はてなキーワード: タンス預金とは
MMTも新興宗教みたいに捉えてる人いるけどベースは20世紀前半からあるケインズ経済学だからなあ。
特に経済理論としておかしな主張がされているというわけでもない。
まあぶっちゃけそのあたり元増田の感覚も間違ってなくて政治家は割と無学なんだろうし、官僚も法学部卒が幅を利かせてて経済に対する素養がない感がある。
大体日本はケインズの言う不確実性への反応がもっとも過敏な部類の国民性があるんだから特に有効だと思うわ。
コロナ禍で順調にタンス預金増えてるけど、この辺も不確実性に対する備えっていう概念が抜けてるケインズ以前の経済学だと資産として配当も何もつかない現金を貯め込むなんてのは想定外のことだったりするわけで。
その辺ケインズは金融政策で低金利を維持して現預金のメリットを減らしつつ、財政政策で有効需要を拡大させて投資が国内に向かうようにすることを提唱してたわけだけど、日本は異次元緩和始めたまでは良かったけど財政出動に消極的で消費税上げて財政健全化図ろうとしちゃうから半端にしか機能してない。
政策でもって将来の不安に備えて現預金を増やすという行動を抑制した上で、消費や投資のメリット、不安を解消する社会保障を拡充しない限り日本の不況は永遠に続くわ。
つーか奇しくもコロナで日本以外の主要国が概ね金融緩和も財政出動もフルパワーで事実上MMT採用してる感じになっちゃってるからMMTが有効かどうかは10年も経てば明らかになるだろうし、有効であれば財政面でひよってる日本がまたしても一人負けする時代が来るだろうな。
日本って国では法律が国民の味方をすることはなくなった。裁判所が独立することもなく、三権は全て一箇所に握られている。この状況では将来「国家の財政が傾いてきたからちょっとお前らの貯金借りるわwwww倍にして返すんでwwww」とか言われてもおかしくない。結局iDecoなんてのは「日本人が日本という国の中で投資を行う」だけなので、分散性が低くリスク回避能力が無さすぎる。
iDecoは結局の所「お金が増えるお母さん銀行」のようなものでしかない。でもそれって自分の自由にできるお金が減ってるのよね。積極的に投資をするにしても、個人資産を管理するにしても、これではタンス預金の延長に近く、更にはそのタンスの鍵を預かられているのはどうしようもない。ぶっちゃけお母さん銀行は出し入れができない時点でタンス預金以下とすら言える
あと一つは?
そうまでしてタンス預金を守りたいのか