はてなキーワード: 地頭力とは
文系からの理系転向組で、入社当初は右も左も分からない状態だった。
「お前には一生かかっても無理」
「どうしてこんな出来の悪い奴の相手をしなきゃいけないんだ」
などと暴言を吐かれ続けた。
教育の内容と言えば、これを読めとばかりに本を貰うだけだった。
私は悔しくて夜も寝ずに勉强した。
受験の時より3倍も勉强した。
分厚い技術書を100冊読んだあたりで、先輩の言うことが分かるようになった。
むしろ、その程度の事を、どうして偉そうに話せるのか、疑問に思うようになった。
元々、私の地頭力は高かったのだ。
私の飲み込みの速さは部署内でも噂になるほどだった。
2年目の半ばにして、先の先輩より力をつけてしまった。
そして、その時が来た。
新しい案件の設計において、その先輩がこんな複雑な設計は使えない、と言い出した。
私は、「他所では普通に使われている設計パターンですよ」と言いたいのを飲み込んで、
「そうですね。チームの一番下に合わせないとプロジェクトは動きませんよね」
と言ってしまった。
周りの反応は様々だった。
プッと噴き出す者、気まずく沈黙する者、それは言っちゃいけないと目線で制する者。
先輩は顔を真赤にして震えていたが、何も言い返してはこなかった。
それからはギクシャクした空気の中で仕事をこなして、定時で帰ってきた。
心が重い。
小中高と成績ではずっと勝ってて、クラス内カーストでも天と地ほどの差があった。
体面上は友達っぽく振舞ってたけど内心すごく相手を見下してて、実際相手もそれを感じ取ってたんじゃないかなと思う。
でも俺が大学で挫折してひきこもってなんとか社会人になって5年たった今ではすっかり立場が逆転してしまった。
勉強ができないために私立高校に行ったけどそこで勉強をがんばって偏差値は高くないけど国立大学に入ってでもそこだとやりたいことができないからってことで東京の某有名私立大学に編入しなおしてずっとがんばってきたんだ。
かたや俺は地頭力で旧帝大に入ったはいいものの周囲とのレベルの差を思い知らされてさらに地頭力程度じゃ引きこもりにはどうにもならない大学の試験で挫折を繰り返してすっかり意気消沈して自分の殻に閉じこもってゲームばっかりやってた。
なんとか卒業して就職したものの、就活も適当にやったために大学のネームバリューも活かさずに底辺ITづとめ。
そんな現状なのに相手は普通に和やかに付き合ってくれてる。今も。
落ちぶれた俺をあざけるようなこともなく。
昔のことを話すと、「本当に○○(※俺)はすごかったよねー。頭もよかったしかっこよかったし」とか。
自分がつらい思いをしてたとは微塵も感じさせない。
それがまた今の俺にとって辛いんだけど。
いっそ見下されてたほうがまだ相手を憎めるのに。
因果応報ってあるなー。
でも貴重な友人だから絶対になくしたくないと思う。
小中高のときからしたらまったく逆だよwwなーにが貴重な友人だよwww見下してたくせにwww
本当に昔はこんなことになるなんて思っても見なかったなあ。。。
さあ思う存分メシウマしてくれ。
ドリルを売るには穴を売れ | 佐藤 義典 | 本 | Amazon.co.jp
ビル・ゲイツの面接試験―富士山をどう動かしますか? | ウィリアム パウンドストーン, 松浦 俊輔 | 本 | Amazon.co.jp
[非公認] Googleの入社試験 : 竹内 薫 : 本 : Amazon
Amazon.co.jp: 地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」: 細谷 功: 本
はてなブックマーク - Google: 奇問による入社試験はまったくの時間の無駄だった - Digibo
はてなブックマーク - 雇用に上手い下手はない:Googleが自社の採用活動を研究して知ったこと : ライフハッカー[日本版]
はてなブックマーク - 学歴・成績不問 グーグル、5つの採用基準 :日本経済新聞
はてなブックマーク - 優れたリーダーに学歴は関係ない。Googleが自社社員をデータ分析して得られた意外な知見 | ライフハッカー[日本版]
人を選ぶとき、家族を大切にしている人は間違いない。仁者に敵なし。私は人を使うときには、知恵の多い人より人情に厚い人を選んで採用している 渋沢栄一
自分より優れたるものを自分の周りに置きし者ここに眠る。カーネギー
自分で仕事をするのではなく、仕事をさせる適材を見つけることが大切だ。 アンドリュー・カーネギー
人が言うことには以前ほど注意を払わない。人の行動をただじっと見る
“事業の目的とは顧客の創造である” (1/3):EnterpriseZine(エンタープライズジン)
利益の最大化のみを目的化する企業は、短期的視点からのみマネジメントされるようになる。
http://enterprisezine.jp/article/detail/2346
「マイケル・ポーター教授のものづくり競争戦略」最新記事一覧 - ITmedia Keywords
戦略とは、ある特定の顧客を不幸せにするよう、あなたに要求します。
顧客のすべてのニーズに合致した製品で、なおかつ最高のものを提供しようとするならば、必ず失敗します。そんな戦略では、勝てるわけがありません。
「戦略とは、競争上必要なトレードオフを行うことなのである。戦略の本質とは何をやらないかという選択肢である」
戦略とは何をやらないかを決めることである マイケル・ポーター 米ハーバード大学教授
独自の方法で競争し、コスト・リーダーシップを得るか、
常に収益性に焦点を絞り、
独自のバリュー・プロポジション(価値の提案)を打ち出す能力を持ち、
マイケル・ポーター教授のものづくり競争戦略(2):ビジネスの競争に勝つ戦略はたった2つしかない (1/3) - MONOist(モノイスト)
http://monoist.atmarkit.co.jp/fpro/articles/porter/02/porter02a.html
N's spirit 投下資本利益率 ROICとは OOICとは
情報システム用語事典:ROI(あーるおーあい) - ITmedia エンタープライズ
マクドナルドとモスバーガーの違いをポーターの『戦略論』で解き明かす|新聞記事から学ぶ経営の理論|ダイヤモンド・オンライン
ウォーレン・バフェット - 年間のROEが15%以上ある限り、四半期の業績を見てうろたえる必要はありません。
売上高が1000万ドルで利益率が15%の会社Aがあり、売上高が1億ドルで利益率が5%の会社Bがあるとします。私なら、Aをとります
米国の優良株コカ・コーラはバフェットが保有している株式ですが、表を見ると30%を超える高ROEを長年維持
http://www.kazkabu.com/itouen.html
硬派の長期投資シリーズ 銘柄選択編 なにをポイントに選ぶか? バフェットの考え方 - Market Hack
[25億秒]【カネより時間を大切にせよ】人生は25億ページの書物
人は「物事には限りがある」と分かったとき、初めて戦略的になれる。
戦略とは何をやらないかを決めることである:日経ビジネスDigital
残念な人の法則:仕事ができない人は「移動時間の無駄」に無頓着である : まだ東京で消耗してるの?
どの港に入るのか分からなければ、どの風も追い風にはならない。
何物かを選ぶことは、他の一切を捨てることである。チェスタートン
Webの仕事をするなら最低限知っておくべき戦略フレームワーク×10 | sogilog
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はてなブックマーク - 読書感想文 #0093 『戦略とは戦う事を略すると書く』|RICOH Communication Club 経営に役立つ情報発信サイト
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投資先は営業キャッシュフローマージン15%以上の企業から選ぶべき
キケンな「ブラック企業」はたった一つの指標でわかる 財務諸表の見方
(株)エーワン精密【6156】:単独決算推移 - Yahoo!ファイナンス
エーワン精密 (年次決算): 株式投資レポート 6156 - EDIUNET
日本電産が「脱帽」した最強の中小企業がある (2ページ目):日経ビジネスオンライン
日本電産が脱帽した最強の中小企業(2)~“5つの数字”で問題発見 (3ページ目):日経ビジネスオンライン
「“親方”経営こそ最強!~経常利益率40%の町工場~」 エーワン精密 カンブリア宮殿:テレビ東京
経常利益率35%超を37年続ける 町工場強さの理由 : 梅原 勝彦 : 本 : Amazon
[時間とは出来事である][機会費用][権内][権外]英語・会計・IT
http://anond.hatelabo.jp/20071022153917
正しいんじゃないの?
単に面接で落とされるだけで。
これをグーグル式就職面接に当てはめてみると、求職者が想定しているのは
まず「あなたを雇うことで我が社が得られる利益利点は?」であり、
次に「あたなはどんな人?自己紹介キボンヌ」なわけだ。
自己紹介で「俺はお前のことは馬鹿だと思ってるし、お前の意見はどうでも良い」と表明するわけだろ?
「お前の会社のクソくだらねえルールを尊重するつもりもないし、俺にとって正しいことを言う」ということだろ?
相手がそう思ってくれれば採ってくれるんじゃないの。
就職面接の場ってのは、その求職者の答えが本当なのか嘘なのか、
求職者自身は本心でも客観的に当たりか外れかを判断するところなのに、
まあ、理解できてない面接官に理解させることが出来ないのなら、落とされるよね。
(面接官にとっての)就職面接の意義に沿った基準での質問なんだよな?
おまえは面接官は馬鹿で愚かな質問をしていると思っているわけだ。
面接官はそう思ってない。(そう思ってるのかもしれないが、その基準で採用活動をしてる)
「世の中の面接官は間違っている!愚かだ!意義が理解できてない!」
お前がそう思うならそうかもな。
で?
「就職面接って茶番だったよなあ」と語るヤツは、そのルールの上で結果出した上で、ルールがクソだって振り返ってるだけだぜ。
この先そのクソみたいなルールでゲームしなきゃなんねえのかウゼエなあと思いながら。
本音と建前だな。
(仕事してりゃわかるけど、その手のクソルールにもある程度有用性があったり、単に情報が足りなくてクソだと思ってただけだったりするけどな。
例えば診断書がなけりゃ病欠使えないってルールは、診断書さえあれば病欠と言うことにして良いってことだったりするし)
建前で振る舞えないヤツが「その質問に何の意味があるんですか?」とか本音で聞いたら、そりゃお祈りされるだろ。
グーグル面接を取り入れている日本企業の就職面接の馬鹿馬鹿しさについてなんだが、まぁ俺の意見をきいてくれ。
Who(誰が) What(何を) When(いつ) Where(どこで) Why(どうして)How(どのように)したのか
だ。
誰が、何を、いつ、どこで、どのように、はいいんだ。事実の指摘だ。
問題はどうして、だ。
そいつも犯行を認めていて、おとなしく供述しているとするわな。
「どうして殺した?」と聞いて、まぁ犯人が
「あいつからの苛めに耐えられなくなって」と言ったとしようや。
「苛めなんてよくあること、他にも苛められている人は大勢いるけど、その人達が全員相手を殺しているかというと、そんなことはない。犯人はどうして相手を殺すまでいっちゃったのか?」
と話を続けるけど、この「どうして」は意味が変わってしまっているのが解るか?
犯行の直接の動機「どうして」は、あくまで「苛めに耐えられなくなって」なんだよ。
嘘言ってないか?本当に苛められていたのか?他にも動機がなかったのか?というのならおかしくないが、
認めた上で更なる「どうして」をぶつけるのは、報道の基本を逸脱しているんだが、連中は逸脱と思ってないわけだ。
これをグーグル式就職面接に当てはめてみると、求職者が想定しているのは
まず「あなたを雇うことで我が社が得られる利益利点は?」であり、
次に「あたなはどんな人?自己紹介キボンヌ」なわけだ。
就職面接の場ってのは、その求職者の答えが本当なのか嘘なのか、
求職者自身は本心でも客観的に当たりか外れかを判断するところなのに、
「地頭力を見ています」「身近な話題を数理的に見ることが出来るか見ています」「ストレス耐性を見るテストです」...
てのが、就職面接の意義から逸脱してるのが理解出来てないんだよね。
「地頭力を見ています」以下略のことを本心から思っているのなら、その思考パターンを持っていることになっている
既職者達がその思考パターンでどれだけ仕事を成功させているのかの実績を、普段からアナウンスしてるはずだろ。
面接官は効果があると思っている。
なんの効果だ?面接官が採用を決めた人物に対して、その後何か責任をかぶること、あるのか?
あるとしたら求職者の嘘、それも見え見えの嘘を見抜けなかったときくらいしかないだろ。
と同じ事だと思ってるんだろ?
もっと素直になれよ。
そろそろ三年生とか三回生とかは就職活動に向けて活動したり情報収集してる頃かと思う。
で、あんまりにも好対照な記事がほってんとりで並んでて笑ったので。
http://techwave.jp/archives/51521559.html
http://d.hatena.ne.jp/satohhide/20101110/1289356513
「なんでそういうことを聞くんですか?」
と逆に質問する人は、まともな人間である。本当に下らないのだから。
これは、まともかも知れないけれども学生気分が抜けていない人だよね。
(正確にはまだ学生さんなんだから、それは酷な話かも知れないんだけれども)
なぜならこの「なんでそういうことを聞くんですか?」という質問には、意味がないからだ。
良く思い出せ。
「今、 日本にボールペンは何本ありますか」でも「時計が3:15をさしているとき、2つの針のあいだの角度は何度?(答えはゼロではない)」でもなんでも構わないけれども、そこで行われているのは就職面接だ。
大切な事なのでもう一度言う。企業が学生を選別する就職面接での質問だ。
「なんでそういうことを聞くんですか?」と問い返す学生が愚かなのは、その質問は就職面接にとって何もメリットが無いからだ。
例えばこれに答えが得られたとしよう。
「地頭力を見ています」「身近な話題を数理的に見ることが出来るか見ています」「ストレス耐性を見るテストです」...
面接批判をするかい?そんなもので頭の良さをはかられたくありません、とか言っちゃうのかい?
それとも、「へ〜そうなんですか。知りませんでした」とか答えるかい。何しに来てるのキミ。
自分が納得できないと、質問にすら答えないのかい?
質問の背景を知ってなお、その答えに変化がない場合、聞くのは馬鹿だけだ。
極端に言ってしまえば、納得しないと動いてくれない部下は異様に使いづらいのだ。
例えば上司から「日本国内のAndroidとiPhoneの比率調べて報告してくれないか」と言われて、
「なぜそんなこと調べるんですか?」と聞き返すのは、その質問が馬鹿だと思うからでも、納得して仕事したいからでもない。
その質問の背景を知らないと、使える報告書にならなかったりするからだ。
(仕事が出来る人は「新規参入の検討をするなら、うちの売り上げは北米でもありますし、国外も出した方が良いですか?」とか聞いてるな)
では、質問をしているのはどちらで、答えなければならないのはどちらだろう。
大学入試の時にも、解答用紙に「こんな問題で入学を決めるから知識偏重の教育になるんだ」とか書き込んだのだろうか。
毎日スーツを着て出社し、初めての社外の人とは名刺交換をし、愛想笑いで営業の話を受け流す。
全てくだらないことかも知れないし、愚かなことかも知れない。
じゃあ、何でそんな会社に入りたいと思うんだい?
新人が自分の判断で有効無効を判定して、くだらないと思えば社命を拒否できるような会社に行けばいいじゃないか。
きっとそんな会社もあるよ。頑張ってくれ。うちには来るな。
今年でゼロ年代が終わる.2000年が始まったときはミレニアム!と晴れ晴れしい気分であり,まさかゼロ年代なんてカタカナで時代が表されるだなんて思っても見なかった.そんなことを近頃思っていると「そういや,2000年とか2001年ってどんな本が平積みにされてたっけ?」と思ったので,簡単にまとめてみた.これは客観的な統計データのまとめではないし,選んだ本やその解説には恣意性だって含まれてると思うけど,はてブ等でフォローしてもらえたらと思う.
一般書では『だから,あなたも生き抜いて』がベストセラーであった.閉塞感のあった90年代において日本は経済も社会システムも崩壊が始まり,これまでのような一億層中流社会は望めなくなった.そんな時代に単なるサクセスストーリーとしてだけでなく,「生き抜く」ことを薦めるこの本がゼロ年代最初の年のベストセラーであったことは興味深い.
経済書では『経済ってそういうことだったのか会議』がよく書店に平積みされていた.お金のことは銀行や専門家にまかせておけばよい,といった価値観から自分の身は自分で守ろう,そのためには少しずつでも知識をつけようという価値観へ既に変化し始めているように思える.
また,9.11以前に文明の衝突論を展開していたという点でハンチントンが後にもてはやされた.『文明の衝突』は1998年.
また,ソーカル事件を発端とする科学論者と科学者間の間の論争である『サイエンスウォーズ』『知の欺瞞』が出版された.一連の流れにより,科学は正しいものという固定観念が崩れ始めるが,その悪影響として疑似科学が隙間に入ってくることとなる.
2001年は一般書・自己啓発本として『チーズはどこへ消えた?』や『金持ち父さん貧乏父さん』がベストセラーとなった.これらは自分探しブームの終焉でもあり,ありのままの全肯定でもある.その他の一般書では『声に出して読みたい日本語』のような日本語ブームが始まる年である.
ゼロ年代を象徴する批評家,東浩紀が『動物化するポストモダン』を出版し,アカデミズムからサブカルへの転向,遅れてやってきたエヴァ批評として有名となった.その後の現代思想,批評界は東浩紀とそのフォロワーによって進められることとなる.
また,疑似科学論争の大きなきっかけとなる『水からの伝言』がブームとなり,教育界では道徳の授業で使われたり,科学者集団がその疑似科学性を啓蒙したりする騒ぎとなった.
2002年は一般書では『生きかた上手』や『声に出して読みたい日本語』,『常識として知っておきたい日本語』がベストセラーとなった.また,『本当の学力をつける本』で陰山メソッドが有名となり,公立校の進学校化など各々が一律である必要がなく,教育にも個性や多様性を認めるような社会風潮となっている.とはいえ,これらの風潮は後の格差社会と繋がらないとは言い切れない.
格差社会といえば,玄田の『仕事のなかの曖昧な不安』は社会安定を失った日本の将来を予見する内容であり,当時の日本社会の空気を表す本としてピックアップすることができる.
不況下における人々の意識を表すかのように森永の『年収300万円時代を生き抜く経済学』がベストセラーとなった.この年を前後してエコノミストと呼ばれる人々が盛んにマスメディアに出るようになり,銀行に預けるのではなく,個人が投資する時代になったと盛んに喧伝した.
9.11以降の社会を分析するかのように,ネグリ・ハートの『<帝国>』やチョムスキーの『メディア・コントロール』などが読まれた.特に『<帝国>』は左派に大きな影響を与えたといえる.
2004年は『バカの壁』が大いにベストセラーとなり,養老孟司ブームが到来する.その続編でもある『死の壁』も同様にベストセラーとなり,これらと時期を同じくして,新書ブームが到来.多くの出版社が新書に力を入れ始める.
『仕事のなかの曖昧な不安』を受ける形で『13歳のハローワーク』が出版され,自分探し(何がやりたい?)と自己肯定(何をやっても自分らしい)が同時に薦められるような時代となった.その一方で堀江貴文『稼ぐが勝ち』が売れ,Tシャツ姿で六本木ヒルズで新進気鋭の社長となっているホリエモンが多くの若者の共感と多くの大人の反感を買った.この共感した若者は『希望格差社会』において希望が持てない若者たちであり,株取引による一発逆転という大平光代のサクセスストーリーとは別の形の逆転劇を夢想させた.
新書ブームを背景に『頭がいい人、悪い人の話し方』,『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』がベストセラーとなった.特に『さおだけ屋~』はタイトル売りという技を駆使し,その後多くのフォロワーを生んだ.また,これまで『仕事のなかの曖昧な不安』『希望格差社会』といった「労働」というジャンルのハードカバー本であった内容がついに『下流社会』と新書の形をすることで大衆化し,格差社会というゼロ年代のキーワードを体現した.
また,東一辺倒であった批評界において,『嗤う日本のナショナリズム』によって社会学の北田が登場し,2ちゃんねる批評というものが生まれた.これはゼロ年代が徹底的にサブカル批評へ偏ることを決定づけた.
相変わらずの新書ブームで『国家の品格』『人は見た目が9割』等がベストセラーとなった.『国家の品格』は養老孟司から続く理系人ブームを引き継ぐとともに,後の品格ブームを起こした.『人は~』は『さおだけ~』のフォロワーであるタイトル売りであり,『なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?』といったフォロワーも生まれた.
また現在まで続く重要な流れとして『ウェブ進化論』『Google』『「みんなの意見」は案外正しい』といったWeb論が生まれ,Web2.0,玉石混淆,群衆の英知といった言葉がよく聞かれるようになった.これらの著書により,これまでYahooを使っていた人々がGoogleに移行したり,Wikipediaが大衆化したりするようになった.これらのWeb論はあまりにオプティミスティックであると当初から批判されたが,アーリーアダプターにしか知られていなかったWebの様子を大衆化したその社会的影響は計り知れない.また,『フラット化する世界』がベストセラーとなり,インドの台頭が認知され始めた.
品格ブームを引きずって『女性の品格』,○○力ブームを引きずって『鈍感力』などが一般書としてベストセラーとなった.また,理系人による本として『生物と無生物のあいだ』が読まれた.
データが重要となったことを示すような本として『その数字が戦略を決める』がよく書店に平積みされていた.Web時代においてGoogleが大規模DBにデータをため込むようになり,既存の専門家よりもデータが多くを語るような時代が幕開けしたことを告げた.
その一方で,「炎上」という言葉が一般用語化し,梅田らオプティミストによるWeb論に対して,Webの負の面を大衆化させるような本として『ウェブ炎上』や『フラット革命』が登場した.
また,格差社会論は「ワーキング・プア」や「ロスト・ジェネレーション」といった言葉を生み出し,ワープア論壇やロスジェネ論壇と呼ばれるものが生み出され始めた.特に「『丸山眞男』をひっぱたきたい----31歳、フリーター。希望は、戦争。」という赤木の論考は衝撃的であった.
どういう流れからか,『×型 自分の説明書』という血液型本がバカ売れした.これも疑似科学ブームの一端なのだろうか.そして,はてなー大好きの勝間本『効率が10倍アップする新・知的生産術 自分をグーグル化する方法』がついにベストセラー化した.いつの頃からかライフハックという言葉がよく聞かれるようになり,多くの自己啓発本が書店に平積みされていた.また,サブプライム問題までは外資系コンサルが重宝され『地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」』が売れた.
批評界では東にケンカを売る形で宇野『ゼロ年代の想像力』が,東のフォロワーとして濱野『アーキテクチャの生態系』が現れたが,どちらも東の影響を多分に受けており,ゼロ年代批評が東一辺倒であることを決定的にした.
ロスジェネ論壇ではその名の通り『ロスジェネ』という雑誌が創刊し,蟹工船ブームが生まれた.また,秋葉原通り魔事件が起こったことにより,多くのメディアによって事件が消費され,それらは常にロスジェネ論壇,フリーター論壇とともに語られた.
文字ばっかりでごめんなさい.
だと、IQ教えてもらうとか?
可能であれば、一緒に働くメンバーについて、何人か周りの人の評価(上司だったら部下の評価とか)を転職会社経由で聞いてもらった方が良い。
てーかさ、そのくらい考えて、「~という方法で逆面接とかして地頭力を試そうと思うんだけど、どう思う?」て質問にしないと地頭力がしれるお?
単に聞かれたことに答えるだけじゃなくて、ディスカッションに持っていけばいいんじゃないの?
「地頭力を試す」ってのがいわゆる「(Microsoft|Google)の面接問題」みたいなのを解く話のことなら、逆質問は難しいと思うけど。それがあんまり意味のあることとは思えない。ああいうのは専門分野がまだないヒヨッコを選別するためのもんだ。
重要なのは、(1)その分野における諸問題のうち、自分の問題意識(優先度の置き方)と彼らのそれとが近いかどうか (2)自分が優先度高いと思う問題を彼らが普段どのくらい深く考えているか、あたりじゃない? それなら議論を振ればだいたいわかるでしょう。面接官がどんなに機転が利く人だって、あなたが心底大事だと思っていることを軽く考えているようなら、うまくやっていけないだろうし。
俺が面接するときはそういうつもりでやってるよ。
「勉強が出来る = 頭がいい」への違和感は「能力を測る基準の一つ」と「能力」をイコールで結んでしまっている事が原因でしょう。
つまり「100メートル走が早い = 足が速い」「リズム感がある = 音楽センスがある」「デッサンが上手い = 絵が上手」と言っているようなものです。
世の中でそのことを否定する意見が多いのは負け犬の遠吠えというよりも、世の中で求められている「頭の良さ」と「学力」の乖離が大きいことが原因でしょう。
そのため企業は、より精度の高い判断基準を求めて「SPIテスト」を行ったり、世の中が「EQ」や「地頭力」などの新基準探しに夢中になっていたりするのです。
ちなみに、個人的な感想としては「学力」と「頭がいい」には弱い相関関係は有ると考えていますが個人対個人のレベルで使用するためには精度が低いと思っています。
あんた、とりあえず気にくわない奴は全員ミソジニーって決めつけすんのやめなよ。
金が絡む場になると云々の喩えを持ってきてることからして、男女が混じってると男同士は恋愛戦線におけるライバルになると見なしてる感覚に対する違和感を指摘してるんだけど。
違う。女を追いかけ回すことに熱中する奴が必ず一定数出てきて、そいつらは周りの状況を見ようともしないだろ。だから必然的に自己中な奴に周囲が振り回されるといってるんだ。この記事を引用したのはそういうこと。
そんなのいちいち意識してたら社会生活できなくないか?女と見れば恋愛対象と見なすっていうのは女のことは欲望される対象としてしか存在を認めないっていうような。
妄想決めつけ乙。だいたい社会生活っておかしいだろ。中学生や高校生のガキの話だろ。
でだな、俺が別に「女と見れば恋愛対象」だと思ってなくても、そう思ってる奴がいれば集団全体がそれに振り回されるという話なんだよ。そして困ったことに「女と見れば恋愛対象」みたいに動いてる奴の方が「コミュニケーション能力」とやらを身につけて「女に気遣いができる男」になっていくんだ。俺みたいに「同じ人間っていう感覚」で生きてきた人間の方がこうやって「キモい」非モテになってミソジニー認定されるんだからほんと娑婆は地獄だぜ!
あと、とりあえず「欲望される」って気持ち悪い日本語やめてくれ。それ「見える化」とか「地頭力」とか「恋愛偏差値」とかと同じで一部の業界だけでしか通用しないおかしな日本語だから。