はてなキーワード: 白票とは
それでは白票ではないのか、と
ただ、「どこに投票するかは自分で考えろ」という態度で、闇雲に「選挙に行こう」と言う人が理解できない
なぜなら、その行為は多数決である選挙を誰も望まないものにする行為だと思うからだ
昔から多数決において、必ずどこかに票を入れなければいけないというシステムが気に食わなかった
例えば、修学旅行で北海道か沖縄のどっちに旅行に行くか、議論を尽くし最後に投票で決めるケースを考える
「北海道(沖縄)が良い」と強い意志と考えを持って投票する人もいれば
「旅行先なんてどうでも良い」という軽い気持ちで投票する人ももちろんいる
するとどういったことが起こるか
北海道派が6人、沖縄派が4人、どこでもいい派が90人いるケースだと
多数を占めるどこでもいい派が、その場の気分で北海道か沖縄のどちらに傾くかで結果が決まる
北海道(沖縄)派から見ても、運で旅行先が決まることは望まないし
どこでもいい派から見ても、自分達のその場の気分で旅行先が決まることは
真剣に考えている北海道(沖縄)派に対して申し訳ないと思うだろう
自分達の未来や日本社会の未来を真剣に考えている人の一票の価値を薄める行為であり
「選挙に行こう」という人は、せめて「どこに投票するべきか」を説明しなければいけない
それによって、投票したいと思わせることができれば、その一票は意義のある一票になるだろう
実際の選挙に関しては、そういったどうでもいい派の浮動票はランダム化ではなく固定化(自民党)を招くと個人的には思う
どちらにしろ、選挙に真剣な人の票が薄まる効果があるので妨害行為だろう
組織票は選挙に興味のない人の一票よりかは、だれかの思いが反映された意義ある一票だと思う
間違った方向に進むかもしれないが、ランダム化・固定化よりもマシで
そうやって紆余曲折しながら、正しさを追求していくのが選挙の本来あるべき姿だろう
組織票には組織票で戦うべきで、どこに投票するべきかということを多くの人と議論して自陣営を増やしてほしい
民主主義国家だから選挙はあるべきだと思うし、選挙権もらってからすっぽかしたのは1回ぐらいなんだけど、でも必要なこととはいえ選挙ほど関心をそそられないものはない。考えるのもあほくさい候補ばっかり出る。
さすがに笑いながらコミック候補に入れられるほどヤケクソにはなれないからしかたなく毎回適当に書いたり、書かなかったりする。白票に意味があるのかないのかは知らないけど、選挙に行けとやかましい人に対してもう行きましたからってすました顔できる。行かなかっただけでマウントをとられることにくらべれば白票にだって意味がある。
行くけど、選挙がつまんないのが大きいのかもしれないけど、投票しに出かける行為そのものが死ぬほどめんどくさい。
まず日曜日に家を出なきゃいけないのがめんどくさい。あとわたしの住んでるとこの投票所は小学校じゃなくて近所の団地の妙に奥まったとこにある集会所で、戸建に住んでるわたしはそんなところには小学校の100倍行かない。毎回迷う。めんどくささが加速する。
これをカーチャンにぼやくと毎回「じゃあ期日前に行きなよ」と言われる。ほんとそれ。真っ当。でも必要な書類が届いてすぐは区役所までわざわざ電車乗り継いで行かないと投票できないし、近所の公民館でできるようになる頃には忘れてるんだよな。これもまためんどくさい。
都民なので今回の都知事選もめんどくせぇ……めんどくせぇ……って言いながら選挙公報にはとりあえず目を通したけどあんまり読むとこなかった。なんで都知事選ってこんなアホのバトルロイヤルみたいなんなってしまうん? 最終的にデザインのあら探しして遊んだ。それから選挙関連のことは何も頭に入れなかった。
とにかく投票がめんどくさくてしかたなかった。だからまた任期満了まで何事もなく続けてくれそうな人にした。おじいちゃんでもよかったけど、失礼な言い方をすると任期満了まで保つのかが不安だなと思った。
若さならどこぞの元副知事って人がよかったのかな。でもあの人何言ってんだかよくわからなかった。選挙後のコメントもよくわからんかった。太郎は論外。選挙特番で流れた敗戦の弁を聞いて「なんだこのオッサン……こういうとこ嫌いだわ……」と思わず漏らしてしまった。カーチャンが噴いた。
政治の難しいことは、わたしよりもっと人間のできた人が論じればいいと思うし、同時に人間のできた人が政治をやるべきだと思う。少なくとも、百合子おばさんが任期を果たしたことは、わたしに「このおばさんはまともな人なのだ」と思わせるには充分だった。任期満了までやるなんて本当は当たり前なんだろうけど、それをまともにできない人がいたからわたしは投票に行かなきゃいけないことになる。
投票めんどくさくてほんとにきらいっていう動機は我ながらアホだけど、ちゃんと続けられる人を選ぶのはまちがってないと思う。どうか2期目も何事もなく最後まで続きますようにと願ってやまない。