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2024-11-07

anond:20241107104248

いっぱいあるとわかんなくなるよね

でもわかるようにかんたんにするとまちがっちゃうからがんばろうね

実物的要因

戦争産業構造破壊により、供給需要を大幅に下回ることによって発生するインフレーション第二次大戦終戦後の日本では、1945年の水準からみて1949年までに約70倍(約6900 %)というハイパーインフレーション[注釈 1] となった[13]。

また、ジンバブエでは、政策により白人農家国外に追い出され農業構造破壊されたところに旱魃が追い討ちをかけたことにより極度の物不足が発生、最終的に2億3000万%という超ハイパーインフレーションとなった[14]。

需要[編集]

需要側に原因があるインフレーションで、需要超過インフレーション需要牽引型インフレーションディマンドプル・インフレーション、demand-pull inflation)とも呼ばれる。需要の増大(需要曲線の上方シフト)により、価格が高くても購買意欲が衰えないので物価は上昇する。この場合供給曲線が垂直である(すなわち価格の変動によって供給量が変化しない)場合を除いて景気はよくなる。

1973年から1975年にかけての日本インフレ要因は、オイルショックに注目が集まるが、変動相場制移行直前の短資流入による過剰流動性、「列島改造ブーム」による過剰な建設需要も大きな要因である[要出典]。

供給[編集]

供給曲線の上方シフトに原因があるインフレで、原価上昇インフレーションコストプッシュ・インフレーション、cost-push inflation)とも呼ばれる。多くの場合、景気が悪化スタグフレーションか、それに近い状態になる。通常為替レートが下落すると、輸入物価が上昇してインフレを引き起こすと同時に、企業が抱える外貨建て債務返済負担が膨らむ[15]。

原価上昇は総供給上方シフトするので、実質GDPは減少する[16]。一方で、需要超過は総需要が上にシフトするので、実質GDPは増加する[16]。つまり、実質GDPの動きで原価上昇か需要超過かは判別できる[16]。景気の過熱によって物価が上昇しているのかどうかを判断するには、消費者物価指数ではなくGDPデフレーターを見なければならない[17]。

原価インフレーションコストインフレーション

賃金材料等の高騰によって発生する。原油価格の高騰によるインフレーション消費増税によるスタグフレーション典型的な例である

構造インフレーション

産業によって成長に格差がある場合生産性の低い産業物価が高くなり発生する。例えば効率の良い製造業生産性が上がり賃金が上昇したとする。これに影響を受けてサービス業生産性向上以上に賃金が上昇するとサービス料を上げざるを得なくなるため、インフレーションを招く。

輸出インフレーション

輸出の増大により発生する。企業製品を輸出に振り向けたことにより、国内市場向けの供給量が結果的に減って発生する。幕末期に生糸などの輸出が急増し、インフレーションが発生している。このパターン乗数効果で総需要が増大しているため、需要インフレの側面もある。

輸入インフレーション

他国の輸入を通じて国外インフレーション国内に影響し発生する。例えば穀物を輸入していた国が、輸出元の国の内需が増加したり輸出元が他の需要国へ輸出を振り分けた場合などに穀物の輸入が減少し、穀物価格が上昇するといった具合である。実際に中国穀物輸入国に転じた際、トウモロコシ市場価格急騰が起きたことがある。

キャッチアップインフレーション

賃金物価統制を行っている体制が、市場経済に移行する際に発生することが多い。米国および日本1970年代にかけて発生した。欧州では冷戦終結および欧州中央銀行ECB)拡大による東欧諸国自由主義諸国への経済統合により、低賃金諸国での賃金サービス価格の上昇によるキャッチアップインフレが発生している[18]。

貨幣的要因[編集]

貨幣供給量が増えることによって発生する。貨幣供給増加は、他のあらゆる財・サービスに対する貨幣の相対価値を低下させるが、これはインフレーションのものであるさらに、貨幣供給増加は貨幣に対する債券の相対価値を高めることになり名目金利を低下させる。このため通常は投資が増大し、需要増大をもたらす。そのプロセスが最終的に、需要インフレ帰結することでもインフレーションに結びつく。公開市場操作などの中央銀行による通常の貨幣供給調節以外に、貨幣供給が増える特段の理由がある場合には、「財政インフレ」「信用インフレ」「為替インフレ」などと呼んで区分けることもある。

財政インフレーション

政府の発行した公債中央銀行が引き受けること(財政ファイナンス、マネタイゼーション)により、貨幣供給が増加して発生するインフレーション[19]。金融政策を経由した効果に加えて、財政政策による有効需要創出効果によって需要インフレも発生する。

信用インフレーション

市中銀行が貸付や信用保証を増加させることによって信用貨幣供給量が増大することから発生するインフレーション

為替インフレーション

外国為替市場を経由して通貨が大量に供給されることで発生するインフレーション戦前の金解禁における「為替インフレーション論争」を特に指す場合もある[20][21][22][23]。なお、当時は固定相場制であり、現在の変動相場制とは、外国為替市場の動きが貨幣供給量に与える影響が異なることに留意必要である

2024-05-30

anond:20240530224611

”繰返しになるが、GDPデフレーターCPIコアコアといった指標マイルドデフレが続いている我が国において原材料価格高騰による購買力の低下を抑制するための政策手段を採ることはたやすい。”

 

 政策手段を採ることはたやすい。(手段採用すればインフレになるという根拠は??)(繰り返された=前述された=どこかに書いてあるの?読み落とした?)

 

anond:20240530223950

原材料価格高騰のショックがなぜ問題なのかといえば、(略)では、このショックを緩和するにはどうしたらよいのだろうか。

 

 一つには技術革新(略)得策ではない。

 

 原材料価格高騰のインパクト(つまり原材料の他財に対する相対価格の高騰)を押さえるもう一つの方法は、他財の価格を押し上げることである原材料価格ではなく他財の価格を押し上げることは、原材料価格自体抑制するという方法と同様に、原材料価格の他財に対する相対価格の上昇を抑えることに繋がる。そしてこの、他財の価格を押し上げることは、GDPデフレーターCPIコアコアといった国内価格デフレに陥っている我が国内需を掘り起こすことに寄与し、失われた購買力回復させることに繋がるのだ。”

 ふむふむ。で?

 

現在我が国においてCPIコアコア、GDPデフレータで見た物価指数マイルドデフレを示しているのであれば、そのような状況からの脱却を目指す金融緩和策は相対価格の調整がスムーズに為されるのを後押しするのではないかと思うのである。”

 え? 目指すだけでいいんですか? どうやってインフレにするの…

 この先に書いてある??

 

2023-01-24

anond:20230124153041

https://ecodb.net/exec/trans_country.php?type=WEO&d=NGDP_D&c1=JP

黒田金融緩和始めた2013年から右肩下がりだったGDPデフレーターが上昇し始めてるだろ笑

アンチリフレ涙拭けよwww

答え合わせしてもまだ現実認識できないのバカを通り越して池沼だろこいつら

2021-07-24

消費者物価指数GDPデフレーター

実践的に、どういう使い分けをするのかよくわからない

計算方法とかはマクロ経済学教科書的な説明でわかるんだけど

2014-12-07

実はずっとデフレ

gdpデフレーターという値を見て驚いた。

この値に基づくと、ずっとデフレということになるね。実質>名目という状態が継続している。

デフレ脱却って嘘やん。

2014-05-30

http://anond.hatelabo.jp/20140528125353

元増田です。レスありがとうございます

えっと、潜在成長率 = 実質成長率じゃないよ。Wikipediaからひくと

(略)

これはつまり、NAIRU(インフレ非加速的失業率)の状態で、達成できると見込まれる実質成長率が、潜在成長率と言う事であり、もちろんデフレ下の日本は「NAIRUの状態」ではないので、当時の実質成長率を潜在成長率として扱う事はできない。

http://anond.hatelabo.jp/20140529142301

やっぱり潜在成長率>実質成長率で、潜在成長率未達成だったんですね。自分理解が間違ってなかったようでホッとしてます

でも、なんで岩田総裁は潜在成長率を低めに見積もられているのかな。日銀官僚洗脳されちゃったんでしょうか?

早漏すぎる。デフレから(マイルド)インフレに変わった途端に、実質成長率が大きく伸びるなんてのは有り得ないっしょ。卍解じゃねーんだからさ。実質成長率ってのは名目成長率とGDPデフレーターから算出される数字に過ぎない訳で。

http://anond.hatelabo.jp/20140530002009

ごめんなさい、ご教授の内容がよくわかりません。岩田総裁の潜在成長率推計が正しいんだったら、これまでデフレだったのに潜在成長率を達成していたことになっておかしいな、ということが言いたかったんです。仮にこれから実質成長率が(中長期的な平均値で)もっと高くなるんだったら、岩田総裁の推計値は過少だってことですよね?

ボクは過少推計だと思うんで、成長戦略なんてなくったって2%成長はいけるんじゃないかと思ってるんですが、岩田総裁は、成長戦略(の成功)なくしては実質1%成長がせいぜいで、大きくどころか小さくも伸びない(循環を均してみれば)とお考えなようで、そこに違和感を覚えているんです。

http://anond.hatelabo.jp/20140528125353

早漏すぎる。デフレから(マイルド)インフレに変わった途端に、実質成長率が大きく伸びるなんてのは有り得ないっしょ。卍解じゃねーんだからさ。実質成長率ってのは名目成長率とGDPデフレーターから算出される数字に過ぎない訳で。

2009-02-16

リフレ派大勝利!!

http://www5.cao.go.jp/keizai3/shihyo/2009/0223/914.html

08/10-12月期の経済指標が発表され、GDPデフレーターは久々のプラスとなった。リフレ派が待ち望んでいた数字。

バブル崩壊以降マイナスで「ずっとデフレ」の根拠であったGDPデフレーターがようやくプラスになり、慶賀の至りだ。なにしろデフレ=悪 インフレ=善なのだから。今のこの状況がリフレ派が待ち望んでいた好景気なのだろう。

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08年前半、石油・食糧の輸入価格が上昇してた頃、当然CPI(消費者物価指数)は上昇基調だった。

インフレが進んでも景気良くならないもんだなあ。消費意欲が亢進するどころか減退してら」

などと思ってたら、リフレ派は慌てず

GDPデフレーターマイナス幅を増やしている。今はデフレ基調なのだ」

インフレ自体を認めず。当時のテレビ報道真逆をぶち上げた。

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GDPデフレーターって輸入価格が上昇してる時はマイナスに働くよな? 

輸入価格が急上昇してる時とかGDPデフレーターインフレデフレの指標にするなんてマジか? 

そもそも「いつもデフレ」と言いたいが為にそんな発言してるとして、輸入価格が戻った時にはGDPデフレータープラスに振れるぞ。その時は何て釈明するんだ?

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など思ったものだ。で、今GDPデフレータープラスとなった。今はインフレ基調なのだろうか。ならばリフレ派大敗北だ。

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結論

雰囲気でインフレデフレを言ってるのでなければ、根拠となるデータを決め、その時々によって引っぱる指標を変えるな、という話。

インフレ率ともいわれるCPIが妥当と思われるが、GDPデフレーターを重視したいならそれも良い。ただGDPデフレーター心中してほしい。

結局、リフレ派が08年をどのように見てるかさえ不明だ。

7月まではインフレが進み、以降沈静化した」

CPIを基にするとこうなるが、リフレ派の脳内はどんなグラフが描かれているのだろう。

2008-09-21

http://anond.hatelabo.jp/20080920232723

最近の問題は富の偏在化なんじゃないの。

格差っていう言い方は嫌いだけど、非効率なまま既得権という権力の名のもとに負担を寄せているだとおもうんだが。

その結果が内需の減退でしょ。

統計上はそう大した格差が生じているわけではないよ。

つまり内需不振なのは、金持ちから貧乏人までみんなの所得が伸びていないせいだ。

内需の成長が見込めるんだったら国民生産はもっと成長するはず。

他国に比べて格差が酷いというわけではないから、内需経済成長の伸びが鈍いのは

別の要因を考えるべきだろうね。インフレではないから非効率性も要因ではない。

この場合の対策は単純で、財政出動や金融緩和をすればいい事になる。

どうしても格差が深刻だと思うなら、低所得者向けの財政政策を発動してもいい。

インフレ=苦しみというのは違和感

そうは言ってないよ。インフレ=非効率の証と言っているだけ。日本はそうじゃない。

デフレーターひとつとっても日本の挙動だけ世界とはずれているのは

自由な市場があって、GPDがOECD最下位なのはどういうわけだろう。

理由は簡単だよ。非効率性や格差のせいではなく、需要創出=政府マクロ経済政策が悪い。

GDPデフレーターの下落は、国内産業や国内労働者の所得低下を意味する。日本は今インフレ

言われるけど、輸入品を除く総合的な物価指数であるGDPデフレーターを見ると明らかにデフレだね。

これを好転させるには、金融緩和がもっとも効果的。物価とは貨幣価値の逆数なんだから。

マクロ経済うんぬんについては、日本という枠ぐみでやっても他国に利用されるだけ。

国が単独でコントロールできる金融祖界の時代はとうに終わったんだぜよ。

金融グローバル化なら戦前も凄かったよ。むしろグローバル化が進むからこそ、

金融政策の効果は増大する。これはマンデル=フレミングモデルなんかを勉強してほしいね。

今の日本の体制はリスクが大きすぎる。

これはデフレでかつ不況だからだね。

不況は言うまでもないけど、デフレ借金する側=起業家側に大きな負担をもたらす。

リスクチャレンジ促す為にも、政府日銀は早急な財政金融政策を発動すべし、というのが結論。

あと一つ大事な事を言い忘れた。

与謝野馨総裁になったら最悪と言ったけど、実はほぼ当確麻生総裁になった場合に、

与謝野を閣僚や党役員として取り込む可能性が出てくる。もしそうなったら、与謝野単独政権

よりもある意味厄介かも知れない。90年代以降、度重なる財政政策が失敗に終わったのは、

日銀金融緩和で十分な支援を行わなかったせいでもあるけど、大幅な財政出動の後に

必ず財政引き締めが行われた(たとえば与謝野が影で主導した橋本政権や森・小泉政権)からでもある。

もし麻生財政出動が一時的にでも効果を上げたとしても、その後に与謝野が暴れ出して

財政再建をやたらと急ぐような事になれば、90年代そうであったように十分な景気拡大もなく

莫大な借金だけが残る結果に終わるかも知れない。麻生政権にはそういうリスクもあるね。

http://anond.hatelabo.jp/20080920232723

インフレ=苦しみというのは違和感

増田だが、インフレ=痛みといってるわけじゃなくて需給バランスを見るのにインフレかどうかを見てるということでは?非効率なら供給が不足してインフレになりやすい。

デフレーターひとつとっても日本の挙動だけ世界とはずれているのは個々の会社個人事業主の業績がどうこうではなく、

もっと大きなディレクションがずれているからだと思わざるをえない。

自由な市場があって、GPDがOECD最下位なのはどういうわけだろう。

マクロ経済うんぬんについては、日本という枠ぐみでやっても他国に利用されるだけ。

国が単独でコントロールできる金融祖界の時代はとうに終わったんだぜよ。

これはほぼ日本だけで使ってる通貨である円の貨幣量が少なすぎるから、貨幣を投資・消費に使わないで貯め続けるほうが有利になって需要不足が起こるからGDPデフレーターが低い値になり、供給力を全部使ってないので当然GDPも低くなる。それに経済というのは利用しあうものなんだから、他国に利用される=日本が損というわけでもないし、経済を全部政府単独でコントロールできる時代なんか一度もなかったと思う。

2008-09-07

http://anond.hatelabo.jp/20080907134729

上げ潮派って中川秀直氏のことじゃないのか?

http://www.nakagawahidenao.jp/pc/modules/wordpress0/index.php?p=23

この社説異論があるのは、「財政再建に秘策はない」ではなく「財政再建に秘策がある」からだ。具体的には、2011年度で名目成長率4%を達成する経済成長にある。問題は、この経済成長社説が言う「歳出削減増税という当たり前の選択肢」から抜け落ちていることである。そこで、重要なのが物価上昇率であるが、先進国では一般的な物価上昇率である2%前後を想定することは充分に可能ではないか。それと成熟した日本経済の成長力2%前後を加算しての4%名目成長率目標となる。ただ、その前提に長期金利の封じ込めが必要となる。そこで日銀金融政策の役割が問われてくる。2011年度に名目成長率4%が達成できれば、「構造改革経済財政の中期展望」による3・1%より1%近く高くなり、税収は消費税4%前後違ってくることになる。ならば、国民負担は大幅に軽減されることになる。このような歳出削減経済成長の両立による消費税引き上げ幅の縮小による財政再建こそ、民意が選択した小さな政府路線に拠る秘策と言えるのではないか。党財政改革研究会の議論ではこうした視点を踏まえて議論すべきであり、また総裁選においても成長率をどうみるかは、大きな争点になるべきと考える。

どう見ても日銀金利を下げて物価上昇率(ここではGDPデフレーターな)を2%前後に上げ、財政再建しましょうと言っているように見えるが?

 
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