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2023-05-18

政府 ウクライナの負傷兵 自衛隊中央病院で受け入れ方針へ | NHK

>受け入れるのは地雷などで負傷した兵士で、治療リハビリなどを想定

これはあれですね

サイボーグにして再度戦場

2021-08-26

医師数が問題から病床削減に問題ないという阿呆な嘘

最近日本医師数が足りないのがボトルネックになっているのでコロナ禍で病床を減らしても問題が無い、とする意見が幅を利かせていて頭が痛い。特に知的背伸びをしたい連中が引っかかっているようだ。

例えばこんなところがそうだ。

https://anond.hatelabo.jp/20210812125322

外国と比べて日本の病床数を多くて医師が少ないから正解は病床数削減なのだ、と。

 

引っかかっている人の例を上げておこう

問題は「病床」ではなくて「人材」だと思うんですけどね。病床に当たる人材を増やすか、効率よく働けるシステム構築するかという中での病床削減だと思うのだけど。今は人材増やして欲しい側面だろうなぁ。」

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/lllagoon.hatenablog.com/entry/2021/08/24/163120

あのさ、これやこれに引っかかっている知的チャレンジドな人らは、なんで減床政策を実行してると思ってるんだ?

医師病棟に紐づけられて雇用されている。足りなきゃバイトで確保する。だから減床に応じた病院では解雇雇止めが発生する。

そして減床の根拠は病床稼働率だ。病床稼働率が低い病院を名指しして1割以上削減したら補助金を出しますよというのが2020年の決定だ。当然稼働率が上がるのだから医者のヒマは無くなる。急性期病院では患者を寝かしてるだけじゃないんだから手術も検査も回数が増える。医師が足りなくなってメディカル実習奴隷インターンを今以上にタダ働きでコキ使うようになるのも目に見えている。

医師働き方改革」という惹句が付いているが直接的には診療報酬の上乗せだ。それで賃金は少々上昇するかもしれない。

だが直接的に医師負担が軽減されるという訳ではない。これを簡単に信じてしまう人は決定権者の利害と改革される現場人間の利害が違うという事が判っていない。

 

知的背伸びするよりgoogle検索の使い方改革を。WEB2.0より1.0を。

こういう政治が絡んだ問題が発生するとあっという間に背伸び厨房達が「人材だと思うですけどね」みたいな意見をばら撒いて検索不能になる。

そういう時はgoogle検索で期間指定をする事をおススメする。上部の「ツール」→「期間を指定」で政治問題化する以前の期間を指定して検索する。

更にこういう問題保険会社保険会社シンクタンク日経メディカルなどの業界誌が必ず扱うはずなのでそういうのを読むようにする。WEB2.0なんかより1.0の企業サイトを読み比べた方がニュートラルで判りやすいのだ。

更にその手のサイトの中で研究員などが書いているコラムblogがあったらもっと問題が判りやすい。これはweb1.0上のサンドボックスで走るWeb2.0と言える。

そうすれば「人材だと思うですけどね」みたいな間抜け中間取りをして晒上げ食らうこともないだろう。

自衛隊中央病院の例

DP号等で存在感を示している自衛隊中央病院だが、ここは職域病院で元々は自衛官家族だけの受け入れで一般人の受け入れはしていなかった。

一般受け入れを始めたのはやはり病床稼働率の低さが問題とされたからだ。職域病院業務上傷病が多い業種での医療提供の為に始まるが、やがて福利厚生に傾斜していき、やがて過剰となるというのがパターンだ。自衛隊病院も然りで、財務省にネジ込まれ自衛隊は小規模の診療所廃止、病床稼働率が低い数軒の中央病院廃止合併縮小を求められた。

そこで病院規模を保つ為に一般受け入れを始めたというのが経緯だ。

一方、自衛隊には戦争可能性があり、その場合に備え病床の空きは確保しておかねばならないものだ。

有事には一般患者は転院してもらうというのは良い方法かもしれない。だが他の病院も病床稼働率を見て100%近くになるまで削られていたら転院先がない。ICUが埋まっていたら猶更だ。有事にはどうするのだろうかと心配になる。

この自衛隊病院有事国内遍く起きたのがコロナ感染爆発だ。

感染患者数というのは一定ならず常には低いものであって、アウトブレイクが起きた時は急激に増加する。だからこのやり方の減床政策を続けるとパンデミックという有事に極端に弱くなる。今回のパンデミック一発でこの20年近くの減床政策で浮かせた金なんて全て吹っ飛んだだろう。

 

なお、余談だが東電も職域病院信濃町に持っていた。原発事故の後に国費を注入する事になって福利厚生の過剰にメスが入り、東電は同じように一般受け入れによる病院の存続を希望したが、なにぶん建っていたのが慶応病院の直ぐ隣だったので公共的に不必要とされて廃止されてしまった。

こういう風に減床政策は病床稼働率を見て行われる。

補助金方式への転換

減床政策をやってもなかなか病床数は減らなかった。その為に2020年から導入する事になったのが補助金で、1割以上減床した病院には病床数から起算した得べかりし入院収入を支払うという方式だ。

ところがコロナのせいで病院収入が減ってしまい、これに飛びつく経営者が続出するかもしれない。地域医療確保よりも資金繰りに傾斜する可能性が高い状態でこのエサを撒くのは正しいのか?という事だ。

ここで「コロナ経営が苦しい病院政府は助けろ」と言われても何もしなかった事を思い出してほしい。結局ジェット機飛ばしただけだった。その背景には補助金誘導できるという算段があったのだ。パンデミックでやる事じゃない。

 

また、補助金には利子補給金もある。これは病院を潰して他の病院統合した場合、その病院の残債の利子分政府自治体が支払うというものだ。

この場合設備が新しい病院統合されるという風に考える人がいるがよく考えてもらいたい。建物設備の償還が終わった古いと新しい病院、どっちに残債が多く残っているだろうか?免除される利子はどっちが多いだろうか?

からこの制度設備更新に反する動機を生む制度なのだ

 

補助金方式経営に直結するから急激に減床が進むだろう。それを感染爆発期にするものなのか?

感染症の医師なんて普段はヒマでダブついているのが当たり前なのだ。病床稼働率を見て減らす方式で一番のターゲットになるのはここであるのは言うまでもない。

2020-04-06

anond:20200406182841

そもそも肺炎像が確認できる時点で軽症じゃないし

酸素飽和度も正常かつ呼吸に苦しさを覚えないってまずないしな


自称リベラルネットde真実もいるけど

自称保守ネットde真実の方が多そうなので

わかりやすそうな読み物を自衛隊中央病院から拾ってきたよ

当院におけるクルーズ船「ダイヤモンドプリンセス号」から搬送された新型コロナウイルス感染症(COVID-19)104症例のまとめです


当院でも来院時のCT検査では全体の67.0%、無症候性陽性者及び軽微な症状を有する症例限定しても、約半数に異常陰影を認めた。

https://www.mod.go.jp/gsdf/chosp/page/report.html

30%以上見落としちゃうんだよなぁ

あとネットde真実は何度も何度も何度も何度も何度も同じことをいってるが重症からね?肺炎は?

2020-04-01

夕刊フジ

 新型コロナウイルス感染爆発の危険性が高まる中、クルーズ船「ダイヤモンドプリンセス」内の感染者らを診断した自衛隊中央病院症例報告が注目されている。そこでは「無症状の感染者も肺に異常な影」「症状悪化に気付きにくい」「基礎疾患がなく高齢でなくても重症化」「回復時間がかかる」など、「サイレント沈黙の)肺炎」の厄介な特徴が浮かび上がった。

 同院が医療関係者向けに公表したのはクルーズ船内の104の症例症例報告によると、無症状や軽微な症状の感染者も胸部CTコンピューター断層撮影装置検査で約半数にすりガラス様の異常な影が確認されたという。このうち3分の1は症状が悪化した。これを「沈黙肺炎」と呼んでいる。

 近畿大学病院感染対策室の吉田耕一郎教授は、「一般的細菌肺炎と違い、肺の中心ではなく、両側の肺末梢(まっしょう)に影ができている例が多いことが分かる」と語る。

 症状が悪化するのは発症から7~10日目であることが多く、気付きにくい恐れがあるといい、《高齢者の死亡率上昇に関係している可能性も考えられた》としている。

 報告では《重症で究明できた症例の中には、基礎疾患もなく、年齢もそれほど高齢でない症例が少なからず見られている》とした。

 吉田氏は「若い人の重症リスクもっと啓発すべきだろう。風邪に似てなかなか治らないと思ったらコロナだったという症例もみられたようだ。日常生活でかぜが治らないような場合には、コロナである可能性もゼロではないので、勇気を持って外出を自粛すべきだ」と話す。

 さらには、重症化した患者は症状が改善に向かうまで時間がかかることも報告されている。

 一方、CT検査で肺に影が確認されたが。PC検査が陰性となる症例も「一定経験した」としている。CT検査有効性が示された形だが、《全例CT検査を行うかどうか、判断は難しい》としている。

 前出の吉田氏も「今回の症例報告はクルーズ船内での入院患者という限られた母集団対象にしたものだ。一般発熱者などにCT検査実施し、新型コロナウイルスが否かを判別することは難しいのではないか」と指摘した。

夕刊フジ

 新型コロナウイルス感染爆発の危険性が高まる中、クルーズ船「ダイヤモンドプリンセス」内の感染者らを診断した自衛隊中央病院症例報告が注目されている。そこでは「無症状の感染者も肺に異常な影」「症状悪化に気付きにくい」「基礎疾患がなく高齢でなくても重症化」「回復時間がかかる」など、「サイレント沈黙の)肺炎」の厄介な特徴が浮かび上がった。

 同院が医療関係者向けに公表したのはクルーズ船内の104の症例症例報告によると、無症状や軽微な症状の感染者も胸部CTコンピューター断層撮影装置検査で約半数にすりガラス様の異常な影が確認されたという。このうち3分の1は症状が悪化した。これを「沈黙肺炎」と呼んでいる。

 近畿大学病院感染対策室の吉田耕一郎教授は、「一般的細菌肺炎と違い、肺の中心ではなく、両側の肺末梢(まっしょう)に影ができている例が多いことが分かる」と語る。

 症状が悪化するのは発症から7~10日目であることが多く、気付きにくい恐れがあるといい、《高齢者の死亡率上昇に関係している可能性も考えられた》としている。

 報告では《重症で究明できた症例の中には、基礎疾患もなく、年齢もそれほど高齢でない症例が少なからず見られている》とした。

 吉田氏は「若い人の重症リスクもっと啓発すべきだろう。風邪に似てなかなか治らないと思ったらコロナだったという症例もみられたようだ。日常生活でかぜが治らないような場合には、コロナである可能性もゼロではないので、勇気を持って外出を自粛すべきだ」と話す。

 さらには、重症化した患者は症状が改善に向かうまで時間がかかることも報告されている。

 一方、CT検査で肺に影が確認されたが。PC検査が陰性となる症例も「一定経験した」としている。CT検査有効性が示された形だが、《全例CT検査を行うかどうか、判断は難しい》としている。

 前出の吉田氏も「今回の症例報告はクルーズ船内での入院患者という限られた母集団対象にしたものだ。一般発熱者などにCT検査実施し、新型コロナウイルスが否かを判別することは難しいのではないか」と指摘した。

 
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