「おれさー、来月誕生日なんだけどなんにも予定なくてさー…」
「えー!そうなんだ!だったらわたしが祝ってあげるよ!」
「えっ、ほんと!?わー、嬉しい!」
「どっかごはん食べに行こーよ!」
「いやー、嬉しいなあ。どこがいいかなあ」
隣席への祝福を胸に、私は静かに店を出た。
じゅぽじゅぽ
NoScriptが動かなくなったやで
大学から帰ってきて家にいる時間、トイレ以外全て寝るか寝転んでスマホをいじるかしている。もっと有意義に時間を使うべきだと思っているがしたいことが何もない。どうしたらいいのかわからない。
206人だったな
最近ゲーセン店員のバイトを始め、UFOキャッチャーコーナーを担当して2ヶ月ほどになるが、これを言ってくる客がかなり多い。本当に多い。本当にやめてほしい。なぜ聞いてこないでほしいのかの理由を2つ書く。
①知らない
ぬいぐるみやフィギュアといったUFOキャッチャーの景品はゲーセンが仕入れており、その仕入れ値に応じて「客がこの景品を獲得するまでにこのくらいの金額がかかってほしい」という金額が設定されている。UFOキャッチャーには徐々に動かす系と運が良ければ1発で取れる系があるが、どちらにおいてもその設定金額で獲得できるように、景品の置き方やアームの強さを微妙に調整している。この調整は店の利益に直結するものなので社員や上のスタッフが行う。なのでアルバイトで働いているような者はどのように調整がなされたのか知らないし、どう狙うように想定されているのかも知らない。実際に獲得される場面を何回か見て覚えることはできるが、景品が入れ替わる頻度は思っているよりかなり高いのでいちいち覚えていられない。知らないから「足を狙うといいですよ」とか適当なことを答えることになる。
②本当に答えてもらえると思っているのか?
「どうやって取るんですか」という質問を受けるたびに私は「客は店員が本当に取り方を教えてくれると思っているのだろうか?」と思う。①で述べたことは、全部とは言わないが、景品にある程度の設定金額が存在することくらいは想像できるだろう。取り方を教えてくださいなんて言われても、取れる方法を答えるわけないことは容易に想定できるはずだ。それなのに何も考えず「取り方教えてください」と言ってくる客が、怖い。店員は「頭の部分を押せばいいですよ」「箱の角を狙うといいんじゃないですかね」とかどうとでも適当に答えられるのだから、聞いてもしょうがない、と思わないのか。想像力が無さすぎる人間が本当に怖い。
例えば散髪に行った際、「横と後ろは短め。前髪はあまり切らないで」とオーダーしたとすると、毎回同じ髪の長さにしてくれる師と、通い続けても前髪がどんどん伸びていく師がいるということだ。
もうすぐ1年が経つ。多分当日は、とてもではないがインターネットを見れる精神状態ではないだろうから、今日、自分のために書く。
7月18日、僕は友人たちを失った。
何度もメッセージをLINEを送り、早く既読になってくれと祈り続けた。携帯電話を家に忘れていったかもしれないじゃないか、まだ何もわかっていないきっと大丈夫だと僕は何度も何度も自分に言い聞かせた。
ニュースで報じられるたび、どうか違うスタジオに出勤していてくれ、あるいは今日は休みであってくれと祈った。
亡くなった人の数がどんどん増えていって、彼の無事を祈ることはほかの人の死でそれを代替えすることだと分かっていても、僕はそう願わざるを得なかった。
当日に連絡がつかなくても、「まだ落ち着いていないからだ」と何度も言った。僕は以前、似たようなかたちで大切な人を失っている。だから、もう二度と、そんなことは自分の身にも自分が大好きな人の身にも起こらないと信じていた。
やがて、僕の元に訃報が届いた。
僕は、まぁ中年と言われるような年だけれど、ほかの多くの人が味わわないような凄惨な亡くなり方を自分のごく親しい・近しい人で見てきて……、しばらく自分が死神のように思えて、精神科にも何度か通った。
どう受け止めればいいかわからなくて、今も受け入れられていない。
ニュースから遠ざかり、でも情報が欲しくて、気が狂ったように調べまくった。映像と音声で勝手に耳に飛び込んでくるテレビとは異なり、ネットは自分の意思で能動的に、嫌悪感のあるものを避けて情報を手に入れられるから助かった。僕はしばらく、テレビが怖かった。テレビを見られるようになったのは、年が明けてからだったと思う。
大げさだと思う人もいるかもしれない、そんなことあるはずがないと思う人もいるかもしれない。
だけど、人の前で笑えるようになった今でさえ、あの日から1日たりとも、友人たちのことを考えない日はなかった。
夢を語り夢にたどり着き新たな夢を思い描いていた顔しか、僕は知らない。
同じ世界に生きていて明るい世界を目指していた顔しか、僕は知らない。
それなのに、一人の狂った犬によって、僕の大切な人たちが奪われた。そして、多くの人も、多くの大切な人を奪われた。
どうか、あのクソ野郎よ死んでくれ。
裁判をして何になる、”真相”とかいうものがわかって何になる?
あのクソが奪った尊い人たちは、自分の気持ちを口にすることもできなかった。
裁判の席に座ることも、自らの苦しみや痛みを語ることもない。
なのにどうしてあのクソだけが、得手勝手な”真相”というものを語ることが許される?
法の裁きは平等に行われなければならないし、あのクソを弁護する弁護士の人にも、医療従事者の人にも、そしてあのクソの家族に対しても、僕は悪い感情は持っていない。
法の裁きに委ねられ、法の元で裁かれることが望みだし、私刑なんか許されてはならない。
それはわかっている。医療従事者は目の前の患者に全力を尽くすべきだし、弁護士は弁護される側の利益のために動くし、法は平等であるべきだ。
だから、だれの手も煩わせずに、苦しんで苦しみぬいて死んでほしい。ただ死んでほしい。だれが何と言おうと、僕はそれを願う。死んでくれ。どうか死んでくれ。
どこにも言えない。どこにも書けない。だから、匿名の、僕が僕ではないところで、こう願う。
あの日以来、ずっと忘れることはない。1日たりとも忘れたことはない。
これからもずっと考え続けることになると思う。
なんで、世界でだれひとりとして生きることを望んでいないあのクソが助かって、罪のない友人たちが死ななければならなかったんだろうと。
ひどく疲れてしまった。
「――はてな村にお住いのラジオネーム『VIPから来ますだ』さんからのリクエストで、山崎まさよし「One more time,One more chance」 。」
ラジオネーム『VIPから来ますだ』さんは「Hatena FM」で曲のリクエストを受け付けている番組のほぼすべてに出没している。各番組を聴いていると3回に1回ぐらいはその名を耳にするのである。最近、ふとしたきっかけで『VIPから来ますだ』さんのツイッターアカウントを見つけてしまった。プロフィールには「VIPから来ますだ a.k.a.シナナモン」と書かれていた。どうやらJ-POPをリクエストする場合は『VIPから来ますだ』、海外アーティストの場合は『シナナモン』で使い分けているようだ。どちらも「はてな村にお住まい」と紹介されていたが、まさか同一人物だったとは。
・優秀な科学者・数学者・技術者に、自身の精子、卵子の提出を義務付ける
・収集した精子、卵子を体外受精をさせて多数の子どもを誕生させる
移民なしで、少子高齢化と経済衰退に歯止めをかけるにはこれしかない
なお、あらかじめ反論しておく
生まれた子どもたちは、通常の出産で生まれる子より幸せになる可能性が高い