はてなキーワード: 最高裁判所裁判官とは
あまり話題にはなっていませんが、衆院選に合わせて最高裁判所裁判官の国民審査が行われます。
この場をお借りして、もしご意見が無ければ、皆様もぜひ「全員✖(バツ)」で投票してはいかがかと提案するものです。
今の国民審査の制度は、明らかに一方向に投票結果を誘導するものです。
という、わざわざ否定しない限り「信任」とされてしまう制度になっています。
本来の在り方を考えれば、信任する者に○、不信任に✖、空白は空票、とするべきなのに。
お金をかけてやってる国民審査なのに、裁判官に都合の良い制度で意見を誘導され、毎回お決まりの「全員信任」。
悔しくないですか?
そこで、敢えて全員✖をつけることで、この投票制度そのものに対するレジスタンスを行うものです。
裁判官については関係なく、ただこの投票制度を公平なものにしていただきたい。
そういう思いで✖を付けるのです。
前述の不公正な制度により、何も考えずに全員「信任」する人間の数はかなりの数に及ぶと考えて良いでしょう。
ちゃんと裁判官の記録を調べて、信任・不信任を判断している人たちが、何も考えずに信任する人間の数の暴力で埋もれてしまう。
これ、かわいそうじゃないですか?
何も考えずに全員「信任」する人間がいるのなら、何も考えずに全員「不信任」する人間がいてもいいじゃない。
むしろそうやって脳死の信任票を相殺することで、しっかり調べて投票に臨む人間の影響力を高めることができる。
自分では何も意見が無くても、ぜひ全員✖をつけて不信任票を投じ、自分の意見を持つ人間の影響力を高めてあげたい。
最高裁判所判事の最高裁判事の月収は約147万円、年収は約2250万円です。
そんな人間たちが年収2250万円に一矢報いるチャンス、それが最高裁判所裁判官の国民審査なのです。
ランダムに✖を一つつけるだけで、おごり高ぶった上級国民にアリの一噛みを加えてやれる。
溢れる脳汁。
それが今回は6つも✖をつけられる!
しっかり調べ、自分の意見を持って投票に臨む人たちは、最高の有権者です。
「よくわからないから」、「書くのが面倒だから」、「なんも調べてないから」、そういう理由ではない全員信任には、重い意味があります。
効いてるとかいって、結局は選挙にいかない理由を説明しきれてないでしょ?
あれは「投票に行って辞めさせたい最高裁判所裁判官を選ぶ」というものだけど、仮にやばい人がいても投票にいかないと絶対にその人を辞めさせることはできない
もし投票しなかったのなら、その人は最高裁判官で良い、という意思表示をしたことになる
中学生にわかりやすくいうと「給食のおかずを減らす」って選挙があるとして、投票用紙には「減らすおかずにバツをつけてください」とあるんだ。空白ならそのおかずは残留する。
そこに「腐った卵」があっても、投票用紙でそれにバツをつけないとずっと腐った卵は出続けるし、もちろん投票しなかった人は腐った卵を食べることに同意したこととみなされる
[最高裁判所裁判官国民審査の『重要性』と、誰も教えてくれない『棄権の方法』 #seiji - Togetter](https://togetter.com/li/423004)
要約するとこんな感じ
白票=信任になるのに対し、棄権=信任にも不信任にもならない。
3人は自分の信念に沿って「この裁判官の判断はおかしい!」と思い、裁判官Aにバツを付けて投票。
残りの7人は「よくわからないから」と何も書かずに白票を投票。
こうなると投票数10に対して過半数を満たせないので、裁判官Aは罷免されない。
もし「よくわからないから、ちゃんと考えている人の意見が通るようにしよう」と思ったら棄権するのがベストになる。先の例で7人が棄権していたら投票数3に対して裁判官Aは3つバツがあるので罷免される。
それでは「この裁判官の判断はおかしい!」と思う人はどういう根拠があるのか。
[夫婦同姓「不当な国家介入」 最高裁判事4人が違憲判断:朝日新聞デジタル](https://www.asahi.com/articles/ASP6R56BLP6RUTIL044.html)
リンク先の判決では「夫婦別姓を認めないのは違憲じゃないの?」という訴えに対し、最高裁では「いやいや合憲だよ」という結論に達した。
しかし重要なのは「全員一致で合憲と判断された」のではないこと。4人の裁判官は違憲だと判断した。
そうなると当然議論の余地はあるわけで、一般の人にも「この裁判官の判断はおかしい!」という意見が生まれる。
ちゃんと考えて「この裁判官の判断はおかしい!」とバツを投じた人の意見は、何も考えずに投じた白票で薄まってしまう。棄権することもできるのに周知されていない。
先のTogetterに書かれているが、投票所で「棄権します」と言ったら「じゃあ何も書かずに投票してね」と言われるケースが散見されるとのこと。
つまり、投票所のスタッフも「棄権≒白票」だと思っている人が多いということ。
何度も言うが棄権と白票は違う。白票=信任であり、「裁判官全員ちゃんとやってて(・∀・)イイネ!!」という意味になってしまう。
先のTogetterは10年近く前のことだが、今でも同じような状況なのかを確かめる為にも、期日前投票で「棄権します」と言ってみた。
受付「あ、向こうで仰ってくださいね」
どうやら国民審査の投票用紙を渡す係の人に言えということらしい。そりゃそうか。
係の人「あ、ええっと…すいませーん!ちょっとー!(他の係の人を呼ぶ)」
係の人「(他の係の人に)こちらの方、国民審査を棄権するそうです」
他の係の人「わかりました」
これで国民審査の投票用紙を渡されることなく、期日前投票は終わった。
このやりとりで思ったのは、やはり国民審査を棄権するのはレアケースなんだろうなってこと。
ちゃんと考えてバツを付けた人の票は、何も考えずに白票を入れてる人にかき消されているんだろうなってこと。
中にはもちろん「何も考えずに全員バツ」で投票してる人もいるだろうけど、それでも「何も考えずに白票」の方が多いんだろうなってこと。
その判断をした14人は既に最高裁判所裁判官ではない(もちろん今回の国民審査対象ではない)だろ。
おかしい判断をしたと思う組織に所属する人に思考停止でxをつけて何の意味がある?
そもそも婚外子の相続違憲問題は、例えば戸籍上の妻子はとうの昔に出て行って離婚できず、長年支えてくれた内縁の妻や子供がいるような場合に
「婚外子は婚内子に対して法定相続分をその1/2とする」という民法を盾にされるとどうしようもできない、みたいなケースに対応したりするためのものだと思っている。
じゃあ家族が死んだらいきなり見たこともないやつが現れて「俺の父親はこいつだから遺産よこせ」って言われたら均等にして渡すのか?
と言われたらまあ仕方ないんじゃないの?と思う。それは何もしてこなかった父親が悪いでしょ。
あらかじめ家族に婚外子がいることを伝えず、遺言書も書かず(生活を共にしていない婚外子には遺留分のみ渡す、と書けばいいだけ)に死んだ奴が悪いでしょ。
後ろ暗い過去があるのならせめてそれくらいはやっておけよと思う。
どっちのケースが多いかとかそういう問題じゃなく、あくまでいかなる場合であっても婚外子は婚内子の半分しか認められない、というのがおかしいという判断じゃないの?
そもそも今まで見たこともなかったやつが死んだことをどうやってかぎつけてくるのか気になった(請求できるのは死んでから3年以内だけど)。