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2010-11-22

彼女と愛とセックス結婚について

(2010/11/22 22:00 おまけ追記)

  

結婚はいくつでしたい?」

結婚ですか?」

「うん」

結婚願望は、特にありません。」

「したくないってこと?」

特別絶対したくない、というわけではないんですが。どちらでもいい、どうでもいいという意見に近いです。」

「なんで?結婚って人生においてもっと重要なことじゃない?どうでもいいことはないでしょ?」

「そうですね。結婚したい人にとっては重要かもしれませんし、いずれ結婚する人にとっては重要でしょうね。」

「じゃあ結婚しないの?」

「おそらく。」

「なんで?」

「なんで、と言われましても。結婚するのに理由はあっても結婚しないのに理由はないでしょう。ただ今のままというだけです。」

だって普通結婚するじゃん?」

「する人は多いかもしれませんね。」

「じゃあ結婚するのが普通じゃん?」

一般的にはそういう認識が強いかも知れません。」

「じゃあなんで結婚しないの?」

「そうですね。強いて言えば、私にとっては結婚普通のことではありません。少なくとも、今のまま歳を重ねていけば自然に訪れるイベントではありません。」

  

「なんで?今彼女いないの?」

「いません。」

過去には?」

いたこともありました。」

結婚しようとか思わなかったの?」

「具体的には思ったことはないです。」

結婚したくなかったの?」

「したいとかしたくないとか、そういうのは漠然としていましたね。あまり真剣に考えたことはないです。」

「なんで?それは若かったから?」

「かも知れません。」

「じゃあこれからは、彼女ができて、結婚するかもしれないじゃん?」

「そうかもしれませんね。あまり現実的ではないですが。」

現実的じゃない?彼女はどれぐらいいないの?」

結構いません。働きだしてからはずっといません。」

「作ればいいじゃん?欲しくないの?」

特別欲しいとは思いません。」

「なんで?さびしくないの?」

さびしいというのがどういう事かいまいちよくわかりません。」

「えー、そんなことないでしょ!ひとりぼっちだと心細いとか、人と触れ合いたいとか、そいうのないの?」

「それがさびしい、ですか。」

「多分」

「そうですね。心細い、ということはないです。人と関わりたいということはあります。何かこう、暇を持て余している時は特にそう思います。ずっと物を相手にしていても変化に欠けますから、やっぱり人と関わらないとつまらないですね。」

「んーーーーそういうのとはちょっと違う気がする」

「違いますか。」

もっとこーかのじょほしーとかそういうさびしさ?」

「それは、よくわかりません」

  

「じゃあさ、性欲はないの?」

「あります。」

「あるの?」

「ありますよ。」

さびしくて誰かとエッチしたいとか思わない?」

さびしくて?」

「…えっと、やっぱりいいや、性欲はあるんだよね?」

はい。」

「性欲があるのに彼女欲しくないの?」

「欲しくない、ですか。難しいですね。」

「難しくないよー彼女欲しいの?欲しくないの?どっち?」

「どちらとは言えないですね。真ん中です。」

「まんなか?なにそれ」

「どちらでもいい、です。」

「ええーーーそんなのあり?」

「ありでしょう。」

だって性欲あるんでしょ?」

はい。」

彼女いたほうがよくない?」

「なぜですか?」

だってエッチできるじゃん」

「そうですね。」

「でしょ?性欲あるならエッチができる彼女欲しくない?」

「あの、今はとりあえず性欲に限っての話ということでいいんですよね?」

「え?うん」

「わかりました。私の性欲についてですが、彼女がいなくてもどうとでもなります。まず第一に、放っておけば治まります。第二に、治まらなければ自ら処理します。第三に、それでも治まらなければ彼女ではない人でも処理は頼めます。以上の三点から、私に性欲があることが理由彼女がいたほうが良いことにはまりません。」

「変な喋り方するね…んーでもそれってオナニーとか風俗とかってことだよね?それだとさびしくない?」

さびしい?性欲が満たされるとさびしいのですか?」

「…じゃあ、性欲の話はわかったから、セックスについて、一人でしたり知らない人としたり、お金払ってしたりはさびしくない?」

「それは、何故ですか?よくわかりませんが。」

「よくわからないって?」

「ですからその、何がさびしいのですか?」

「何がって、ほら、そういう事は彼女とかお嫁さんとか相手にしたくない?」

「私には相手がいませんから。」

「それは知ってるけど、そういうのってさびしいと思う」

「そうですか。なぜですか?」

だってほら、好きな人としないとさびしいじゃん?」

「それは、またなぜ?」

「なぜって、だって愛が無いじゃん?」

  

「愛?」

「そうそう、愛の無いセックスさびしいでしょ?」

「愛って、何を愛とおっしゃるのですか?」

「何をって、相手が好きかどうか」

「すごく難しいことを言われますね。」

「難しくないでしょ!好きな人いないの?」

「それも、よくわかりません。」

「わからない?」

はい。」

好きな人いるかどうかわからない?」

「いえ、好きというのがどういうことか、どの程度か、何を指し示すのか」

「相手を好きって思うことじゃん」

「そうですね。それがいまいちよくわからないのです。」

彼女いたんでしょ?今まで人を好きになったことないの?」

「あると思います。けれど、あまりよく覚えていません。」

「えっとじゃあさ、今までどうやって付き合ったの?きっかけとかは?」

きっかけ、ですか。そうですね。例えば、元々知り合いだったのが、付き合うことになったとかでいいんでしょうか?」

「その、元々の知り合いから付き合うにあたって、変化とかなかったの?」

「より親しくはなりましたけど。」

「え、ちょっとまってじゃあ、元々好きだったってこと?」

「それがよくわかりません。」

「でも告白したんでしょ?」

告白はしてません。」

「相手がしたの?」

「相手もしてません。」

「じゃあどうやって付き合ったの?」

「どうやって、…いつの間にか。」

「はあ?そんなことある?」

「あると思いますけど。」

「信じられない…まあいいや、何の話をしてたっけ」

「じゃあ、順番にまとめていいですか?」

「お、おねがいします」

  

「1.結婚願望はない

 2.さびしくはない

 3.性欲はあるが彼女はいなくてもいい

 4.愛とか好きとかよくわかっていない」

  

はい質問!」

「どうぞ。」

「ええと、…とてもプライベートなことだけどいい?」

「かまいません。」

「さっきさ、自分でするとか風俗行くとか言ってたよね?」

はい。」

「けっこうするの?」

はい?」

「どれぐらいするの?」

「それは、具体的な回数とかペースのことですか?」

「そんな具体的じゃなくてもいいよ!なんとなく、どれぐらいかなーって」

「そうですね。あまりしません。」

「どっちが?」

「どっち?ああ、自分でするのは気が向いたら、です。あまりしません。人とすることは滅多にありません。年に1度も無いと思います。」

「そんなに少ないの?」

「少ないかどうかわかりませんけど、だいたいは何もしなくても治まりますから。」

「そうなんだ…」

はい。」

「性欲薄いんだね」

「薄いんですかね。確かに、そんなに強い衝動に駆られるようなことはありません。」

「へええ…」

「あと、あまり好きではありません。」

「何が?女の人?」

「そうではありません。自慰行為とか性交渉があまり好きではありません。」

「性欲あるのに?」

「そう、性欲はあるのに、です。これはもう動物でありながら理性を持つ人間不条理でしょうね。」

意味からないけど、なんで嫌いなの?」

「なぜか、気分が悪いからです。」

「気分が悪い?気持ち悪いってこと?」

気持ち悪くはないですけど、すごく無駄な気がするじゃないですか。しませんか?」

「しない」

「そうですか。私はすごく無意味というか、無駄というか、なんというのでしょうね。虚無感とでも言いましょうか。その感覚がいい気分ではないので、好きではありません。」

「だからしないの?」

「そこまで進んではしません。」

  

「ていうか、してくれる相手いるの?いないから風俗行くんじゃん?」

「そうですね。そのときはそうです。」

女性に相手にされないってことでしょ?」

「そうですね。相手にはされません。」

「ただモテないだけじゃん?」

「そうかもしれませんね。」

彼女いらないとか結婚したくないとか、モテないことの言い訳じゃん?」

言い訳?」

「そーそー、モテないで独りだから強がって彼女いらない!とか結婚したくない!とか言ってるんじゃん?」

「そうですね、女性から好かれることは無いですね。」

「でしょでしょ?じゃあモテるように努力すればいいじゃん?」

「え、何故ですか?」

努力が怖い?がんばってもモテなかったらどうしよう!とか思っちゃう?だったら俺はがんばらないからモテないだけなんだ!って言い訳を残しておきたい?」

「…ちょっと、待ってください。」

「なに?怒った?」

「怒ってないですけど、」

バカにされたと思った?」

「それも、別に思ってないです。」

「思ってないの?じゃあなんなの?」

あなたはですね、何か、男性というものをひどく誤解されているような気がして。」

「誤解?」

「そうです。」

「どんな誤解?」

「この誤解を解くには非常に難しいと思います事実あなた認識されているような男性もいなくはないので、あなた認識が嘘かといえば、嘘ではありません。しかしながら、あなた認識が全てに当てはまるかといえばそういうわけでもありません。私もその認識の外の対象になります。そしてその誤解の対象は少なくとも私だけではないと思われます。大多数とは言いませんが。」

「だから、どんな誤解?」

「その、ですね、まず」

「うん」

「まず、これはとても単純ですが、認識を誤ると根本的に話の流れがおかしくなるので大事ことなんですが。」

「なに?」

はい、我々男性ですが、皆が皆、いろいろな女性から好かれたいなどとは思っていません。」

「つまりモテたくないって言いたいわけ?」

「そうです。」

「それも強がりでしょ?俺は別にモテなくてもいいんだ!モテたくないんだ!っていうモテない男の言い訳じゃん」

「ええと、ですね。」

「でしょ?」

「ですから、そこの認識を誤ると、全ての話が通じなくなります。」

「なに?どういこと?」

「その根本的な部分を誤解したままだと、何の話も出来ないということです。」

だって嘘じゃん?モテたくないとか嘘に決まってんじゃん?そんなの信じられないし」

「そこも若干違います。」

「何が?」

「確かに、モテたくない、というと嘘になります。」

「でしょ?自分で認めてんじゃん」

「そうではありません。私の意を正確に表すならば、“色々な人に好かれるのは構わない、しかし、好かれないからといってどうということはない”ということになりましょうか。」

「嫌われたい訳ではないけど、好かれたくもないってこと?」

「そうですね。似たようなものですが、あの、最初結婚の時にも思ったんですけど、」

「何?何が?」

はい。あのですね、私に関して言えば、ですが、まずその、気持ち自体がそんなに強くないんです。」

気持ち?どういう気持ち?」

「どういう気持ちにおいてでも当てはまります。」

「え?どういうこと?」

はい。ですから、好かれたい、とか、好かれたくない、とか、付き合いたい、とか、独りでいたい、とか、さびしい、とか、セックスがしたい、とか、そういう全般的なことです。」

「え?え?」

「どういえばいいんでしょうね。簡単に言えば、無関心なのです。私の場合は、何事においてもほとんどが“どちらでもいい”或いは、“どちらかといえば”になります。」

「興味ないってこと?」

「興味無いはちょっと言い過ぎかもしれませんが、どちらにせよその結果を求めるために努力しようなんてバイアスは全くもって働かないんです。」

「??」

「こうなればいいかもしれない、でも、ならなくてもいい、という状況であなた努力しますか?」

「しない。もっとこうしたい!!って思って努力する」

「そうでしょ?そういことです。」

「ええ!?じゃあもっと強く思えばいいんじゃん?」

「思いませんよ。だって思えないんですから。」

「なんで?それはなに、振られるのが怖いとか?努力して駄目だったら怖いから彼女いてもめんどくさいとか?束縛されるからとか?結婚メリットがないからとか?人生墓場っていうから?」

「違いますね。」

「違うの?ありがちじゃん?今結婚デメリットとか流行ってるし」

「そういうのとは根本的に違います。」

「どこが違うの?」

はい。まず、結婚デメリット云々という議論ですが、これは『デメリットばかりで男にとって結婚は損だ』という議論ですね?」

「うん。デメリットが多いから結婚したくないんじゃないの?」

「違います。」

「じゃあなに?」

はい、このデメリット議論ですが、それはそれで大いに議論してくださって構いません。いろいろな意見があるでしょう。でも、これらの議論は『デメリットが無ければ結婚したい、メリットばかりなら結婚したい、けれどデメリットばかりだから結婚は嫌だ』という原点から、そのデメリット説明する議論になっています。」

「うーん、そうだね。男にとって結婚は損だから結婚しないなら、得だったら結婚したいの?っていう話だよね。」

はい。」

「じゃあ得だったら結婚したいの?」

「そう、そこです。そこが違います。」

「違う?」

はい。違う点はそこです。私は結婚が得であろうが損であろうが関係ありません。そもそもどちらでもいいのです。メリットデメリットは、初めに結婚ありき、の話です。結婚とはどうなんだろう、得するのか、損するのか、損をするなら、やっぱり結婚はしたくない、という議論です。私の中には初めから結婚を考えることがありません。ですからデメリットなどを考える土台にすら立っていないのです。」

      

(おまけ追記)

以前に書いたエントリー

「生きる目的は何ですか?」というインタビューを受けました

  

両方のエントリーともに思いの外たくさんの方に見てもらえて、ついつい蛇足をつけずにはいらせんでした。御精読頂いた方、長々とありがとうございました。しかし以前のエントリーに比べたら半分以下の長さだと思われます。お目汚しがてら言い訳したいのですが、前回のは4時間ぐらいかけて試行錯誤しながらタイプしてましたが、今回のは1時間もかけずに走り書きです。前回と比べたらめちゃくちゃ荒いです。同じ内容であと3倍ぐらいは書きたかった。ですから、本当は後から加筆修正するつもりだったのですが、思いのほか人に見てもらえたのでめんどくさくなりました。私個人的には、10しかからないことを一行で書くよりも、30ページ書いて1000人に理解してもらう、というスタンスですので、どうしても説明文が長くなります。そこまで言わなくてもわかっている、という人もたくさんいらっしゃるでしょう。逆に、コメントを見ていれば、あれだけ回りくどく説明しても文面さえまともに読めない方もいくらかいらっしゃると思います。それは諦めます現実社会では、そこまで説明することもありません。

    

これはおまけなので、返って本文を台無しにするかもしれませんが、そんな大層な本文でもありませんので、言わせて頂きます。まず、たくさんいらっしゃった、この“回答者”に共感頂けた人へ。あなたは間違っていないし、おかしくもなければ、独りでもない。多数の共感者がいる。だから自分について、理解されないからといって、腐らないで欲しい。悲観的にならないで欲しい。誰が何と言おうと、あなたあなたです。あなたの思うように生きればいい。自信が持てなければ持たなくてもいい。そして、今後僕らの考え方がどのように変わっていくかもわからない。しかし、あなたあなたであることは忘れないで欲しい。自らを受け止めて、受け入れればいい。自分らしく。  

次、共感できなかった人へ。今回のエントリーは、現実では起こりえない対話文となっております。なぜ起こりえないかというと、当然ながら誰もそこまで追求しないし、説明もしないから。ですから、我々が思っていることの一部も、あなたがたは知らないし、今回のように多少知り得たところで共感できないでしょう。しかしながら、我々は基本的に、わからない人たちに対して理解を求めません。いわれの無い非難や誤解に対しても、関心を示しません。なぜなら、それらは幼少期、とうの昔に試みて、対抗して、失敗しているからです。我々は理解を諦めております。ただ、あなた方も我々のような存在があるということを知るのは損にはならないと思いますあなた方の中で、こういう人もいるという視野が少し広がるかもしれません。なぜならそれは、少なくともあなた方が考えていたような人種ではなかったのですから

  

この対話文はありとあらゆる予想される問いかけを想定して書いたつもりですが、なにぶん不十分で、思いがけないコメントを頂いて「そういう意見もあるのか」と参考になります。当然、「それに対してはこうです」と返答したい。いろいろなコメントトラックバックに対してもこの回答者のように一つ一つ返答してはみたいけれど、めんどくさい。けれど、いくらでも返答は出来る気がします。「理解して欲しいわけでは無いなら、なんでこんなことを書いてるの?」とか「何がしたいの?」とか、あるかもしれません。一つ忘れていたのは「経験してみればわかる、君は知らないだけだ」という意見にたいする返答。これぐらいは予想できたはずなのに、何故か抜けてしまいました。

2010-11-02

即調べられることすらせん意見ぶっぱなされても

あえて売血禁止の理由をわかっていて他人に説明させる策略と強く感じてしまいますがな

http://anond.hatelabo.jp/20101102092049

2010-08-09

アニメ漫画にある「女の子物語」の主人公は、大雑把にいって2種類である。

説明のため、ひとつタイプの名を、仮に社交型とする。


特徴

・皆から愛される人気者。社交的。

・食べる事が好き。空腹になると不愉快になる。

・集団の中で、無意識にいいポジションにいる。

・好き嫌いがはっきりしている。

・判断の基準が「好き・嫌い」 清濁合わせ飲むタイプ

感情の起伏は激しいが、後に残らない。

アイドル顔。

・原色やパステル系の色を好む。

など。


もうひとつタイプの名は、仮に神秘型とする。


特徴

・控え目。自分意見より、人の意見を優先する。ゆえに病気ストレスなど、生理的な影響を受けやすい。

・生活感がない。

自分の嫌いなものははっきりしているが、好きなものは曖昧。たとえば、「何を食べたい?」と聞かれても答えは返ってこないが、「これは食べたくない」は、すぐ答える。

・ ほっそりとしている。

ファッションセンスがよい。

・清潔か不潔か、自分なりの価値ラインをもち、不潔については、過剰に反応する。

・「あんなことをさせてしまった私が悪い」「こんなことを気にする私が悪い」と、言いがち。

・人の感情の波を和らげる力がある。

など。


こういった女の子が、主人公や、主要登場人物になりやすい。もっとも、中学生向けあたりから、そう単純にはいかなくなるのだが。

社交型と神秘型は、陰と陽である。


話はそれるが、例えば綾波レイ長門有希など、なぜか神秘型は、「男の子物語」に、登場することが多い。

神秘型の女の子に引かれやすい男の子タイプがある。仮に職人型とする。


特徴

・集中している感覚が好き。

・独断と偏見が強い。自分の中にある善悪概念で白黒つけるため、敵味方がはっきりしている。

・完全主義者。過剰なこだわり。

・こだわりが非常に強いが、自分に興味のないものは、まったく興味が持てない。オール・オア・ナッシング

・面倒見はよい。頼られると嫌いな人でもほっておけない。仕切り屋。

・執着心や持続力が強い。

睡眠は短くて深い。

・狭い場所を好む。


神秘型というのは、自分感情を廻りの人物、特に主人公に流されやすい。自分自分感情を、よくわかっていない、ともいえる。

彼女の事を、もっと知りたい」と職人型が思っても、女の子本人も、自分の事を、よくわかっていない。それゆえ職人型の男の子は、神秘型の女の子にハマる。


話を元に戻す。

アニメ桜蘭高校ホスト部」の話をする。原作漫画の方ではない。アニメの主人公は女子高生藤岡ハルヒ。他に6人の男の子が登場する。この作品、主人公のハルヒが、何を思い、何を考えているのは、ほとんど描かれない。彼女について考えたりするのは、廻りの6人である。主人公の女子高生藤岡ハルヒは神秘型である。彼女内面が描かれたと思われる「不思議の国のアリス」を連想させる回があった。あそこまでしないと、自分の願望がわからない、と捉えると、少し可哀想な気もする。

アニメでは、須王環と鳳鏡夜とハルヒ常陸院光と常陸院馨とハルヒ、の三角関係を描く事が多かった。それ以外の組み合わせだと、恋愛というよりコメディー色などが強くなっている。

須王環と鳳鏡夜は友人である。

常陸院光と常陸院馨は兄弟である。

埴之塚光邦と銛之塚崇は君主と臣下である。

最後の2人は、傍観的な立ち位置にいたので省くが、三角関係を描く時、「どちらを選んでいいか、わからない」「どちらを選んでも、おかしくない」という人選にしないと、うまくいかない。このアニメ場合、「友人」と「兄弟」の二つを使って、三角関係を描いた。

三人の関係ではあるが、須王環と鳳鏡夜、常陸院光と常陸院馨、対照的に描かれていた。太陽と月、昼と夜、どちらが正しいとか、間違っている、などではない。藤岡ハルヒと他二人は、恋愛一歩手前の関係ではある。が、友人対女の子兄弟女の子、といった関係でもある。おまけにハルヒは、自分感情を、よくわかっていない。だが、自分はわかっていないが、他人のそれは、わかるのである。

どのような最終回を迎えるのか、見ていて非常に興味があったが、ダイナミックな一回転で終わった。上から見ると、一回りしただけにも見えるが、横から見ると、一段昇ったのである。らせんうずまきのように。

もっとも、このアニメを、男装した女の子が、男子高校生に囲まれて、学校生活が楽しくなってよかったね、という話で捉えても、何の問題も無い。これはアニメだ、おとぎ話だ。

とはいえ、である。

私はフェミニズムジェンダーの人ではない。けれど、あまりに男にとって都合のよい女として描かれている。男装をしているため、女の友達がいない。ドラえもんの、しずかちゃん状態である。男装をしていると、特権階級の一員として扱われるが、普段、女の子の格好をしている時は、貧乏人である。こうして文章にしてみると、楽しいものではない。

父親はニューハーフであり、バイセクシャルである。典型的オカマ口調であり、女性連想させる。弁護士だった母親とは死別ている。が、回想シーンなどで登場する時の姿は、まるで父親のようである。その母親の後を追うように、娘のハルヒ弁護士を目指している。これが、父親と母親を逆転しただけなのか、別なものなのかは、今は触れない。

想像というより妄想ではあるが、ハルヒ性格を考えると、恋愛よりも、進学、卒業して働くこと、喰いっぱぐれない事を優先しそうな気がする。「お金持ちだから」という理由はあるものの、男の子達の意識に、そういうものがあるのだろうか。私には見えない。彼らに稼ぐ能力が無い、といっているわけではない。「お金はあって当たり前」と思っているように見える、といっているのだ。けれど、「結局女の子は、最後は王子様と結婚するものさ」とのん気に思っている男の子の側と、「それよりも、まずはひとりで食べていけるようにならなきゃ」と思っている女の子の側の、深くて暗い溝が、ぼんやりと見えるのは考えすぎだろうか。

この作品は、「女の子物語」ではあるが、「女の物語」ではない。女の子は、いつかここを卒業していく。いかねばならぬ。

神秘型を物語に登場させた場合、本人よりも廻りの人物が、彼や彼女について、多く語る。自分が語らない事で、キャラクターとしての内面が描かれる、という使われ方が多いように思う。さらに、神秘型の人物を語ることで、その人物は神秘型の彼/彼女を、どう思っているか、がわかる、という仕組みになっている。神秘型にモノローグは似合わない。させるとするなら、ポエムとして、だろうか。神秘型は、謎にしなければならない。

2010-08-04

http://anond.hatelabo.jp/20100804114950

それやると、国民がいるいらないを全部判断して金を出すことになって異様に不合理だが。

1.公園緑地課がやる、公園の緑とか砂場の異物を取り除く仕事と、

2.水道局がやってる老朽した水道管の補修と

3.住民票の交付と

知らない仕事といらない仕事と違うだろ。

焼き場の管理とか無縁仏の埋葬とか、無視するのか?

どれが優先度高くて、どれくらい金がかかるのか、国民が判断して寄付するの?

それがめんどいから税金徴収して、役所に割り振りやらせんじゃないの?

2010-06-29

http://anond.hatelabo.jp/20100629152841

「大人の義務」とかそういう言い方をするんなら、もっと現実的効果のあることをしろ、という話。義務は現実のためにある。

という指摘が有害だという話をずっとしてきているんだが。

は? どう有害だと?

自分で思っているならやれ、

自分で思っていないならせんでもいい、

自分で思っていないのに他人に押し付けるな、

自分でやれもせず信じてもいないことを声高に叫ぶんじゃない、

というだけが有害? 繰り返し言うけど、自分ではやらなくても、人に説くことで他人に対して現実的な行動をさせ、現実の効果を出すことができるならそれは「思っているからやった」ことになる。それはできてるのか?と。「かもしれない」の話なんて空想は知らないぞ。

2010-06-12

今からせんずりをします

おかずはどこかで拾ったエスカレイヤー動画です。

エスカレイヤーが黒い服を着たふたなり巨根女の子に犯されて中出しされるやつです。

僕のお気に入りです。

どなたか同じ動画を持っている方がいらっしゃいましたら、フォルダを開いて一緒にせんずりいたしましょう。

2010-06-07

ジョブカードってまだあんのかよ

独法独法による独法のための税金無駄遣い制度無駄遣いするだけじゃなくて

余計な手間をとらせんなよ氏ね

2010-04-24

実情以上に性病リスク見積もらせて貞操を守らせんとする行為と

言葉遣いを躾けるために水やら氷やらニセ科学を使う行為って

一緒なんかなー違うんかなー

世論的には。

2010-01-14

プログラミング言語 Misa」でプログラム組んでみた

ochi.misa

#! /usr/bin/misa

ま、ま~たおあいしましたのほぉ゛お゛おんお゛ぉ゛ぉおぉ。

「も、もう☆がまんれきにゃいのほぉおおんみゃぁあ゛あ゛ぁあ~っ」

わたしの☆もぉっらめっ!
い、い~、いっちゃうのお゛お゛ぉおぉぉん。

「み、みるく☆おちんぽおぉお~っ」

で、でるの☆れちゃうの!
れひゃってるのぉお゛おぉおぉ!
らめぇにゃのぉ!
ぴゅぴゅって、ぴゅぴゅって止まらにゃいぃのぉお゛お゛んんぉ゛お゛おぉ!
たまんにゃいぃのぉお!
お…おん、んはっ、イ、イっぐぅぅううぅっ!

「へやっ」

サンプルみてぇ~、がんばってみたのぉ゛お゛おん、ほほぉ゛お゛お゛ぉぉお。

「みしゃくらせんせいぃ☆あいぃしてぇぇるのぉ゛おお~っ」

こくまろ☆おちんぽミルクっ!
まらくる~、まらくるのぉ゛お゛お゛ぉおお。

おしりもくるのぉ゛お゛ん。

「変態おしりがっ☆おしりがしゅっしゅってなってるのほぉ゛ぉ゛おぉぉおお~っ」

ぽっぽぉおっ☆しゅっぽっぽぉお!
は~やいな☆は~やいな、あなのなかぁ゛ぁ゛あぁぁあ。

「ほひいぃ☆んおお゛お゛お゛~ぎも゛ぢい゛い゛ぃッ」

おふぅ☆イッちゃってるよほぉ゛ぉ゛おッ!
たまみるくがからからに、こくまろみるくぅ、でるのぉおお!
すごいの来ちゃうっ!

「ぽうっ」

ばんじゃい、ばんじゃい、ぱゃんに゛ゃんじゃぁああぁあぁぁああぁい!

2010-01-02

http://anond.hatelabo.jp/20100101220500

・・・それはどう考えてもお前がキモウザKYだからだろ。

たぶん着信拒否にしてるか、速攻で削除しているかのどちらかだろうよ。

「何で返信くれないの?」とか送ってないか?それはお前がキモいからだ。

ついでにそんなメールを送っちゃう根性がウザいんだ。

あんまり女子を怖がらせんなよ。意中の子ならなおさらだ。

向こうに気がないとわかったら大人しく引き下がりな。

そんでその子の幸せを願って、自分は新しい相手を探せばいい。

それが恋愛模様ってやつだろ。オレは童貞だからよくわからんが。

2009-11-13

柚子を食むような中身のない掌編

よく言われることだけれど、学校という箱は牢獄に似ている。コンクリートの壁が、リノリウム廊下足枷となっていて、仕切られたひとつひとつの教室が、割り振られた各々の机が鉄球と繋がった鎖となっている。閉じ込められた囚人達はなかなかガラスアルミからなる窓から飛び出していくことができない。

確かに、中には無理やり牢を脱獄していく者もいる。けれどそれらの人物は一様に例外中の例外であって、そもそもが学校という箱の中に納まりきらない、もしくは納まることができなかった異端者ばかりなのだ。大概の生徒はなにが起きているのかも分からないままに鎖に繋がれてしまっている。繋がれていることにも、投獄されていることにも気が付かない幸せ者もたくさんいるけれど、私のように気づいてしまう愚か者もそれ相応に溢れている。

集団は、そこに集団が形成された瞬間から社会性を有すものだ、と私に教えてくれたのは、中学校に通っていた頃の変わり者だった。社会性が存在するということは、すなわちそこにはカーストが生じ、相互の、もしくは一方的な関係が誕生するのだ、と。

なくなって久しいと思っていた牛乳瓶の底みたいな眼鏡をかけていた。彼の名前はなんといったのだろう。表情と、滔々と述べられた数多の発言は強く記憶に残っているというのに、肝心の名前が思い出せなかった。クラスメイトどころか、学校中から、ひいては教師達からも距離を置かれていた彼は、中学二年の秋から学校に来なくなった。

誰もいない教室で、窓際の自らの席に座って頬杖を突く。遠く、どこか他の教室の中で話しているらしい女子生徒の声を微かに耳にしながら、私はぼんやりと、見るともなしにグラウンドに散らばった各部活動の活動を眺め降ろしていた。少し黄色がかった空に、長細い雲が浮かんでいる。先ほどから少しも動いていないようにも見えたし、とても長い距離を流れ滑ってきたようにも見えた。鳥が羽ばたきながら勢いよく姿を消していく。

夕暮れというのは面白い時間だと思う。明確に日付が代わる真夜中のその瞬間よりも、鮮やかに一日の終焉を伝えてくるからだ。

郷愁のような物悲しさ。

厳密に言うのならば、まだ夕暮れと呼ぶには早かったものの、色付きかけた青色の空はひしひしと望郷の念を思い起こさせていた。

それにしても、どうして私は夕暮れ時に切なくなるのだろう。離れてしまった故郷があるわけでもないのだ。私はこの街で生まれ、この街で育ってきた。だから、郷愁を抱くわけも道理もないというのに。

あるいは、幼い頃になにか強烈な出来事を経験したのだろうか。それとも、外部から与えられた『夕暮れは物悲しいものだ』という概念に毒されてしまったのだろうか。もしくは、生物本能として、二重らせん構造の中に、ひとつひとつ塩基の中に太古の昔に経験した物悲しさが記憶されているのかもしれない。

人を含め、万物の生命体は元を辿れば海へと行き着き、稚拙細胞群へと集約されるのだという。それから現在に至るまでにそれぞれの生物が見た景色を、私は深層心理よりも奥深くに大切に補完しているのかもしれなかった。

何の役にも立たない妄想から意識を引き上げてほっと息を吐くと、少しだけ肩から重石が外されたような気がした。こういったことを考えてしまうのは、間違いなく中学生の頃の彼の影響だった。名前も思い出せない瓶底眼鏡君は、今でも確かに私の影に潜んでいて知らず知らずの内に意思決定を巡る過程の中で暗躍している。

「あなたは私と同じにおいがするよね」

そう、先日陸上部深海さんに言わせてしまったのも、もしかしたら暗躍する瓶底眼鏡君のせいなのかもしれない。私の意識は数日前の放課後に、鮮やかな朱に染まっていた昇降口へ遡っていく。

「雨は好き?」

いつものように時間を潰して帰ろうとして折りに、靴箱の前で唐突にそう話しかけられた。振り返った私は、綺麗な微笑を湛えた深海さんに見つめられたまま返事をすることができなかった。

「私はね、結構好きなんだよ。雨そのものというよりかは、雨が振っている雰囲気というのが」

眼差しは、あなたはどう、と訊ねてきていた。私は首を傾げ、いまは降っていない雨のことを考え、陰鬱な湿り気を帯びた気配を想像してから、それほどでもないと答えた。

それほどでもない。私は雨にあまり良い思い出がないのだ。

微笑む新海さんは、その微笑を消し去るどころか一層壮艶なものに変化させてからやっぱりと言った。

「やっぱり、あなたと私は同じにおいがするよね」

言葉意味を尋ねなかったことを、私は後悔するべきなのかもしれない。こうして誰もいない教室でひとり机に腰かけている今に至るまでその真意がまったく分からなかった。たぶん、これからも一片でさえ分からないのだろう。

その後、深海さんはじゃあと手を振って、するりと昇降口から外へ向かっていった。取り残されたのは私だけ。あるいは、私と昇降口に差し込んでいた夕陽だけだった。立ち昇った埃が煌めいていたのが、やけにノスタルジーな気配を含んでいた。昇降口には忘れ去られた物品が纏う物悲しい忘却に溢れていたような気がする。

彼はどこへ行ってしまったのだろう。グラウンドを眺める私に、再び瓶底眼鏡君の顔が浮かんできた。我々は決起しなければならないのだ。拳を高く握り締めていた後姿と一緒に。

視線の先で、陸上部が活動を続けている。ひとりひとりの容姿の違いはここからでは判別できない。みんな似たようなジャージに身を包んでさっきから走り込みを続けている。走っては、隣の人と話しながら歩き帰って来て、再び位置につく。反復練習を続ける集団の中に、きっと深海さんも混ざっている。

ふと集団の中の誰かが立ち止まった。顔は校舎の方を向いている。立ち尽くして、何かを探すように視線が動いているようだった。

そして、私は認識する。その人物が深海なつみであり、彼女が私を見つけて微笑んだことを。

どうして人物が彼女と判明したのか、表情まで見えてしまったのか分からないが、その刹那に私はたくさんのことを理解した。なぜ彼女が私に同じにおいを嗅いだのか、どうして彼の名前が思い出せないのか、彼女がいつも微笑んでいる理由と、夕暮れ時に人が物悲しくなってしまう原因を。理解させられてしまった。

堪らなくなって、私は思いがけず席を立つ。全身が、他の意識に乗り移られたように火照っていた。羞恥、憤怒、悲愴、愛憎――そのどれとも呼ぶことのできない感情が昂ぶって、一度大きく爆ぜてしまっていた。

廊下を、口許を掌で覆いながら早足で過ぎていく。

思えば、昔これと似たような感覚を得たことがあったような気がする。母が柚子を買ってきたときだった。剥くこともせずにかぶりついた柑橘のぶ厚い表皮はとても苦くて、渋くて、痛くて、痺れを伴っていて、とてつもない刺激となって私の口の中を駆け巡ったのだった。

そう、あの刺激だ。いまも私の口の中にはあの時の味が、感覚が広がっている。

視界を滲ませながら、私は一目散に帰らなければならないと考えていた。

ここではないどこかへ、逃げるようにして向かわなければならないと思わないわけにはいかなかった。

2009-08-05

昨日の深夜

おひとりの方が女性に対するコンプレックスをひたすら爆発させていたようですね

増田で「全部同一人物の書いたもの」と丸わかりな書き込みが連続してると過去ログ読む気なくすな。いや、読んでもせいぜい暇つぶし止まりには違いないんだが

なつやすみ云々書いてるから中高生非モテかねえ。あんまりこじらせんなよ…

2009-05-11

http://anond.hatelabo.jp/20090511233622

どうして自衛隊教育制度不良債権を押しつけられなきゃならんのよ。

そういう風に育てた親に責任らせんと。

2009-04-27

思う事。

あのー痴漢でない、一般男性がですね、「痴漢被害にあったのはかわいそうだけどオレは痴漢じゃないし」「痴漢とそうでない男は分けて考えるべき」っていうのは分かるんだけどさ。というか別に「男=痴漢」と思ってる女性なんて、よほど男性不信に陥った人でもないとまずないと思うし、そんなことはそもそも思ってないわけですよ。別に誰も一緒くたにしてないわけですよ。

男性に話すのはさ、なんていうんだろ、当事者性を感じて欲しいとか、そういのがあるんじゃないかと思う。

あのーこういう言い方は何なんだけどね、要は痴漢でない(また、あわない)一般男性は、いともカンタンに「痴漢にあったのはかわいそうだけどオレ違うし」ってことで、「痴漢問題」そのものから全くノータッチ、逃げてしまえることが出来るんだよね。逃げるっていうと、また語弊があるかもしれないけど、女性は逃げることすらできないのね。痴漢でない男性も、痴漢被害者女性も、要はどちらも何の非もないのに、でも逃げられるのは男性だけなのね。

だからなんていうんだろう。別に「あんたは男なんだから痴漢!」とか言う気はさらさらないけど、社会全体の問題としてもうちょっとそういう普通男性にも問題意識を持っていてほしいんだよね。関係ないから、でどっかいっちゃわないでほしい。こっちは、そうやって逃げられないんだから。「だってオレは痴漢じゃないし」って、私らだって痴漢じゃないのに。非なんてないのに。「女と痴漢の問題じゃん」っていってどっかいっちゃわないでほしいわけ。社会の一員として問題意識持ってて欲しいだけなんよ。強盗とか、殺人と同じように。性犯罪だけ、なぜか、「痴漢と女の問題」ってことで終わっちゃいがち。それ以外の人たち、男に限らず、都心に住んでいない女性とかは「関係ないし」で済ませちゃうけど、犯罪を「当事者の問題、オレワタシ関係ないし、チャンチャン」で終わらせんといてよ、って思う。まだ、女性なら「あなたもあうかもなんだよ」(ってこの言い方で言いくるめるのって脅しっぽくて個人的には嫌だけど)って言えばまだ自覚するけど、男性の場合関わろうとしないでいれば、目を瞑っていようと思えばそうできちゃうわけじゃない。だからこそこっち側からしてみると、勘弁してよって思ってしまう。被害者加害者に丸投げせんといて、ただでさえキツいのに。またただでさえ男社会なのに「女の被害者加害者の問題」とかポイ投げされちゃうとホントどうしようもない。そもそも性犯罪の時点で被害者は声をあげ辛いのに、被害者以外は「関係ないし」で目を瞑る。必死に声をあげても、やっぱりなんだかんだで日本は男社会警察だって男社会なわけで、女被害者だけの声じゃ「ホントにぃ?」「大袈裟にいってんじゃないの」な視線・声がくるわけで。

その上最近では冤罪問題が出てきて、一般男性も無関心ではいられなくなったけど、その怒りの矛先は女性に向けられちゃってるわけで…ますます「お前の勘違いじゃないの?」「痴漢とかマジであったわけ?」「ほとんど冤罪なんじゃないの」って、今まで「俺関係ないし」で逃げていった男性陣が、自分たちも被害にあうかもとわかったらノコノコ戻ってきて、ようやく一緒に真剣に考えてくれるのかと思えば攻撃される。もうどうすればいいのか、分からない。それでも全ての男性がそうじゃないって、寧ろそこにすがるかのように考えてるけど…本当キッツイよ。女性専用車両も優遇だ、女ズルい、と非難されるばかり。乗ろうとすれば「女ズルイ」とか、「乗ろうとしてるのはこんなブスだけ。美人は乗らないっていってる」的な画像ネットじゃ貼られて嘲笑されているし、といってそれに怯えて乗らなければ「なんだよ、いらねーんじゃん!痴漢なんてほんとうはなかったんだ」の無邪気且つ残酷な一言。もうさ、どうすればいいの?女であることが悪いことなの?ってマジで思えてくる。今まで「俺には関係ないから」っていってどっかいっちゃってたくせに今頃自分らに被害がかかってくるからって戻ってきて、戻ってきたかとおもえば突然女性痴漢被害にあってるのをすっとばして「女によって無差別に男の人生が終わらされる!!どうすれば!!」なんて言ってる。なんだかさぁ、これまで痴漢問題に対して全然ノータッチだったくせに、それはないんじゃないの?(ノータッチじゃなかったよ、関わってきたよ、って男性は勿論別だし、感謝したい)はぁぁ。ホント、どうすればいいんだよ。私たちはただ、被害にあいたくないだけなのに、なんで「お前たちはいいよな、俺らの人生ぶっこわせるんだから」とか言われなきゃいけないのか。優遇だとか言われなきゃいけないのか。痴漢なんて本当はないんじゃないのかとか言うけど冤罪はそうはいわれないのはなぜ?ふぅ。


一般男性に被害にあったことを打ち明けてる女性が皆そう言うことを考えて言ってるわけじゃないだろうけど、対策を求める以前の話として、とりあえず一緒に「当事者性」を持ってくれってのはあると思うんだよね。「対策がないから」っていうけどさ、こんな社会問題レベルの対策なんて、今ちょっと話を聞いた素人が、それも今まで「いや俺痴漢じゃないから、関係ないし」で当事者性をもってこなかった素人がポンと名案を持ってこれるわけないし、そんな大きなこと求めてない。そんな壮大な対策を練ろうとする前にまず当事者性を持って欲しいだけ。いかんことだ、けしからんことだ、とマジの怒りを抱いて欲しいだけ。共感してほしいからじゃなくて、まずそういう心情を持ってもらわないことには先に進まないから。ちょっと聞いただけで素人が小手先の対策を、なんて、そんなことはいっちゃなんだけど無理だから。いきなり対策を考えます!だなんて、今まで当事者性を持ってこなかった男性(もっていた男性は何度も言うけど別ね)にとっては背伸びしすぎだし、そんなことする前に、そういう人にはただ本当に「いかんことだ、なんとかせねば」精神を持って欲しい。対策を…なんていうのはそこからの話だと、私は思う。

ちょっと前に、男はマジで知らないよ、みたいなエントリが伸びた事があったけど、あの推測が正しいか間違ってるかは(まぁブコメの反応見る限りどうも違うようだけど)別として、ああいう疑惑を抱く気持ちは私には分かるんだよね。だって、(ほとんどの)男性が「俺は関係ないし」って耳を塞いでノータッチしちゃうのって性犯罪だけじゃない?さっきもいったけど、殺人とか強盗とか、カルデロン一家の事件とか、皆全然自分関係ないのにわいのわいの盛り上がってどうすべきああすべき言ってるわけで、殺人やったやつは死刑にすべき、いや死刑はまずい云々言ってるわけじゃない?なのに性犯罪となると多くの男性が「いや、男性痴漢じゃないから。俺は男だからといってもそういうことするやつとは別だからシラナイし」で去っていっちゃう。(もともと、全ての事について「自分関係ないことはしらねえ」という人は男女ともにいるだろうけど)それってなんでなんだろうと。

何にせよ痴漢じゃない男の人にはこれを機に痴漢撲滅の道を共に考えてもらいたい。テレビ上じゃ女性が強くなったなんて見かけだけされてるけど、その実まだまだ男社会日本で、「被害者女性」だけじゃ太刀打ちできまへん。数的にも、権力的にも。

それは具体的に策を考えるとまでいかずとも。そうすることによって結果的に冤罪も減るわけだから。結局痴漢被害者女性冤罪になるかもしれない男性とがワーワー言い合ってて、一番得をするのは誰って、元凶の痴漢なわけでしょ。許せまへん。敵は本能寺にありじゃないけど敵は痴漢にこそあり。ここをぶちのめすべきであって非の無い男女同士が言い合っててもしゃーないとおもうんよ。

痴漢撲滅と、痴漢冤罪撲滅のためにも痴漢を滅する」と考えてる男性はカッコイイ、みたいな風潮が女性の中にできたらいいかなとちょっと思った。そういうモチベができれば男性も参加してくれるかも。

2009-03-19

http://anond.hatelabo.jp/20090319140450

学園物4コマっていうとT女は根っこの方にありそうだけど、ももせの作品を出すならせんせいのお時間じゃなくてももシスじゃないかな。

ももシスは厳密には学園ものとOLものの半々だし、スタート萌えというよりエロだけど。

せんせいのお時間は、ももシスから下ネタを抜いて萌えを足した感じだろ。

T女とももシスは掲載時期はかぶるけど、あんまり相互的な影響はなさそうだよな。

2008-09-07

http://anond.hatelabo.jp/20080907233433

いい加減現実見ろ。お前の想像するような自分の性善を証明してくれるかのような

都合の良い「綺麗な」ホームレスばかりじゃないし、でなきゃ社会問題化なんて最初からせんのよ。

ケンカ、居眠り、床に座りこむ…。声をかけるとよく殴られた」と振り返る。

女性から「怖い」いう苦情が殺到したことから設置したという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080830-00000909-san-soci

>「酔った勢いで(他の利用者に)絡んでくる」という事件がしばしば発生していたのである。加えて、三、四、五階の書架に向かうには

エレベーターを利用しなければならず、女性から「山谷の人たちと一緒にエレベーターに閉じ込められる」ことの「不安感が訴えられる」

>こともあったという。また、児童の利用に関しては、児童から直接ではなく、「安心して子供を送り出せない図書館である」という

母親たちからの指摘も多く含まれていた。ある職員は、近くの小学校では「石浜図書館には行かないようにという指導もあった」

>と語っている。

http://www.okiu.ac.jp/sogobunka/nihonbunka/syamaguchi/sanya.html

2008-09-04

http://anond.hatelabo.jp/20080904230742

そんな大人の事情的な課題小学生にやらせんなと言いたい。

俺は読書感想文嫌いだったなあ。何書けばいいのかさっぱりわかんなかったし。

小学生にしてそんな大人の事情を見抜くほどスレてなかったからな。

2008-04-27

http://anond.hatelabo.jp/20080420201425

というか、

http://d.hatena.ne.jp/michikaifu/20080411/1207933438

そうすると、息子のいう「みんな」がやっているHalo3で、友達と一緒に遊べる。それも、ただ画面で一緒に登場するだけでなく、付属ヘッドセットで話をしながらできる。Halo3といえば、バンバン撃ち合うだけかと思っていたが、昨夜見ていたら、クラスメートと3人で、「おーい、誰か手伝ってくれ」とか言いながら、協力して障害物の多い迷路を通り抜けるゲームをやっていた。

HALO3ってCEROレーティング「D(17歳以上)」のゲームだろ。

親がそんなゲーム小学生の息子にやらせんなよ、と。

そういう自分の手抜かりを棚に上げて、「青少年健全」だのを錦の御旗にして

やれアニメ規制しろ、漫画児童ポルノだ、とやらかすアホが大勢いるからかなわん。

2008-03-08

ひぐらしDSで発売されるらしいけど大丈夫なの?

ひぐらしのなく頃に」がニンテンドーDSで「ひぐらしのなく頃に絆」として発売されるのをご存知だろうか。

とりあえず、現在発表されていることをまとめてみます。

第一巻・祟(たたり)

2008年6月26日発売予定 通常版3390円 限定版価格未定

鬼隠し(おにかくし)編

綿流し(わたながし)編

祟殺し(たたりごろし)編

染伝し(そめうつし)編(※新シナリオ

第二巻・想(そう)

発売日未定

暇潰し(ひまつぶし)編

目明し(めあかし)編

???(※新シナリオ

???(※新シナリオ

第三巻・螺(らせん

発売日未定

罪滅し(つみほろぼし)編

皆殺し(みなごろし)編

???(※新シナリオ

???(※新シナリオ

第四巻・絆(きずな

発売日未定

祭囃し(まつりばやし)編

(※原作からの追加シナリオ

澪尽し(みおつくし)編

???(※新シナリオ

???(※新シナリオ

CERO審査予定

第一巻・祟では予約購入特典として「注射器ボールペン」がつく。

CEROについては、PS2版のについてはD(17歳以上対象・ただし購入の規制はない)であるので、おそらくNDSでもDであると思う。ちなみにNDSでこれまでに発売されたゲームではZ(18歳以上・18歳未満の方への販売の禁止)というものはない。Dでは3本である。

問題点として、2つの面である。

1つはどれだけ儲ける気だということだ。

もうひとつはDSのいう幅広い年齢の層がいるプラットフォームに乗せて発売しても大丈夫ですかってことです。

発売を肯定するのであれば、前者については、ユーザーはその姿勢が気に入らなければ買わなければいいということですから大して問題はないと考えます。後者については、PS2で発売されているし、携帯アプリも出ている。さらに小説マンガアニメも公開されており、既に多くの人にとって作品に触れることが可能なものが多数あるのでDSで出してもさほど問題にならないということです。

反対意見としては、アニメ殺人事件の影響を受けて放送が延期されたり、中止になったように、マスコミなどがなにか犯罪が起こると無理やりこじつけようとする姿勢がありそれにより作品への誤解が生じるということです。この作品に限らず少なからずこういった影響を受けて直接的でなくとも間接的に影響を受けるということはあるとは思いますが、度を超えての報道うんざりです。

ひぐらしDSでの発売は、個人的にはもう十分に儲けていらっしゃるのでもう出さなくていいじゃないかと思います。

あとどう考えても小学生には悪影響があるのでホイホイ出しちゃっていいのかなと思います。小学生ひぐらしをやって友情は大切だとか言い出すやつが出てくるとは思えないな。この発売でプラスになることが何も思いつかない。メーカーが儲かること以外は。新シナリオについてもどの程度期待すればいいのやら。

2007-12-02

まずは定義学の定義からせんといかんばい。

2007-10-24

もう中国に公的に謝罪するのはやめよう

中国(や韓国)に国として公的に謝罪するのは次で最後にすると宣言してはいかがか。

というのも、今、日本が謝罪することは両国にとって有害無益にしかならないからである。

大陸側の人間と、日本人の思考様式はかなり異なる。

あちらの人間言葉を重ねない。一度の言葉にかなり強い意味を込める。

日本人のように感謝言葉や謝罪の言葉を何度も重ねたりはしない。

言葉に重みがあるために、何度も繰り返して言うことは逆に言葉の重みを失わせてしまう。

だから、向こうでは、お礼言葉も謝罪の言葉も繰り返し言わない。

一度感謝や謝罪を伝えた後は、言葉よりも態度で示さなければならない。

言葉の回を重ねるほど言葉が安っぽく、誠意がないように感じられてしまうのだ。

向こうの人らに会ったことある人なら何となく分かるだろうが、彼らは語調が強い。というより語調がきつい。

彼らにとってみればそれがデフォルトなのである。

だから、何度も重ねて言うと、弱い語調で言ってるのではないか、本心ではないのではないかと勘ぐられる

ここは感謝や謝罪の言葉を何度も繰り返す日本人とは対照的である。

大体、中国(や韓国)とはすでに講和条約を結んで国交を正常化させている。

講和条約を結んだ以上は不満が残るとしても戦争責任は問わないのが現代の国際理解である。

いつまでも戦争責任を問うのは古代中世的な復習の発想である。

今の状況はとても国交が正常化した国の態度とは思えない。

中国も、日本もだ。

このような古代的な伝統はもう終わらせるべきだ。

今の日本の謝罪は儀式化してすでに形骸化してしまっている。

一体そんなことをして両国民が喜ぶだろうか?

日本人側は「こんだけ謝ってるのにいつまでこんなことをしなきゃいけないんだ」とフラストレーションを高めていくだけだろうし、

中国人側は「中身のないことを一体いつまでしてるんだ」と、ますます怒りを募らせるだろう。

中国人は形だけの物を評価しない。実利・実質を優先する。言葉以外の物でもそうだ。

中国人は我々から見たらがめついと思うほどにほど商魂たくましいく見える。それは形式よりも実質を重視している表れである。

謝罪を繰り返すことはただの蒸し返しにしかなっていない。

謝罪を重ねるほどに、言葉を重ねるほどに、それがますます形骸化していくことになぜ気づかないのだろうか?

今こそ謝罪と憎悪らせんから抜け出さねばならない。

だから日本国としては「国としての公式な謝罪はこれを最後にする」と高らかに宣言すべきだ。

「我々は、過去の過ちを忘れない。だが今、謝罪は逆に両国憎悪と悪意を増やしている。この悪習はここで断ち切ろう。」

これで最後だから心を込めて精一杯のごめんなさいをする。それから先はよき友好相手として付き合おう。

もちろんこれは個人的な謝罪を禁止する物ではないし、謝りたい者はこれからも謝ればいい。

でも、国としてはこれを最後にする。

そして謝罪を終わらせたとて、友好関係が崩れるわけではない。

これからも日本中国経済発展を支援していくだろうし、中国も良き貿易相手であり続けるだろう。

恨みが完全になくなるわけではない。でも恐らくのところ、誠意のない伝統だけの謝罪を100回繰り返されるよりも、一度きりの誠意がこもった謝罪の方が、向こうの人は歓迎するはずである。

そして、謝罪をやめても、「謝罪の伝統を復活させろ」なんてことは恐らく言ってはこまい。

x12

2007-09-15

http://anond.hatelabo.jp/20070915224648

ビビらせんなよ!!!

アンタらはいいだろうけど!!人事だと思ってよ!あんたら自分の股間に注意しとくんだよ!

……いや、まあ、なまじ私よりあんたらの方が被害に遭う可能性高いかもわからんけどな。そっち系の男、結構いるし。

2007-06-09

免許更新

車の話が続いてて思い出したが、免許更新したのよこの間

で俺、免許とってから初の免許更新だったから話やらビデオやらを2時間見なくちゃならなくてさ

そんで見てたんだけど

帰る頃はもう運転する気力なくなってたね

もうさ、お願いだから変にビビらせんなよ

交通事故を起こした加害者の妻の自殺時の遺書とか読むなよ

飲酒運転事故起こして捕まった奴の妻の遺書とか読むなよ

娘を事故で奪われた父親の手記とか読むなよ

それを延々とビデオで流すなよ

怖えーよ。運転したくなくなるよ。つうか、もうそういうの見たり聞かされたりしてると、

「気をつけなきゃな」ってより、もうこりゃどう気をつけてたって事故る時は事故るんじゃねーのかって気にしかなってこない

飲酒なんてしないし、結構気をつけてるほうだけどさ。それでも絶対じゃないわけじゃん

絶対じゃないけどやらかしたらあんな事になるわけじゃん。もう運転する気力なくすよ、マジで。

しばらくマジで車に乗る気なくなった。

あれ変にビビらせんのやめてくんないかな。思うに、多分あれでビビるような俺みたいなタイプは日頃から気をつけてるタイプだよ。気をつけない奴とか飲酒してしまう奴ってのは、あんなん見ても「俺は大丈夫だろ」とか思ってて効果ねーと思うんだよな。

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