何が面白いのかと考えを巡らせた結論が、「自分という人間がまず面白くない」ということだった。
例えばコンビニで何か炭酸を買おうと思った時に、好きなペプシを選んでしまうけど、
自分は面白くないから、他の人はもっと面白いと思える炭酸を選ぶんだろうし、
いつも行くラーメン屋で選ぶ、魚介系豚骨の普通盛りに、煮玉子と半チャーシュー。
多分この注文も面白くない。
この結論に至ってしまった結果、自分の行動すべてが面白くないと感じてしまい日常生活が本当につまらなくなる。
自分が面白いと思うネタは全て面白くないから、自分が面白くないと思うネタを出して漫画を描くが、
自分が面白いと思っていないから筆も乗らないし悪循環が延々と続く。
こんな漫画の話をすると、担当が悪いかもしれないなんて言う人もいるけど、
面白さの1つは意外性にあると思う。 コンビニで何か炭酸を買うときに 炭酸水とカルピスを買って、二つを混ぜてカルピス炭酸にすると美味いんだぜ っていう人がいたら面白いと思う...
そしてこねくり回しすぎた挙句全く読み手に伝わらないようなネタばかりぶっこむようになり、 手応えがないのでより悩みより奇々怪界なネタでないと駄目だと思い込むという魔のルー...