はてなキーワード: ピンチヒッターとは
芸事の世界では、弟子が師匠の能力を超えると、師匠が怒り出し、弟子を破門する。
そうじゃなきゃ、先生は あなたには無理だからと他の人をピンチヒッターに紹介するぐらいしますよ。
写真教室で知り合った先生と個人的にやり取りをするようになり、色々教えてもらったり、機材購入時にはアドバイスをもらったりしていた。
最近、知り合いの経営するフォトスタジオが深刻な人手不足に陥り、私にカメラマンのピンチヒッターの話がきた。まだ具体的なことはひとつも決まっていなかったし、採用になるかどうかも分からない状態だったけれど、先生に少しだけ相談をした。
そうしたら、同業者とはもう付き合えない、ライバルだ、応援もしないと切り捨てられてしまった。インスタのフォローも外された。インスタに載っていた、先生が撮影した私の写真も削除されていた。
確かに私の考えが甘かった。先生以外の、ベテランのプロカメラマン何人かに褒められたりもして、調子に乗っていた。スタジオの話がきた時も、プロに可能性を見出されたと思って、浮ついていた。本業も別にあって専業で写真を撮ることができるわけでもないうえに、たかだか2年程度の経験で出来ることではなかったのだ。そのことについては、深く深く、反省している。
先生の写真が本当に好きだった。先生に写真の評価をもらいたくて必死で撮っていた。ひとりで写真を撮っていても、気持ちの上では先生と撮っているくらいの感覚でいた。先生ならどう切り取る、先生ならどこで、先生なら、と。こう書くとちょっと気持ち悪いかもしれないけれど、先生からもらえるSNSの「いいね」が、日々の生きがいとか、支えみたいになってたんだと思う。
私は主に家族のことで多くの悩みや迷いを抱えていて、世界は私の敵だくらいに思っていた。だけど写真を始めたら世界はあまりにも美しかった。何を見てもたいして感動なんかしなかった私が、見るものひとつひとつに感動しながら写真を撮っていた。生きるのが楽しくなった。周りにも、最近とても楽しそうだと言われて、自分の人生もそう悪くないと、少し思えるようになっていた。
もう先生は私の写真を見てくれない。私をモデルにして撮影した写真を削除したということは、顔を見るのも嫌だということなんだろう。
今でも綺麗な景色とか感動する場面に出くわしたら、写真が撮りたくなる。でも先生に見てもらえない写真を撮ることが悲しくて悲しくて、シャッターを切りながら涙が止まらない。先生を心の中に抱えながらじゃないと、撮れない。重いですね私。
先生は、スタジオの仕事を受けるなら、10年たったら来いと言っていた。いつか認められる日を目指して写真を撮り続けるべきなんだろうか。スタジオの仕事を受ける受けないに関わらず、もう謝ることすら許されない状況になってしまったけれど、写真を撮ることも含めて何もかも諦めるべきなんだろうか。
マジ安倍内閣クソ。クズ。なにより公明党がウンコ。宗教信じてないけど、仏罰ってやつがあるならぜひともお願いしたい。吉川沙織議員の賛成討論がよくまとまっていましたが、国会は慣例と紳士協定でなりたっている、良識を前提とした運営をしてきました。今回の国会法56条3のように、「緊急を要する」みたいなあいまいな規定だって、国会の運営が、最低限の良心と対話で成り立ってきた歴史があるから許されてきたわけで、こういうことをやることは、国会の自殺といわれても仕方ないでしょう。なぜ国会があいまいな規定で運営されているのか。たとえば、なぜ国会議員が国会での言動で刑事罰を免除されているのか、よく考えてほしい。嘘つきは当然問題だけど、なぜ国会でそういうことを禁止する規定が無いのか、よく考えてほしい。良心にのっとって、自由に討論することを妨げないため、刑事罰を持って言論を萎縮させないためでしょう。専門知識を有した委員会での審議を尊重するのは、最低限のラインでしょう。なんでちょっと延長したら普通の手続きをとれるところを飛ばしてしまうんですか。秋野公造がつめられる映像が取られたくない?加計学園問題を追及されたくない?文科省の調査報告に注目されたくない?こんなくだらないことのために、与党議員が委員会採決すら放棄するんですか?
議院に付託された法案を委員会で採決することなく、与党が中間報告させる、という手続きは、国会を法案にスタンプを押す装置として考えている無教養で反知性的な安倍さんには大した話じゃないんでしょうが、明確な議会の否定行為です。記名投票だったので、あとで中間報告の動議の結果は見たいと思いますが、これに賛同した議員は全員落選してほしい。
ちなみに内閣府の調査するとか言ってましたけど、国会閉じてから出されても追及は当然甘くなるんで、関心が薄れた秋臨時国会、まぁギリゆずって閉会中審査やったとしてもあんま報道もされないから強引な論理がまかり通るんで期待するだけ無駄です。個人的な予想ですけど、
1.文科省で見つかった協議内容は事実だけど、藤原豊審議官が安倍の名前を騙っただけ。内閣府にも同じ内容の文書はあるけどそれ以外にはないから無問題説。
→生贄は藤原さん。
2.文科省で見つかった協議内容は虚偽で、藤原豊審議官は総理の意向などとは言っていない。文科省の役人が聞き間違えた。内閣府の文書は内容が異なる説。
のどっちかだと思います。文科省の誰かが実名告発する覚悟、ということでしたが、その人がただ文書の存在を見ただけの人だった場合は2を、その人が当事者だった人の場合は1を選ぶと思います。当然その人は内調がお調べになっているでしょうから、どういう立場で、どこまで責任を持って告発できる人なのか、というところに合わせてシナリオつくっとるでしょ。
金田法務大臣問責、松野博一文科大臣不信任、山本順三議院運営委員長解任と行きましたが、内閣不信任を出したので、あとの参院議長は出しても出さなくてもまぁ早いか遅いかだけです。
一応討論者の寸評。
真山勇一 50点
この人なりにがんばってはいるんだけど、まぁ人のよさそうな顔のせいか、いかんせん迫力がない。法務委員会でも西田昌司にいいようにあしらわれてたし、ピンチヒッターで来てる福山哲郎議員にも子供の使いみたいになってたのも残念。審議入りの際のせりふを使った皮肉はよかった。
反対
佐々木さやか 0点
何なのこのひとの討論。「国会でも法案審議で誠実真摯な答弁を行うなど国民のために尽くしてこられた」出だしから金田ほめごろしてんの?あんたほとんど金田に質問しとらんやろ。創価大学法科大学院ってやっぱり公明党がずーと法務委員長独占してきた恩恵なんですかね?頭パーなの?この人もそのうち法務委員長になるの?公明党マジで下駄の雪どころか、靴の裏のウンコ。
賛成
福山哲郎 80点
場慣れしてるなぁと。ここが大事だから聞いてください、ここも大事です、もう少しで終わりますって言いながらなかなか粘っていました。
反対
東徹 10点
民進批判して、与党の中間報告批判して、金田しっかり答弁しろっていってから反対、説得力ゼロ。きのうあれだけ切れた振りして民進批判したのにそのキレっぷりの半分でも与党に向けたらどうなの。民進はあんたの質疑を止めたかもしれないけど、アンタの時間を奪ったのは中間報告だよ。
賛成
山添拓 50点
マジメですね。若いし。間違ったこともいっていないし、法案の問題点はちゃんと指摘してるけど、印象に残るものでもなかった。ヨシキ、和夫の迫力を見習おう。
山本議運解任
半日でよくこの原稿書いたなってのがまずびっくり。書き起こしたいけどもういいや。専門性の高い委員会主義の意義、議会の慣例と過去の中間報告は野党委員長の場合と議員個人の決断にゆだねられた臓器移植法だけに限られていたこと、ヴェーバーやトックビルなどを引用して、安倍政権の手法がいかに民主主義的でないかを喝破するものでした。
ひげ 0点
「われわれは人気が高く人数が多いので熟議ができるのです」吉川議員の多数による専制の話聞いてた?一刻も早く選挙落ちて引っ込め。
白眞勲くん 80点
おちょくってんのかって言うノリで、本質的なとこは余り外さないところが相変わらず面白いですね。ちなみに宮崎岳志はくんくんの後継者になれるクオリティあるよ。こないだの本会議反対討論見事だった。個人的には、こういう落語家的ないやみは好きなのであります。
山下芳生 70点
体調が悪い中、野次を怒鳴り散らしていただきました。普段温厚な人が怒ると迫力が出る。
内閣不信任案
安住淳 90点
この人もやっぱり面白い。でも30分じゃ短いよ。もっともっといくらでもあげつらえるでしょう。私だって1時間は話せるよ。「いつから特定新聞の販売責任者になったのか」、「天皇退位法案が円満にまとまったのは総理がいなかったから」はよかったね。「二重国籍ー」って叫んでた与党議員のバカっぽさが目立ちましたね。
西村康稔 0点
党首討論も予算委員会集中審議やるんなら受けてくれるでしょ。「審議の途中に野党(維新)の質疑が残っているのに大臣の問責決議を出してきた」とかいう自爆はなんなの?おめーら審議の途中に審議どころか採決も省略動議してるじゃねーか。偽証罪告発まだですか?
泉健太 50点
安倍政権の不信任討論としてはまぁいい内容なんだけど、印象にのこらない。眠いのもあるけど。自分たちはこんなに賛成してきたっていう主張の必然性も良くわからない。でもこの人はまだ若いしこれからにも期待している。
伊藤渉 0点
こんな時間に本会議にいることはむなしくないのかっていってたけど、そら無力さはむなしいだろうけど、明日にしていいなら喜んで受けてくれたと思うで。政治主導を放棄する民進党とかいうてたけど、おまえんとこの法務委員長、一回目から政府参考人制度復活させとったからな。
志位和夫 70点
律儀に15分終わったのが不満。金田の治安維持法は適法とかいうマジ基地答弁から、参院で突然出てきたかくれみの議論、後半でさらに突然出てきた周辺者議論とかで、共謀罪審議の不十分さを的確な日本語で指摘するのはさすが。和夫の日本語力をわが国の首相にわけてあげてくれんかね。
正直言って、ただのウォッチャーとしてはこの国の議会に耐えられなくなってきてる。でもあきらめたらそこで試合終了なんで、野党の議員はほんと心折れそうになると思うけど、間違ってることは間違ってるって指摘し続けてほしい。フィリバスターに打って出なかったのは個人的には不満ではあるけど、何やったってどうせ通るんだから、正々堂々と非難するっていう選択肢も悪くはないとも思っています。今日何が一番悲しかったって、議会が自殺しようとしてる中で、テレビメディアがさもいつもどおりかのように「与野党の攻防が山場」とかいう紋切り型の表現で、この問題の重大性を訴えなかったところだったなぁ。わたしたちの議会を行政がぶっ壊そうとしてるっつーことが共有されない悲しさは与党支持者の皆様にはきっとわからないのでしょうね。テロ等準備罪の成立は見ない。おやすみ。
産休~育休以外にも、病気や怪我、事故なんかで、不本意ながら一時仕事を撤退せざるを得ないことや
それまでと同様のペースで仕事ができなくなることって、たくさんあるよねぇ…
私は、若いころ過労で急性肝炎になって3カ月以上休職したことがあるんで、この方の意見にはあまり賛同できない
それまでやりがいも責務も感じながら、一旦こんな風に信用を失ったら二度と仕事がこなくなるんじゃないかとか
結果としてその後も仕事はいたって順調だし、病気のおかげで気付きもあった
失礼な話だが、誰かがピンチヒッターで出来たような仕事は「私が体を壊してまでやることじゃない」と思えるようになった
自分がやってた仕事の対外的な評価「替えが効く部分と、替えが効かない部分」=強みがはっきり分かった
それと、仕事仲間の色分け(労ってくれた人、手伝ってくれた人、迷惑がってた人など)ができたことで、
その後の仕事の割り振りとか、社内政治()的なこととかに役だったという余禄もあった
要するに、若くて仕事の仕方をコントロールできない時にぶっ倒れて、各方面に多大な迷惑をかけたが
どんな仕事でも「絶対に替えが効かない仕事」なんて、そう多くはないんだなーということを学んで、結果仕事の質は上がったということ
あと、倒れた時に、人前で公然と「あいつ迷惑だ」とか言ってた人は、その後、社内で孤立→独立→今や食い詰めて半引きこもりらしい
という、因果応報的な話もあったりするので、この手の考え方は、公言したり体現したりはしない方が無難かもしれない
もちろん、もっとたくさんの人が、陰で「あの馬鹿」とかは言ってたとは思いますが、公言しちゃー信用を失うよ…
そもそも、育児中の人がいるせいで仕事がホントに回ってないなら、アシスタントの派遣社員つけるとか、やりようはありそうなのに
自分の労働環境についての改善提案ひとつ会社に通せないような人が「替えの効かない仕事」なんて、絶対にできるわけないよw
そもそも、通常よりも労働負荷をかけられない人が一人職場にいただけで回らなくなるとか、ありえないでしょw
249 :どうですか解説の名無しさん:2008/10/14(火) 19:14:24.84 ID:/UJ4CE1j
2016年 オリンピックに復活した野球が東京ドームで開催されていた。
その決勝戦、1点を追う9回裏2アウト1、2塁、最後のチャンスに
「ピンチヒッター、大道」
気持ちオープンスタンスでかがみ込む
そこからがこの男の見せ所だった。
251 :どうですか解説の名無しさん:2008/10/14(火) 19:14:54.02 ID:/UJ4CE1j
ファール、ファール、ファール、ボール、ファール・・・・
「俺は一体こいつに何球放ったんだ?」
集中力がやや途切れたまま、若いピッチャーが投じた13球目は
見入られたかのようにど真ん中へと吸い込まれる
――その失投を大道のバットが逃すはずがなかった。
大道はゆっくりとした足取りでダイヤモンドを回る
「あの男が大道か・・・・
男なら大道」
ちょっと昔の話。今よりもワシはずっとずっと言い訳をするのが好きで、理屈を説明するのが好きだったんです。
でまぁ、当時も今と変わらず勝てませんで、
コーチ陣と飲みながら「大会期間中だけ選手の調子が悪くなる、だから金メダルが取れないんだ」と文句言ってたのです。
北京で。
したらまた、このコーチが「じゃあ、わかった」と言うのです。「今から選手交代に行こう」と。
試合の序盤で選手交代なんかしたことないワシは焦りました。「いや、ちょっと待って」とあわてます。
でもコーチは、少し遠くで投球練習しているバッテリーを指さし、「あそこ行って一緒に頼もうぜ」と言い、ベンチを立ちます。
ワシは「いや、向こうも迷惑だし」とか「さすがに中一日はうざいっしょ」とか言って止めます。
コーチは「嫌がられたら戻ってくればいいんだよ」と言ってましたが、ワシが動こうとしないので行くのをやめました。
「じゃあ、ブルペンのベンチに行って、休養日に当ててる投手に頼むか?」とコーチは言います。
「逆にそっちの方が難易度高いだろ」とワシは顔をしかめます。
「でも調子が悪いんだろ? だったらいますぐ交代させるしかないだろ」とコーチは口調を強めます。
「そうだけど、もっと普通に選手交代したいっていうか」とワシ。
「なに、普通って?」
「とりあえず5回まで投げ切らせてとか、途中のアクシデントで試合が中断して時間が空いたからとか、そういう…」とハッキリ言えない自分。
「じゃあ、オレが今から一騒動起こして、しばらく試合を中断させたらいいか? それもアクシデントでの交代のチャンスだよな」というコーチ。
「それは…、だけど、ほら、お前もこの前言ってたじゃん。ここ最近の成績だけで選ばれた選手って調子に乗っている子が多いとか」
「は?」
「その…」
「…調子に乗っている子じゃねぇよ。勢いに乗っている子だよ」
「あ、そうだったね。…でもワシ、勢いに乗ってる子、少し苦手だし。ワシが育てた実績のある投手降板させてまで起用したいってわけでもないし…」
コーチはワシの顔をじっと見つめながら、一言、
「だせぇ」
と言いました。
コーチは言います。
言い訳をして、さも「こういう事情なんだ、だから交代させようがないんだ」って言うけれど、
スパッと交代させる勇気もないやつが、調子が悪いから仕方ないとか言うんじゃない。
どうせ相手が下位打線なら「下位打線につかまる子じゃないし…」って言うし、
クリーンナップが相手ならば「ああいう場を乗り切れるのはあの子だけだし、そういう大事な場面で交代させる監督なんかと仲良くなれそうにない」とか言うだろうし、
ピンチヒッターが出てきたぞって言えば「いや、相手のデータがないから誰が投げても一緒だし」って何かにつけて言い訳するんだろ?
だったら「自分には早い回で交代しにいく勇気がないんです」って素直に認めて文句言うんじゃねぇよ。
そっちの方が、よっぽど何かってときに力になりたいってと思うし、
つーか、できない理由並べて、今の自分を否定させずに、わかってもらおうとするその魂胆がだせぇ、と。
あれは恥ずかしかったなー。すげぇ。恥ずかしかった。
その場は言い訳もできず笑ってごまかしたけど、日本に帰ったらコーチの顔とセリフが思い浮かんで、
布団の中で「でもさ、でもさ」と必死に言い訳考えてた。