※訴訟回避のため伏字を使用しています
話題の企業では、1990年代から電解水中に含まれる○○に着目し、国内外の大学と共同研究も行っているようで、何本かの論文も提出し、雑誌に掲載されている。
でも医療機器として認証を受けているのは、家庭用電解水生成器としてであり、そのアルカリ性電解水の効能は「胃腸症状の改善」これだけ。 ○○がどうのというのは、認証とは一切無関係。
医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(昭和35年法律第145号)
第六十六条 何人も、医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器又は再生医療等製品の名称、製造方法、効能、効果又は性能に関して、明示的であると暗示的であるとを問わず、虚偽又は誇大な記事を広告し、記述し、又は流布してはならない。
2医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器又は再生医療等製品の効能、効果又は性能について、医師その他の者がこれを保証したものと誤解されるおそれがある記事を広告し、記述し、又は流布することは、前項に該当するものとする。
医薬品等適正広告基準 第3 3(9)本来の効能効果等と認められない表現の禁止
医薬品等の効能効果等について本来の効能効果等とは認められない効能効果等を表現することにより、その効能効果等を誤認させるおそれのある広告は行わないものとする。
このへん、本来の効能とは無関係なはずの論文を自社サイト上に列挙するのは大丈夫なんだろうか。
・国の機関で認証を受けてる
・活性酸素を除去するという論文がでている
この2つを並べられたら、科学に疎い人は「活性酸素が除去できるって国もお墨付きを与えてる」と誤認するのも無理はない。
論文が提出されたからと言って、その事象が証明されたわけではない。タイトルだけでは実験条件もわからない(試験管内で効果があっても飲んで効果があるとはいえない)。 義務として論文を読んだ経験がある人なら周知の事実だが、すべての人がこれを理解しているわけではない。
企業側と消費者の情報格差があるから、消費者保護のための法律も必要になるわけで。 「※お客様個人の感想です」の注意書きは、最近どこも付けるようになったが、論文についても同様の但し書きが必要なのではないだろうか。 「※研究段階であり、実際に効果があると証明されたわけではありません」とか。 実際、業界団体?のアルカリイオン整水器協議会では、そういう記述も見られる。 http://www.3aaa.gr.jp/alkali/index.html
研究段階でも、「どのくらい確からしいか」には幅があるから、但し書きをつければすべて解決するというわけじゃないけど、 「証明されてはいないけど可能性があるなら高い金払ってもいいわ」とか、「100%じゃないなら16万も払わねぇよ」とか 判断できるほうがいいと思いますけどね。
色んなライブラリが出てるから、Deep Learningを使うこと自体は全然難しくない。
おかげで暇人がDeep Learningをちょっと試してみたみたいな記事がよくホッテントリに上がってくる。ブクマをつけてるやつらは大抵、自分で試してみる気力とか能力のない残念な人たち。
ところが、記事の内容を見てみるとマジで単に使ってみてるだけなんだよな。なんでDeep Learningを使わなきゃいけないのかさえ考えてない思考停止。ほとんどの場合は、昔からある3層のニューラルネットとかSVMで十分な性能が出る問題になんとなくDeep Learningを当てはめているだけ。
あのな、Deep Learningみたいに膨大なパラメータを持ってる学習モデルは簡単に過学習を起こすから、素人が下手に扱うとむしろ精度が落ちるもんだ。そこそこ難しいタスクに対して上手く学習するには、とんでもない量の訓練データが必要になる。しかも、Deep Learningは手動で設定する必要があるハイパーパラメータの数も膨大で、学習率とかノード数、正則化のパラメータみたいなやつらを地道に調整しなけりゃいけない。はっきり言ってめちゃくちゃ泥臭い作業だ。
なんでGoogleとかがDeep Learningで成功しているか、少しでも考えたことあるか?あいつらは過学習なんて関係なくなるほど、無茶苦茶たくさんのデータを手元に溜め込んでるんだ。しかも、ハイパーパラメータ設定の勘所を掴んでる職人みたいな技術者を金の力でどんどん集めている。
Deep Learningは理論的な下支えがほとんどなくて、勘と経験則で成り立ってる世界だ。数年前の定説が簡単にひっくり返ることが多いし、正直なところあれは研究と呼べるものではないと思う。「なぜかは知らんがやってみたらうまくいった」みたいな事実が羅列されてるだけ。思いついた手法が上手くいくかが運任せという意味では、ガチャを引いてるのとだいたい同じ。無課金勢がいくら知恵を絞っても廃課金勢には勝てない世界。
というわけで、お前らがぽっと出のアイディアでDeep Learning使ったところでゴミみたいなアプリが出来るだけだからやめとけ。
お前が気に入らないから意地でも改めないし死んでやらない
僕の友人のAとBは同じ女を好きになった。
AとBは毎日その女に話しかけ、どちらが優勢になるわけでもなく、うざがられるわけでもなく、むしろA・B・女の『仲良し3人組』が出来上がっていた。
僕から見た感じでは、その女はAとBの両者に同じくらいの好印象を抱いているようだった。
しかし、AにしてもBにしても『仲良し3人組』という関係をさっさと崩したいと思っていた。早く告白して早く付き合いたい、と。
あるときAはBに言った。「俺、そろそろ告白しようと思うんだ。良いよな?」と。そう言われて「ああ、いいよ」と首を縦に振る馬鹿はいないだろう。Bは思いきり首を横に振って「いや、ダメだ」と叫んだ。おそらく、前夜に寝違えて首を横に振れない状態だったとしても、むりやり横に振り回したであろう。そのくらいの勢いある否定であった。
これは喧嘩の始まりか?…と、僕が第三者的立場の余裕で傍観していると、Aが唐突に数学の話を持ち出した。「くじの公平性って知ってるよな?」と。
「例えば10本のくじがあって、そのうちの2本が当たりだとする。まず1人目がくじを引き、そのくじを元に戻さずに2人目がくじを引く。このとき、2人目が当たりを引く確率は1人目よりも低いと思われがちだが、2人目が当たりを引く確率は1人目と同じ『5分の1』なんだ。
2人目が当たりを引く確率は、このように求める。
(i)1人目が当たりで2人目も当たりの場合
2/10×1/9=1/45
(ii)1人目がハズレで2人目が当たりの場合
8/10×2/9=8/45
(i)と(ii)より、1/45+8/45=9/45=1/5
くじを引く順番が2番目でも不利ではないんだ」というようなことをAは言ったのだ。
そしてこう続けた。「というわけで、告白してOKをもらう確率が同様に確からしい俺たちは、先に告白しようが後に告白しようがOKされる確率は同じだ。だから俺が先に告白しても、お前は不利にならない」と。
おそろしく話が飛躍しすぎているような気がしたが、Bは「確かに」と言った。そう言われればそうのような気もし、僕も「確かに」と思った。
そしてAが最初に告白し、女からOKをもらった。告白する機会を失ったBは「公平性とは何か。数学とは何か」という疑問を抱き、数学に熱心になった。
あー、やっぱりそう思うよねぇ。
自分もそこらへん引っかかった。アニメだけだから、もしかしたら原作はもう少し面白いのかもしれないとは思ったけど。
国としてはともかくそりゃ日本企業は嫌いかもわからんな。
増田は大脳が壊れたメンヘルの執着駅。結婚どころかあるものは出産まで経験し人生のレールを堪能した感のある鬼女など小町がお似合いでありここはウンコ愛好者とゴーイングマイウェイキチガイのために残しておくべきである。
帰って、帰って
最近、大学の学食があいているのか気になってtwitterで「○○大学 学食」で検索をかけてみた。
すると「○○大学の学生でもないババアが学食で飯食ってるのチョ〜迷惑なんですけど」というような意見を多く見かけた。
仮に学生の本分が勉強だとすれば、図書館・研究室等での作業に差し障りがない以上それは迷惑ではないのだろうし、
何かメンタル面での大きなダメージを被っていなければ、まあ迷惑ではないだろう。
そしてたかだか3分待てば座れるので、合理性の観点から言っても大きな迷惑ではないだろう。
(仮に合理性を徹底するのであれば、書籍部でLOを売るべきではないだろうか?買いに行く時間が無駄だから。)
つまり、同じ「迷惑」という言葉でも、研究にまつわる迷惑と精神的迷惑と合理性的迷惑と「迷惑」とでは指し示す内実が違ってくる。
今、というかおそらくは昔から様々な「迷惑」をめぐって争いが行われている。
最近「迷惑」とされている事象を振り返ってみる時、その迷惑はどのような意味で使われているだろうか。
冗談めかしていえば、これは「迷惑」という言葉をめぐる闘争なのだ。
対応は、闘争に参加する(例:「というか、そのなんでも「迷惑です!」って言う姿勢こそ迷惑なんだよね〜」)か、あたらしい言葉を発明する、ないし言語ゲームを開始することの大きく二つに分けられるだろう。
みんなはどっちを選択するだろうか?
この二つのidが重なるとき、
id:jt_noSkeとid:daybeforeyesterdayのコメントが被ってしまったときのような居たたまれなさを感じる
追記
隣の席だから会話が聞こえるんだよ
1組目
どこのマンションがいくらだとか、何を買って売っていくら利益でたとかいう話してる
2組目
3組目
夫婦っぽい?会話がそう多くなく、周囲に聞こえるほどでもない
初めて生で飛んでるドローンを目撃した、音も凄くて思わず興奮。
良く考えたら「オスプレイ」の間違いだった。
と言い直したが、すでに窓をあけて大声で「ドローン」と言ってしまったので近所の失笑を買ってるに違いない。
オバマのせいだクソッ。