はてなキーワード: 奇々怪界とは
下世話な徒然文です。
TVで、松潤の耳を齧る岡田信長を見て、ふと、ジャニー喜多川氏の墓は、高野山にあり、ジャニーズのタレントが墓参りに訪れている。ということを思い出した。
いつか、元ジャニーズの自分の推しがジャニー氏の墓参りへ行ったことをラジオで話していた。
その後、他にも名だたる元ジャニや現ジャニの人がジャニー氏の墓参りへ行っていることを何かで見知った。
ググったら、ジャニー喜多川氏の父は真言宗の僧で、かつては稚児だったとか。
ジャニー氏が倒れた時には、病床に様々なものを持ち込んで付き添っていたこともトーク番組で聞いた。
当人が性被害にあったかはわからないけど、少年期に合宿所にいたことは周知の事実で。
今現在、ジャニー氏のかつてのセクハラ、性被害を訴えている人たちは、その犯罪を責めているが、ジャニー氏自体は嫌いではない。という矛盾したコメントを発しているのが散見される。
普通、性被害を訴える人が被疑者の人格を擁護する展開はあまりないように感じる。
(自分は子どもの時、2回同じ奴から痴漢の被害にあったことがある。相手には今でも悲惨な死に方をして欲しいと思う位には、怨んだ感情をもっている)
グルーミングというやつなんだろうか。
ジャニー氏の性被害問題は、被害者とそして外部がシュプレヒコールをあげているのと対照的に、
関連メディア、事務所やタレントが先日まで恐ろしく無反応な様子だった。
真言宗、天台宗系の寺文化には、稚児にも、上稚児、中稚児、下稚児と身分があったらしい。男色の相手になるのは言わずもがな。ということは、ジャニー氏の中では、TVで活躍しているタレントを上稚児感覚で捉えていたのではないかと、下世話ながら想像してしまった。だから被害者声明が今日まで表立っていなかったのでは。
芸能というのは、想像以上に奇々怪界な世界なのだろう…。いずれにしてもそんな世界に入れようとする親はまともではない。
もちろん一番悪いのは、ノーと言えない環境を作り出して、性的行為を強要させる支配者。
私自身は、ノンケだけれども、同性カップルは全然構わない。一方、趣向で、恋愛メインのドラマに興味はなく、BLモノは生理的に受け付けない。老若男女問わず、人が上半身でも裸でTVに映っているとチャンネルを変えたくなる。裸や性的場面を公の場で見たくない。ジャニー氏の夜とか想像したくもない。
文頭の、耳を齧るシーンを見た時には、思わずチャンネルを変えてしまった。
とはいえ、それはそれ。
推しがこれからどんな事をメディアの場で言っても応援できる自信がある。
かの事務所が大嫌いで、関連商品の購入や番組は避けていたけれども、
むしろこれからは、今逆風にあっている彼らのスポンサー商品を積極的に買おうと思ってしまったくらいである。
こんな私もまた支配者層の思う壺なんだろう。
やっぱなんか辛いな。javascriptの呪縛のせいで奇々怪界なシロモノになってる気がする。
彼女たちは創作物を一時的な享楽のためのささやかな娯楽とみなしていて、なおかつフィクションと現実を明確に区別できる、そんな分別のついた人間だという自負を持ってる。
多分そう。
だから絵本みたいな作風のものを好んで鑑賞も、それは暇つぶしにツムツムをやるようなものであって、幼児的嗜好の兆候だなんて言われる所以はないと考えている。
ではなぜディズニー好きな女子の中にはアニメや漫画というサブカルチャーの愛好家を貶す者がいるのだろうか。
僕が思うに彼女たちは愛好家が好むアニメ・漫画・ラノベ等をみた際に、作品の舞台設定やキャラクター描写に現代日本の流俗や現代日本人の嗜好を見て取れることから、フィクションと現実社会の世界観の違いを上手く分けることができず混乱する。
そして愛好家たちが作品の世界観と現実社会のモラルのギャップに戸惑わずに鑑賞を続けられるのは、フィクションと現実社会を混合しているために違いないという判断を下しているのではないだろうか。
彼女たちは創作物に対するメディアリテラシー能力に長けていると自負しているために、自分が理解出来ない物を愛好する人々を分別のない愚劣な者とみなして半ば強引にアイデンティティを守るのである。
古典的名作や純文学といったアカデミックな扱いをされがちな物は、読み解くためには予備知識が多大に必要であり、理解出来ずとも自分の知識不足のせいにできる。
テレビドラマ等実写作品は非現実的なビジュアルなり辛いうえ、全ては俳優を引き立たせる装飾であるという鑑賞スタイルも成り立つために、フィクションと現実社会の違いを意識せずとも楽しむことができる。
アニメ・漫画・ラノベ等を含む日本的なサブカルチャーでは、基本的に、ハイコンテキストな世界観やテーマをローコンテクストな文法や世俗的な媒体に落とし込んだ作品が評価される。
サブカルに関心がなく、作品を読み解く気がない人からすればそれらはとても奇々怪界な物なのかもしれない。
ワンピースや進撃の巨人、ティーン向け少女漫画が、サブカル愛好家を下に見る人にも受け入れられるのは、ハイコンテキストな主題がない、もしくはローコンテクストなわかりやすいメッセージで包み込んでいるからだと思う。