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2018-07-13

ジュラシックパーク恐竜たちの出自についての考察

先日ジュラシックパークの最新作が全国公開された。

クリス=プラット演じる主人公活躍する新生ジュラシックパーク第二弾とも言える作品だ。

前作よりもよりホラー寄りに回帰したりラプトルとの交流が見られたりとにかく面白いので是非見て欲しい。

ちなみに僕はまだ見ていない。

前置きはさておき、ジュラシックパーク恐竜たちは一体何者かという僕独自考察をここに記しておこうと思う。

結論からいうと彼らは恐竜ではなく恐竜のようにデザインされた何かである

以降はその根拠について記述しようと思う。

そもそもジュラシックパークの”恐竜たち”はどうやって作られたのか?


ジュラシックパークファンなら勿論知っている情報だと思うがおさらいをしてみよう。

恐竜が生きていた時代には現代の蚊はすでに生息していた。

そして、その蚊たちは現代と同じように動物の血を吸っていた。

蚊が木で休んだ際に樹液に絡め取られ、恐竜の血を体内に含んだまま長い時間をかけ「琥珀」になった。

現代になり琥珀の中に閉じ込められた恐竜の血から取り出されたDNAを元に恐竜たちが生まれた。

これが定説というかジュラシックパーク第1作目で作中アニメで語られている内容だ。

かに説得力があり、当時子供だった僕はそのサイエンティックな内容に釘付けになり、よりストーリーに惹きつけられた。

しかし、これは無闇に説得力があると考えていい内容だろうか?

最新の学説での否定


このような記事がある。

恐竜DNAから復元することは不可能?(オーストラリア研究

http://karapaia.com/archives/52104981.html

まり物質は必ず劣化するものであり、恐竜DNAも例に漏れはいないということだ。

ただし、作中ではそれを予見してか、「不足しているDNAカエルのもので補っている」とも語られている。

これにより、一見して最新の学説へのアンサーとしては成り立っているように見える。

どうしてだか、僕はここに違和感を感じている。

なぜカエルなのか。なぜ進化の経路上として爬虫類鳥類よりも遠い両生類DNAを使うのか。

ヘンリー・ウー博士

パークの恐竜たちを語る上でこの人は外せない。

氏は新旧パーク双方に勤務し、実際に作中にも登場している。

いわば恐竜たちの生みの親であるパーク研究所の遺伝主任である

作中で語れられている氏の実績を大雑把に下記の通りまとめてみた。



僕が気になるのは最後の項目「恐竜のリデザイン」だ。


先に仮説を述べておくと、

インドミナスに限らず、パークの恐竜たちは全て「リデザイン」されたのではないのだろうか。

まり、形状的に模倣はされているが、必ずしも遺伝子として合致あるいは類似しているものではない。

ウー博士により作られた全く新しい生物たちである

作中のヴェロキラプトルという存在



作中のヴェロキラプトルは実際の世界ヴェロキラプトルとは違うというのは割と有名な話だとは思う。

実際のヴェロキラプトルは鶏ほどの大きさで主に小動物昆虫を餌にし、大きくてもせいぜい小型の角竜を襲うことができていたのではないかと言われる。

実際にはデイノニクスと呼ばれる馬ほどの大きさの肉食恐竜ヴェロキラプトル名前と足についている「大きな鉤爪」だけ借りて登場している。

演出のためだと言われればそれまでだが、

これは「リデザインされた恐竜に名付けた結果」と想像している。

あれだけ一作目から科学考察が作中でされているのに、そこだけ演出のために実際の世界と違えるというのは個人的には違和感だ。

冒頭アラン博士化石採集所の場面



土中にエコーを打ち込んだ後、その結果をモニターで見る場面。

一緒にモニターに現れるスケール確認できると思う。スケールには単位が表示されていないので正確には分からないが

あの同時に現れたスケールは「実際のラプトルと同じスケール」だと示唆する製作からメッセージなのではないかと考えている。

また、博士が持っているラプトルの爪は「デイノニクス」の爪としては小さすぎる気がする。

まりアラン博士はパークのラプトルラプトルとしては認識していない

少なくとも作中に出てきたパーク監視員ロバート確認するまでは認識していなかったと思う。

学者全般に言えることだと思うが、学者は全てが解明されているという前提で研究をしているものはいない。

常に新しい情報で自らをアップデートしていくため、パークでラプトルのものを見せつけられたら

パーク内で生まれラプトルは大きな個体のもの存在すると捉えるのは自然なことだと感じる。

ましてや、欠損部分をカバーしていると事前に聞いているので多少の差異覚悟しているとは思う。

ラプトルの特徴である大きな鉤爪も有しているし。

アランはきっと「我々が思っているよりラプトル整体はずっと大きかった」と思ったのではないか

羽毛恐竜


ジュラシックパーク一作目が公開された当初から、羽毛恐竜存在はほぼ定説となっていた。

それらを作中に取り入れなかった理由として単に「一般恐竜イメージが損なわれる」というものではない気がする。

どちらかというと、パークの経営的な判断として、よりイメージに近い「恐竜」を生み出して欲しいというオーダーがウー博士にされた結果、

羽毛のない恐竜になったというのが個人的スッキリ腑に落ちるところである

その極たる例としては、前述した「インドミナスレックス」が当てはまる。

あれは作中でも経営から「より恐ろしい恐竜」を依頼されたため、その通り作ったと氏自身が語っている。

モササウルス存在

(まあこれは恐竜ではないが)

作中のモササウルスだが、ものすごく巨大な生き物として描かれている。

少なく見積もっても30m以上はある。

実際に発掘されたモササウルスは18mが最大だそうだ。

水中に生息しているモササウルスの血を吸えるのか?

これも非常に疑問に思う。

原生のクジラなどと同じく極度に海中に特化した外形のため、モササウルスはその巨体故に陸上が近いと座礁してしまう。

そのため、陸に近い、蚊が発生する真水のある環境近くに接近し、蚊に吸血されてしまうとは考えづらい。

仮にされたとしてもその頻度は非常にレアなのではないだろうか。

まとめ


以上、記憶の片隅にでも残しておいてくれたら嬉しい考察である

2017-01-07

[]

日本最古の石博物館に行ってきましたわ。

こちらでは現地に産する礫岩中に含まれていた片麻岩の礫が20億年前の日本最古のものであったことから

岩、そして地球歴史についての展示がなされています

25人も乗れるエレベーターが「タイムスリップ装置」になっていて、

光の演出後にエレベーターがガタンと動いて、太古の地球に行けますわ。

こ、子供だましですわ。緊張してなどいませんわ!

「太古の地球」には世界最古のアカスタ片麻岩からトロラトマイトなど

有名どころの岩石の立派な大型標本が展示されていて、

大学生学習にも使えそうなレベルでした。

特にカナダの大きなストロラトマイトが見事でしたわ。

始生代のマグネシウム豊富な火成岩「コマチアイト(コマネチアイトではありませんわ)」

円磨された石英が岩石になった大陸に特徴的な堆積岩「オーソコーツァイト」

などは聞き覚えがなくて興味深かったです。

本当にいくつになっても知らないことばかりですわねえ。

・・・・・・ただ、忘れているだけかもしれない事実がつらいところです。

なぜかモロッコの岩石を推していて、モササウルス頭骨標本も展示されていました。

説明文がウィキペディアから転載である点は残念でした。

でも、出典を明記しないよりはよろしくてよ。

また、入り口のところではモロッコ産サメの歯とアンモナイトが100円で二つまで「ハンティング」できて、

ついつい没頭してしまいましたわ。

入館プレゼントシトリンタンブルをいただきましたけど、

どうせなら現地のチャートを磨いた物のほうが欲しかったですわ。

展示をみるとなかなか綺麗ですし、昔の人も石器に加工していました。

地学博物館ありがちな動く地質立体模型でせり上がってきた地質断面図に

石灰岩レンズ状岩体があったのですが、

この岩体を含む地層の走向を追っても石灰岩が露頭していません。

どうしてこんな図が描けたのかしら?と注意してみると、

周囲の地層が褶曲構造をなしており、反対側の翼では石灰岩が露頭していました。

これが反対側では地中のあのあたりに現れると推定して描いたのでしょう、

徹底的に深いボーリングをしたのでなければ。

音声解説でも褶曲構造についての説明がありました。

やっぱり地学推理楽しいですわね。

最後にゆキャラのレッキーくんとレッキーちゃんについて。

礫岩から命名したそうです――博物館名と同じくどうにも安直ですわ。

デザインおにぎり型の岩でひねりがありませんわ。

ごろんと道路をふさいでレッカーされそうですわ。

わたくしなら岩の男の子からロック・・・・・・レッキーくんのお名前とっても素敵だと思いますわ。

おほほほ。ごめんあそばせ。

http://anond.hatelabo.jp/20161127194449

相補的な内容の「生命の海科学館」もあわせて訪問されるとよろしくてよ。

2015-08-29

ジュラシックワールドの良かった所【ネタバレ有り】

これはファンがヲタク叫びをあげているだけです。

既に映画を見た人に対して、ただただ伏線やシーン描写を語りたいだけであり

まだジュラシックワールドを見てない方は想定していません。

お願いですから映画を見ずに読まないでください。良い映画です。

特にジュラシックパークⅠを見てから見ると更に良い映画です。

できればⅢも見てからの方が良いです。

また不正確な内容がありましたら是非ご指摘くださいm(_ _)m

ⅠⅡⅢⅣといった表記はそれぞれ

1作目:ジュラシックパーク

2作目:ロストワールド

3作目:ジュラシックパーク

4作目:ジュラシックワールド

を表しています

Ⅰ~Ⅲと比較してみて普通感想

ちょっとテンポが落ち着いているように思います

今までは次から次へと恐竜に襲われていましたが、今作は説明などの間がありました。

しかしそれでも迫力不足ということもなく、あっという間に観終わってしま作品です。

きちっと説明してほしい自分としてはかなり好評価バランスの素晴らしい作品でした。

怒涛のパニック映画を求めている人からするとこの進化ちょっと違うのかもしれません。

ここから下はジュラシックワールドの良かったところを書きだしてみます

最強の恐竜決定戦

男の子思考では「最強は何!?」というのは非常に重要問題です。

ⅠⅡでは間違いなくそれはティラノサウルスレックスでした。

(ⅠではT-rex絶対王者でしたがⅡでは人間挑戦者です。)

しかしⅢではスピノサウルスに更新されます男の子的には

「スピノサウルスの方がでかいし、口もでかいし、背中にトゲ生えてるから、つえーし!」

って感じですね。(これに対する反論も多くありますが。)

今作で最強恐竜の座が何になるのかは恐竜好きとしては注目でした。

もちろん本命は「遺伝子組み換え恐竜:インドミナス」です。

でもちょっとそれは存在しないものを連れきてズルいです。

ジュラシックパークの「自然は偉大」というテーマに反してますしね。

インドミナスT-Rexに負けたら今作に出ていないスピノサウルスの方が強かった!って話になってしまます

そこでモササウルスですよ!

ライオンが一番強い」、「虎の方が強いよ!」「いや狼も複数いれば強いよ!」

って言い争ってる時に

シャチの方が圧倒的にでかいし、つえーし!」

と言われたようなズルさは感じますが、自分的には納得です。映像インパクトに持ってかれました。

小学生男子の「最強は何?」にきちっと答えたくれた点でとても高評価です。

そういえば終盤でティラノサウルスが登場するシーンで破壊されている骨格はスピノサウルスの物らしいですね。

Ⅲでの敗北に対するリベンジでしょうか。

Ⅰを思い出すこと色々

Ⅰと同じヌブラル島が舞台です!

(ⅡとⅢはソルナ島:サイトBであり共通の建物などが出て来ません。)

ツアーに出発するメインゲートはIと同じデザインですし、

ザックとグレイ兄弟が森の中で発見する廃墟は正にⅠのゲストセンターです!

建物に入ってすぐの広間はⅠのラストシーンを飾った場所であり、

T-Rexの前をジュラシックパークの旗が落ちていく美しいシーンが思い出されます

泥の中に落ちていた旗は22年前のあの日からこの建物が手付かずで朽ちて来たことを感じさせます

壁に描かれたラプトルの絵もIではその直後に本物のラプトルが登場したので少しドキドキ。

その後ガレージ?でグレイ緑色の派手な暗視ゴーグル発見しますが、

これはⅠのT-Rex初登場時に男の子がかけていた印象的なゴーグルですね。

ガラス越しに子供二人が恐竜に食べられかけて絶叫するシーンも、ガリミムスが走っていくシーンもⅠで印象的だったシーンですね。

ラプトルがホスキンンスを殺害した後、オーウェン達が建物から飛出し、別のラプトルに挟まれまれしまう万事休すなシーンですが、

これもⅠの最後と同じ状況です。IではT-Rexラプトルを薙ぎ払ってその隙に脱出しますが、今作はラプトル和解!大きな変化です。

赤い発煙筒

今作でクレアT-rex誘導に使う赤い発煙筒ですが、

これはⅠでグラン博士マルコ博士がそれぞれT-Rexの注意を引くために使ってましたね。マルコ博士は失敗してましたが。

どこからそれが伝わったか分かりませんが、今作では山羊T-Rex誘導する際にも使われており

Ⅰのパークの改善点がきちんとワールドに反映されていることがわかります

Dr.ウーとMr.DNA

Ⅰと共通して登場してるのはこの2人だけですかね?

Mr.DNAボール集合体のようなDNA擬人化キャラクターです。Iでも子供向けの技術解説役だったと思いますが今作でもちらっと登場しています

Dr.ウーはぶれないイイキャラです。Ⅰでは遺伝子操作技術100%信用し、恐竜から子供は生まれないと断言していましたが、あえなく失敗。

にも拘わらず今作でもⅠと同じ笑顔遺伝子技術の説明をしてくれます

彼の言う「猫も立場を変えればモンスターだ」というセリフや「私はマッドサイエンティストか」というセリフ

実に科学者が言いそうなセリフだと思います。(これは悪口ではなく共感です)

ホログラムのディロフォサウル

エリマキトカゲのような見た目で毒を吐くディロフォサウルスはⅠでネドリーを殺した印象的な恐竜です。

(※ネドリー:Iで事故引き起こし張本人の太っちょ。)。

本作ではホログラムで登場です。弟のグレイ君がラプトルから逃げるときホログラムを起動しラプトルを足止めします。

遺伝子組み換え恐竜は悪くない

今作が単純な「悪の残虐な人工生命VS善の自然生命」という形になっておらず良かったです。

インドミナスの残虐さは人工的に作られたことよりも「一匹で育てられ社会性がなく,幼いから」という理由で語られています

作中で一応「人工的に作られた生命不安定だ」と語られていますがそのぐらいです。

インドミナスレックス擬態

インドミナスが脱走して,追っ手の警備隊が森で剥ぎ取られたGPS発見後,森が何度も映されます

突然森が動きだし森に擬態したインドミナスが現われるのですが,このシーンは単純にビックリするだけではなく,

「今まで散々映った森にインドミナスがいたの!?」という驚きを提供してくれます。僕はこのシーン好きです。

ハモンド氏とマスラニ氏との違い

Iの社長ハモンド氏も今作の社長マスラニ氏も2人揃ってトラブルメイカーですが,2人とも僕は好きです。

子供のような純粋さでジュラシックパークを作ってしまったハモンド氏ですが,マスラニ氏には多少大人の責任感を感じます

勝手に色々遺伝子組み換えしたDr.ウーを叱責したり,インドミナス対策の指揮をとったりと大人な感じです。

ただ指揮の取り方が残念です。あっさり作品中盤で亡くなったシーンでは結構ショックでした。しかも死因恐竜じゃないし......。

長文にご付合い頂きありがとうございました。

他にもジュラシックワールドについて長々と書いた日記貼っときます

ジュラシックワールド事故再発防止案 http://anond.hatelabo.jp/20150826185435

ジュラシックワールドラプトル  http://anond.hatelabo.jp/20150829170349

2015-08-26

ジュラシックワールド事故再発防止案【ネタバレ注意】

ジュラシックワールドを見てきました。素晴らしい映画です。

まだ見ていない方は是非とも見てください。

このエントリ映画を見てること前提で語ります

前作が公開されたとき,僕はまだ子供でしたが,この14年で僕は工学系の大学院も出て就職し色々知恵がつきました。

その結果,この「ジュラシックワールド」という愛すべきテーマパーク設計に様々な問題を感じました。。

無粋なのは承知ではありますが,今回の事故を踏まえ,設計問題点改善点を列挙していきたいと思います

「その設計がどの程度駄目であるか」を駄目度0~5の6段階で表します。☆3くらいから本番です。

ラプトルの檻への落下防止が甘い 駄目度☆   豚が脱走したあとに新人が豚を棒で救出しようとしてラプトルの檻に落ちた

これは新人マニュアル不徹底の可能性もあります

改善案として「落下防止柵を高くする」とか安全帯を付ける」等が考えられますが,

一般的水族館動物園でも本施設と同程度の対策なのも考慮すべきです。

豚には悪いですが今回事故の直接の原因となった豚救出用の棒(?)は廃止する必要があると思われます

赤外線センサを過信 駄目度☆☆   インドミナスが脱走したと思ったら脱走してなかった

海軍オーウェンが「赤外線センサを欺くなんて」と驚くシーンがあるので、

施設赤外線センサはかなり信用できる技術なのでしょう。

しかし、まずは目視や他のセンサなどを使って安全確認してから檻の中には入りましょう。

要、安全マニュアル改善

GPSインドミナスの檻前で確認できない駄目度:☆☆☆   インドミナスが見当たらないのでGPS情報確認したら檻の中にいた

これはひどい警備隊メンバーは腕にインドミナスGPS情報確認端末を付けているのですが、

なぜインドミナスの檻前に無かったのか。なぜ中央管理室まで問い合わせないとGPS情報が得られないのか。

部署恐竜GPS情報センサ情報を閲覧できる端末の設置が求められます

インドミナスの檻の大扉の開閉装置が檻の中にある 駄目度:☆☆☆☆   インドミナスの檻の監視員自分の身を守るためゲートを開けた

なぜインドミナスの檻の大扉(メインゲート?)が現場の内側から開けられるようになっているのか。

GPSではなく,こっちを中央管理からしか操作できないようにすべきです。

その点T-Rexの檻を中央管理から操作で開閉するのは良い設計です

しかしたらインドミナスの檻は一時的ものでまだ中央管理室と繋がっていないのかもしれません。

が、その場合でも警備員室などセキュリティレベルの高い所に開閉装置は設置すべきです

大扉の脇に勝手口がない 駄目度:☆☆☆

前項と関係しますが、大扉の脇に小さな勝手口を付けるべきです。

大体の建築物はそうなっています。そんなに壁の強度を下げるのが嫌だったのでしょうか。

大扉の脇に勝手口を作る,あるいは壕のような退避場所を作りましょう。

GPSを1つしか取り付けなかった 駄目度:0   インドミナス自力GPSを外した

GPSインドミナスに1個しか取り付けられてないのは故障考慮すると良くないんじゃないか、

と思ったのですが、以下の理由で僕も同じ結論に達しそうです。

・貴重な生き物であり何個も埋め込むことで負担をかけたくない。

故障については1つのカプセル中に複数独立したGPSをいれることで対応する。

・非常時を除いて基本的にはGPSには頼らない。

ラプトル系の賢い恐竜は埋め込まれGPS自力で外すことがあるという知見が

今回の事故で得られたため取り付け方の工夫(2つ付ける,深くつける等)が必要です。

何の遺伝子を投入したのか報告していない 駄目度:☆☆☆☆☆   暴走するDr.ウー

赤外線センサをかわすアマガエル遺伝子

体表の色を変化させ擬態するイカの遺伝子

霊長類以上の知能を持つラプトル遺伝子

ここらへんの情報警備隊と共有しなかったのが問題です。

作中語られていませんが、麻酔耐性や電撃耐性も獲得しているように思われます

(ⅡでT-rex麻酔が効くことは確認できてます)

勝手想像ですが、Dr.ウー達研究部隊ハモンド氏以来社長の直轄で自由が許されていたために、

それ以外のチームとの情報共有が行われていなかったのではないでしょうか。

社内の情報共有体制改善必要です

翼竜対策が甘い 駄目度:☆☆☆☆☆   翼竜から翼竜が脱走し一般客を襲撃した

ジュラシックワールドの良い設計ポイントですが、

お客さんの避難場所も兼ねた南の地区恐竜がいる北地区は分断されています

そのためラプトルが檻から脱走しても直接南地区に侵入してはこられません。

その例外翼竜園です。たぶん強化ガラスだと思うのですが、

これが破られるとダイレクトに南地区翼竜に襲撃されます

実際、今作では一般客にでた被害ほとんどは翼竜によるものです。

見た目は悪くなりますが、南地区上部に金網を張る、翼竜園の周囲に金網を張るといった対策必要です。

ジャイロスフィアソフトウェア 駄目度:☆☆

緊急事態なのに子供2人がジャイロスフィアでどこかに行ってしまった

外側が高速回転しても目がまわらないなど機械周りは凄い設計です。

アンキロサウルス&インドミナス破壊されてましたが,

おそらく小型のアパトサウルスに耐えればOKという仕様だったのでしょう。

しかソフトウェアに関しては駄目です。

緊急事態でも管理からジャイロコントロールを奪えず,お客さんの意思任せというのは頂けない。

またGPSを利用して危険領域にはゲートが開いていても入れないようにするべきでしょう。

(安全対策からはずれますが,恐竜が多くいる場所勝手

連れて行ってくれるといった機能も付加したいところです)

ジャイロコントロール管理から奪えるようにしましょう。

モササウルスが観客と近い 駄目度:?

ちょっと判断がつきかねるのですが、モササウルスと観客の距離が近い気がしました。

ラストシーンインドミナスモササウルスが海に引きずり込めるのですから人間も危ない感じです。

まとめ

ジュラシックパーク設立されたハモンド氏の時代から安全管理について学習していない...。

マスラニ氏は最高の構造工学技術者を呼んだと言ってましたが,

それ以前にシステム全体の設計者があまりよろしくなかった。

ぜひですね,この反省を元に安全性を増したジュラシックワールドを構築していただきたい。

僕は一度しか映画を見てませんし,原作小説もまだ読んでおりませんので,

間違い,勘違いなどがありましたらご指摘ください。

これ以外の設計改善案も読みたいです。

無粋な工学系の思考最後まで御付い合いいただきありがとうございました。

ジュラシックワールド最高です!!

 
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