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2024-03-12

anond:20240312142751

結局、もうサノス以上の宇宙的な悪役は無理だと思うのよね

マグニートーX-MENを軸にするなら、現実差別問題を扱うようなストーリーにしてくしかいかなぁとか思うけど、

そんなMCUが見たいか?つったら実はそんなでもない、っていう

2021-05-01

非モテに対して女装同性愛を勧める差別主義者へ

 まずは次の話を読んでもらいたい。

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 若い頃に大学図書館で、昭和の頃(ハッキリと記憶していないが、昭和40年代以前だと思う)に書かれた古い法医学文献を漁っていた時のことである。その文献が書かれた当時「変態性欲」と呼ばれていた、現在で言うところの「性的マイノリティ」に関する記述に突き当たったことがある。法医学文献の中で、ストレートの男女性愛行動に関しては特段の記述が無いのにも関わらず、わざわざ性的マイノリティについての記述を設けること自体、その著者が「性的マイノリティ犯罪者予備軍」という偏見の持ち主であったことを示唆するものであるが、ひとまずそれは横に置く。その箇所では「同性愛」について、概ね次のような内容の説明がなされていた。

 曰く「同性愛行為は、異性との性的関係を結ぶのが困難な環境(例:服役中の刑務所の中など)において『代償行為』として観察される」と。つまり、この著者は「人間同性愛に走るのは、単に異性にモテない/なかったから」と考えていたと推察される。

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 さて、上の話を読まれ貴方は、何と思っただろうか?「なるほど、同性愛行為後天的ものなのだな」と納得しただろうか?

 アメコミ原作映画X-MEN』の中では、登場人物の一人が「自分ミュータントである」と両親に告白する場面が有る。その場面で、両親は「でも、それ(=ミュータント)って治るんでしょ?」と言う。同作品監督ブライアン・シンガーや、マグニートー役のイアン・マッケランなどは、現実同性愛である同性愛者の人たちは「親兄弟カミングアウトしたら『それ(=同性愛)は治せるんだろう?』と言われた」という実体験を持つ場合が少なくない。上記の場面描写は、そのような同性愛者のカミングアウト体験を反映していると言われている。

 これまでに同性愛者を苦しめてきた、あるいは現在進行形で苦しめ続けている考え方の一つが「人間性愛行動は『後天的』に決定される。したがって、仮に同性愛行為に走る人間でも『治療』することができる」というものであるアラン・チューリングが『治療』された話を知っている人もいることだろう。その結果は余りにも残酷であった。

 貴方は「酷い考え方だ」と思っただろうか?私は「酷い」と思う。現在日本社会暮らしている人間で、且つ余程の馬鹿でない限りは、同性愛者に対して「同性愛を『治療』してストレートになれば、苦しまなくても済むのに」などという言葉を投げ掛ける人間や場面に出くわしたならば、十中八九「酷い考え方」だと思うことだろう。

 では何故、仮にそれが「冗談」や「皮肉」だとしても「ハッテンのすすめ」「モテない男同士で性行為を行えばよい」などと言うことを座視するのだろうか?「ストレートに対しては『後天的同性愛者になればいいのに』と言っても、それは暴言にならない」とでも言うのだろうか?たとえ「冗談」や「皮肉」であろうとも、このような事を言う/書く人間は、心の中に「同性愛なんて『後天的』なものから簡単に『治る』」という愚かな差別思想を抱いていることの裏返しであろうと私は推察している。

 恥を知れと言いたい。

2019-01-17

anond:20190117120609

X-MEN勢が合流すると、クイックシルバーが設定上二人になってしまう。MCU側のは死んでるけど。

あと、マグニートーの子供達設定とかぶかるところが多いから、合流するならX-MENはやり直しだなぁ。勿体ない

2017-06-04

映画『ローガン』を受け入れられない(ネタバレ注意)

考えれば考えるほどこの映画が無理。


まず私は、X-MEN映画ファンです。アメコミ未読です。

ブライアン・シンガーX-MEN1から好きでした。

X-MEN2も大好きです。


でもファイナル・ディシジョンで死んだ。


あのときは、『こんな中二病展開をX-MENでやるな!やりたきゃ他の映画でやれよ!』と思ったものですが、

まさかローガンでも似たような心境になるとは思わなかった。


あんなに絶賛されていて、見るのをとても楽しみにしていたローガンなのに。

見た後の心境としては、

社会派西部劇がやりたいなら他の映画でやってくれ』

でした。


私は、少年ジャンプのようなX-MENが好きだった。

スコットやローガンやジーンやストームが、それぞれの能力を活かして戦い、最後には、暗闇はあるけれど、希望もあるという終わりを

見せてくれるX-MENが好きだった。

それはファーストジェネレーションになっても変わらず、若きマグニートープロフェッサー、ビーストミスティークが、能力を活かして戦う。

娯楽作の中にリアルを落とし込み、暗闇はあるけれど、希望はある。そういう終わり方を見せてくれた。

だけど『ローガン』は、ガラッとトーンが変わる。

娯楽の中にリアルを入れるのではなく、リアル路線の中に娯楽を入れた。

まるで社会派西部劇だ。パンフレットでは『許されざる者からインスパイアが語られていたけれど、まさにそう。

娯楽としてのアメコミ映画から社会派へ転身しようとした。

(付け加えると、シビルウォーはかなり現代問題を取り込んでいたけれど、それでもまだあれは娯楽作品だと思う)


そして、社会派への転身のために、学園のキャラたちは殺され、しかもそれを行ったのがプロフェッサーであるという、救いのない設定になっている。


この設定、『ローガン』のためですよね。

閉塞感や、誰も助けに来ない、救いのない雰囲気を作るためだけに、ほかのキャラを殺したよね。


そもそも

ミュータント世界中で生まれているはず。世界中の人々の飲食物に薬を混入して、ミュータント発生を防ぐなんて不可能だろう

・もし、可能であるとしても、遺伝子学を専門とする教授が何も気づかず見過ごしたのはおかしいだろう

ミュータント誕生率が減少する一方なのに、X-MENは何も疑わずに看過したのか

・それに教授テレパス制御が聞かなくなったら、フューチャーパストのように『他人の声が無差別に聞こえる』となるのが普通

・力を信奉するマグニートーに対して、力の制御を教えるのが教授だったのに、その教授を力の暴走人殺した設定にするのが不快

・だいたい、アポカリプス覚醒したフェニックスがいれば、教授暴走を抑え込めるはずだろう


……等々のツッコミどころはあるんですが、設定の矛盾に関しては、X-MEN映画ではよくあることなので、まだ飲み込める。

ただ、そのすべての矛盾が、『ローガン』という映画の救いのない空気を作り出すための踏み台になっているのは無理。


学園のキャラたちを殺して、教授人殺しにして、それで『ローガン』という名作を作りましたと言われても、受け入れられない。



……といっても、監督ヒュー・ジャックマンも、こういった批判理解してるだろうとは思います

パンフレットに、ヒューのインタビュー

『(『ローガン』で一番気にしていたことは)あらゆる抑制を解いて、このキャラクター(ローガン)に取り組むことだった。』

とあって、やっぱりそうなのかと思いました。


この映画は、ローガンというキャラクターのためだけに作られた映画で、

そのために、今までのお約束はすべて無視した。それが『あらゆる抑制を解いて』ということだと思う。


もちろんそこには、映画年齢制限だけでなく、

ミュータント各自能力を活かして戦うという展開

マイノリティへの差別など、現実問題を加味しつつも、あくまで娯楽作品という路線を崩さな

などのお約束を捨てたことも含まれているんだろう。


これはローガンというキャラのことだけを深く掘り下げて、ローガンというキャラのことだけを最大限に描くために作られた映画だ。


これが映画正史にならないことを祈る。


でも、ヒューがウルヴァリンから引退を表明している以上、次作はこの『ローガン』を踏まえてのものになるんじゃないかと思ってしまって

それが怖い。

2015-05-17

http://anond.hatelabo.jp/20150517222253

あとさ、聞きたいんだけど、仮にどの程度の風呂敷ならお前的にちょうどいい広げ具合だったと思う?

第三次世界大戦の開戦を防いだ、っていうのが大きすぎた?WATCHMENなんかもそうだけど、第三次世界大戦のキッカケを作ったのもアメコミ登場人物、防いだのもアメコミ登場人物キャラクター達は冷戦下で暗躍していた、って作品はかなりの数あるんだけど、その中でお前が「これは作品スケール感に対してちょうどいい風呂敷の広げ方」って思った作品はある?

あと、見たなら聞きたいんだけど、DoFPでプロフェッサーXとマグニートーは二度目の別離経験するわけだけど、実際出自からきた思想はどの程度拭える、改善できると思う?例えば日本だって貧乏な出の人間金持ちの家の出の人間、どちらもいるわけだけど、究極はその人らの個性や相性に依存するとはいえ、出自の違う人間はどれだけ思想を共にしたり、また共闘しつづけることができると思う?

あともう一度言うけど、お前がこういう点について、風呂敷も広げすぎず、また階級の差について誠実に描いたと思う映画って何?嫌味とかじゃなく、俺はそれを観てみたい。こき下ろしたりしないから、もしあるなら教えてくれよ。

からCSX-MENファーストジェネレーションやるんだけど

観ようず

俺、X-MENファーストジェネレーションフューチャーパストがすげえ好きなんだけど、どうして好きかって、

まぁ簡単に言うとスターウォーズエピソード1みたいに、本編を昔にさかのぼった話なわけ。

で、マグニートー(簡単に言うとシリーズ通しての悪の親玉)とプロフェッサーX(正義側の親玉)の若い頃が描写されるんだよ。

そんで、マグニートー第二次世界大戦ナチス迫害されてたユダヤ人で、かつミュータントとして特殊能力を持ってたから、その能力の発現を迫られて目の前で母親を殺される。だから人間異人種に対する迫害を必ずする、どちらかを滅ぼすまで終わらないという結論に至り、人間を支配する側に回ろうとする。

プロフェッサーXはイギリス貴族みたいな金持ちの家の出で、いい大学も出てる。人間ミュータント(特殊能力を持ってる新人類)は融和できるものだと思ってる。

出自から来る思想を持つ人間は真の意味でわかりあうことはできないのか?っていうのが(個人的な)主題でありツボなんだ。

書いてる間にもうそのシーンあたりまで来ちゃったけどみんな観よ

 
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