2020-12-09

小島慶子もっとスマートになるべき

小島慶子のことは嫌いではなかった。むしろ好きな部類に入る方の有名人なのだが、このエントリ(https://fujinkoron.jp/articles/-/2959)はホント胸糞だ。

正しそうな、何一つ彼女論理破綻がなさそうに見えるのに、読後感が半端なく胸糞なのだ。その証拠に、何が胸糞なのか整理するのに3時間彼女言い草脳内を反復し、ゲロを吐くのを我慢しながら考え、時間を浪費してしまった。

その整理してみたけれど、きっとまだ整理しきれていない胸糞の原因は以下の通りだと思う。きっとこれからもっとその原因が浮かんでくるとは思うが、いま書き出さないと脳が爆発、というより腐りそうだ。

匿名から敢えて断っておく必要もないだろうが、決して売春風俗肯定する気はないし、女性の方が歴史自由から迫害されて、総じて不幸せ環境にあったことも認めるし、自分自身もその加害者であったことがあることも認める。しかし、しかし、だ。あまりにも気持ち悪い理由は:

(1)夫が風俗で遊んでいたことに対して、すごくインテリ的な立場非難している点。

前述したように、男性風俗で遊ぶ際、女性性をモノ化して消費している側面はある。そのことに嫌悪感を感じる人も少なくないだろう。風俗ポルノ一般忌避されているのは、人間味が損なわれて、消費の対象のように感じられるからであろう。しかし世の中には男性男性を、女性男性を、女性女性物質化して消費するような需要も少なくない。物質化された側が被害者意識を持つことは直感的で、痛みを感じることは、個人的理解できる。しか小島が感じた痛みはそんなインテリ的な、形而上の概念が原因であるはずがない。自分物質化しないと生活ができないような同性に配偶者一時的寝取られた悔しさや、嫉妬さらには低俗サービス欲望の解消を頼ってしまうような弱いオスを選んでしまった自分に対する憐憫や敗北感があるのではないかもっと言えば、自分が腹を痛めて産んだ子供父親がさほど強くなかったことや、腹を痛めた子供育児中に欲望を一人解消していたことに対する妬みや、自分よりも低収入な夫がそんな贅沢な遊びをしていたことに対する嫉みも入り混じっていることを小島自覚していない。

(2)インテリ的な非難をするのに値しない、低レベル自意識

配偶者自分DNAを後世に残すための精子提供者という一面を持つ。自覚できるかどうかは置いておいて、DNAレベル判断私たち動物的に行っている。だから理由なく異性を意識したり、性的魅力を感じたりする。そこには「異性を物質化」しているかどうかの理屈の入り込む余地はない。異性を異性化しているだけだ。女性出産後、配偶者への愛情が低下するのも育児エネルギーを手向けられるように進化過程でできた適応だ。その適応の結果、DNA未来に繋ぐために選んだ配偶者は、モノ以下になる。しかも夫の方が収入が低いとなれば、夫は生は、ほぼ用なし状態だったはずだ。自分は男をモノ化しておきながら、棚に上げ非難するのは完全に最も小島非難している「自分に向き合っていない」ことにならないのか?自分に向き合っていない小島自分に向き合えず結婚生活継続だけを求める夫を非難できるのだろうか。小島は、収入こそ妥協たかもしれないが、健康的で異性として魅力的な顔立ちや体つき、一緒に子育てのできそうな精神的な安定に魅力を感じて配偶者を決めたはずだ。これこそがDNAとしての異性選択ではないのか、自分に問いてみるべきだろう。

(3)息子たちの性教育が終わったと断言できる浅はかさ。

性教育という概念はまだ新しい。しかも、その歴史を見ていくと、内容も時代とともに変わっている。つまり、「性」についての答えはまだ出ていないと考えるのが普通だろう。出産後の夫の不誠実さを悲しく感じることと、それと性教育との関係性はあまりにも薄い。生殖の仕組みについては、科学的な見解があるが、同性愛問題も含めて性衝動性的な魅力、恋愛感情についての科学的な理解はまだまだ一般的な正解はない。きっと小島が言っている「性教育」は「現代における社会的容認できる性行動教育」だ。同じ科目が50年前に存在していたとすると、まったく内容は異なるし、それこそ男女間で大きく異なる。50年後も大きく違っていることだろうと予想する。こんな母親に育てられた息子たちが不憫しょうがない。性は、表出化する行動であるだけでなく、人類がここまで繁栄繁殖してきた原動力であり、私たち幸せエクスタシーを感じる手に取って誰もが感じることのできる能力なのに。初恋気持ちや、愛する人を求めてしま情動、そんな相手に振り向いてもらえなかったり、離れた時の悲しみは理屈ではなく、他ならぬ人間が持つ感情である。何度も言うが、小島が感じた悲しみや絶望非難しているのではない。気の毒に感じる。小島に原因があったと言っているのでもない。

(4)今も夫に続けられる公開処刑

現在別居状態にあり、風俗も禁じられているとすると、夫は極度の禁欲生活にあるに違いない。夫も極度の絶望状態にあることは想像に難くない。息子たちに過去のみっともない姿をバラされて、世間にも暴露され、それでも専業主夫を続けるのはもはや生存戦略しかないだろう。私はキリスト教徒ではないが、罪をもって生まれてきた人間幸福を目指して生きるには、欲望や邪念、煩悩をある程度昇華していくしかない。それを一人胸の内に閉じ込めたまま、矮小化された欲望けが吊るしあげられた状態で生きていくのはかなり辛いだろう。小島には欲望存在しないのだろうか?有名になりたい、モテたい、社会に貢献したい、子供が欲しい、お金が欲しい、自由時間が欲しい。そんな欲望を本人は十分に発揮しているにも関わらず、あまりにもおぞましく強権的な攻撃ではないだろうか。それを恥ずかしげもなくモラハラになるかもしれない、などと言って経済的支援だけを行っている気になっているとしたら、それこそ風俗で満たされるような支配欲を自分の夫で果たしたことになると言える。偉大な権力を持っていることに無自覚な罪だとすればバカしかないし、知っていて快感に浸っているとしたら、一応ファンもいるのでやめてほしい。

(5)婦人画報ビジネスモデル

専業主婦ハイクラス主婦ターゲット読者とする婦人画報は、ある意味女性性を売り物にして、収入の高い男性と豊かな生活を送るための情報提供してきた。そんな中、夫の不貞や遊びで苦しんできた女性も少なくないはずだ。不倫に関する記事も読まれやすいだろう。不安を煽るビジネスメディア業界常套手段であるしか小島のこの記事不安ではなく、怒りを煽っている。つまり炎上商法だ。小島ライフスタイルをカッコよく憧れの対象と見せつつ、「女性物質化」という尤もらしいが、誰も幸せにならない概念を売り込んでくる。小島の家庭事情を少しずつ切り売りして、そのネタとして夫の風俗通いがオチというのはあまりにも貧相な結末としか言いようがない。

女子アナとして知名度を持てるほど、メスとして魅力があるのが小島だ。メスが魅力的に映るには生殖能力必要だが、優れたDNAを育み育てるための知性が必要だ。それらを存分に自覚し発揮し、その影響力を利用したスマート生き方体現しているのが小島慶子だと思っていた。昨日までは。

小島スマートだと思っていただけにこの文章にはがっかりした。スマートであれば、どこかで自分無知認識の浅はかさを知って、愛する人を失う悲しみを乗り越えてほしい。人間が何に喜びを感じ、何に絶望を感じるかを知れば、きっと幸せになれる。

と、胸糞の原因の小島応援するコメントを書いてスッキリ!なんてね。

  • 文字がみっちり詰まってんの見て一瞬ウェッてなったが、ゲロを吐くのを我慢しながら読んで、時間を浪費してしまった。 次からはもっと改行してくれると助かる。

  • 1の内容だけは俺増田もそう思ってた

記事への反応(ブックマークコメント)

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