はてなキーワード: ハラスメントとは
https://news.mynavi.jp/article/20210930-1986319/
「全社員宛てに、ワクチン接種を強く推奨するという旨のメールが来た」(20代/エンジニア系/神奈川)、「打たないと社会的信用を失うと言われた」(20代/営業系/神奈川)、「打つように説得され、毎日抗原検査で陰性を確認してから勤務するよう言われた」(30代/介護・医療・福祉系/埼玉)、「誰が打っている、打ってないと集計をとられた」(30代/事務・経理・人事系/岡山)などの理由をあげた。
そこだよ。
あのブログにはこの件に関して決定的な事実関係はほとんど書いておらず
ただ単にこいつならやりそうっていうことが文体からも内容からも漂っていた。
今のハラスメント事情は、本人が嫌だって言うかどうかだったと思うんですが・・・。今は複雑怪奇な対人関係を意識してパワハラとかに気を遣う世界であるというものだと。
S氏の件は、両者のSNSや公開されたDMを見る限り、店主の言うハラスメントや嫌がらせというより単なる行き違いと感じた人は割と多い。
はんつの件は酔っていたのでかなり部が悪いが、写真を依頼するときのセクシャルなニュアンスは双方の見解はさほど一致していない。
なんか、このはんつというおっさんは存在自体が気持ち悪いんだろうけど、それをもってセクハラと断罪するのではなく決定的な証拠がほしい感じ。
「ラーメン評論家」って相手の仕事に影響力ある立場で「ラーメン屋の店主」に対して行ってるんだからばっちり「ハラスメント」の要件満たしてるだろ。
どこをみて満たしてないと思ってるの?
ハラスメントの要件であってセクシャルハラスメントの要件ではないのでは・・・
個人的にはフェミニズムを支持したい。だからこそ誠実な議論をしてほしい。
アンチフェミニストはよく「本来のフェミニズムは役割を終えた」なんてことを言う。でも、(客観的に主張できるかはわからないけど、個人的な体験として)女だから大学なんて行かなくていいという親もいれば、まだまだ性別を理由にしてハラスメントのターゲットとなる人もいる。俺はフェミニズムを勉強できていないからちゃんとした主張はできないけど、女性差別がまったく根絶されたとはとうてい思えないし、そういう意味でフェミニズムを支持したいと思っている。
でも、女性表象をめぐる問題に関しては、誠実に議論を進めてほしいなと思うことがある。
今回の件でも、「あの抗議は言いすぎかもしれないけど、TPOとしてどうか」みたいな、擁護意見があった。でも、「あの抗議は言い過ぎかもしれない」というのであれば、その件についてしっかりと批判をした上で、別の問題点を指摘することができたはずだ。キズナアイのときもそうで、見た目が問題だという話で火がついたのに、一度火が付いたら、次々と別の問題点を指摘して、最初の論点の是非を問わずに話が進んでしまう。まるでよかった探しの反対、悪かった探しをしているみたいに。
女性表象をめぐる問題に関して、フェミニズムを支持したいのにできないと思う部分はここにある。一度フェミニズム側から批判が上がると、その論点を検討せず、賛同するか反対するかも示さずに、別の論点でその表現への批判をする。別の論点で批判をすることは、最初の批判が正しいかとはまったくの別問題なのに、悪かった探しをすることでその表現が批判されて当然のものだったと肯定する。
こういう議論は党派的であって、それそのものの是非を検討することより、「こちら側」を守って「あちら側」を攻撃するように議論が働いてしまう。
特定の表現に本当に問題があるとすれば、俺はそれを支持したいと思う。実際の議論の内容は難しくてわからないことも多いが、俺のような素人が考えることより専門家の考えることの方が妥当である可能性が高いからだ。
でも、「こちら側」と「あちら側」に分けて、「こちら側」を守るために「あちら側」の悪かった探しをする議論には賛同できない。
そういう議論をしている限り、「あちら側」に認定された側の人間はフェミニズムの議論に対して「確かにこれに関してはそうかもしれない」とうなずくことができない。
専門家は素人より巧みな議論を展開できることだろう。ということは、専門家が巧みな議論によって、本来は問題ではない表現を問題であると主張しても、専門家同士が批判しない限り素人が打ち勝つことはできない。にも拘わらず、専門家同士が結託して悪かった探しをするのであれば、素人が専門家の意見を信用できなくなってしまう。
反対に、フェミニズムの批判に問題があったときにしっかりフェミニズムの側でその問題を指摘してくれるのであれば、俺のような人間が安心してフェミニズムを支持できるということでもある。
性犯罪を誘発するという主張には問題がある。それとは別に広告としての是非という争点もあるが、少なくとも議員連盟の抗議は支持しない。
もし、こういう主張がフェミニズムの側から出てくるのであれば、安心してフェミニズムを支持できる。
俺だって、フェミニストが巨乳に嫉妬しているとか、若い女に嫉妬しているとか、そんなことを言う侮辱的で女性蔑視的な戯言には最初から賛同できないし、するつもりもない。
ただ、女性表象の批判は賛同者の増減に関しては基本的に分が悪い戦いで、基本的に負け戦を強いられるものだなと見ていて思う。女性表象の批判でフェミニズムを敵視する人間の声が大きくなる風景がどんどん広がるばかりだ。
本当に女性表象の批判は負け戦なのだろうか。今回の件についても、動画は削除されたままだ。公開質問をしたって、応じられないのであれば無力なものだ。ひょっとすると、お互いがお互いに負けたと思っているのかもしれない。
そもそも議論とは勝つとか負けるというものなのだろうか。議論は、話の通じない相手同士でやっても意味がない。勝つとか負けるとか、そういう話になっている時点で、議論に参加している人間は全員負けているようなものだ。
悪かった探しも、たぶん「こちら側が勝つかあちら側が勝つか」という観点で議論を行っているときに発生するものなんだろう。こちら側が勝つためのものには、味方の批判が妥当であるか検討する必要はない。むしろそれは敗退行為だ。勝ち負けで議論を進めようとすると、誠実な議論が敗退行為になってしまう。
そして、そういう議論がもし負け戦だというのなら、勝とうとするからこそ負け戦になるというジレンマを起こしているように思う。
それならば、勝ち負けによる議論を選択しないことこそが、フェミニズムの賛同者を増やす方法なのではないか。少なくとも俺はそういうフェミニズムであれば支持できると思う。