はてなキーワード: 現実感とは
「AとBは同じ条件なのにAだけ禁止するのはおかしい」という議題に対して、
こちらは「いやAとBは条件が違うんだよ」と答えているわけだ。
ではなければ他に何を答えているの?
フィクションにおけるバイクの二人乗りなどの描写は実際に批判されているので、
それは批判そのものの正当性を考慮されていないのでは?ヤクザが存在する事自体は犯罪じゃないから
批判されようがないと思うが。
五蘊盛苦。一番しんどいのは俺が独占欲をもってしまっていることだ。なんら現実感も正当性もない醜い欲。求め得られない苦しみなどよりもこの欲に苦しめられるのが辛い。彼女は健康になってゆく。危なっかしさはあるにしても。いや、この危なっかしさとやらも俺だけがそれに気付いているということにしたくて無理矢理感じようとしているだけなのかもしれない。彼女は前に進み、自分の時間を取り戻し、趣味、交友、社交など、自身でしっかりセーブはしながら、積極的に動いている。俺との時間は無駄で無為なものになっていくだろう。それは仕方ない。俺という人間の限界であるし、俺がこのような生き方である以上、元々重なるところは多くはなかったのだろうから。引き際ではあるのに、それを見ないようにと首をあらぬ方向に向ける仄暗く強力な力。特別でありたいという、不相応な欲求。俺は俺自身の心に苦しめられている、そんな顔をして目を逸らし続けて
30歳目前になって、同じような年齢の集団に溶け込みきれなくなってきた。
昨今LGBTが浸透してはきたけど、その外枠で知名度も低いA、しかも追加でXに生まれてしまった。身体こそ完璧な女だけど、恋愛感情はない、性欲もない、心の性別は男女どちらでもない。
まあでも正直、今までは普通っぽく生きてきた。でも歳をとって世間一般の人間の指す大人と乖離を自覚し始めた。趣味命!でふわふわ生きていることが許容されない地帯。
この歳になると通常回りで飛び交い始める結婚、子育て、みたいな大人の単語に現実感が無さすぎるせいで、そういう意識のある相手とすぐ縁が切れてしまう。その領域に入ると突然会話をつまらなくしてしまう。聞くこととなんとなく反応をすることは出来るけど全然理解してないことが伝わるんだと思う。趣味や仕事の話はできるのに、大人を上流へ進みゆく人間の立ち位置だとコミュニケーションが適切に取れない。違う世界に生きているような気がする。周囲が何を認識してるか、何を求められてるか、何を返したらいいかわからない。
10代から人格は成長したけど、何かが絶対的に止まっていて宙に浮いているような。やばいもう30歳になっちゃう、と、なんとなく刷り込まれた価値観で言ったりするのだけどそれすら深刻に感じきれてない。現代人間社会に馴染めてない変な生き物のような。でも、それでいて何故か人と違うこと自体に悩んだことはない。AかつXである自分に不足を感じることも、マジョリティになりたいと思ったこともない。矛盾しているけど、多分自他の違いを明確に認識して答えられるほど他人のビジョンを想像できない。周りが本当の大人になり始めて、大人のふりとの差が広がった。
普通の男か女に生まれてたら世界がどう見えてたんだろう。なりたいかと言われたらなりたくないけど、普通の同世代に馴染んだふりができるようにはなりたい。元気に使える寿命が300年くらい欲しい。恐らく、自分が経験豊富な大人のふりを適切にできるようになるまでそのくらいかかると思う。