はてなキーワード: 震度5とは
被災地はどうにか今を乗り越えてほしい。
これは阪神淡路大震災で起きた揺れと「数値上」同じということが分かる。
人口密度にもよると思うのだが、同じ揺れにしては被害状況が小さいように思う。
(実際被災している人に被害の大きさなど関係ない、それは理解していることは書いておきたい。)
熊本の中心部に行くと流石に現在の耐震基準をクリアしている建物のほうが多いのか、ビルが根本から折れたなどの例は見られない。
ただ地震がくるとは思っていなかった住民が大半であろうし、映像を見ていても古い家や町が並んでいたのが見えた。
揺れに関して備えがあったかと考えると、無かった人が多いのではないだろうか。
しかし古い家があるにも関わらず、建物の崩壊は(阪神淡路と比べて)少ない気がする。
>全壊104,906棟、半壊144,274棟、全半壊合計249,180棟(約46万世帯)、一部損壊390506棟
となっている。
死者6,434名のうちの80%、約5000人は圧死だそうだ。木造家屋が多かったことも大いに関係している。
そして直下型震度7とはこれほどの被害をもたらす揺れ……と考えられる。
話に聞いた程度だったが調べなおしてみると、阪神淡路大震災では最初に震度6と報道されていた。
震度7は当時の天井高であり、当時の震度7は「倒壊家屋3割超え」という現地調査をしないと出せない数字だったようだ。
新潟中越地震、東日本大震災における震度7とは、機械が計測したものだ。阪神淡路大震災は人間の感覚なのだ。
「震度5、6」について「弱、強」という基準も、阪神淡路大震災以降の基準だ。
震度5、6でも違いがあるということが被災状況から分かったためだ。
当時の地震観測への精密度はその程度のものだったことが、良く分かる話だ。
しかし大阪府内の死者は31人、負傷者は3,589人にも及んでいる。
当時大阪で経験した人によれば、震度4は過去にも例があったがこんな被害は無く、揺れ方も震度5以上はあったと考えている人が多いようだ。
だけど本当にあれは震度7だったのかどうかを考えることで、今後震度7以上の地震がきたときの対策ができるといったものではないだろうか。
①姉歯物件は大震災でビクともしなかった ⇒http://spotlight-media.jp/article/50466214100990319
②大震災で配管が断絶した(つまり、建物がそれなりに地震で変形した)ものもあった ⇒http://blogos.com/article/92808/
の両方の主張は、いずれかが全数調査を行っていない限り「ウソを言ってないというレベルでは」「自分が調査した範囲では、という但し書きの下では」同時に成り立ち得るが、あまり意味が無い。
東日本大震災は、地震そのものの揺れのレベルは非常に小さかった。ここで言う「揺れのレベル」というのは「一般的な建築物を揺らす能力」という意味だがこれは震度を意味しない。震度が高くても建物が全く壊れない地震もあれば、震度が低くてもメチャメチャに壊れる地震もある。この辺は高校か中学で習う「共振」を思い出せば何となく理解できるんじゃないだろうか。要するに地震そのものの持つ周期と建物が持っている周期が一致すればより建物は揺れやすくなる。建物と共振しやすさは、震度の計算にあまり加味されていない。これが東日本大震災で「揺れのレベル」が小さかった、と書いた理由だ。
この前の震災では地震の継続時間が長かったから超高層ビルがめちゃくちゃ揺れたとかニュースが流れたが、一般の建物を崩壊させるほどのパワーはほとんどなかったと見ていい。
もちろん局所的に地盤が軟らかい土地などでは大きな被害を受けた建物もあっただろうし、もちろんその逆もあっただろう。
要するに地震そのものに対する認識が雑だと、この種の議論はまったく空転するのである。いくら建物が強かろうと、それを上回る程度の「揺れのレベル」の地震が来れば壊れるだろうし、逆に弱小建物も「揺れのレベル」が小さければ壊れないのである。
長谷川豊が言っている、
当時、震度5か6でパターンと倒れると報道された姉歯元1級建築士が設計したマンションは果たしてどうなっているのか?!答えは…
ビクともしていなかった。
当時、姉歯氏はこう語っている。
「耐震に関してはかなりの強度を保っておりますし、震度7や8にも十分耐えられるはずです」
そう、関東地方にある姉歯物件は実はフジテレビ関係者も住んでいた。お台場にあるフジテレビ本社にはかなり交通の便の良い所に姉歯物件が存在するのだ。ちなみに、それらの姉歯物件だが、少なくとも僕の知る限り…
1棟もヒビ一つ入っていない。
国土交通省省の定める耐震強度がそもそも、あまりにも強すぎる設定になっているだけで、姉歯氏の計算通り、1000年に1度の地震が来ても、彼らの物件やマンションはビクともしなかったのだ。
は、まったく地震に対する議論が雑である。専門家ではないので仕方ないかもしれないが。地震に対する言及は
・1000年に1度の地震 ⇒ マグニチュードはその程度の頻度になるかもしれないが、マグニチュードは揺れの強さではない。「揺れのレベル」も表さない。
・そもそも震度8などない(最大で7。姉歯の言葉の引用のようだが。)
だけである。上でも書いた通り、震度7でもまったく建物が壊れない場合もある。
では逆に、震度5で姉歯物件は倒壊しうるか?と言われれば、「倒壊しうる」と俺は答える。
http://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/kyoshin/kaisetsu/comp.htm
上記を参照すると、震度5強で周期1.0秒(建物の周期に近いところな)だと加速度は100gal~200gal程度だろうか?(重力加速度は980galなので重力の1/10~1/5の「地面の揺れ」)
建物に「地面の揺れ」が伝わると加速度は増幅される。その倍率を仮に1.5だとする。そうすると建物に作用する加速度は100gal~200gal×1.5で150gal~300galだとする。
通常建物は重力の0.5倍の加速度(490gal)で倒壊しないよう設計されるとして、それが耐震偽装により半分まで落とされた場合どうなるか?
490gal×1/2=245gal
これが耐震偽装された建物の耐えられる加速度だ。地震によって150gal~300gal程度の加速度が作用したら?
安全率、建物の劣化程度、局所的な地盤条件その他諸々条件を考慮したとしても、「倒壊し得る」という答えが妥当だ。100棟あれば少なくとも1棟くらいは倒壊する可能性が高い。
そんなような簡単な計算に基づいた推測からすると、姉歯は相応に叩かれるべきだったと思うし(叩かれ方は妥当ではなかったと思う。それは同意できる。)、姉歯物件は震度5強でも倒壊し得る。
長谷川豊は「あの姉歯物件は東日本大震災でビクともしていなかった。」とあくまで特定の地震に対する結果のみに限定しているとはいえ、姉歯物件が安全であるかのような書きっぷりにはやはり納得がいかない。
浦安の友人からのメールの抜粋。想像以上に混乱している。こりゃ大変だ。
計画停電の影響もあって混乱してる。月曜日なんか東西線は、異様な光景だったよ。帰りのホームに人が溢れ、本数が少ない中、怒号が飛び交う殺伐とした雰囲気でなんとか乗り込んだ満員電車で隣のおばさんが泣き出すし…昨日は、街からネオンと電気が消え自宅待機が増えて無事帰れたよ。朝はラッシュで東西線の電車の窓が割れたよ。昨日、複数の取引先から東京でも放射能汚染が感知されたという情報源がはっきりしない話が広まり、けっこう今日は都心は混乱するので自宅待機の会社が多いらしい。銀行は社会インフラなので今日もいつも通り出社だ。あっまた地震だ。震源地は静岡、神奈川で震度5だ。なんでこんなに連鎖的に地震が起きているんだ。