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2009-11-30

バイリンガルの頭ん中:ダニエルピンクネタ

日本語英語へのTransition

目的

バイリンガルの頭の中(あくまで想像)を文章にて表現

序盤:日本語脳→終盤:英語

・英文に抵抗のある人に対する新しい英語教材の提案、実験

日本語読んでたはずなのに、いつの間にか英語読んでた!」というのが理想

TEDから文章だけでも内容が伝わるダニエルピンクプレゼンを引っ張って来たのですが、実験的にやるにしては少し内容が堅く、マテリアル選択を誤った気がしなくもありませんw

ダニエルピンク 「やる気に関する驚きの科学

http://www.ted.com/talks/lang/jpn/dan_pink_on_motivation.html

めちゃ長いですが、LanguageがTransformする過程を味わって頂ければと思います。

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最初に告白させてください。20年ほど前にしたあることを私は後悔しています。あまり自慢できないようなことをしてしまいました。誰にも知られたくないと思うようなことです。それでも明かさなければならないと感じています(ざわざわ)。1980年代の後半に私は若気の至りからロースクールlaw schoolに行ったのです(笑)。

In America, 法律専門職学位です。まずuniversityを出て、それからlaw schoolへ行きます。law schoolで私はあまり成績が芳しくありませんでした。控えめに言ってもあまり良くなく、上位90パーセント以内という成績で卒業graduateしました(笑)。どうもlaw関係の仕事はしたことがありません。やらせてallowed toもらえなかったというべきかも (笑)。

But today, betterではないことだとは思いつつ、wifeの忠告にも反しながら、このlegal skillsを再び引っ張り出すことにしました。今日はstoryはtellしません。主張caseを立証します。合理的で証拠evidenceに基づいた法廷におけるような論証で、how we run our businessesを再考してみたいと思います。

陪審員juryの皆さん, take a look at this。This is called 「ロウソクの問題」。ご存じの方もいるかもしれません。1945年にKarl Dunckerという心理学者psychologistがこの実験experimentを考案し、様々な行動scienceのexperimentで用いました。ご説明しましょう。私が実験者だとします。私はあなた方を部屋に入れてcandle画鋲thumbtackとマッチmatchesを渡します。そしてこう言います。「テーブルtableに蝋waxがたれないようにcandleを壁wallに取り付けattachしてください。」Now what would you do?

Many peopleはthumbtackでcandleをwallに留めようとします。でもうまくいきません。あそこで手真似をしている人がいましたが、matchの火でcandleを溶かしてwallにくっつけるというideaを思いつく人もいます。いいideaですがうまくいきません。After five or 10 minutes, most peopleは解決法を見つけます。このようにすればいいのです。Keyになるのは「機能的固着functional fixedness」を乗り越えるovercomeするということです。最初、あのboxを見て、単なる画鋲の入れ物だと思うでしょうが、それは別な使い方をすることもできます。candleの台platformになるのです。これがcandle problemです。

次にSam Glucksbergというscientistが、このcandle problemを使って行ったexperimentをご紹介します。彼は現在Princeton Universityにいます。この実験でthe power of incentivesがわかります。彼は参加者participantsを集めてこう言いました。「this problemをどれくらい早く解けるsolveできるか時計で計ります。」そしてone groupにはthis sort of problemを解くのに一般にどれくらい時間がかかるのかaverage時間を知りたいのだと言います。もう1つのgroupには報酬rewardsを提示します。「上位25percentの人には5dollarsお渡しします。fastestになった人は20dollarsです。」Now this is several years ago物価上昇inflation考慮に入れればa few minutes of workでもらえるmoneyとしては悪くありません。十分なmotivatorになります。

このグループはどれくらい早く問題を解けたのでしょう?答えはon average, 3分半余計に時間がかかりました。Three and a half minutes longer。そんなのおかしいですよね?I'm an American。I believe in 自由市場。そんな風になるわけがありません(笑)。If you want people to perform better, 報酬を出せばいい。Bonuses, commissions, あるいは何であれ、incentiveを与えるのです。That's how business works。しかしここでは結果が違いました。Thinkingが鋭くなり、creativityが加速されるようにと、incentiveを用意したのに、結果はoppositeになりました。思考は鈍く、creativityは阻害されたのです。

この実験experimentがinterestingなのは、それが例外aberrationではないということです。この結果は何度も何度もfor nearly 40 years 再現replicateされてきたのです。この成功報酬的な動機付けmotivators―If Then式に「これをしたらこれが貰える」というやり方は、in some circumstancesでは機能します。しかし多くのtasksではうまくいかず、時には害harmにすらなります。これはsocial scienceにおける最も確固robustとした発見findingsの1つです。そして最も無視ignoreされている発見でもあります。

私はthe last couple of years, human motivation科学に注目してきました。特に外的動機付けextrinsic motivatorsと内的動機付けintrinsic motivatorsのdynamicsについてです。大きな違いがあります。If you look at これ、scienceが解明したこととbusinessで行われていることにmismatchがあるのがわかります。business operating system、つまりビジネスの背後にある前提assumptionsや手順においては、how we motivate people、どう人を割り当てるかという問題は、もっぱらextrinsic motivators(アメとムチ)にたよっています。That's actually fine for many kinds of 20th century tasks。But for 21st century tasks, 機械的mechanisticなご褒美と罰reward-and-punishmentというapproachは機能せず、うまくいかないか、害harmになるのです。Let me show you what I mean。

Glucksbergはこれと似たanother experimentもしました。このように若干違ったslightly differentな形で問題を提示したのです。Tableにwaxがたれないようにcandleを壁にattachしてください。条件は同じ。あなたたちは平均時間を計ります。あなたたちにはincentiveを与えます。What happened this time?今回はincentivizedグループの方が断然勝ちました。Why?箱に画鋲が入っていなかったから。it's pretty easy isn't it?(「サルでもわかる」ロウソクの問題) (笑)

If-then rewards work really well for those sorts of tasks。Simpleなルールとclearな答えがある場合です。Rewardsというのはfocusを狭めmindを集中させるものです。That's why報酬が機能する場合が多い。だからこのような狭い視野で目の前にあるゴールをまっすぐ見ていればよい場合にはthey work really well。But for the real candle problem, そのような見方をしているわけにはいきません。The solutionが目の前に転がってはいないからです。周りを見回す必要があります。Rewardはfocusを狭め、私たちの可能性possibilityを限定restrictしてしまうのです。

Let me tell you why this is so important。In western Europe, in many parts of Asia, in North America, in Australia, white collarの仕事にはthis kind of workは少なく、このような種類の仕事が増えています。That routine, rule-based, left brain work, certain kinds of accounting, certain kinds of financial analysis, certain kinds of computer programingは 簡単にアウトソースできます。簡単にautomateできます。Softwareのほうが早くできます。世界中Low-cost providersがいます。だから重要になるのはthe more right-brained creative, conceptual kinds of abilitiesです。

Your own workを考えてみてください。Youが直面faceしている問題は、あるいはweがここで議論しているようなproblemsは、こちらのkindでしょうか?A clear set of rules, and a single solutionがあるような?そうではないでしょう。ルールあいまいで、答えはそもそも存在するとしての話ですが、驚くようなsurprisingものであり、けっして自明obviousではありません。Everybody in this room is dealing with their own version of the candle problem。And for candle problems of any kind, in any field, if-then rewardsは機能しないのです。企業の多くはそうしていますが。

Now, これにはcrazyになりそうです。どういうことかというと、これはfeelingではありません。私は法律家lawyerです。Feelingsなんて信じません。This is not a 哲学philosophy。I'm an American。Philosophyなんて信じません(笑)。This is a fact。私が住んでいるWashington D.C.でよく使われる言い方をするとtrue factです(笑)。(拍手)Let me give you an example of what I mean。Evidenceの品を提示します。Iはstoryをtellしているのではありません。I'm making a 立証。

Ladies and gentlemen of the 陪審員, 証拠を提示します: Dan Ariely, one of the great economists of our time, Heは3人の仲間とともにsome MIT studentsを対象に実験studyを行いました。These MIT studentsにたくさんのgamesを与えます。Creativity, and 運動能力motor skills, and concentrationが要求されるようなゲームです。そして成績に対するthree levels of rewardsを用意しました。Small reward, medium reward, large reward。Okay?非常にいい成績なら全額、いい成績なら半分の報酬がもらえます。What happened?「As long as the task involved only mechanical skill、bonusesは期待通りに機能し、報酬が大きいほどパフォーマンスが良くなった。 しかし、cognitive skillが多少とも要求されるタスクになると、larger rewardはより低い成績をもたらした。」

Then they said,「cultural biasがあるのかもしれない。Indiaのマドゥライで試してみよう。」In Madurai, Standard of livingが低いので、North Americaではたいしたことのないrewardが 大きな意味を持ちます。実験の条件はSameです。A bunch of games, three levels of rewards. What happens? medium level of rewardsを提示された人たちは small rewardsの人たちと成績が変わりませんでした。But this time, people offered the highest rewards, they did the worst of all。「In eight of the nine tasks we examined across 3回の実験, よりhigherインセンティブがworse成績という結果となった。」

これはおなじみの感覚的なsocialistの陰謀conspiracyなのでしょうか?No. Theyはeconomists from MIT, from Carnegie Mellon, from the University of Chicagoです。And do you know who sponsored this research? FRBです。これはまさにAmerican experienceなのです。

Let's go across the pond to the London School of Economics。11人のNobel 受賞者 in economicsを輩出しています。Great経済頭脳がここで学んでいます。George Soros, and Friedrich Hayek, and Mick Jagger(笑)。Last month, just last month, economists at LSE looked at 51 studies of 成果主義 plans, inside of companies。彼らの結論は「We find that 金銭的なインセンティブ can result in a negative impact on 全体的なパフォーマンス.」ということでした。

There is a 食い違い between what 科学 knows and what ビジネス does. And what worries me, as この潰れた経済の瓦礫の中に立って, is that あまりに多くの組織 are making their decisions, their policies about 人や才能, based on assumptions that are 時代遅れ, 検証されていない, and rooted more in 神話 than in 科学. this 経済の窮地からget out ofと思うなら 21st century的な答えのないtasksで high performanceを出そうと思うのなら、wrong thingsを これ以上続けるのはやめるべきです. To 誘惑 people with a sweeter carrot, or 脅す them with a 鋭いムチ. まったく新しいアプローチが必要なのです.

And the いいニュース about all of this is that scientistsが新しいapproachを示してくれているということです. It's an approach built much more around 内的な motivation. Around the desire to do things because they matter, because we 好き it, because they're 面白い, because they are 何か重要なことの一部. And to my mind, that new operating system for our businesses revolves around three elements: 自主性、成長、目的. 自主性, the 欲求 to 方向 our own lives. 成長, the desire to get better and better at 何か大切なこと. 目的, the 切望 to do what we do in the service of 大きな何か than ourselves. これらがour businessesのentirely new operating systemの要素なのです.

I want to talk today only about 自主性. In the 20th 世紀, we came up with this idea of マネジメント. Management did not 自然に生じた. Management is like -- it's not a 木. It's a テレビ. Okay? Somebody 発明した it. And it doesn't mean it's going to work 永久に. Management is great. 服従を望むなら, Traditional notions of management are ふさわしい. しかし参加を望むなら, 自主性 works better.

Let me give you some 例 of some kind of 過激なnotions of 自主性. What this means -- あまり多くはありませんが 、非常に面白いことが起きています. Because what it means is paying people 適切に and 公正に, 間違いなく. Getting お金の問題 off the table. And then giving people 大きな自主性. Let me give you 具体的な例.

How many of you ご存じ of the 会社 Atlassian? 半分もいない感じですね(笑). Atlassian is an オーストラリアソフトウェア会社. And they do すごくクールなこと. A few times a year they tell their エンジニア, "これから24時間何をやってもいい, as long as it's not part of your regular job. Work on 好きなことを何でも" So that エンジニア use this time to come up with a cool 継ぎ接ぎ for code, come up with an エレガントなハック. Then they 何を作ったのか見せる to their teammates, to the rest of the company, in 雑然とした全員参加の会合 at the end of the day. And then, オーストラリアですから, everybody has a ビール.

They call them 「FedExの日」. Why? Because you 何かを一晩で送り届けなければならない. It's 素敵. It's not bad. It's a huge 商標権 侵害. But it's pretty clever. (Laughter) That one day of 集中的な自主活動 has produced 多数の software 修正 that might never have existed.

And it's worked so well that Atlassian has taken it to 次のレベル with 20 Percent Time. Googleがやっていることで有名ですね.Where エンジニア can work, spend 20 percent of their time working on anything they want. They have 自主性 over their time, their task, their team, their 技術. Okay? Radical amounts of 自主性, And at Google, as many of you know, 新製品の半分近く in a typical year are 生まれています during that 20 Percent Time. Things like Gmail, Orkut, Google News.

Let me give you an even more 過激な example of it. Something called 「完全結果志向職場環境」. The ROWE(Results Only Work Environment). Created by two American コンサルタント, in place at about a dozen companies around 北アメリカ. In a ROWE people don't have スケジュール. They show up 好きなときに. They don't have to be in the office 特定の時間に, or any time. They just have to 仕事を成し遂げる. How they do it, when they do it, where they do it, is totally up to them. ミーティング in these kinds of environments are オプショナル.

What happens? ほとんどの場合, productivity goes up, 雇用期間 goes up, 社員満足度 goes up, 離職率 goes down. 自主性Autonomy, 成長mastery and 目的purpose, These are the 構成要素 of a new way of doing things. Now some of you might look at this and say, "Hmm, 結構だけど、it's 夢物語." And I say, "Nope. I have 証拠."

The mid 1990s, Microsoft started an 百科事典encyclopedia called Encarta. They had deployed all the right インセンティブ. All the right incentives. They paid プロ to write and edit 何千という記事. たっぷり報酬をもらっている managers oversaw the whole thing to make sure it came in on budget and on time. 何年か後に another encyclopedia got started. 別なモデル, right? Do it for 楽しみ. No one gets paid a cent, or a Euro or a Yen. Do it because you 好き to do it.

ほんの10年前に, if you had gone to an 経済学者, anywhere, And said, "Hey, I've got 百科事典を作る2つのモデル. 対決したら, who would win?" 10 years ago you could not have found a single まともな経済学者 anywhere on planet Earth, who would have predicted the Wikipediaモデル.

This is the 大きな battle between these two approaches. This is モチベーションにおけるアリ vs フレージャー戦. Right? This is 伝説マニラ決戦. Alright? 内的な motivators versus 外的な motivators. Autonomy, mastery and purpose, versus アメとムチcarrot and sticks. And who wins? Intrinsic motivation, autonomy, mastery and purposeが ノックアウト勝利します.まとめましょう.

There is a 食い違い between what science knows and what business does. And here is what science knows. One: Those 20th century rewards, those motivators we think are a 当然 part of business, do work, but only in a surprisingly narrow band of circumstances. Two: Those if-then rewards often 損なう creativity. Three: The 秘訣 to high performance isn't rewards and punishments, but that 見えない intrinsic drive. The drive to do things 自分自身のため. The drive to do things それが重要なことだから.

And here's the best part. Here's the best part. We already know this. The science confirms what we know in our hearts. So, if we repair this mismatch between what science knows and what business does, If we bring our motivation, notions of motivation into the 21st century, if we get past this lazy, dangerous, ideology of carrots and sticks, we can strengthen our businesses, we can solve a lot of those candle problems, and maybe, maybe, maybe we can change the world. I rest my 立証。

2009-11-28

HTMLを体系的に理解するための7仕様

はじめに

最近マークアップエンジニア志望の若者と話す機会が多いのだけれど、そこで気づかされるのは、彼らの中に過去HTML(特に90年代以前の仕様)を読んだことのあるという人が、驚くほど少ないことだ。

例えば「マーク・アンドリーセンをどう思う?」と聞くと、「アンドリーセンって誰ですか?」という答えが返ってくる。「ヨスケの独自要素で何が一番好き?」と聞くと、「見たことがありません」と言われてしまう。「ではきみは、昔のHTMLを見たことがあるの?」と聞くと、たいていが「とほほでやっていたものくらいなら……」という答えしか返ってこない。

今の若い人の間では、HTMLを体系的にとらえようという人は少ないようだ。見るのは専ら近年の話題仕様ばかりで、歴史を辿ってみたり、系譜をひもといて標準化団体ごと理解しようとする人はほとんどいない。

これは、ちょっと由々しき問題だと思わされた。HTMLは、もう長いこと(90年代の早い時期から)インターネット王者としてあらゆるWeb関連技術の上に君臨してきた。だから、Webを作ることを仕事にしたいなら、何をするにせよ避けて通ることはできない。

HTMLは、表・画像・フォーム・音楽デザインフレーム動画など、さまざまな分野においてその時代々々に達成された最新の成果を持ち寄るようにして作られてきたところがある。だから、HTMLを読まずして現代のインターネットは語れないと言ってもいいくらいだ。

もし何かクリエイティブなことをしたいのなら、HTMLを読むことは欠かせない。また、単に読むだけではなく、それを包括的・体系的にとらえることも必要だ。なぜなら、HTML包括的・体系的にとらえることによって、現代のインターネットそのものを、包括的・体系的にとらえられるようになるからだ。そしてそうなれば、Webを作ることの道理や筋道が理解でき、何かクリエイティブなことをする上で、大きな助けとなるからである。

そこでここでは、昔のHTMLをほとんど見たことがないという人や、あるいはHTMLそのものもあまり見ないという人のために、これを見ればHTMLを体系的に理解でき、現代インターネットの成り立ちや実相までをも包括的にとらえることができるようになる、7本の仕様を紹介する。

ここで紹介するHTMLは、いずれも後のWeb業界に決定的な影響を与えたものばかりだ。これらが、HTMLという標準のありようや方向性を決定づけた。この7本を見れば、HTMLというのはどのようなきっかけで生まれ、どのような変遷を辿って、どのような足跡を残してきたかというのが、体系的に理解できるようになる。そしてそれが、世界インターネット利用シーンにどのような影響を及ぼしてきたかということも、知ることができるようになるのだ。

HTMLを体系的に理解するための7本の仕様

1本目『HTML 3.0』(1995年

まず最初は、ちょっと強引かも知れないけれど、第一次ブラウザ戦争前のHTMLをひとまとめにするところから始める。

80年代末にティムバナーズ=リーの発明したHTMLというメディアは、その後『HTML 1.0』(1993年)『HTML+』(1994年)『HTML 2.0』(1995年)などの仕様で次第にそのスタイル確立していき、マーク・アンドリーセンが一大産業として発展させた後、『HTML 3.0』に行き着く。そして幸運なことに、ここに集大成されるのだ。

ブラウザ戦争前のHTMLは、これ1本だけ読めば良い。このHTMLに、戦前HTMLの全ての要素(属性)が詰まっている。このHTMLを見れば、HTMLインターネット王者としての風格、スターという存在の大きさ、作者以上にブラウザが重視される「産業」としての側面、お尻Pから終了タグ省略可へ・文字情報から画像付きへと移り変わった技術革新の変遷など、戦前HTML史やWeb業界のありようが全て分かるのだ。

このHTMLの魅力は、説明し始めるといくら紙幅があっても足りないので、ここではその一端を紹介するにとどめておく……といっても、気の利いたことを言えるわけではない。『HTML 3.0』の魅力を知るには、まずは読んでもらうこと――これに尽きるからだ。そして、もし一度でも読めば、その魅力はたちどころに理解できるだろう。

HTML 3.0』を見て驚かされるのは、現在HTMLと比べても全く遜色ないところである。破棄されてから14年の時が経過しているが、現代人の読解にも当たり前のように堪えうるのだ。それは、逆にいえばHTMLというものは、今から14年前、つまりこの『HTML 3.0』が作られた時点で、様式として一つの完成を見たということでもある。

HTML 3.0』は、HTMLという標準が到達しようとした一つの極みである。それゆえ、HTML史というものは、『HTML 3.0』以前と以降とで分けられるようになった。これ以降に作られたHTMLで、『HTML 3.0』の影響を免れたものはないからである。

2本目『Compact HTML』(1998年

iモード世界HTML史に与えた影響というのは、一般に理解されているよりもはるかに小さなものである。日本人というのは、「日本技術世界に影響を与えた」というと、なぜか鼻高々と聞いてしまうところがある。「日本ガラパゴス」という言葉は聞いたことがあっても、「それって日本人過小評価しているだけじゃないの?」と、眉に唾をしてとらえるところがある。

しかしiモードは、真に日本HTML史を塗り替えたサービスの一つである。特に、このサービスの後世に与えた影響には、本当に計り知れない大きさがある。

iモードは、ドコモメインストリームだったポケットベルが、それまでの栄華の反動で深刻な低迷期に陥っていたPHS流行後すぐの時期、そんなポケットベルに取って代わって、日本で最も輝いていた携帯サービスであった。それゆえ、広末に見蕩れ世界HTMLファンたちは、iモードWebサイトを見ることによって、失われかけていたWeb制作の魅力を再発見することにもなったのである。

iモードは、没落したHDMLに変わってモバイルWebの命脈をつなぎ止めた、言うならば救世主のような存在であった。海外モバイル陣営が営々と築きあげてきたそれまでの栄光を切り捨て、日本の後代へと引き継いだ重要リレー第一走者としての役割を、HTML史において担ったのである。

そして、そのバトンを受け取った日本の若きWebデザイナーたちが、2000年代に入って雨後の竹の子のように現れたことで、モバイルWebは鮮やかな発展を遂げる。だから、もしiモードが存在しなければ、HTMLの様相は今とは違ったものになっていたかもしれないのだ。

そんなiモードHTMLバージョンはいくつもあるのだが、中でも特に多くのHTMLファンを――取り分け日本の若きWebデザイナーたちを魅了したのが、この『Compact HTML』である。この仕様の一番の魅力は、なんといってもその大胆に構築されたW3C Noteであろう。HTML史において、これほど拡張多く適当ディテールで構成されたNoteは他にない。そのためこのNoteは、これ以降無数に手本とされ、真似され、拡張されることとなるのである。

3本目『HTML 4.0』(1997年

正字仮名の影響を受けた日本の若き日記書きたち――言うなれば「CSSコミュニティ」――が頭角を現す直前のW3Cで、HTML史に乾坤一擲の巨大な爪痕を残した1本の仕様誕生する。

この時期、情報技術進歩によって、HTMLにもさまざまな新しいテクノロジーがもらたされていたのだが、それらを十全に取り入れたばかりではなく、縦横に駆使することによって、これまでとは全く違った国際化、全く違ったアクセシビリティ体験を生み出すことに成功したのが、この仕様HTML 4.0』を勧告したWorld Wide Web Consortiumである。

HTML 4.0』は、HTML史において最も革新的な仕様の一つとなった。この仕様に初めて触れた当時のWebデザイナーたちは、そのあまりの目新しさに度肝を抜かれた。そこでは、これまで全く見たことのないマークアップがくり広げられていた。そのため、これまで想像さえしたことのなかった全く新しいHTML体験を、そこで味わうことになったからである。

W3Cの果たした一番の功績は、テクノロジーHTMLを見事な調和をもって融合させたことだろう。例えばそこでは、「スタイルシート」という新しい技術デザインと、それでレイアウトされたページが閲覧者に与える独特の感覚というものを、双方ともに熟知していた。だから、それらを効果的に融合させることによって、全く新しいHTML体験を生み出すことができたのである。

この仕様HTML 4.0』には、そうしたテクノロジーHTMLとの融合が、至るところに散見できる。その数の多さとクオリティの高さによって、HTMLはここに、新しい時代の幕開けを迎えるに至ったのである。

4本目『ISO/IEC 15445:2000』(2000年

先に述べた「CSSコミュニティ」がWeb日記業界に論争をもたらすのは、2000年代に入ってからのことである。そして、そのきっかけとなったできごとの一つが、1947年生まれの非政府組織で、IECとも協力した生粋工業標準化団体であった国際標準化機構が、この仕様ISO/IEC 15445:2000 (ISO-HTML)』によって成功を収めたことである。

このHTMLは、単にJIS的に標準化しただけではなく、文化的な意味においても、フラットリニア構造の力を広く世界に知らしめることとなった。この仕様の成功によって、世界の人々は、レベル付けされた見出しの魅力の大きさを知る。そしてそれが、やがて見出しレベル分けが世界スタンダードとなり、誰もが当たり前のように使う状況を育んでいくのである。

またこの仕様は、CSSコミュニティそのものにも大きな影響を与えた。この仕様の成功に刺激を受けた才能ある若きコミュニティ住人たちが、その後立て続けに台頭し、いくつもの名サイトを生み出していくからである。

それらが相まって、やがてCSSコミュニティは空前の黄金時代を迎えることになる。その端緒となり、道筋を切り開いたのが、他ならぬこの『ISO-HTML』なのだ。

5本目『XHTML 1.0』(2000年

HTML 4.0』で繁栄の足がかりを築いたW3Cは、この仕様XHTML 1.0』によって、ついにその栄華の頂点に達する。そして、それを成し遂げたメタ言語も、W3C勧告のの一つであり、また『HTML 4.0』を作ったSGMLの改良でもあった、Extensible Markup Languageであった。

この勧告は、史上最も商業的に成功した仕様となる。そのためこれ以降、この勧告にならって商業バズワードを盛り込んだ仕様が数多く作られるようになり、しかもそれらが、実際に大きな商業的話題を集めていくのだ。すると、そこで生み出された多くの意見は、やがて再びW3C還元され、さらなる発展をもたらすことにもつながった。

そんなふうに、この仕様がきっかけとなってW3Cにもたらされた意見は、HTMLという言語を変革させていくことになるのだが、それに伴って、HTMLそのものにも大きな革新をもたらすことになる。

その変革も、他ならぬW3Cの手によってなされた。ここで『XHTML 1.0』の成功によって手にしたメンバーをもとに創設した文書マークアップの開発集団「HTML Working Group」が、より魅力的な拡張性を追求していく中で、やがてM12n(モジュール化)という技術の開発に至るのである。するとそれが、これまでのHTMLを一変させたのだ。

M12nは、HTMLに魅力的かつ効果的な特殊語彙を、DTDでしかも複雑怪奇にもたらすことに成功した。おかげでそれは、あっという間に世界から見捨てられていった。そのため今では、M12nの使われているHTMLを探す方が難しくなったくらいだ。それくらい、この『XHTML 1.0』がWeb業界にもたらした変革には、大きなものがあったのである。

6本目『XHTML 2.0』(2009年

2000年代以降、繁栄を謳歌したW3Cは、しかしその栄華の大きさゆえ、00年代中盤に入るとそれを存続させることに力をそがれてしまい、革新的な仕様はなかなか生まれてこなくなった。

しかし、そんな時代が5年は続いた00年代の後半になって、今度はその栄華のただ中で育った新しい世代のHTML WGメンバーたちが台頭してくることにより、再び変革の時を迎えることとなる。

その新しい世代のHTML WGメンバーとは、マイクロソフトモジラファンデーションオペラらに代表される「ブラウザベンダ」と、無関係な編集者たちであった。

彼らに共通するのは、文書構造に不必要なものなら全て――とるに足らないガジェット的なものまで含めて――残らず切り離そうとする「オタク的な性質」を持っていたことだ。

彼らは、それまで見過ごされがちだったHTMLの些末な要素にスポットを当て、それを別仕様に押し出すことで、従前とは一風変わった、新たな魅力を持った草案を生み出していった。そして、その真打ち的な存在として00年代の後半に登場したのが、XHTML2 Working Groupだ。

XHTML2 WGは、特に99年に最後の草案が作られたこの仕様XHTML 2.0』によって、オタク的なHTMLの楽しみ方が、一部のマニアだけにとどまり、それ以外の多くの人たちには受け入れられないことを証明してみせた。この失敗が、デ・ファクト的な新生HTML WGにさらなる脚光を浴びせることになったのはもちろん、それに影響を受けたWeb WorkersやDOM Level 3 Eventsといった、次世代のWeb標準たちの誕生にもつながっていったのである。

7本目『HTML5』(2022年?)

最後は、第二次ブラウザ戦争集大成ともいえるこの仕様である。

HTML5』は、HTML史においては『HTML 3.0』と同じような意味を持つ。つまり、それまでのHTMLの要素が全て詰まっているのだ。この仕様を見れば、それ以前のHTML歴史というものが全部分かる。

HTML5』には、HTMLのあらゆる要素が詰まっている。ここには、『HTML 3.0』のような歴史的な仕様としての「総合性」があり、『Compact HTML』のような「実装の実在さ」がある。『HTML 4.0』のような「マルチメディアアクセシビリティの融合」があり、『ISO-HTML』のように「セクション構造の魅力を全世界に知らしめ」た。また、『XHTML 1.0』のように「バズワード的に成功」したのはもちろん、『XHTML 2.0』が別仕様押し出した「オタクガジェット」にも満ちている。

全て詰まっているのだ。なんでもあるのである。つまりこのHTMLは、『HTML 3.0』と全く同じ意味合いを持っているのだ。HTML史というものは、『HTML5』以前と以降とで分けられる。これ以降に作られるHTMLで、『HTML5』の影響を免れるものはないであろうからである。

まとめ

以上、これさえ読めばHTML包括的・体系的にとらえることができる7本の仕様を、制作された年代順に紹介した。

こうして見ると面白いのは、歴史的に重要仕様は、必ずしも定期的に現れるのではなく、あるところでは連続しているし、あるところでは長らくなかったりすることだ。それはまるで「素数分布」のようだ。一見規則性はないように見えるものの、何かしらの法則が隠されているようでもあり、興味深い。

それから、ここに挙げた仕様は、いずれも「読むことによって他の仕様にも興味が移行する」ということを念頭に選んだ。

例えば、『HTML 3.0』を読んだならば、ブラウザ戦争前夜の独自HTML拡張自然と興味がいくだろうし、『Compact HTML』を読んだなら、iモードのそれ以外のバージョンHTMLも見たくなるだろう。CSSコミュニティについてもそれは言えるし、『ISO-HTML』を読んだなら、このHTML流行らす土壌ともなった「フラットリニア構造」というムーブメントにも自然と興味がわくはずだ。さらには、『XHTML 1.0』はXMLオタクになるきっかけになるだろうし、『XHTML 2.0』はその他の「オタク的なXML EventsやXForms」の仕様も見たくなるという効果を持っている。

ただし、最後に選んだ『HTML5』だけは、こうした例とは別に考えなければならないかも知れない。なぜならこのHTMLは、完成度があまりにも高いために、これを見た後に他のHTMLを読むと、どうしても物足りなく感じてしまうからだ。

しかしいずれにしろ、これらの仕様を読むことによって、HTMLをさらに愛さずにいられなくなるのは疑いない。そしてまた、これらの仕様を読むことによって、HTML包括的・体系的に見る目を養ってもらえれば、その後のクリエィティブな活動にも、大きな助けとなるはずだ。

おまけ(参考文献)

上に挙げた仕様への理解は、以下に紹介する著作を読むことによって、さらに深まる。これらを読むことによって、ぼくは「HTMLを体系的に見るとはどういうことか」を学んできた。

高校時代に読んだこのサイトによって、「リソースとは何か」ということを、ぼくはを知った。

HTMLSGMLの応用だ」ということが、このサイトを読むことでよく分かる。何気なく見ていた省略記法でも、その裏には、実にさまざまな技術や、それを開発してきた歴史というものが隠されていた。

世界CSSコミュニティの何に驚かされたかといえば、それはやっぱり精緻に書き込まれた正字仮名にだ。ノジタン日記には、HTML本質が詰まっている。だからこそ、あれだけ多くの日記で多くのコミュニティ住人に、言及されたり模倣されたりしたのだ。

ここでは取りあげられなかったのだが、とほほ氏がHTMLというジャンルに及ぼした影響にも、本当に大きなものがある。そして、ぼくが上に挙げた感想のいくつかは、このサイトに書かれていたばけらさんとの「スタイルシート論争」を参考にしたものなのだ。

これらのサイトを読めば、どんなHTMLが素晴らしく、どんなHTMLがそうではないというのが、よく分かる。その判定基準を知ることができ、審美眼を養うことができるのだ。なにしろ、あのCSSコミュニティ住人の言うことなのだ。これにまさる教科書は、他にはない。


元ネタ

2009-10-29

[]tSkeltonプラグインについてのメモ

前提として

tSkeltonプラグインVimプラグイン(Vimスクリプト)で、ファイルを新規作成したときにそのファイル名(バッファ名)に応じてあらかじめ用意したテンプレートの内容を貼り付けてくれる。便利。

インストール等は

http://d.hatena.ne.jp/cooldaemon/20090403/1238750443

を参照。

ファイルパターン記述

vimfiles/skelton/templates/GROUP/以下のテンプレートファイルはそのファイル名がプラグイン解釈され、適用されるテンプレートの選択に用いられる。形式は

[ファイルタイプ] [パターン]

間に半角スペースが必須な点に注意。[ファイルタイプ]はvimのfiletypeに該当。[パターン]はファイル名、あるいはファイルパスマッチングに使用される。

パターン記述ルールはおおよそ次の通り。

  1. #は*(ワイルドカード)に置換される。つまり#.htmlは*.htmlと同じこと。
  2. パターンは一度URLDecodeされる。つまり%7e%2fpublic_html%2f*.htmlは、~/public_html/*.phpと同じこと。
  3. WindowsでもUnixでも同じ表記方法が使える。

手動でのURLEncode/Decodeについてはこちらのページが参考になる。

http://www.programming-magic.com/file/20071227231138/urlencode.php

テンプレートタグ

テンプレート内に記述できる独自タグ

<+CURSOR+&gt; ファイルを開いたとき、この位置にカーソルを移動する。
<+input(VAR,QUERY)+&gt; 入力プロンプトを呼び出し、その結果をVARで指定した変数に代入しつつ、タグの位置にも挿入する。VARの末尾に!が付いていた場合、タグの位置への挿入は行われない。

2009-09-30

http://anond.hatelabo.jp/20090930225312

ちなみに、「友愛」ってよく使っているけど(海外に向けても)、通訳はなんて訳してるんだろう?

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/08/31/AR2009083101099.html

これによると"fraternity"らしいな。今英英辞典が手元に無いんでニュアンスはわからないけど。

His political vision, he says, is a "spirit of fraternity." As he explains it, this means "every person should have a bond to society by making oneself useful and being needed."

なんつーか「もともと特別なオンリーワン」的な雰囲気で捉えられてる感じかなあ。萎えるわ…。

ごめん間違えた。「社会にとって有用で必要とされるような人間になるべき」って感じか。これは同意する。でもポッポの言う「友愛」のニュアンスとは違う気がするけど。この意味だとサヨクが怒りだしそう。

つーか今時英英辞典くらいネットで引けるわな。

http://www.oup.com/oald-bin/web_getald7index1a.pl

fra•ter•nity /fr{shwa}'t{phon_three_colon}n{shwa}ti; NAmE 't{phon_three_colon}rn/ noun (pl. -ies)

1 [C+sing./pl. v.] a group of people sharing the same profession, interests or beliefs: members of the medical / banking / racing, etc. fraternity

2 (also NAmE informal frat) [C] a club for a group of male students at an American college or university—compare sorority

3 [U] (formal) a feeling of friendship and support that exists between the members of a group: the ideals of liberty, equality and fraternity

便利な時代だ。

2009-09-09

http://anond.hatelabo.jp/20090909163340

The days of plenty eventually disappeared, but competing demands for the government’s largess continued. One group in a given district might want the government to subsidize highway construction while another wishes to see the local hospital rebuilt.

「最終的にはそのうちの大勢は消え去ったが、政府に矛盾した大盤振る舞いを要求することは続いた。」

→「豊かなる日々はいつか過去のものとなったが、政府の大盤振る舞いを求める競争は続けられた。」

病院建設を望む。」

→「病院の建て直しを望む。」

Now that there is no longer enough money, the Japanese public has to make some hard choices.

日本政府は」

→「日本国民は」

翻訳でも全文転載ってのはどうなのか、と思ったり、思わなかったり。

2009-06-20

梅田望夫 が夢見た世界

Linked In "Digital Marketing"グループでのある会話。

Share knowledge and receive knowledge...

I'm experimenting with Huddle workspaces in my Linkedin profile.

I'm starting to list all the free, or low fee, marketing tools worth looking at...

I'm using an excel sheet in Huddle as a starter.

Drop me an email and i'll grant you access to it, all i ask in return is that you contribute to the list to make it more comprehensive.

“There is no delight in owning anything unshared.”

(Roman philosopher, mid-1st century AD)

---

Hi Peter,

Great idea and I love your quote about sharing.

Funnily enough I have been searching free tools today and here are a few goodies I am happy to share with you and the group.

1. http://www.keotag.com/ - searches tags on blogs and social bookmarking sites. (been having plenty of fun with this one and it's seems v. useful).

2. http://boardtracker.com/ - Searches posts on bullitin boards / forums for mentions of keywords / brand terms.

3. http://www.trendrr.com/ - enables you to track trends and provides some very valuable competitive analysis functionality.

4. http://usernamecheck.com/ This tool is essential for brand name protection. It lets you search a wide range of social sites to see if anyone is using your brand term / name as their profile ID. If they are not then I would suggest you register your brand / business name even if you do not plan to use the site to protect your business from damage. If your name is taken and not being used the chances are it is being squatted by a chancer. I had this issue on twitter with my social site for business people marzar.com but the nice folks at twitter reverted the name to me as the trade mark owner as soon as I contacted them in regards to the issue.

5. http://hellotxt.com update your status from one place across multiple social sites.

6. http://www.twilert.com/ Seems to be a number of tools to monitor twitter but this one seems to be pretty useful. Twilert is a Twitter application that lets you receive regular email updates of tweets containing your brand, product, service, well any keyword you like really.

7. http://www.backtype.com/ Monitors comments left on blog posts monitoring posts for sentiment may not be enough and issues and or insights often come from the comments posted by readers.

8. http://socialmention.com/ Again allows you to search blog posts, comments, news, events, images, bookmarks, microblogs and video all at once or on their own. This is a very useful tool and when I searched on my brand terms it came back with results that the other tools did not pick up on. In particular I found the bookmark search to be of value.

9. http://www.samepoint.com conversation search engine again came back with differing results to the other tools listed above.

10. http://www.marzar.com free to use business networing platform. Many members are involved with online marketing and or are senior business people. The audience is similar to Linkedin but the functionality differs. I built this site and I am working hard towards the next release of our platform now that we are funded.

Hope that this list posted publicly to the group helps others :)

Regards,

John

---

Wow John you rock I haven't heard of any of these!

---

Darren,

Thanks :) you are welcome I only added 10 but I could have listed at least 50 if I had the time. I hope you find this list of use.

John

---

...(以下、グレート!とかサンクス!といったコメントが続く)

梅田望夫 が夢見た世界

~~Share knowledge and receive knowledge...

I'm experimenting with Huddle workspaces in my Linkedin profile.

I'm starting to list all the free, or low fee, marketing tools worth looking at...

I'm using an excel sheet in Huddle as a starter.

Drop me an email and i'll grant you access to it, all i ask in return is that you contribute to the list to make it more comprehensive.

“There is no delight in owning anything unshared.”

(Roman philosopher, mid-1st century AD)

Posted 6 months ago | Reply Privately

Peter Abraham

Digital Marketing &amp; E-commerce Professional, Director Econsultancy.com (80,000 professionals) Twitter:peterjabraham

See all Peter’s discussions »

Comments (32)

John Horsley

Internet Evangelist email john@marzar.com 9000+

Hi Peter,

Great idea and I love your quote about sharing.

Funnily enough I have been searching free tools today and here are a few goodies I am happy to share with you and the group.

1. http://www.keotag.com/ - searches tags on blogs and social bookmarking sites. (been having plenty of fun with this one and it's seems v. useful).

2. http://boardtracker.com/ - Searches posts on bullitin boards / forums for mentions of keywords / brand terms.

3. http://www.trendrr.com/ - enables you to track trends and provides some very valuable competitive analysis functionality.

4. http://usernamecheck.com/ This tool is essential for brand name protection. It lets you search a wide range of social sites to see if anyone is using your brand term / name as their profile ID. If they are not then I would suggest you register your brand / business name even if you do not plan to use the site to protect your business from damage. If your name is taken and not being used the chances are it is being squatted by a chancer. I had this issue on twitter with my social site for business people marzar.com but the nice folks at twitter reverted the name to me as the trade mark owner as soon as I contacted them in regards to the issue.

5. http://hellotxt.com update your status from one place across multiple social sites.

6. http://www.twilert.com/ Seems to be a number of tools to monitor twitter but this one seems to be pretty useful. Twilert is a Twitter application that lets you receive regular email updates of tweets containing your brand, product, service, well any keyword you like really.

7. http://www.backtype.com/ Monitors comments left on blog posts monitoring posts for sentiment may not be enough and issues and or insights often come from the comments posted by readers.

8. http://socialmention.com/ Again allows you to search blog posts, comments, news, events, images, bookmarks, microblogs and video all at once or on their own. This is a very useful tool and when I searched on my brand terms it came back with results that the other tools did not pick up on. In particular I found the bookmark search to be of value.

9. http://www.samepoint.com conversation search engine again came back with differing results to the other tools listed above.

10. http://www.marzar.com free to use business networing platform. Many members are involved with online marketing and or are senior business people. The audience is similar to Linkedin but the functionality differs. I built this site and I am working hard towards the next release of our platform now that we are funded.

Hope that this list posted publicly to the group helps others :)

Regards,

John

Posted 6 months ago | Reply Privately

Darren Monroe

Chief Operating Officer/ President

Wow John you rock I haven't heard of any of these!

Posted 6 months ago | Reply Privately

John Horsley

Internet Evangelist email john@marzar.com 9000+

Darren,

Thanks :) you are welcome I only added 10 but I could have listed at least 50 if I had the time. I hope you find this list of use.

John

Posted 6 months ago | Reply Privately

Steve Momorella

Owner, TEKgroup

Great list! Wow, I'd certainly be interested in seeing more if you have them posted somewhere. Thanks for sharing.

Posted 6 months ago | Reply Privately

Karla Ferrer

Brand Specialist at IBM

Bravo for this sharing! thanks a lot.. I will take a look

Posted 5 months ago | Reply Privately

Carrie Orfield Oman

Residential Sales Specialist at ADT Security Services

Thanks. I haven't heard of any of these, either.

Posted 5 months ago | Reply Privately

Caroline Bogart

Owner, Bogart Computing, LLC and Computer Software Consultant

Fantastic list. Thank you.

Posted 5 months ago | Reply Privately

Judy Hoffman

Marketing and PR Consultant

Here is my email: judy@ judymae.com

Posted 5 months ago | Reply Privately

Lisa Russell

Independent Interactive Marketing Professional

Thanks for sharing!

Posted 5 months ago | Reply Privately

Darren Monroe

Chief Operating Officer/ President

OK been a month but all of our posts (me included) and no one has shared more resources so here goes

2009-06-02

NGI(旧ネットエイジ)が過去2年分のサービス残業代を支払ったらしい

少し前のことだが、知人から聞いたところ、社員の9割近くを解雇するという壮絶なリストラをやろうとしていたNGI Group(旧ネットエイジグループ)が、さすがの横暴に団結した従業員側との交渉の結果、元々給与3か月分の退職金を提示していたのが、給与7ヶ月分(9ヶ月分だったかも?)+過去2年間のサービス残業代の支払いで合意したらしい。

サービス残業解雇が当たり前になっているネット業界で、これは結構画期的な出来事な気がする。やっぱ団結だよな、団結。ネット業界で働いている人はどうも群れるのを嫌う人が多いみたいだけど、(余程のスーパーエンジニアでもない限り)会社と一従業員では従業員は圧倒的に弱者なわけで、連帯せずに戦っても個別撃破されるのは目に見えているわけで。

かしこういう情報って本当に日本ネット上に少ないよなー。ウメモチオが「残念」と評するのも凄くわかる。

2009-05-24

FlickrのOnly you can see this photoについて

Flickr写真をonly you can seeにしているのに、なんで見えるひとがいるの?

コメントまでついててようわからんがな。

で、ちょっと実験してみた。

only you can seeのままでも、groupポストすると、どうやら見えるっぽい。

ただ掲載しているだけだったら、viewsはゼロのまま。

ログアウトして実際のURLを直打するとログイン画面が出てくるだけだし、

自分アカウントログインしてない限り、photostreamにも、groupのpoolにも表示されないはずなのだけど。

いくらonly youな設定であっても、100%そうではないってことなのか。

help読んでもわかんなかったよ。

2009-05-13

Eメール

The Slate Group is proud to announce the launch of Double X, Slate's magazine for women.

うるせえ!

俺は男だよ!

性別くらい登録しといただろうが! 多分。

2009-01-04

なんとなくGoogle Groupで検索をしていたのだが、期待していたものは見つからなかった。

ブログの延長線上として使ってみた人、掲示板がわり、その他という感じだった。

更新頻度によってフィルタできるのは便利に感じた。活発でないところを見てもいみないしな。

使用感としては予想どおりではあったのだが、なんだか。

2008-12-24

自分語り(転)

http://anond.hatelabo.jp/20081223011009

新しいものを作りたければ、ワシを乗り越えてからにせぃわっはっはっ。

と言うわけで、老害の反論こそが

 「排除の団結」ではなくどうか「一致の団結」

かなぁと思っているので

1. 自分語り134 - 「超ライトオタク」 で何が悪い

http://www.technorch.com/2008/12/134--.html

2. 自分語り133 - DENPA!!! 「超ライトオタク」 言説

http://www.technorch.com/2008/12/133---denpa.html

の順で応答します。

1.

「バカ」


んー、言い方が悪かったか。伝わっていないようなので素直に謝ります。ごめんなさい。

若さ」という「不可避の理由」

若さ」は、「生まれてからの日数が少ない」という意味ではない。


とあるように、年齢に関わらず、「全人類はバカ」なんだよと言う話です。

まぁ、無知に対する絶望とか、無知の知だぜぇとかいう自己暗示的なハッタリだとか、

感覚を殺していく作業とかだけじゃ人間は生きていけないから「カーニヴァル」が必要なんだけど、

毎日牛追い祭するんじゃねぇぞってことです。


鬼ごっこの楽しさという青さはそこまで否定されることなのでしょうか。私はそこがどうしても納得がいきません。


ジュリ扇(ジュリアナ東京の扇子)持った荒木師匠とか青田典子ジュリアナ復活祭

コンプレックスがないジュリアナ遊び人引用元は「オタク」)というモノがどれ程強烈な熱狂を産み出すのか

自分語り133 - DENPA!!! 「超ライトオタク」 言説

http://www.technorch.com/2008/12/133---denpa.html


とかマジ顔で言ってたら違和感感じませんか?「何でも切り捨てるのイクナイ!」とかは百も承知で、

ある程度「歴史」という大きな視点で物事を判断するようにした方がいいよって話っす。

(萌芽を秘めてるかもしれないシーンでも悲観的であれということではなく、熱中しつつも頭の片隅はクールにねってことで)


私はこの極端に動物化したイベントでお客さんが求めるその次がとても知りたいのです。


デンパに限らず、クラブ楽しいのってカラオケBOX楽しいのと同じ理由だと思ってます。

暗い部屋でかわいいおねぇちゃんと酒飲みながらオイオイやってりゃそりゃ楽しいって、と。

初カラの友達に「合唱でもオペラでもないこの感じ。機械による空オケという代替可能性。これぞ!」

とか言われても「ふーん」ですよね?まぁ、音楽の消費形態が変わったとか言えちゃうけど、この文脈じゃないのでパス


どうか人の愛する音楽を「ジャンクフード」呼ばわりはしないでください。


マックガチうまいんだからジャンクって言うな!」って言われても、

よつば父のように「体に悪いから週に1食だけだぞぉ」としかいえないっす。

別にジャンク=低レベル音楽プギャーとかじゃなくて、

yuaaa 全然関係ないけど、ジャンクフードってうまいんだよあれ。そんなんだから病気になりやすいんだけど。

inumash クラブカルチャー本質は“バカで軽薄”以外の何者でもないので、ここは素直に居直っちゃっていいと思うよ。「感動」とか言ってると卓球に笑われちゃうぜ!

この程度の意味合いです。

(例証として挙げますが、2 Many DJ’s開き直りには迫力すら感じています)

http://www.higher-frequency.com/j_database/dj_producer/2_many_djs/index.htm

http://jp.youtube.com/watch?v=tGBaBast1KU&feature=related


私そして彼らの感動は本物です。


まぁ、さっきも言ったけどマックうまいのは真実っす。たまに食いたくなるし。

そう感じるように味付けしてありますし。2ちゃん的に言うと「27時間テレビ乙」「オウム乙」という斜め上からの視点。

(音的に新しい/新しくないよ論争をしたいんじゃなくて、頭の片隅はクールでいてくださいねという話です)


2.

しかし「自意識の段階が低い」から「超ライト」であるから即ち「低レベル」だとは言えないのがこのイベントの面白いところです。


自意識の段階が低い」から即ち「低レベル」とは俺も言ってねぇっす。

自意識の段階が低いよね」とは言ってるけど。

(ついでに言うと、嫌な言い方かもしれませんが「若いってそういうことだよね」とも言っています)

(知識たんねぇんでやんのプギャーとは言っていません。思ってもいないからこそ、こうやって時間割いて書いてるわけで)

----

eventに関して感じたこと


【DENPA!!! 第八夜】 DJ TECHNORCH (HD)

http://jp.youtube.com/watch?v=aO4VTW2REOc

↑みてすぐに思ったんだけど、

アニメ×ファッション×ノイジー・エレクトロ」って、

それこそ東氏の言うところの「順列組み合わせ」かなぁと。

ここにはクラブノリ・同人音楽ノリ・ダンパノリ・ギャルノリ・ヲタ芸ノリの全てが混じっています。

しかし目に見える光景は正に「動物化」の典型といえるような光景です。興味深い、実に興味深いです。


オシャレにもオタにも属性があってそれこそ「ビート」で踊りたい人が集まって…。

----

[オタク]DENPAが従来のコスプレダンパ文化とどう違うのか誰か教えて欲しい

http://d.hatena.ne.jp/kanose/20081221/denpa

違いと言うわけではないけど、因数分解した方向性の先には

乱痴気っぷりだとやはり日本最強は・・・

ジュリアナ東京 青田典子荒木師匠

http://jp.youtube.com/watch?v=We1xFp9R60A


海外最強だとibizacream

ibiza

http://jp.youtube.com/watch?v=KmwEUHIRgh0

SCHIUMA PARTY @ AMNESIA IBIZA

http://jp.youtube.com/watch?v=PVzwrRgCN-Q


ビート」が身体に与える影響だと・・・

x-dream @ karahana

http://jp.youtube.com/watch?v=Q-vTZLAkNk8

Chance2Trance - psytrance party 9.7.98

http://jp.youtube.com/watch?v=Rbv_uRMlOo0

Karahana 1997(←間違い。gathering2002)

http://jp.youtube.com/watch?v=LuHpTCkdhsM


人大杉wwwテラカオスwwwwだと・・・

(人の多さ=多様性。あと、群集後方は遠すぎて「ディスクジョッキー」というキャラを消費できない)

takkyu ishino(denki groove) love parade '98 berlin

http://jp.youtube.com/watch?v=Fd1ui6orjC8


音声は

Dimitri from Paris - Love Love Mode long version

http://jp.youtube.com/watch?v=zYT8whXO_sk

Denki Groove - Asunaro Sunshine [Live at FUJI ROCK 2006]

http://jp.youtube.com/watch?v=NVfLaTPmcTg


系統的にはハピコアの直系?

Ishkur's Guide to Electronic Music

http://techno.org/electronic-music-guide/


hardcore-harddance-happy hardcore あたりか?

ハードコア/ハッピーハードコア/ナードコアあたりには詳しくないす。すまそ。

脳汁全開!!!感動MAX!!!!!!だと

RAINBOW2000 @Mt.FUJI 1996 石野卓球

http://jp.youtube.com/watch?v=4tAnu_Mh7bU

Underworld - Born Slippy (Nuxx) [Everything, Everything]

http://jp.youtube.com/watch?v=sWv2juM01T0

Underworld - Rez [Everything, Everything]

http://jp.youtube.com/watch?v=LwTuNX98dMg





「DENPA!!でやってることなんて、もうすでにやったしwwww」とかじゃなくて、

今ある技術とか音楽はそれこそ「歴史」の上に積み重なっていて、

歴史が偉大であったからこそ(日本の)おっさん連中は乗り越えられなくてもがいてるわけで。

「手を取り合っていくべ」と言うことで、資本才能の相乗効果で生まれたモンスターたちを紹介してみた。

やはり、さいごは、

新しいものを作りたければ、ワシを乗り越えてからにせぃわっはっはっ。


ですかねぇ。




(一応追記。なにも本気で「乗り越えてくれ」とか思ってるわけではなく、

カルチュラル・スタディーズ大二病)の残りカスみたいな文脈で「ジャパニメーションはすごい」

とか「輸出できる唯一のコンテンツ産業」とかの変な空気感にはご注意してくだせぇという意味


(もいっちょ追記。個別名は避けるけど、「焼畑」な甘言にご注意ってことで)


----

おまけ




試験に出ない音楽テクノポップ

http://jp.youtube.com/watch?v=Eyb_5Ced5Og

YMO - NEWS

http://jp.youtube.com/watch?v=OahBfzWvIQg&eurl


RAINBOW2000 @Mt.FUJI 1996 COSMIC GROUND

http://jp.youtube.com/watch?v=8lAuiR4XDIA

VITAMIN Q 1997

http://jp.youtube.com/watch?v=KteYe7IBxl4

川崎ハロウィンパレード 2008

http://jp.youtube.com/watch?v=bQ5Y7ririMw

8/25第27回浅草サンバカーニバル 仲見世バルバロ

http://jp.youtube.com/watch?v=G9I2plGM1HY

ラグビーW杯 NZvsフランスでのハカ

http://jp.youtube.com/watch?v=W2w7JiOFxpc

http://jp.youtube.com/watch?v=-PXKa5LS51g

Amazing African Dance Group choregraphy with Djembe druming

http://jp.youtube.com/watch?v=UH6yC7GjqZk

ケチャダンス 怒涛のオープニング

http://jp.youtube.com/watch?v=CxAiISwwrK0



.

2008-11-12

エリートへの敬意がないのは何故か?

http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51136972.html を読んで思ったこと。

日本には、エリートという伝統そのものがないからだ。

に同意。日本人エリートなんて頭でっかちだと思ってる。私も高校生ぐらいの頃まではそう思ってた。

けれども大学に入り、「エリートと成り得る人の卵」に接して、意見は180°変わった。エリートになるにはまず努力が必要なのだということに気がついたからだ。頭でっかちだと馬鹿にしていた官僚達も、勉強して努力してその地位をつかみ取ったのだ。そして、彼らは霞ヶ関で夜遅くまで働いている。そんな彼らをこき下ろすような論調のマスコミはあれど、彼らを讃え上げる人々はあまり居ない。これは何故か?

それについて元エントリではこう書いてある。

そして、なぜエリートを敬う伝統が生じなかったか。

エリートとなりうる人々に、人々が無礼をもって答えてきたからではないのか。

ではなぜ日本の人々はエリートと成り得る人々に無礼を持って答えてきたのだろうか?人々は無知蒙昧だからなのか?

ここで一つ疑問がわく。エリートとは元はフランス語であるが、海外ではエリートは人々に尊敬されているのか?とりあえず、手元にある The Concise Oxford Dictionary で elite を引いてみた。こうある。

a group of people considered to be superior in a particular sosiety or organization.

ここで superior という単語に注目してみたい。これを同じく The Concise Oxford Dictionary で引いてみたところ、5番目の定義にこうある。

conceited.

更にこれを引いてみると、

excessively proud of oneself.

とされている。少なくとも英語ではエリートという単語に日本語と同じく多少の侮蔑的な意味合いが含まれているらしい。元のフランス語ではどうなのかを調べるには残念ながら私の手元に資料が足りないし、あいにく私はフランス語がわからない。誰かフランス語が出来る方補足ぷりーず。

さて、人々はなぜエリートを敬わないかというところに話を戻そう。それは、普通に暮らしているとエリート仕事を実感することはないし、そもそもエリートに接する機会自体が少ないためエリートに未知のものに対するものと同類の恐れを抱いてしまうからではないのだろうか?まず前者については、エリートが優秀だから起こる現象だろう。結婚出産などといった国に一意に登録してある戸籍を変更するという大仕事でも、役所に書類を何枚か提出するだけですんでしまう。これはエリートが作ったシステムが優秀だからだ。優秀なシステムであるほどその中身や制作者のことなどユーザには連想させない。そしてこれが後者の問題にもかかってくる。エリートは優秀だからこそ人々の目に見えず、接する機会もなく、そして人々に誤解されていく。

かしこの人々の誤解をもって、人々は無知蒙昧だ、と断じてしまうこと自体が一番エリートを誤解させてしまうのではないだろうか?エリートを知るには少なくともエリートとある程度同じだけの高みに立たなければならない。そんな人がエリートを擁護して人々の無知蒙昧さや無礼さを非難しても、エリートエリート擁護派の人もよく知らない人々は両者を一緒くたにしてエリート馬鹿にされた、としか感じないだろう。

再帰的な話になってきた。このエントリー自体がエリート擁護派のエントリーであり、言外に私はある程度エリートと同じだけの高みに立っている人間で、エリート尊敬しない奴は愚かだと断じてしまっている。そしてますます人々とエリートの隙間を広げてしまう気がする。

どうにかしてこの再帰をほどくことは出来ないだろうか?

2008-09-04

増田MENSAに入ってみた

MENSA(メンサ)という団体をご存じだろうか。天才のみが入会を許される世界的な団体だ。

IQ148以上限定、メンバー人口上位2%の頭脳の持ち主であると喧伝されている。

先日、その日本支部の入会試験があったので、暇をもてあましていたので受験してみた。

ネットから申し込みを行って、当日、会場に行くと老若男女、様々な人が10人ほど集まっていた。

受験料一万円(高い!!)を支払ってサインをする。

全員が集まった後、試験官(今にして思うと日本支部の会長だった)から試験の説明を受け、例題を皆で解いた。

3問あった例題のうち、一つだけどうにも分からなかったので、とても不安になりながら、試験開始。

試験は、よくネットみかけIQテストとほぼ同様の形式だった。

規則性を探し、空欄に当てはまるモノを選択するというアレ

ただ、問題数が多い割に時間が短い(一問あたり20秒程度しか与えられない)ので、

ネットハイスコア取れたとしても難しいかも知れない。

試験開始と同時に、僕の近くにいた受験者は問題冊子をペラペラめくりだした。

いわゆる速読フォトリーディングをやっているようだった。

そんな特殊技術もなにもない僕が合格するのかと半信半疑になりながら、

僕は数問を除いて規定時間の半分で回答し、残りの半分で残った難問を解いた。

本国英国で採点するのでで2週間から2ヶ月の間に合格通知があると告げられ、その日は解散となった。

そして試験からほどなく、合格通知がメールで届いた。

(ちなみにタイトルのネタ元の方アメリカ支部のテストを受けたので、文化に関するテストも出題されたようだ。

日本ではこのテストオンリーだ。そこらへんは国の事情もあるので、支部ごとに違うのだろう。)

こうして僕は、MENSAに入会することとなった。

果たして僕はMENSAにふさわしい人間なのだろうか。

なんせ、何を隠そう僕のスペックは、私立大学卒のフリーターと、天才のイメージからは想像も付かないものだ。

だが、やはりSPIは大の得意だし、ICU入試過去模試を解いたら(註:SPIや知能テストに近い)、

制限時間より短い時間で解いたのに最高点だった人より上だったとか、

子供の頃に、父親の使っていた公務員試験用の問題集を軽々と解いていたような記憶があるとか、

そういうパズル的なモノには無類の強さを発揮してきた。

他の会員も見聞きする範囲では、社長からフリーターまで幅広い人が集まっているようで、

やはりパズル関係が得意な人が多いらしい。そういえば芦ヶ原伸之というパズル権威もメンサの会員だった。

メンサでは、メンサに幻想を抱いている人にとって残念なことには、

天才たちの英知を集合させて世界未来を云々する、などということは一切行っていない。政治的に、宗教的に中立である。

また、公式サイトのFAQにいうように「身長が高い人の集まりのようなもの」であり、会員も特に特権意識を持っていない。

基本的にただの社交場。なので天才児が入ったとしてもあんまり得はない。

もっとも、天才児のようなギフテッドの支援はメンサを挙げて行ってはいるが。

日本支部でも、例会(お食事会)と、有志が集まってSIG(Special Interest Group)を形成して交流を楽しむ活動がメインだ。

こういった活動に興味がない人が入会しても、自己満足で終わると思う。

僕自身は新鮮なことがいっぱいとても満足している。

2008-08-03

アカオタが非オタ彼女アカペラ世界を紹介するための10曲

1バンド1曲,youtubeにあるもの縛りで選んでみた。

ゴスペラーズ/ひとり(http://jp.youtube.com/watch?v=ThaBFTvLTqo

とりあえず,「あー,これね,これは知ってる」という反応が欲しかった。

ゴスのすごいとこは,いわゆるコンテンポラリーアカペラの文脈

ボイパすごいでしょみたいなとこで掴んで,リズムでおす)

に囚われず,実はアカペラの最大の武器であるハーモニーリードで勝負してるところ。

実際はハーモニー微妙らしいが・・・

黒沢,村上という2大リードを擁していたことが最大の勝因なんだろう。

平井堅/キミはともだち(http://jp.youtube.com/watch?v=r0RczBpFZhE

さらに邦楽

「あー,そうか,これもか」という反応が欲しかった。

この曲を聴いたとき,俺はアカペラ界という言葉を日常的に使っていたことを猛烈に恥じた。

つまり,アカペラでやるということが目的になってしまっていたわけだ。

本来,アカペラは手段に過ぎない。そのことをこの曲が思い出させてくれた。

とかまあそういう小理屈はともかく,平井堅だし食いつくだろ,多分。

Boyz 2 Men/Thank You(http://jp.youtube.com/watch?v=PnbdCzXtb6o

実はこの記事を書こうと思ったとき,まっさきにこの曲が浮かんだ。

とにかく,アカペラという音楽形態をフルに活用した名曲だと思う。

ブラックだし喜ぶ子は喜ぶだろ,多分。

オタ的には,パーカスの音質と,2番に入ったときのコーラスの変化が最高。

The Real Group/It don't mean a thing(http://jp.youtube.com/watch?v=6jGhBvlxvFo

アカペラ世界最高峰と言われるグループがこのreal groupと,このあと出てくるtake6

realは初期のジャズカバーと,最近よくやるポップなオリジナル曲で評価が分かれるところだが,

とりあえずどこに出しても恥ずかしくないと思われるこのジャズカバーを。

スピード感が半端じゃない。やってみれば分かる。

Take6/I've got lifehttp://jp.youtube.com/watch?v=mUBrPak8S6s

で,take6。個人的には,realがたまにアカペラゆえのしょぼさを露呈するのに対し,

こちらは完璧で,世界最高のアカペラバンドだと思う。

ただ完璧ゆえに初心者にはおすすめできないところがある。

初心者はなんかクラシックを聞いてるような退屈感を感じるらしいんだな。

だからまあ,とりあえず個人的に好きな曲を選んだ。

なんかすごいことやってんなぐらいに思ってくれればいい。

Rockapella/Long Cool Woman in a Black Dress(http://jp.youtube.com/watch?v=UJfLf5QgTVs

本当はLand of a Thousand Dances(ダンス天国)という曲を紹介したくて,

rockapellaだけじゃなくてハモネプでやってたrag fairバージョンまで探したんだがなかったのでこちらを。

さっき2大アカペラバンドとしてreal grouptake6を紹介したわけだが,

中にはこのrockapellaを入れて世界3大アカペラバンドとみなす人もいるだろう。

活動も長くて,キャッチーな曲が多く,初心者の入門用バンドとしてはうってつけ。

Billy Joel/For The Longest Timehttp://jp.youtube.com/watch?v=X8qLSpJGgUM

天下のビリー・ジョエルアカペラをやってる。

この曲は彼女さんもなんとなく聴いたことあるんじゃないかな。

音質悪いがなんとなく雰囲気は伝わるだろ。

realとtake6アカペラのすごさを伝えるバンドだとしたら,

billy joelのこの曲はアカペラの楽しさを表現してると思う。

Bobby McFerrin/Don't Worry, Be Happy(http://jp.youtube.com/watch?v=yjnvSQuv-H4

そう,この曲も実はアカペラなんだよ。

bobby macferrinって人は「声の魔術師」なんて呼ばれた人で,

real groupにも影響を与えたと言われている。というか本人たちが言ってる。

この人はこういういわゆるアカペラ曲だけじゃなくて,

1人アカペラという,1人っきりのパフォーマンスも結構やってるので,

興味があったら聞いてみて欲しい。

ハモネプシンクロシンプトンズ)/My Winding Roadhttp://jp.youtube.com/watch?v=WvcN6JYNG8I

ハモネプ(バカ安)/宇宙戦艦ヤマトhttp://jp.youtube.com/watch?v=5IjWcb_P7JM

youtube縛りにしたら曲数があまったのでハモネプから2曲。

上は前々回大会で俺が一番感動したバンド

下はネットで人気のアニソンバンド

まあハモネプから入るというのもいい手だろう。気持ちが伝わりやすいし。

ちなみに,youtubeになかったバンドで俺が出来たら紹介したかったのは,

m-pact,vox-onevox-p,try-tonerag fairといったあたり。

全くないというわけではないので興味があったら検索してみてくれ。

2008-07-27

ブラウザオタが非オタ彼女ブラウザ世界を軽く紹介するための10本


まあ、どのくらいの数のブラウザオタがそういう彼女をゲットできるかは別にして、

「オタではまったくないんだが、しかし自分のオタ趣味を肯定的に黙認してくれて、

 その上で全く知らないブラウザ世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」

ような、ヲタの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、ブラウザのことを紹介するために

見せるべき10本を選んでみたいのだけれど。

(要は「脱オタクファッションガイド」の正反対版だな。彼女ブラウザ布教するのではなく

 相互のコミュニケーションの入口として)

あくまで「入口」なので、インストールに過大な負担を伴うCUI用、音声出力のブラウザは避けたい。

できればプリインストール、入ってなくてもGUIインストーラ付きのブラウザにとどめたい。

あと、いくらブラウザ的に基礎といっても古びを感じすぎるものは避けたい。

Sun好きが『HotJava』は外せないと言っても、それはちょっとさすがになあ、と思う。

そういう感じ。

彼女の設定は

ブラウザ知識はいわゆる「青いE」的なものを除けば、フォクすけ程度は見ている

サブカル度も低いが、頭はけっこう良い

という条件で。

まずは俺的に。出した順番は実質的には意味がない。

Internet Explorer 4(Microsoft

まあ、いきなりここかよとも思うけれど、「ブラウザ戦争以前」を濃縮しきっていて、「ブラウザ戦争以後」を決定づけたという点では

外せないんだよなあ。機能もOSと一体だし。

ただ、ここでオタトーク全開にしてしまうと、彼女との関係が崩れるかも。

この情報過多な作品について、どれだけさらりと、嫌味にならず濃すぎず、それでいて必要最小限の情報彼女

伝えられるかということは、オタ側の「真のコミュニケーション能力」試験としてはいいタスクだろうと思う。

iCab 3(Alexander Clauss)、OmniWeb 4(Omni Group

アレって典型的な「オタクが考える一般人に受け入れられそうなブラウザ(そうオタクが思い込んでいるだけ。実際は全然受け入れられない)」そのもの

という意見には半分賛成・半分反対なのだけれど、それを彼女にぶつけて確かめてみるには

一番よさそうな素材なんじゃないのかな。

ブラウザオタとしてはこの二つは“独自エンジン”としていいと思うんだけど、率直に言ってどう?」って。

Camino 1.6(Camino Project)

ある種のMac OS Xオタが持ってるCocoaへの憧憬と、元Dave Hyatt監修のオタ的な考証へのこだわりを

彼女に紹介するという意味ではいいなと思うのと、それに加えていかにもMac OS X

「容量的なださカッコよさ」を体現するユニバーサルバイナリ

「視覚的に好みソフト」を体現するAquaインターフェース

の二つをはじめとして、オタ好きのする機能を世界にちりばめているのが、紹介してみたい理由。

Mac OS XFirefox 3(Mozilla Foundation

たぶんこれを見た彼女は「Safariだよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。

この系譜のUIがその後続くかわからないこと、これがアメリカでは大人気になったこと、

日本ならFlash上でIMが使えなくて、それがブログで非難されてもおかしくはなさそうなのに、

アメリカでそういうのが後回しにされること、なんかを非オタ彼女と話してみたいかな、という妄想的願望。

Safari RSSApple Inc.)

「やっぱりブラウザWebサーフィンのためのものだよね」という話になったときに、そこで選ぶのは「Konqueror

でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、この作品にかけるAppleの思いが好きだから。

断腸の思いで削りに削ってそれでも「RSS」を付ける、っていうネーミングセンスが、どうしても俺の心をつかんでしまうのは、

その「捨てる」ということへの諦めきれなさがいかにもオタ的だなあと思えてしまうから。

Safari RSSという名前を俺自身は冗長とは思わないし、もう削れないだろうとは思うけれど、一方でこれが

MozillaOperaだったらきっちりSafari 2と名付けてしまうだろうとも思う。

なのに、各所に頭下げて迷惑かけて「RSS」を名前に付けてしまう、というあたり、どうしても

「自分のソフトウェアを形作ってきたものが捨てられないオタク」としては、たとえAppleがそういうキャラでなかったとしても、

親近感を禁じ得ない。作品自体の高評価と合わせて、そんなことを彼女に話してみたい。

Netscape Navigator 2(Netscape Communications

今の若年層でNN2見たことのある人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。

NN4よりも前の段階で、ネスケ哲学とか独自拡張路線とかはこの作品で頂点に達していたとも言えて、

こういうクオリティの作品がパッケージでこの時代に売っていたんだよ、というのは、

別に俺自身がなんらそこに貢献してなくとも、なんとなくブラウザ好きとしては不思議に誇らしいし、

いわゆる火狐でしかMozillaを知らない彼女には見せてあげたいなと思う。

Opera 7 Bork Edition(Opera Software)

Operaの「タブ」あるいは「マウスジェスチャ」をオタとして教えたい、というお節介焼きから見せる、ということではなくて。

「終わらない標準議論を毎日続ける」的な感覚がオタには共通してあるのかなということを感じていて、

だからこそもじら組版『和ジラ』最終リリース日本語パック抜き以外ではあり得なかったとも思う。

「祝祭化したIE専用サイトdisる」というオタの感覚今日さらに強まっているとするなら、その「オタクの気分」の

源はBork Editionにあったんじゃないか、という、そんな理屈はかけらも口にせずに、

単純に楽しんでもらえるかどうかを見てみたい。

Amaya 10(World Wide Web Consortium)

これは地雷だよなあ。地雷が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。

こういうTim Berners-Lee風味の妄想をこういうかたちでブラウザ化して、それが非オタに受け入れられるか

気持ち悪さを誘発するか、というのを見てみたい。

lolifox(Altimit Development)

9本まではあっさり決まったんだけど10本目は空白でもいいかな、などと思いつつ、便宜的にロリ狐を選んだ。

IE4から始まってロリ狐で終わるのもそれなりに収まりはいいだろうし、ふぉくす子以降のブラウザ擬人化キャラの影響を

受けた作品でもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、もっと他にいい作品がありそうな気もする。

というわけで、俺のこういう意図にそって、もっといい10本目はこんなのどうよ、というのがあったら

教えてください。

「駄目だこの増田は。俺がちゃんとしたリストを作ってやる」というのは大歓迎。

こういう試みそのものに関する意見も聞けたら嬉しい。

2008-06-08

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