はてなキーワード: マイワシとは
イワシは、海から湧いてくると言われています。イワシは、主に海中を漂うプランクトンという微小な生き物を餌としています。イワシの種類には、ニシン目ニシン科のマイワシとウルメイワシ、カタクチイワシ科のカタクチイワシの3種があります。
イワシは、通常、水深20~70mの上・中層を大群で回遊しています。外洋に面した沿岸域を回遊することが多いですが、潮通しがよければ内湾まで入ることもあります。
カタクチイワシ、悪くないですよ。口を開けるのも、むしろそれが基本姿勢なので疲れません。閉じる一瞬、顎がカクンとなる感覚に「この次、口が開かなくなったらどうしよう」と怖くなる時もありますが、大抵の場合、泳げば口は勝手に開きます。だから大丈夫です。マイワシも同じなので、ご心配なさらず。
こいのぼりっているじゃないですか。風が吹く日に泳ぎ続ける彼らを見ていると、私もこんな感じで泳げているかなって我が身を振りかえるいい機会になります。仲間と並んで大きく口を開けて、風が体の中を通り抜けて。彼らも本心では風になりたいって思っているんですかね。いえ、海の中に風は吹かないけど、水のゆらぎが体を通り抜けていく感じが続くと、むしろ体をおいて抜け出して、水のゆらぎになりたいって願うときがあるんです。
口を開けて泳ぎ続けると、プランクトンが入ってきては体から出ていきます。何も考えずともそれは昼夜にわたり繰り返されます。右を向いても左を向いても仲間のイワシが同じことをしています。銀色の塊がぐるぐるとゆらぎ、魚や鳥に押されて形を変え、ゆらぎ、たまに集まり、ゆらぎ、それで頭から離れなくなった疑問があるんです。私たちって、終われるんでしょうか?
食べたり食べられたり、生きたり死んだりを繰り返す銀色の波、それならばもはや、ゆらぎそのものと言えませんか。さすれば、小さいけれども重い体、惰性で開く口、プチプチとプランクトンがエラに当たるやるせなさ、サッと近づく影に怯える気持ち、こういうのを全部捨ててもっと純粋な動きになれないか。ゆらいでいることに徹してみたいんです。
よかったら、イワシになる前に、口を開け手を広げて軽く走り始めてみてください。光とさわやかな風の中、闇と蒸し暑い無風の中でもいい。どこで、どんな形をしていても質量が動いている、それだけのことだってわかります。あなたはそのまま息が切れるまで走って、そしていつか口を閉じるでしょう。その時の胸の内を、教えて欲しいんです。
ローソンのデザインの話題に飽き飽きしているので、気晴らしにビジュアルが好きな魚を挙げていきます。
シマシマ模様がかわいい。と思いきや、成体になると模様は消え体全体的が黒っぽくなる。成長過程における、かわいいからかっこいいへのメタモルフォーゼがなんとも素敵。釣り物として高難度の部類に入るのもまたかっこよさに花を添えている。とてもおいしい。
大きな口に大きな目におしゃれなヒレ。深めに棲む個体は鮮やかな赤色で、防波堤なんかで釣れるものと比べてすごく大きい。釣りビギナーに「これ食べれるの?」と言われがち。とてもおいしい。
ユニコーンのような一本角。わさびがおろせそうな硬い皮。なんの役に立つのかわからない、ひし形の魚体。子供心をくすぐるミステリアスフィッシュ。そしてカワハギといえば肝。肝の大きさがおなかの張り具合に正比例しているのもポイントが高い。とてもおいしい。
スタイリッシュさをいい塩梅で追求したらこの形になりました。イカした角は下顎が発達したもの。青みがかった銀色のボディが涼しげでかっこいいけど、だいたいダンゴムシみたいな寄生虫がくっついてる。とてもおいしい。
大きな口、大きなエラ蓋、大きな尾びれ。大きいことはいいことです。控えめな色も渋くてかっこいい。河口や漁港にいるのがマルスズキで、磯にいるのがヒラスズキ。ルアー釣りのターゲットとして人気。とてもおいしい。
マグロは全国的に魚の王者という扱いを受けているように見える(特に関東)。
実際、取引される価格や、魚体の大きさから言っても王者たる風格は十分である。
一方、タイは西日本を中心にウオサーの姫的な唯一無二の地位を確立している。
タイは、マグロが下魚とされてきた古の時代から常にリーディングフィッシュとして魚介シーンを牽引してきたのだ。
確かに生マグロの中トロの刺し身や、タイの昆布締めは、うまい。すんげえうまい。これ食っとけば間違いない感じがする。
だが、最強食材としてこの二種がそのままワンツーフィニッシュしてしまうのは、どうも納得がいかない。
海は広いのである。
海のポテンシャルにもっと賭けたい。そう思った。きっと海は応えてくれる。
そこで、魚介類最強の食材を決めるため、一度、王者も姫も抜きにして、食材として公平に魚介類をジャッジしたい。
最強を選ぶには、食材の持つ「味」が争点になってくるだろう。ついで「他にない魅力」も外せないな要素だ。
この2点がずば抜けていれば、希少で高価であっても仕方がないと思う。
一般に高級食材といえば、マグロ・タイの他に、トラフグ・ウニ・ウナギ・イクラ・アワビ・カニなどがある。
もう少しつっこむと、キジハタ・ノドグロ・キンメ・シマアジ・ヒラメ・アオリイカ・カキ・オコゼ・伊勢エビ・車海老・アユなんかが挙げられるだろう。どれもうまい。
これらの希少性と需要のバランスは、高めの価格で折り合い、世の中で「高級食材」として流通している。
しかし、最強食材が必ずしも希少で高価である必要はないのだ。安さも魅力であり価値である。
では、一般流通している"大衆魚"と呼ばれる魚介の中で特にうまいものを挙げてみよう。
タチウオ・サンマ・カワハギ・イサキ・アジ・ブリ・鮭・マダコ・メバル・マイワシ。
他にもサワラ・アンコウ・カツオ・穴子・シロギスなど挙げればきりがないなこれ。
・タイ
・サンマ
・ノドグロ
・ウニ
・ブリ
タイは実は敷居の高い魚ではない。ウオサーの姫ではあるが、会いにいける姫なのである。
もちろん高価なブランド天然鯛も存在するが、基本的には養殖技術によって通年安定供給されている大衆魚だ。
タイの魅力はこの供給力と食べ味の良さのバランス、そして料理の多彩さだろう。
最強に限りなく近い食材だと思う。
次にサンマである。日本の秋といえば、国民全員がサンマを求めて大挙してスーパーに押し寄せ、豊漁不漁に一喜一憂する光景でお馴染みである。
刺し身もジューシーでうまい。新鮮なサンマが手に入る当たり年には、ぜひ試してほしい。
続いてノドグロ。言わずとしれた高級干物の王者。大きさによっては1枚数千円することも。
食べたことがある人ならわかってもらえるだろうが、あの脂、その量もさることながら、くどさの全くない異次元の質の良さを備えており、食べている間はずっと快楽中枢が刺激され続ける。
ウニの濃厚なうまみと磯の香りは食べた人を魅了し、ウニなしでは生きられなくさせてしまう。
最終的には痛風になる。
ブリは、安価かつ安定的に供給されており、華はないが攻守最強レベルの食材である。
季節の移り変わりによって味が大きく変わるのもまた良い。
またブリは出世魚として古くから愛されてきた。地方名まで含めれば、数多ある魚種の中でもっとも多くの名前をもつ魚ではなかろうか。
さあどうだろう。
この5種の中に、または他に"最強"と呼ぶにふさわしい食材はあるだろうか。
推しへの愛を聞かせてほしい。
申請者の定置網で漁獲された魚種組成は、年間漁獲されるのは60種を超える。主な魚種は、イワシ類、サバ、アジ類、イカ類、ブリ、カツオ、シイラ、サワラ、フグ類、カマス、ハギ類、トビウオ類等であるが、漁獲構成占有率は年により異なる。平成18年はイカ類が優占し、平成20年カタクチイワシ、平成23年ブリ、平成25年マイワシと交代している。優占魚種銘柄の占める割合は、21~55%で、過半数を超える年は少なく、多くの20%以下の魚種銘柄により漁獲が構成される。1%以下の魚種銘柄は数十種に及び、少量多種の魚介類が漁獲され、占有率の上位5 種~9 種で漁獲量の80%を超える。
この様に優先種が入り替わるので、特定の魚種に漁獲圧力がかかるとは考えられない。
事実、当地の定置網は400年以上の歴史があり、申請者の定置も50年以上継続して操業されている。このことからも、待ちの漁法であり枯渇が懸念される魚種は見当たらない。