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2024-04-02

半導体設計AIと相性悪いよなぁ

HDLというハード記述言語はあるが、ネットに公開している人が少ない。

そしてFPGAASICで書き方に差分がある。

ラピダスから振り返る日本国家プロジェクト

 日本ラストチャンスとばかりに開始した「日の丸半導体」ラピダスに多大な公費が追加されていることが話題を集めている今日この頃

 心無い専門家たちからは必ず失敗するだの金ドブだの批判殺到中だが、本当に日本経済産業省)主導の国家プロジェクトは今まで成功しなかったのだろうか?

 この記事では主に経済産業省、旧・通商産業省が中心となって始めた国家プロジェクトを振り返る。

LSI国家プロジェクト1976年

結論:成功
簡単に:半導体製造の基礎研究成功

 大規模集積回路LSI)の研究特に基礎研究に力を入れた国家プロジェクト

 当時、半導体小国であった日本で700億円以上の金を基礎研究投資するのは挑戦的であったが、電子ビーム露光技術などの研究レベルアイディア実用・量産レベルに持ってくることに成功

 よく「日本半導体生産ダメだが、生産機械はまだシェアがある」というが、この40年前の国家プロジェクト技術成功がかなり大きく、現在でも半導体製造機械はこのプロジェクトに関わった企業が上位にいる。

 この成功をバネにして1980年台の日本半導体生産の8割を占めることとなった。しかし鮮やかすぎる成功体験と日本政府の政治的脆弱性により、90年台に入ると見る影もなく没落したのはあまりにも有名

第5世代コンピューター1982年

結論:失敗
簡単に:ChatGPTを作ろうとして失敗

 通産省は前述の大規模集積回路LSI)の成功体験を強く意識し、コンピューター技術の「進歩段階」は大規模集積回路が「第4世代」、そしてAI技術が来たる「第5世代であると想定した。

仕様書を読んでプログラムを作ってくれるすごい機械」を目指し、500億円規模の国家プロジェクトに踏み切った。

 しかし当時の通産省は何もかも見通しが甘かった。大規模集積回路の次がAIというのも謎の括りで、ハードウェアソフトウェア混同していた。そもそもなにを研究するのか?という具体的な内容すらあやふやで、やがてはスパコンをよせ集めてもそんなものは出来ないという技術課題に直面。

 現在でいう自然言語処理などのソフトウェア開発を散発的に行い、難航。

 それぞれが独自プログラム言語を作ったりOSを作ったりしたが、特に統合されることも活用されることもなく、「ソフトウェアはむずかしい」ということだけが判明し、放棄された。

 なお、唯一の結論ソフトウェアはむずかしい」ということですら後に生かされることはなかったが、通産省成功したと主張している。

シグマ計画1985年

結論:失敗
簡単に:ソフトウェア開発者を増やす計画が、安価コンピューターを普及させる計画にすり替わり、開発したコンピューターは普及せずに失敗

 「10年後にはソフトウェア技術者が60万人不足して、日本技術的に取り残される–––」

 この現代でもよく聞くようなフレーズに慌てた日本産業界は、ソフトウェア技術者の育成に熱い視線を向け始めた。

 そこに通産省が入り込むと、さまざまな思惑が一致し、ついには国家プロジェクトとして250億円を投入するΣ計画が発足。日本ソフトウェア技術者の天国となる予定であった。

 しか通産省は謎の逆走行を始める。

 ソフトウェアという実態の見えないもの予算をかけることへの抵抗からか、対象は主にハードウェア企業に集中。

 ソフトウェア技術者を増やすという本来目的曲解され、最終的には「安価計算機を普及させる」というハードウェア重視の目標にすり替わっていた。

 その結果としてΣステーションと呼ばれる計算機誕生したが、特に安いわけでもなく、規格が致命的にガラパゴスだったので、ほとんど普及せずに失敗した。

 失敗した後も地方名目としてダラダラと予算が積み重ねられたが、何の成果もなかった。

 日本ソフトウェア技術の息の根を止めたとして有名なプロジェクトである

 なお、通産省成功したと主張している。

リアルワールドコンピューティングプロジェクト1992年

結論:失敗
簡単に:なにもわからず失敗

 日本IT技術に致命的に遅れていることにようやく気づいた通産省は、起死回生の一手としてIT技術に約500億円をかけることを決定。これを「リアルワールドコンピューティングプロジェクト」と名づけた。

 しかそもそもこのプロジェクトには、何の見通しも何の戦略もなかった。

 約50個の研究が「リアルワールドコンピューティングプロジェクト」の内容であったが、その実態検索ソフトから光ファイバーまでバラバラであり、散発的かつ無計画予算をばら撒くという意味不明行為は、もはや単一計画である必要性がなかった。

 この計画は最終的に10年にもわたって継続されたが、特に何の成果もなかった。そして膨大な予算とともに記憶の彼方へと消えた。

 なお、通産省成功したと主張している。

半導体MIRAIプロジェクト2001年

結論:失敗
簡単に:かつての半導体全盛期を取り戻すという名目で膨大な予算を集めるが、失敗

 2000年に入ると、経済産業省は「かつて世界一だった日本半導体産業を復活させる」という妄想に取り憑かれるようになる。

 その数はまさに膨大である

 「みらい」プロジェクト2001年)に465億円を注ぎ込むも見事に失敗すると、「はるか」プロジェクト2001年)、「あすかプロジェクト2002年)、「DIIN」プロジェクト2002年)、「あすか2」プロジェクト2006年)、「つくば半導体コンソーシアム」プロジェクト2006年)などが代表で、そのほとんどが失敗はまだしも、なんの検証もなく消えさった。

 「アスパラ」(2002年)はかなり象徴的で、日本の先端半導体企業が集合して日の丸半導体企業を作ろうと国費315億円を費やしたが、2006年には泡の如く消えた。

 これらの膨大な失敗は特に顧みられることもなく、なぜ失敗したのかい考察もなく、ただ予算ともに忘れ去られた。

情報大航海プロジェクト2007年

結論:失敗
簡単に:国産Googleを作ろうとして失敗

 いったい何故だろうか?

 摩訶不思議なことに、ソフトウェア技術者が致命的に不足していた日本においては、国産検索エンジンが誕生しなかった。

 

 中国ロシアが自前の検索エンジンを開発し始めると、日本でも国産検索エンジンを作るべきという安全保障上の発想が経済産業省に芽生える。約300億円をかけて国産検索エンジンを開発することにしたが、当時普及し始めたネット界隈はこれを激しく批判

 失敗続きの国家プロジェクト比較されるが、経済産業省は「かつての国家プロジェクトとは違う!」と強い自信を見せた。

 しかしなにも成さず、なんの検証もなく、予算とともに忘れ去られた。

まとめ

 ラピダスにおいては、経済産業省主導の国家プロジェクトは失敗するという根拠のない批判が多い。

 しかしこうしてまとめてみるとどうだろうか?

 膨大な数の実績が経済産業省には積み重なっている。

 少しは信じてあげよう(完)

2024-03-31

米国日本に最終兵器使用した一方で、戦争被害損害賠償は求めなかった

まり核を使用して勝ったが経済的には損だった

当時は原発産業で回収できる見込みがあったので使用されたんだろう

現代では原発特許は切れており、原発も飽和状態で、核戦争原子力宣伝するメリットが全くない

2000年以降はむしろ責任所在不明テロ活動が増え、監視体制強化に資する半導体や、ワクチンでの利益競争が起きている

毒紅麹の賠償額がいくらになるかな

2024-03-25

熊本TSMCで景気が良いっていうけど、そんな雇用増えてるのか?

半導体工場自動化進みすぎているので、雇用1700人。

熊本生産年齢人口は950,477人。

2024-03-22

anond:20240322115313

多分国内台湾資本半導体工場自衛隊が展開したり消費税が上がったり年金の納付額が上がったりするだろ

2024-03-21

AIの話をしてるんだと言いながら半導体の話してるやつが一番邪魔だった

いなくなったらAIの話が普通に広がってて笑った

一番邪魔してたのがあいつじゃねーかっていう

anond:20240321214209

でも謎に包まれた謎の半導体メーカーからきっとすごいんでしょ?

anond:20240321203619

anond:20240321201916

日経ですら「謎の半導体メーカー」ってエヌビディアの事を表現してんのに、そこから前提を共有出来てないのがいるのか

anond:20240321195638

こうして、AIの話といいながら、自分の知ってる半導体の話がしたいだけなので、

周り中から白けられて距離をとられるのでした

anond:20240321195446

えっと、日本語の話をしたいの?

それだったら余所でやってくれとしか。ここではAIに関する話をしてるんで。

日本語の話よりはマシだけど、偏って間違った「ぼくのかんがえた半導体歴史」も別にいらないです。

anond:20240321194546

いやいや。

半導体歴史寡占化成功したのはIntelx86だけで、それもAMDが弱かった時期や、ARM系が台頭する前のわずかな期間だけだよ。

他は基本的に多様なものが出ている。

ARMだけでトップといえるの何種類あるよ。

GPUNVIDIAが強いが当然AMDもあるし、

データセンタ向けの処理機ではMS, Google, Apple,あたりは自前でシリコンも作って大量に稼働させてるじゃん。

さらマイコンなどを考えて行けば、寡占化する状態が通常なんてことはないよ。今後はプロセス改善が鈍化するから余計にそう言う時代になる。

EV派がいきってるのはIT革命と同じものを期待してるからなんだと思う

けど無理なんだよ

IT革命って3つの点で、EVと違うのよ

1.半導体という年40%くらい性能が進化してた産業があった

IT革命当時の半導体は年40%くらいのペースで進化してた

これは10年で30倍、20年で1100倍の進化で驚異的だった

気を抜いてたら、追いつけないくらいに差が開く異常なスピードだった

から先にやったもの勝ちで、最初赤字でも後から利益を出せばいいというビジネスモデルがうまくいった

でもEVは無理なのよね、進化がしょぼいか

EVの各要素はせいぜい年5%~10%くらいしか進化しないよね

これだと10年で2倍程度の進化しかしない


2.ITとちがってモノ売りなので、乗り換えられてしま

それでもITみたいにサービス型のビジネスだったら

MSオフィスAdobeみたいに、みんなが使ってるからしょうがないとか文句言いながら使わせることができる

から先にやったもん勝ち、普及させたもん勝ちなビジネスなんだけど

EV所詮モノ売りなので、次はあのメーカーEVに乗ろうなんてことができてしま

先に売ったところで、赤字覚悟で売ったところで、そのあと同じメーカーを買ってくれるわけではない


3.そもそもトヨタ本田などハイブリッドは結局モーターと電池なので、EVと同じ技術

なのでEVのこともそれなりにわか

IT革命がうまくいったのは、オール企業ITが何のことかわからない別業界な人たちだったかITを舐めてたよね

から新興企業がその隙に市場を独占できた

でも、EVは違う

トヨタなんて門外漢老害EV無知だわ~とか思ってるかもしれないけど、

30年モーターと電池と格闘してたトヨタのほうがわかってるでしょ


トヨタが負けるとしたらEVじゃなくて自動運転じゃないかって思ってる

まりwaymoとかね

スマホやらで呼び出して、そこに来た車がどこで作られてる車なのか興味あるやつマニアでしょ

所有をするからメーカーを気にするけど、利用の時代になったらメーカーは気にしない

電車バス利用者は車体がどこで作られてるか気にしないよね。マニアくらい

トヨタが負けるとなったらそういう時だと思う


追記

伸びてて草。読んでくれてありがとう

EV論争って、BDvsHDDVDみたいな話だと思うんだよ。どっちが勝つでしょうか!みたいな

それで結局勝利youtubeとかnetflixだったみたいなオチでさ

ドリルと穴じゃないけど、客が欲しいのは円盤じゃなくて映像でしたって話だし

そりゃ自動運転社会の車はモータ駆動だとは思うけどね、コンピュータ操作やすいだろうから

でもそれ論争する意味あんまないよねって思うんだよなぁ

持たない移動手段エネルギー水素だろうが電池だろうがどうでもいいよね

まぁ電池だと無線で充電できるから自動運転と相性よさそうではある

あと、移動がモノからコトになったら、GAFA支配しそう。まぁAppleギブアップしたけどさ。

あれも結局はEVやりたいんじゃなくて自動運転やりたかったんでしょ?

ただ少なくともテスラではない気がするなぁ。

2024-03-18

anond:20240318140204

30年前に投資を開始して、GAFAに適切なタイミング投資できる人だけそういうことを言う資格がある

30年前にはfacebookgoogle,、amazonはまだ設立されておらず、apple倒産寸前までいっていた

当時の花形テックMSintelだが、MSはここ最近好調だが伸び悩み期が長かったし、intel半導体バブルのなかで精彩を欠いている

適切に入れ替えをやれればいいけど、そんなことできない人のほうが多いだろう

オルカンは、未来の成長株や成長国をそれなりに取り込んでくれるのだ

2024-03-17

なんで物納しちゃだめなの?

相続税(ほかにもあるかもだが)を除いて物納で納税しちゃいけないってよく考えたらよくわからん

昔はソチウヨウだろ。ソやチョウが物納。なんでそれを今に至るまでに廃止したんだ?

換金性が低いとかどうでもいいじゃん?その理屈目的手段がごっちゃになってるよね?

国が欲しいもの調達するためのお金であって、ほしいものを直接納めるなら、それでよしでいいじゃん?

国は何がほしいんだ?布か?半導体か?まあとにかく欲しいものおさめれてくれるならそれがいくら分に当たるかなんて考える意味自体ないってことはわかるよね?

2024-03-13

なんでSuicaPASMOだけ新規発行できないの?

半導体不足が理由みたいに言われてるけど

他の交通系ICカード普通に発行できてるじゃん

SuicaPASMOにはなんか共通するプラスアルファ機能があって

それが原因とかなの?

2024-03-12

海外半導体企業中国籍になったら日本半導体工場は軍需工場になるのか?

中国所有の半導体工場日本にあるということになるのか?

2024-03-07

ん?

いやビットコイン上がると言うことはマイニング活況

半導体売り上げあげ上げ

まだまだ下がらないわねオッケー

半導体勉強しようとすると中国語インド訛の英語も加わってきた

日本語がない

2024-03-05

円安と株高

中国調子悪いので中東の莫大なカネの一部が流れ込んだらしい

なんせ安いし

イラン以外はドルを大量に持っているので、いろんなところに唾を付けられる

特にインド中国とかは西側半導体ロシアへの中継地になっている

でもさ、イスラム教においては利子すら取ることを禁じられているのに、金融市場進出してたりして

矛盾この上なし

サウジとかUAEとか


ほんま、ヒトってご都合主義だよ

今はイスラームシオニズム資本主義と、民主主義人道主義がないまぜになってややこしい

そこらへん、AI解決してくれるのかもしれない

たぶん、ビッグブラザー同様機械を信用しているわけでもないとは思うが

2024-03-04

日経平均40,000円超えで今後起こること

結論から言うと、証券口座を持っているなら、すぐに日本株ETFを買ったほうがいい。

今夜から世界中で「日経平均が40,000円を超えた」というニュース流れる。そうなれば、世界中一般投資家のカネが日本に押し寄せることになるだろう。

彼らはそのニュース日本デフレから脱却しつつあることを知るだろう。また、先進国日本けが異常な低金利であることや、半導体素材の多くが日本であることも知ることになる。

もちろんプロ投資家投資オタクたちは既に日本の強さに気づいていた。昨年6月から彼らは日本株を買い増している。だがそれは限られたコミュニティの話で、アメリカ一般人が日本の復活に気づいたのは、先月の新高値ニュースからだ。そこから日本株は勢いを増し、10日間で1500円も上昇した。

これから日本関連のニュースは明るいものばかりだ。政府からデフレ脱却宣言は来週にも予定されている。春闘は満額回答が連発。TOPIXの新高値ドルベースでの新高値更新も続くかもしれない。

政府が「デフレ脱却」表明を検討賃上げ物価見極め判断報道

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-03-03/S9QX57DWX2PS00

他の国はというと、少子化の深刻さは他の先進国も状況は似たりよったり。米国欧州金利が高く、いつ経済が崩れてもおかしくない。中国は見ての通り。ドイツ製造業PMIが42.5と激ヤバで不況に片足を突っ込んでいる。インドはアリかもしれないけど新興国先進国では安心感が違う。

デフレ脱却が宣言されれば、世界中マネー日本に流れ込む。そうしたら次に楽しみなのは日本投資家の反応だ。知っての通り日本人は「外国人の反応」に弱い。

日本家計にはデフレの30年で貯めた2000兆円の金融資産が眠っている。これが日本株に流れ込む。

かに日本株価過去比較すれば若干割高であるしか一般投資家PERなんて気にせずどんどんお金を入れてくる。PERは16倍が上限なんていう思い込みはそうした無鉄砲な買いによって過去のものとなる。

証券口座を持っているなら、すぐに日本株ETFを買ったほうがいい。

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