そんなアイカツ!みたいに言われても
元増田です、買いました。
それを言われるとEテレ愛好者として辛い。確かにそういう側面はあると思う。
Eテレの人選基準には①「まだピンの仕事で十分食えてないが才気ある若手」と②「仕事の質と世間の評価が合致してない中堅・ベテラン」を積極的に起用するというのがある気がしてて、それはそれで素晴らしいことなんだけど、人格面での身体検査はちょっとおろそかなんじゃないかと思うことは多々ある。
小山田は②で、Corneliusになってから商業的にパッとしてたのは1990年代のThe First Question Award・69/96・Fantasmaぐらいだと思う。自分は、小山田の音楽的な質はその後もどんどん向上してると思ってたので、Eテレがフックアップしたのはすごく良かったなと思ってた。でも、Eテレが彼を起用するための身体検査をやるべきだった、そこで問題があるならちゃんと禊ぎの儀式を済ませるべきだった、というのはまったくもって正しい批判で、俺も何も抗弁できない。小山田も周囲もEテレも、、みんなが「もう終わったこと」「よく知らないこと」とキャリアに残った棘を放置したせいで、四半世紀かけてカルマがここまで大きくなって、彼にとっても人生最大級だったであろう晴れがましい舞台で爆発することになった。本当にせつない。
結局、対象を好きな人が「あなたが何をしていても、それとは関係なく私はあなたの作品を愛していますよ」と伝え、その作品に金を落としていくしかないんだろうな。
幸い、現代は一定の支持者を集めれば他の奴らにどう思われてもネットでビジネスを成立させられるし。
キャンセルする側から見たら所謂『信者』と見られんだろうけど、本来、誰を・何を好きになるか、悪事をした人に対して自己の裁量の範疇において受け入れるか否か、何に金を使うかなんてことは、他人がどうこう決定されるようなことではないんだから。
キャンセルカルチャーも「自分が許せないから」「自分は不買する」って範疇なら大いにけっこうだけど、それを人に強要する時点で「あなたの正義」の押しつけでしかない。
悪行さえ肯定しなければ、後はどうしようが人それぞれであるべきなのになぁ
……あっ、小山田氏の辞任に関しては、アレは公のイベントなので妥当だと思っています。
基本的に前科チェックはしてると思うけど、炎上したことがあるかみたいなのは見てないと思う。
そんな事言ったら逃走中でリタイアした芸人呼べなくなるからな。
例えば漫画家が出たとして、その漫画家がピタゴラの最後に女体がありバイブが刺さります!みたいなのを書いてバズったらダメ。
小〜さんは言い方悪いけど古代の遺産を発掘したらヤバかったって話だからまあそこまで見てない。
の〜はわからん。
去年自宅で過ごす時間が多くなったから、オンラインでゲームでもしようと思ってPCを買った
ボイスチャットなしで過ごしてたけど、あったほうが楽しくなるかもしれないと思って導入してみた
そうしたらフレンドが私の声としゃべり方をほめてくれる
そんなに魅力的なのかな、私の声
みんなからは冗談っぽく、声優みたい、ストリーマーみたい、と言われた
私は本気になっちゃって、どうせならVtuberなってみようかと思ってしまった
だけどここからが大変だった
まずは衣装のデザインを決めようと思って、資料集めて、頭の中で思い描く
なかなか自分で決められないから、衣装デザイナーにお願いしてもらおうと思った
いろんなサービスやウェブサイトを通じて私の思っているような方向性を実現してくれそうなデザイナーを数人ピックアップして、コンタクト
何人かに作ってもらって、ようやく自分にとってピンとくる衣装が出来上がった
長かった
それぞれのデザイナーさんとのやり取りがこんなに楽しくも時間がかかるものだとは
そして自分の考えているデザインがどんどん変化していくものだとは
衣装はできたので、イラストにできる人、モデリングができる人を探そうとした
ここで私は疲れ果ててしまった
かわいいキャラを描いてくれる人を選ぶぼうとしたら、意外と選択肢がすくなかった
イラストを描いている人は数えられないほどいる
でも、Vtuber用のイラストを描いてくれる人は思ったより少ない
そして一定のレベル以上の技量がある人は、のきなみ個人の依頼を受けていない
自分が用意した衣装は凝ったデザインになっていて、それなりの技術がある人にして描いてもらいたくない
あれ?就活じゃないの?
なんでまたやってるんだろう、こんなこと
アバターは自分の化身だから、営業の仕事で断られるのとは、わけが違う
妥協せずにデザインを煮詰めていった結果、選択肢を狭めて、行き詰ってしまった
お金はきっちり用意しているけれど、お金を払うまでの段階に手が届かない
そうか、個人Vtuberのイラストのクオリティがまちまちなのは、こんな理由があったからなのか
モデリングできる人も探すのが大変だ
3Dできる人は当然限られてるし、2Dでの実績技量がある人は、だいたいが予約数か月待ちだったり、仕事停止中だったりする
また長々と断られなきゃいけないのか
自分が愛をこめて作っていったキャラだからこそ、こういうところでいい加減なことはしたくない
ああ、イラスト、モデリングをしてくれる人が決まったとしても、配信画面の枠とか、スタンプとか、ヘッダー画像とか、場合によっては音楽とか
ぜんぶ私が、これがいいこれがダメだと決めていかなきゃならないんだ
あと何か月かかるんだろう
こんなこと考えたら、もう、疲れ果ててしまった