利き手が2本あったほうが便利だろ。
要はやってみたかったんだよ。
俺らマジ先進的で頭良くて技術力もあって最高だよな!って内輪で盛り上がれるし。
社会課題はまあオマケみたいなもんで、何となくスタートアップやるよりは本質的に意味ある活動やれてる気がするし、利益出すためにやりたくないこともやる必要もないしでおあつらえ向きじゃん!ってなったんだろうなと思う。
とりあえずカンボジアに小学校作る活動しておけばなんか良い事した気になれるみたいなくらいのもんだったんだろう。
関係者はコンサル系の人が多いし、課題は外から与えられるもんでそれをゲーム的にスマートに解くのが至高って価値観なんだろうなと思う。
仕事で疲れて眠れない。
ベッドから起き上がれないほど疲れているのに、眠りに落ちれないほどに疲れている。
無数の後悔が頭の裏側で少し先の未来とずっと先の未来からドンブラコドンブラコと流れてくる。
ベッドに倒れたままでは目を閉じてしまう。
あまりに苦しいので無理やり起き上がった。
上半身の体重をほぼ全部背もたれに預けているせいで椅子のメッシュがベキベキとひび割れてしまうのではないかと不安でしょうがない。
この人生はもう駄目なんじゃないかって10代の頃からずっと感じたまま20年経った。
なんとかするための決定的な一手を打てないまま、奇跡を掴むことが出来ないままで駄目っぽい人生から降りることが出来ないまま引き返せない所まで来た。
レールが乗っているのは奈落へと落ちていくかも知れない無数の谷間の上だ。
「夜に大事なことを決めちゃいけない」と誰もが口を揃えて言うってことは、今の自分の判断力は酔っ払いと同じで完全に間違っている可能性を疑っていくべきだろう。
道路の白線を渡りながらすぐ側にゲームオーバーを幻視する子供のようなものなんだろう。
でも奈落じゃないだけで、今よりもっとマシな電車(どっかの詩人が言ってた「病室のベッド」の方が正確だろう)に乗り換えるチャンスが見当たらないだけだ。
今いる場所がまだマシなんだと思う。
この人生においてはもう。
じゃあどうすればいいのかって考え出していくと、やり直すしか思いつかないんだよな。
宝くじを買って3億円当てるとか、ウイングに行って大穴を当てるとか、そういう方法だってあるはずなのに、それが上手くいくなんてとても思えないんだよな。
今までもっとずっと勝率の高かったはずの賭けに負け続けたはずの俺が今更そういうギャンブルで勝てるなんて。
魂の実在を信じて輪廻転生によって全てをやり直すことが、人生を好転させるにおける「まだ全然現実的な解決策」に思えてくるんだよな。
今やってるゲームと全く違うゲームを始めるほうがずっとマシに見えてならない。
「転生なろう小説に自分を重ねているのは負け組のアラフォー・アラフィフもしくはそれ以上」なんて罵詈雑言でしかないと思っていた。
でも今は分かる。
「もう転生ぐらいしか思いつかない」という強烈な現実直視感(リアリズム)。
信じられねえぐらいに本当にそう感じるんだよな。
人生に仕込まれていた時限装置が起動すると同時に封印を解かれたクオリアが突然精神に作用しだすようなほどに今までと世界観(人生観という方の意味)が変わってしまった。
本当に「転生」が一番現実的に見えるんだよな。
どうなってるんだろうな。
このどうしようもなさ。
日本社会だけなのか?
アメリカでも同じなのか?
若くないっていうただそれだけのことが、こんなにも人生の先行きをデッドロックの塊に変化させられるものなのか?
ハッキリ言って大きなが違いなんて転職のしやすさぐらいしか変わってないはずなのに、5年ぐらい前までと人生の可能性の狭まりがあまりにもレベチでビビっている。
逆に割り切れば、ここまで人生が狭まってしまえば、もう可能性が日々狭まっていくことの焦燥感に苦しまなくていいということに救いを見出せそうだ。
手が届くかも知れない別の人生への憧れに対して心を焦がされることはもうない。
辛い。
身を焼かれながら、もっと足掻けばよかった。
救いがあるとすれば、世界中が同じような状態の中高年で一杯ってことだな。
これが「普通」らしいな!
産まれて初めてそう思うかも知れねえ!
そろそろ寝るか。
マッチョだけど本当は細くなりたい奴だっているし、細くて女からもモテてるけど細いのがコンプレックスでマッチョになりたい男だっているし
褒めたつもりが人を傷つけてしまうことはある
ドラえもんでミステリができないのは、ひみつ道具が何でもありすぎて理解できないから。
事件が起こったとして、原因はなんだってあり得るので、推理の面白みがない。
現在の現実世界はドラえもんになりつつあるのでSFには先があるけどミステリは衰退するはず。
何か突破口がない限りは。
生成AIの登場によって大きな影響を受けた絵師が何を思いどう対応したのか、という話に興味があるだけで、挫折した話だから賞賛しているわけではない
生成AIに負けずに頑張るという話であったとしても、その対応が時代に整合的であれば賞賛される
一部の口の悪い人間が絵師に対してロジックのない憎悪を向けているだけなので、心を汚されたくなければスルースキルやミュートスキルを高める必要がある