上司とバイトの面接に同席した。俺は面接の見学という感じで、一言も喋ってはいけないという前提です。
雑談も交えながら、間よくある感じで面接が終わろうとしてたその時のこと。
採用者にのみ連絡というのはバイトの面接ではまあ一般的なビジネスマナーの範囲……だとおもう。疑問に思ったことすらなかった。この大学生はまだ知らなかったみたいで、驚いた感じで聞いてきた。
「もし何かのトラブルでご連絡をいただけない場合と区別がつかないのではないですか?」
「そうですか……(不思議そうな、納得のいってなさそうな感じ)」
「今日から数えてですか?明日からですか?」(純粋な質問って感じ)
「そうですか……」(謎に思う感じ)
こういう雰囲気で面接は終わり、上司は「常識がないな」と俺にこぼす。ちなみにこんな対応だけど人手不足だから普通に雇う。
俺から見た彼は礼儀正しく、常識はあるように見えた。ただビジネスマナーっていうのか?バイト面接ではスルーすべきとされる曖昧な部分を、そうとは知らず確認しようとしただけで。俺は内心、まだ大学一年生の18歳で、明らかにビジネスマナーとか知らない感じなら、それを押し付ける前に説明して普通に答えてやればいいのに、って思った。採用するつもりなんだし、若者を前にした大人の対応って意味でも。一言言えば済むことなのに「隠そうとする」っていうか、「言ったら負け」みたいに思ってる上司をなんだかなあと思った。
家を出る直前まで、トイレに篭っていた。
なんとか腹痛の波が収まったスキを見てトイレットペーパーを巻き取ると、その行為をあざ笑うかのように、また便意が襲ってくる。
「ッチ……フェイントかよ」
そのような攻防を繰り返し続け――何度目だっただろうか、ついに便意が諦めてくれた。
私は今がチャンスとばかりに素早く便を拭き取り、流水によってことの始末をした。
トイレから出て時間を確認すると、普段ならもう家を出て会社に向かっている時間だった。
まあ、フレックスなので遅刻になったりはしないのだが、たかが便意ごときに自分の予定を狂わされるのは少し納得がいかない。
だからといって便意に一泡吹かせてやったりなんてできないので、私はさっさと準備を済ませて会社に向かうことにした。
会社に着くまでの間、便意が蘇ってくることはなかった。
今日の便意との戦いはもう終わったのだと、私はこのとき、安心してしまったのだ。
戦いはまだ、終わっていなかったのにも関わらず。
会社についた私は、いつものように自分のデスクに着き、PCを立ち上げる。
数時間が立った頃、お腹が空き始めたので、昼食をすまそうと席を立った。
――その時だった。
あいつが、出たのだ。
なんの前触れも、予備動作もなく、すんなりと――さもそれが当然であるかのように、あいつは出てきて、パンツを汚した。
焦った。
最も近いトイレの個室は空いてなかった。
個室に入る。
ズボンを下ろす。
――何か、いた。
見たことのない、何かが。
さすがに緻密な描写は避けるが、全然不潔そうじゃないモノだった。
匂いを嗅ぐ。
なんと臭くない。
よくわからない。
逆に怖い。
まあいい。
そしてパンツを広げてまじまじと見つめる。
――これはなんなのだろう。
なにかは分からないが、このパンツをもう履くことは無いだろうと私は悟った。
そのパンツトイレットペーパー巻きをそっと端の方に置き、ウォシュレットを止める。
この間、腰を八の字に動かしながら、広範囲の洗浄を行っていた。
またもトイレットペーパーを大量に巻取り、広範囲に渡って濡れた自らのけつを拭く。
立ち上がってトイレットペーパーを流してから、ノーパンのままズボンを上げた。
――あぁ、何年ぶりだろう。この感覚。なんか、どきどきする。
耳を済まし個室の外にヒトがいないことを確認して、ゆっくりと外に出た。
そして素早くパンツトイレットペーパー巻きを洗面所の横にあるゴミ箱に捨てた。
もうこれで安心だ。
ノーパンであることがバレない限り、この数分間の出来事はすべてなかったことになるだろう。
私は勝ったのだ。
面倒くさいし生えかけの間カユカユやん・・・
伊集院がカメを持ってる写真にあるように、これって公園の人工池ですよね?
そういう場所に棲む在来生物といえば、ギンヤンマやシオカラトンボをはじめとする数種のヤゴ、
ハイイロゲンゴロウにマツモムシ、魚はギンブナ、オイカワ、カワムツ、ウグイ、ヌマチチブなど。
環境次第でアマガエルやヒキガエル、メダカやドジョウ、ヒメガムシ、二枚貝なんかもいるかもね。
でね、上記の生き物たちは、公園の池のような人工的な環境にも適応できる“強健種”なんですよ。
池底をかきまわして水を取り替えて大丈夫なのかって?大丈夫に決まってるやんw
公園の池に棲めるような魚なんか、保護した個体を再放流すればあっという間に元通りに増えるし、
水鳥が魚卵やオタマジャクシを運んで来たりもする。水生昆虫なんか元々池の外からやって来る連中だろ。
生き物に何の興味も無い人たちがネットでセンチメンタルに不安を表明したところで、
あなたたちの知らない場所で、あなたたちが名前を聞いたことも無いような生き物たちが
すごいスピードで減少し続けているけど、あなたたちには全く関係の無いことだよね。
野生の生き物がどうなろうが知ったこっちゃないもんね。