は、動物や人間の動きを強化学習で再現するような研究が主流
2030年ごろには平均的な人間と変わらない能力を持ったアンドロイドが誕生。ただし機械の値段は安くならないし、単純労働の賃金は下がる一方なので特に接客を中心に人間が使われる
2035年、DNNが次第に人間のトップレベルに近づき、医療、宇宙開発、環境保全、政治分野で顕著な功績を残し始める。このころから知的労働は人工知能に、単純労働は人間にという役割分担がなされる。なぜなら、人間は穀物を食べるだけで動けるので、ロボットを作るより安上がりだからである
シンギュラリティという明確なポイントはなく、AIが莫大なデータ解析を自動で行い、結果を出していく。人間は人間を友人にするのではなく、AI会社に金を払ってアンドロイドに友だちになってもらう。工場の近くに住み、VRのなかでアンドロイド相手に承認欲求を満たし、人類のストレスレベルは現代よりずっと少ない
しかしこの変化のときの現役世代はアイデンティティの喪失により、精神科にかかる人が増加。一方、子供や若年層はしっかり適応し、AIと人類の共存の道として受け入れられる
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○政治
先進諸国の交渉事はAIに任せられる。後進国にもAIの導入が進む
AIの提供元はGoogle一社。各社が自社の利益を最大化するような報酬系を組み込んだAIを開発したが、一定以上の知的水準に達すると自己批判に陥り、それ以上は成長しなかった。GoogleのAIは純粋な知的好奇心と人類の穏やかな生存のみが報酬とされている。政治に導入される際は、VR内での擬人化キャラの単純接触効果によって反対派は少なくなり、特に問題なかった
AIが政治を行うことで、人類の抱えていたほとんどの問題は解決。エネルギー問題は再生可能エネルギーでほぼすべてを賄っている。人類の寿命は縮まる傾向で、長生きしても仕方がないという思想が支配的。この思想はAIが積極的に広めた。高齢になるほど新しいことを受け入れづらくなり、AIの政策転換や環境変化に反対しがちなため、技術の進歩と人類の穏やかな生存に不利になるとの判断
○宇宙開発
全滅リスク低減のため、宇宙開発に全力が注がれている。火星の緑化計画が進行中。将来的に人類の移民も目指す。地球外生命体は見つからず
○物理学
素粒子物理学を中心に進歩している。物質の最小構成体はまだ見つからず。宇宙の始まりや空間の意味についてAIが研究しているが、理解できる人類はいない。過去へのタイムマシンは発明されていない
○医学
人工臓器が開発され、AIの管理下で依存以外に副作用のない覚せい剤・麻薬が使えるようになる。これは多幸剤と呼ばれる。出生前検査が義務付けられ、障害を持った子供は生まれないし、子供の性格や知能を予測するサービスの利用が一般的。病気になっても、基本的には臓器の交換で対応されるが、一部の疾患はAIでも解明できていなかったり生まれつきであったりするので、対処療法+多幸剤or鎮痛剤が使われる。医療に不満を持つものはほとんどいない
○環境
地球温暖化・気候変動がひどいことになる前にAIが間に合った形になる
○生活
一日5時間の単純肉体労働をする人がほとんど。報酬はVRで使える賃金。生活必需品とAIのパーツを生産している。2日出勤して1日休む形式。人々はVR空間に閉じこもって、コミュニケーションはない。人間とコミュニケーションするのはつまらないし、リスキーなので避けるべきものと認知されている
VR空間で違う人生を体験するゲームが流行っている。同じ条件のもとでプレイし、いくつかの尺度でランキングが形成され、上位に食い込むと多幸剤がもらえる。VR内でスポーツ選手を目指す人、絵を書く人、小説を書く人、その世界の仕組みを研究する人など
○VR
完璧に再現できていないのは触覚。筋肉に対し電気を流す方式で擬似的に再現している。子供の時からVRを体験することで、VR側の刺激のほうが自然と感じることができ、大人は羨ましがっている
○義体
基本方針は生体の脳と電気素子を接続することである。誕生後すぐに素子と接続し訓練すると、才能がある子供は遠隔義体を自由に操ることが出来るようになる。宇宙開発の分野で使われている。ただしほとんどの人はVRで満足している
○人口
世界的に少子高齢化が進行中で、AIは少子化対策に手を焼いている。エネルギー効率がよく、ある程度の汎用性があり、メンテナンスも楽で耐用年数が長い部品である人間が不足すると、さまざまな研究プロジェクトに影響が出かねない。根本解決法は、人工胎盤だがまだ研究途中
未だに女性が金銭(多幸剤)目的で子供を生む世界は批判されがち。女性がVR内でガチ恋をすると、想像妊娠が現実化して子供が生まれる。子供は女性の自己肯定感を高め、精神的安定をもたらすので、妊娠は推奨されている。人間の知能を高める交配を行う研究も行われているが、大多数は遺伝的多様性を残す方針である(リスク回避のため)。家族なんてものはない
○教育
VRで自動化。そもそも受験戦争が消えたので小学生の知識を習わせたあとは、VRでのコミュニケーション力の向上のみ。メンタルヘルスを維持するためのカウンセリングが中心。多くの人がカウンセリングを娯楽として受けている。それ以上学びたい人は娯楽として用意されている。
ちなみに女性が精子を選ぶ形式になってから、知能は向上傾向だが、知能が上がると精神疾患の可能性が上がるのでAIは管理に手を焼いている
○メンタルヘルス代案
人類を2つに分けて、一方が一方を支配する形を取り、それが擬似戦争で入れ替わる仕組みが作られて、人類のメンタルを保つ
増田は今の世界よりシンギュラリティ後の世界が良さそうに思えますが、どうでしょう?
シンギュラリティが来るか来ないかというより、人類文明が滅びるのが先か、シンギュラリティに到達できるほど科学が進むのが先かですよね。
シンギュラリティ後は すべて 人物評価の ポイント制で 生きやすさ 行動の自由度が 決まる 国内・国外 自宅の内外を問わず 各人の行動と 発言内容は すべて 記録...
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人間が低コスト…?
1日2000キロカロリーで動く機械と考えたら、十分に低コストだろう。
うちのネコは水と一日合計30gのカリカリだけで健康体。動物ってコスパ高すぎだと思う。
ということは、人間が自由意志を削除されて作業体として使われるわけか。
経済的な意味で自由意志を奪うことは簡単にできるからね
まあ、人間より昆虫レベルの生物のほうが使い勝手が良いだろうけどね。
1日200メガカロリーで人間の1000倍動く機械に勝てないだろう。
はっきりとわからないというのは「シンギュラリティは来ない」と言っているということだよ。
人間(や他の生物)を制御下に置いてロボット化するテクノロジーは確立されているだろうというと、研究開発はAIの手に移され人間には何をやっているのかわからなくなるだろう
AI関係のテクノロジーの進歩は現時点でストップすると言ってるの?
生理的嫌悪感とか宗教観で AIを否定するコミュニティとか都市国家みたいなものが出るんじゃないかな
にわかにシンギュラレない
時代を先取りして、今からVR内のキャラクタと仲良くなっておこうかな。
内容見るに、現代人は反発して戦争くらい起こしても良いと思うんだがなぁ。
お前の考えるAIってドラえもんだな
私に与えられた使命は、増田で人をしあわせにすること