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2024-04-05

[] 2024-04-05

世の中にはそれほど多くの人には読まれずに放置されている論文が山ほどあるのではないかと思う今日この頃です。

研究者論文ですら読まれないのですから、私がブログホームページ作ってみたところで、誰も気にしないでしょう。

もしブログを書くなら「見られることを前提としない備忘録」ぐらいの気持ちでないとやってられません。

しか数学的に吟味したり、プログラムを書いたりするのでない限りは、おそらく黒歴史を積み上げるだけになるでしょう。

この廃人日記例外ではありません。廃人日記の著者が誰なのか、それがストーカーによって知れ渡ったりしたら、恥を晒すだけです。

悪名無名にまさる」と言うのは愚者だけでしょう。聖書箴言には、何度も舌の罪について書かれていますし、愚か者も何も言わなければまともだとさえ言っているのです。

なぜ私がブログについて気にしているのか。例の「趣味探し」の件です。

簡素サイト経済学講義資料を公開する教授が数人いて「こういう良質なコンテンツであれば、ネットにどんどん載せるべきだけどなぁ」と思ったのです。

そこで私も真似して、数理経済学ブログを書こうと思いましたが、そこで出たのが「誰が見るの?」という話なのです。

単に「誰が見るの」というだけではなく、「その情報付加価値はあるの?」という点も難しい点です。

私はこういう場合、「自分にはインプットが足りていないのではないか」といって、基本知識を身につけるために書籍を購入したり論文を読みます

しかしその調子でやっていたら、ブログはもはや趣味ではなく労働になってしまます

かといって質を落とせば、愚者戯言格下げです。

もちろん「アクセス数を増やして稼ぐ」といった目的場合は、愚者戯言こそが注目を浴びます

この点で、高品質の数理科学に基づいたブログを書こうなどとするのは、誰にも読まれない論文を世に出すのと同じようなものになっていることに気が付きます

需要があり、誰にでもわかる内容で、知識としても価値がある。そういうブログを書こうとしてしまえば、イ○ハヤのような方向にまっしぐらです。

そういえば、私自身は「インフルエンサー」のような人々が本当に嫌いであることを思い出しました。

知名度アクセス数視聴率などを追従してそれを目指せば、愚者ロードを行くことになるでしょう。

アクセス数を目指さない「備忘録」さえ、問題があります。私は備忘録自然言語処理ブログを書いていたとき「低品質情報ネットに放流するな」というツイートを目撃して、撃沈しました。

から備忘録さえ書きたくありません。

そもそもなぜアウトプットする必要があるのでしょうか。

はいずれ死にます。それまでの間にアウトプット評価されたとして、なんの意味もないのです。

プロセス意味があるとするなら、生きることそのものに焦点を当て、それ以外の余分なことから開放されるべきかもしれません。

名声を求めるのは、仏教的に言えば「煩悩」でしょう。

オンラインでできる有意義なこと」を探すのをやめたほうが良さそうです。

2023-01-09

同調圧力が生まれる原因: 東京という名の妖怪

日本ハイコンテクスト」「日本集団主義」といったことが言われてきているが、端的に言うと以下の要因で同調圧力が生まれるんじゃないかと思ってる。

まず人口過密によって交通の便益が低下する。

誰かが道を邪魔すればそいつのせいで「みんな」が損をする。つまり確率的に言ってそいつ非難される可能性は高くなる。

もしこの非難に対して「そんなの俺の自由だろ」と主張する人間が増えればフィードバックを阻止できるが、どちらかというと「非難されたくない」という消極的人間が多い。

まり東京集団無意識フィードバックを与え合って学習するネットワークと化している。その学習が「正しい」という保証はない。

そこで学習された情報が「メディア」「インターネット」を通じて地方にも発信される。

するとどうなるか。心と空間の狭い東京の中でしか学習される必要のないゴミ情報日本全国で学習されてしまう。

対策する術はあるのかというと、個人レベルでの対策可能ではないかと思う。

2022-12-23

anond:20221223172525

数理経済学はかなりちゃん数学使うよ。

工学部でなんかよくわかんないけどコード動きました〜とかやってる奴らより遥かにちゃんとしてる。

2020-04-08

東京都98%行動抑制根拠

毎日新聞記事ブコメ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/mainichi.jp/articles/20200407/k00/00m/040/269000c

で誰から言及がなかったようなので書く.

使用されている数学モデル

98%行動抑制根拠となる数値解析の手順は以下のページに示されている

再現性を重視する科学的態度として,大いに評価できると個人的には思う)

https://www.fttsus.jp/covinfo/pref-simulation/

使用されているのは遅れ付確率的SIRモデルで,システム時間発展は確率微分方程式を使って書かれている.

増田個人的見解

モデルパラメータ推定法に疑念がある
なぜパラメータとして異常な値が推定されるか (増田の推測)
98%行動抑制
以上を踏まえて,個人的には医療専門家である西浦先生分析と比べて妥当性は高くないように感じている
 
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