http://bokurasha.hatenablog.com/entry/2014/03/24/114201を読んだ。
ブコメを見てると、破産を怖がってたり、特別視する人って多いんだなと思った。
俺の両親も破産してる。
上のブログの人と違って、起業して何億ものお金を動かしてたとかじゃなくて、普通に失業→働かず借金みたいなショボイ感じだけど。
破産した親の子どもっていうと、可哀想って思われるかもしれないが、意外と本人は気にしていない。
というか、上の人のブログにも書かれているが、破産前がつらすぎて、破産後なんて、楽そのもの。
日本では破産しても、命が取られるわけじゃないし、また事業を起こすのだって自由だ。
えーと、だから、お前の周りはEstablishmentなんですか?って聞いたんですけど。
どういう人を指してお前はそう呼んでる?
正直そこまで東大卒ばかりというわけじゃない。
そいつ曰く、同期は専門卒ばかりで内心焦ってるだとか。
恐らくグリーとかDeNAみたいなソーシャルネットワークサービス(通称SNS)系の新興ベンチャー企業じゃないかなと思う。
少なくともカプコンはそうでないみたいだし、他には任天堂も子会社含めて第三者から見ておかしいなっていう基準で以って
採用活動をしていると聞いた。
あるいは、そういう会社に入れない人のやっかみかもしれない。
逆に入ってみたはいいが理想と現実のギャップに驚いて辞めてしまうのかもしれない。
そういった人達が2ちゃんねるやら増田やらに書き込んでいるのだとすると、
でも東大卒に限らず高学歴の人達が入社する事によるゲーム業界のメリットはどうなんだろうとは思う。
かつてとあるゲーム業界の重鎮であったある人曰く、「面白いゲームを作ろうという人が減った事が直接の原因ではないか」と思われる。
蓋を開けてみれば、昨今は課金商法やお馴染み未完成商法(改良版を同年中に発売する、劣化リメイクを作る等)が業界を賑わせているのを見ると
ファンが買い支えてきたという根底にある心情を蔑ろにしたかのような、プロとして一ゲームファンとしてあってはならないような作品を出して
一番問題なのは、当のゲーム製作者というのがその事実に全くもって無関心な事だ。
それを東大卒ないし高学歴がゲーム業界に進出したのが原因なのだと断定してしまうのは些か性急ではないか。
むしろ高学歴が入社しているにも拘らず、グローバル化や多様化に対応できなくなっている事の方がゲーム業界が廃れたのだと感じてしまう。
その方法だけだと生き残ることは出来ても、大きな収入は得ることは難しい。そこは認めるよ。ただ、生き残るために必要な労力は皆が思うほど多くないし、戦略的な投資も必要ないと思ってる。
なぜなら、学んだときは全く役に立つと思ってなかった知識が、思わぬ形で仕事に役立ったことが何度もあるし、単なる遊びすら役立っている。もちろん何が役立つかは運だけど、役立つと思って身につけた知識が本当に役立つかどうかも運だから、大して変わらない。それなら自分の興味のあることをやった方がいい。
そう考えると、世の中の高収入の人を見ても何とも思わなくなる。もちろん収入が増えたらいいなとは思うけれど、高収入の人の仕事内容を見ると、こんな仕事したくないなというのばかり。その代わりに、仕事以外のことで、大してお金にならないだろうけど、やりたいことはたくさん出てくる。「本を書きたい」とかね。
毎日が苦しくて苦しくて。
列車飛込みのニュースを聞けば、そんな勇気あってうらやましいわと思う。
自殺の方法を考えるけど、「半死に」で見つかったらかなわないなと迷う。
(探偵ナイトスクープに出てた90代のおばあさんが言ってた)
先にメンタル受診しておいてそれっぽい診断名をもらっておかなきゃ、とか。
ホームから落ちる前、ケータイとか持ち物を先に落としたほうがいいってホントかな、とか。
死んだ友達のこと仲間内で何年もひきずってるのに、2人目を出すのは気が引ける。
私が生まれる前に母親の身内も自殺してるから、2人目になるのは忍びない。
たぶん夫は、悲しむというより、見捨てられたと怒るかもしれない。
(ずっと長い目で見れば、彼は再婚して新しい家族を作ったほうが幸せになれる)
私にはもったいない人だ。
「周りの人たちを悲しませないため」に、苦しみに耐えながら生き続けないといけないのか。
他にもう生きる理由なんてない。
他にもう生きる理由なんてない。
★「三四郎」の中に「明治15年以降生まれ」と「明治15年以前生まれ」が世代ギャップがあるような記載があり、脳内が「???」となった。
調べてみたら、明治15年以前生まれは「漢文の素読」を叩きこまれた世代、
以降は「近代的教育を受けた世代」で、モノの考え方に激しくギャップがあるらしい
今で言えば、「1~2歳の時にスマホを経験した世代」とそうでない世代の差みたいなものか?
東京に詳しい人でも、西片町を知ってる人は少ないのでは?あの辺り、今でも明治の香りがする。
25年前の悪い東大駒場生は、本郷キャンパスに所用で出掛けた際、西片町を経由して帰ってた。
(ルート:東大正門→西片町→三田線春日→新宿線→笹塚→明大前→井の頭線)
悪い東大生は、井の頭線の定期券と、春日駅の初乗り切符で(以下自粛)
★「三四郎」読んでると、本郷エリアじゃなく大久保に住むことを「都落ち」的な書き方されてる。
まあ当時大久保は東京市じゃなく豊多摩郡だったろうから、さもありなん。
裏返せば、「不動産仲介業」という職業が当時はまだ確立してなかったことがわかる。人々は口コミ人ツテで空き家を探してた
田端とか荻窪とか馬込とかに「文士村」として作家が集住してたのは、作家が口コミ人ツテで空き家を探した結果、知り合い同士固まったから。
不動産仲介業が発展するまでは、「同郷者が、同じアパート・同じ街に集住する」というのは、割と見られた光景だった。
逆にいえば、不動産仲介業は「同郷集住による街の単一化」を防ぐ役割を果たした、と言える
★「三四郎」で、本郷エリアの寄席に行くシーンがある。戦前まで本郷に寄席があったと聞いている。
その後映画館になったようだが、戦災で消失し、東大界隈は映画レスな街になった。
戦後映画の全盛期に映画館ゼロというのは、他の学生街だと、あったのだろうか?
映画館がないほか、雀荘なんかも少ないし、学生向け大衆食堂も少ない。
★市電が急速に発展したせいで、三四郎が市電に乗り間違うエピソードがある。
当時の市電網で誤乗するくらいだから、2014年の東京圏鉄道網って、地方出身者にはカオスで、乗り間違い多数なんだろうなあ
★「三四郎」読んでたら、「適齢期は女性過剰」的表現があった。
日露戦争でそんなに男性が犠牲になったとも思えないので、感染症や栄養失調で夭逝する男児が当時は多かったんだろう。
適齢期性比が男性過剰に転じたのは、実は高度成長以降だったりする。
IT企業だとしても、客側にしがらみがあったり、日本のIT企業はプログラミングのできるサラリーマンみたいなもんだからね。なんかね、ITどうこうじゃなくて優秀な人は東京行きたがる
私見だが、夏目漱石の三四郎が文壇で評価され、「日本近代文学の祖」になった理由は、案外単純な理由な気がする。
「三四郎に描かれてる帝国大学の学生模様が、文壇主流派にとって『インナーな話』で懐かしかった」から、
分かりやすく書くと、文壇の大御所たちも東京帝国大学の出で、だから夏目漱石の三四郎は「東京帝国大学物語」で、心地良かった。
それまで「東京帝国大学物語」を書いた作家はいなかったから、その意味では夏目漱石の目の付け所はシャープだった。
よく考えたら、東大生の日々を描いた小説って、「三四郎」以降、存在しないんじゃないか?
東大生自身にも責任があるが、東大OBは、「三四郎」みたいなリアルな「東京大学物語」の小説化を怠ってきた、
一方で、ライバルである京大は、最近「鴨川ホルモー」で登場したりしてるのが羨ましい。
実際、東大が舞台の小説は後森鴎外と大江健三郎にしかないようで、このままでは世間は東大は「江川達也のマンガの世界」と誤解しちゃう。
※いや、東大の様子は、東大OBの「私の履歴書」を断片的に繋ぎ合わせれば、判るかな?
「三四郎」時代の東大は、あれはあれで趣きはあるが、工学系統が全く描かれてない点で今の東大とは別物。
せいぜい生糸工業と綿紡工業しか日本になかった三四郎当時の東大工学部と、現代の東大工学部で、「プレゼンス」が雲泥の差なのは当然。
元増田の記事の中に内政系の話が出てきてアウトブレイク・カンパニー/くじびき勇者さま/まおゆうが例示されている時点でそういう話になるんだよ。
先日日経夕刊に「白菜とキャベツとレタスの区別がつかない大人」「魚の区別がつかない大人」が載ってた。
「嘆かわしい」と言うトーンの記事で、例によって「食育で教育」的内容にまとまってた。
しかし、例えば戦前の人は、ちゃんと食材を見分けられる人が果たして多数なのか?
食材レパートリーが豊富になったのは戦後、というか高度成長後。
(所得が増えた、スーパーで物流が豊かになった、冷蔵技術が発達したから。)
一方、戦前はある意味「地産地消」で、遠隔地の農作物の種類を覚える必要はなかった。
戦前、海無し県である長野県在住の大人が知ってる「海産物の種類」は、海有り県の大人が知ってる海産物種類数の5~10分の1ではないか?
多分、戦前の長野県人はマグロもカツオもブリもサンマも区別付かない。豊橋からまとめて「ちくわ」でやってくるだけ
逆に、長野県の「りんご」「そば」「わさび」など、戦前の宮崎辺りの人は知ってたかどうか疑問
食材種類数が、日本の歴史上かつてない程に「インフレ」化してる、だからある程度は覚えられなくても仕方ない、というスタンスは、日経は取れないのか?
あと、戦前だと「牛乳を飲んだことがない」人が人口の半分程度占めてたのでは?
チーズとかバターとかヨーグルトとか、そもそもそういう言葉を知らない日本人が戦前は半分以上だったのでは?
雑穀類、粟とかヒエとか、今の日本人は区別がつかない(そもそも見たことがない)が、戦前の日本人はちゃんと区別ついてたんだろうなあ
馬鹿なの?
たとえば「30歳で年収500」、みたいな人のほうが、これからもらえる給料は夫よりも絶対に多いはずなのに、「30歳で年収500」家庭は医療費もタダ、各種助成をもらいまくりなのがどうしても納得できない。
45で年収1000万の方がこれまでに貰ってる給料はあんたんとこより絶対に多いはずなのに、貯金もろくにないの?
んで、おまえんとこ、子供が大学に行った時、55歳で年収800万の人の方がお前の夫よりよっぽど貯金もそれからの収入も少ないはずなのに
大学では親の収入は母親だけ(+年金があるかもしれんが)ってんで奨学金や授業料免除取りやすかったりするんだけど。
お前、今、そういう文句言うなら、そういう権利絶対行使するなよ。
身分的にはそうなんだけど、這い上がっちゃったから周りにはエスタブリッシュメントしかいないんだよね。