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はてなキーワード: アシスタントレフェリーとは

2023-05-24

悪質な切り抜き被害が増えているらしい

ラ・リーガサッカースペインリーグ)ではバレンシアVSレアル・マドリー試合

ヴィニシウス・ジュニオールウーゴ・ドゥロの間でトラブルが起きた。

 

プレイ中に接触があり二人は口論になる。

その後ウーゴがヴィニシウスの頭を抱え込むような形でホールドし、ヴィニシウスがそれを振り払ったのだが、VAR(ビデオアシスタントレフェリー)はヴィニシウスが振り払った際に顔面付近に手が当たった場面のみを主審に見せ、主審はその映像を元にヴィニシウスのみにレッドカード提示退場処分とした。

 

これに対しレアル・マドリー側はスペインサッカー連盟に抗議、確認の結果VARを担当した6人が解任された。

ヴィニシウスが退場になった際にはバレンシアサポーターからサルサルサル!」と言った差別的チャントが浴びせられたこともあり、大きな問題となっている。

2022-12-13

漢字が発表された今年の増田スマのシトコタレ差うょピッハが人家(回文

おはようございます

あのさ、

セブンファイブオーライダー熟練度星5つバッジをもしかしたらもしかしたら日本最速でゲッツしたのかも知れないかも!とアニメーション学園でGIFアニメーションを作るぐらい自負して喜んでいたんだけど、

どうやらキューインキ勝利1200回バッジもあるみたいなのよ。

これは果てしなさすぎるわ。

平原綾香さんが歌うジュピター土星までの距離より遠く果てしなさすぎて、

それまさになんて土星!?

ぬか喜びというか

かに釘だけを入れるより茄子と一緒に入れてねというか

大将やってる?え?今日やってないのな暖簾に腕押しというか

男前豆腐の角に頭ぶつけた後にその頭が密着した豆腐を洗わず鍋に入れる?湯豆腐というか

アメリカホームコメディドラマの朝食のカリカリベーコンを立てかけても立たないぐらいカリカリ焼き加減が足りてないとか、

なんて言うの?こういう時。

空喜びに終わったわ。

だけど、

これからの戦いは勝利しか見えなくて

具体的に今この戦いキューインキで何勝目勝利したの?の勝利回数が把握できない分相当に長い旅になりそう。

でも!でもよ!

これで私がまたセブンファイブオーライダーに燃え上がれ~燃え上がれ~って燃えまくりまくりまくりまくりすてぃーな理由ができたから、

また一つのところに命を賭ける一所懸命に積み重ねられる!ってことじゃない?

セブンファイブオーライダーに打ち込めるってものよ。

べ、べつに撃ち込むと打ち込むを掛けて言ってる訳ではないんだかんね!

たぶん、

2~3年かかりそうな気がするし、

まあ地道にやるわ。

ほんとうにスプラトゥーン2デビューしたてキッチンから出来立てのほやほやの頃はローラーで塗るのだけが本当に楽しくて、

ってそれしかできないし、

スペシャルが貯まったらマルチミサイル相手チームを蹴散らすことが

私の昔の以前のプレイスタイルだったけれども、

塗るのも大事だけど今はキル取りに行く、

そのスタイルしかりだけど、

キル取りに行くよりも飛距離を活かしての戦線を押し上げて上手いこと戦線が上がって相手チームを抑え込んで制圧することに達成感を感じつつ

試合でも負けても

今のバトルは内容が良かったわ!ってキルられるよりキルが多かった内容の良さの着地地点のところに心が落ち着いて

あんまりいやほとんどもうスプラトゥーン2よりかはイライラしなくなったのが境地だわ。

良い傾向よ。

サッカードイツじゃないけどビデオアシスタントレフェリーよろしく

自分プレイ俯瞰図で見て無駄な動きが無かったかとか、

最終塗り判定ジャッジで0.1パーセントの差で勝つ判定の1ミリメートルとか!

あとから実際戦線どうなってるのかなど状況を客観的に見て反省することはとても大切よね。

あと、

それに表彰があったら頑張りを認められたみたいで嬉しいじゃない?

軽量のジェットスターセブンファイブオーライダーよりうんと速く走れるからって

相手チームの相手かいくぐりまくりまくりすてぃーかーらーのー

敵地にダッシュ一番!

一目散で走って行った日には移動距離ナンバー1!で表彰されて笑ったわ。

もう地域ナンバーワン店かよ!って思うのと同時に

街角にたくさんある

から揚げ屋さんが何かしらの金賞を必ずと言っていいほどの過言に受賞しているノボリを店先で飾って立てかけてあるのを見かけるぐらいちょっと面白いわ。

それとか、

戦線最前線真っ只中派手にバンバンやってるときに、

こんなところにジャンプしてきたら命取りで危険なのにイカジャンプしてくる仲間!

そんな命知らずの仲間を危険さらすわけにはイカだけにいかないっ!って謎の使命感にかられ、

そのときキューインキが貯まってスペシャル使えたら、

あなたは私が守る!って防御用に盾になって、

スペシャル貯まってなかったら、

とりあえず

仲間が飛んできて着地するまでこの地点は必死安全を守死し確保する

ひとりプライベートライアンごっこ的なのをキメるとか!

いや!ごっこじゃないの本気と書いてマジと読むなのよ!

ジャンプ先に選んでくれて信頼されていてる分、

相手安全戦線に加われるよう守るのも一つの仕事だと思うの。

相手安全に着地して攻め込んでいくところを見守るところまでがセットで遠足の家までがーのくだりとまったく同じだわ。

おやつバナナに入りますか論とも全く一緒のこと。

そう言う時に限ってホーム誰も塗ってないパターンあるあるじゃない?

私が慌てて戻って塗って

アウェー塗りホーム塗りを両部門ナンバー1で同時受賞する日には

もっとちゃんと塗ってよ!ってひとり熱い人を謎に演じているイカがなものかなって思うわけなのよ。

さらに移動距離ナンバー1トリプル同時受賞するものなら、

まさに走り回る師走12月だわって同時に感じるの。

アースウインド・アンド・ファイヤーさんのディッセンバー

ホーム誰も塗ってなかったらなお笑うわ。

私が塗らなきゃ誰が塗る!ってこれもまた謎の使命感に駆られるわよね。

さすが地域ナンバーワン!ってわけなのよ。

モンドセレクションのモンド部門が欲しいわ!

だけどさー、

クサヤ温泉ヒラメが丘団地マップ割と正方形っぽい形でしかも面積が広いか戦線キープもとより塗りが弱いセブンファイブオーライダーなので全然歯が立たなくて苦戦するわ。

太刀打ちできない!

広すぎて戦線が張れない、

塗れない、

勝てない、

急にそのマップだけ私はポンコツ天使になって舞い降りることになるのよ。

とにかく

投げ出さないこと

逃げ出さないこと

信じ抜くこと

駄目になりそうな時それが一番大事なの!

ときおり大事MANブラザーズバンドさんとKANさんの楽曲どっちがどっちだか分からなくなる現象と一緒だわ。

その広い広大な両マップでも地域ナンバーワン店を目指したいものだし、

結局愛が勝つ方はどっち?

そこに愛はあるんか?って

これパフィーさんの

蟹食べに行きたい曲をリクエスト掛けたときに必ず間違え続けていたアジアの純真現象とも完全に一致よ。

今年の漢字が表すように一字で表すなら

「手偏にガンダム」か「戦」かのどちらかよね。

私はそう思うわ。

うふふ。


今日朝ご飯

ツナおにぎりしました。

今夜ツナイトモツナ?

そんなわけ無いわー。

ツナマヨをたまに私は求めてしまうわ。

しなしなのフランクシナトラ級の丁度いい海苔の巻具合もいいわよね。

デトックスウォーター

ホッツジンジャースライスウォーラーしました。

スライスジンジャー少し塊のショウガがあったので

急遽今日中にスライスしてホッツよ。

ジンジャーホッツスライスウォーラーってところかしら。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2022-12-08

もうこの季節になると蚊もいなくなる増田朱眞ル泣く無いモカルナニツセキの甲も(回文

スプラトゥーン3のシーズン2のカタログでもらえる新しいエモートが

フリーザなのか、

すしざんまいなのか、

水辺の近くで寿司擬態したポケモンのなのか

なんかちょっと煽りエモートで負けたときちょっとちょっとちょっと!って感じよ。

もーってなる!

ぜんぜんあいさつ感あるあれ?って思うわ。

私ならトムブラウン布川さんのみちおさんにダメー!って思いっきしツッコむエモートが欲しいわ。

でもあれやっぱり、

軽くすしざんまいな気がするわ。

おはようございます

もうさすがに12月に入って蚊も出でこないでしょ?

なんか10月ぐらいまではなんかじみーに出現していて気配を感じていたんだけど、

11月12月になるとさすがに出現しなくなったかもしれないわ。

液体蚊取りもお役目終了今期はってところかしら?

いつまでたっても1年中蚊が出現するところまではさすがにいかないけれど、

そうなってもいつなってもいいように構えておく準備が必要なのかも知れないわよ。

秋口秋の深い時の蚊ほど蚊なことないしね。

ようやく落ち着いたわ。

絶対かも8月とか暑すぎて活動できないんじゃない?

あの酷暑じゃ逆に蚊がいなかったような気持ちだし、

活動時期が絶対にずれているわよね。

もうあの季節の歳時記の蚊の項目が秋や冬の季語になったときが本番よ。

蚊も夏のものではなくなってしまうわ。

ドラッグストアーのアプリのクジで引くクーポンの1等がなかなか当たらないのと一緒で

私が待ちに待っている

A賞の15パーセントオフクーポンをゲットしつつ回しても出てこなくて、

B賞かーって残念がっていたら

良くみたらB賞も15パーセントオフクーポンじゃないの!?って気付くぐらい

多分クーポンとかくじ引きとか歳時記季語にはないかと思いきや、

くじ引き季語ちゃんとあるから

これ季語かどうか委員会ちゃん仕事してるのねって思うわ。

れいアップデートされたりしてるのかしら?

サッカービデオアシスタントレフェリーみたいに

季語季語アシスタントレフリー的な季語判定する審査委員実行委員会みたいな選定する人たちか、

あのインターネットログインしたときに出てくる

私がいつも言っている、

バスを当てたり

ヤシの木を当てたり、

横断歩道を当てたりする

クイズあるじゃない、

あれの枠にサッカーボールが含まれているのをクリックしなさいってのが出てきたらあの1ミリの枠に入っていそうなでも目では判定できない

あの「私はロボットではありません!」割烹着を着た小保方さんばりに選ぶあの画像選択難易度が超絶高いのよ。

あれはサッカーボールがまともに映っているマスは選択完璧にするけど、

隣のどう見てもラインに被っていて、

そのマスにサッカーボールが含まれているのか含まれていないのかが分からないので

間違ったら1発で死ぬ!って思っていたけど

正解できなくて次の問題が出題されるんだけど、

あの手の写真って海外写真ばかりなので、

多分海苔巻きが映っている画像選択してくださいの時に

カリフォルニアロールはいったい選んでいいのか?選んでよくないのか?

本場のナポリタンが含まれている画像を選びなさい!って

イタリアインターネッツをしている時に出てきたら

本場でもそんなナポリタンなんてないのに

分かりようがない画像ぶっ込まれるとか

きっと

中国天津インターネットやってるとき

この画像の中に天津飯が含まれているもの選択しなさい!って

初めて見る天津の人が天津飯に気付くのかしら?って思うけど、

これも何回も言ってるけど、

天津には天津甘栗はないけど甘栗はある!って

もはや天津はいったい?って思うほど

あの画像煮含まれている画像選択するクイズ

テレビ番組クイズチャンネルに出題されても面白いかも知れないわよ。

あるときには

大空の入道雲写真が出てきて

この中にラピュタが含まれている画像選択してください!って

うそれ雲に隠れてる!ってまるでそれなんてラピュタ?って思っちゃったし

この中で

レバニラ炒めが含まれている画像選択してくださいのときには

ニラレバ炒めなのか

ニラ野菜炒めなのか

野菜炒めなのか

まったくの見分けが付かない中に1つだけある八宝菜

あきらかに八宝菜だと分かるタイプ八宝菜

あとのこれ

ニラレバなのかレバニラなのかのもう全部言うのは面倒くさいけど

超絶難しい判定のあのロボット見分けクイズは限度があるわよね。

ふとその中にある八宝菜シュールすぎるわ。

そんで

ウェズリースナイプスさんと鈴木雅之さんが写っている画像でどれがマーチンでしょうか?で間違えて思いっ切りウェズリースナイプスさんを選んで決定ボタンを押したら違う違うそうじゃない!って言ってくれるのかしら?

さすがに私でも

ウェズリースナイプスさんとマーチン区別は付くわよ。

そんで、

ゴイゴイスーの津田さんも含まれていた日にはどれがマーチンでしょうか?である意味マーチンだし

概念としてのマーチンなら津田さんも含まれるかも知れないし、

あの画像当てロボットじゃないクイズ人間でも難しいわ。

もうさ逆に

あなたロボットならチェックボックスにチェックを入れてください!って直球で行ってもいいのにね!とも思うわ。

うふふ。


今日朝ご飯

ハムタマサンドね。

カツタマサンドもあるけど

魅力的だけれども朝からボリュームが重たくてヘビーそうなので

ちょっち躊躇しちゃったわ。

まあ朝はハムタマサンド無難な上がり手ね。

デトックスウォーター

今日葛湯ホッツウォーラーにしようかと思ったけど

あれドン引きするぐらいキャロリーがキャロライン級にあって、

あれ毎日ばくばく飲んでいたらデブわ!って思ったので、

まああの手の甘い葛湯はホッツで飲むのに

週1回ぐらいでいいのかも知れないわ。

なので今日普通に昆布ホッツウォーラーで微かに昆布フレーバーが香る上品なホッツ温活ね。

昆布ホッツウォーラーもお手軽簡単

冬の温活には持って来いの助よ!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2019-09-22

ラグビーW杯 22日第2試合 アイルランド vs スコットランド レビュー

昨日のオールブラックス×スプリングボクス試合レビューも好評で、なによりラグビー観戦が楽しくなったというブコメが嬉しくてたまらない。

増田としては、「わかりづらい」と言われたり、「興味ない」と言われたり、そうかと思えばどうも変な話題が注目されたりするラグビーの、その競技自体の楽しみを分かち合いたかった。

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今日22日は、日本と同じプールでやがて相まみえスコットランド×アイルランド試合が行われた。

もうすぐ戦う相手がどんなチームかを知れば、単純に「日本頑張れ、すげー、なにやってんだ」以外にもうちょっと違う楽しみ方を提供できるかも知れない。

この対戦のキーワードは「ストラクチャー」と「アンストラクチャー」、そして「雨」だ。

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「ストラクチャー」と「アンストラクチャー」は、敵味方の状況に応じた陣形状態で、「ストラクチャー」とは攻守双方、準備万端ラインが整っている状態をさす。

対する「アンストラクチャー」は、ライン状態がグチャグチャで、攻めようにも綺麗にできないし、守ろうにも予測不能状態を指す。

「ストラクチャー」はスクラムラインアウトから、「アンストラクチャー」はハイパントの落下点の競り合いや、相手の攻めからボールを引っこ抜くなどターンオーバーから起こりやすい。

「ストラクチャー」は準備がモノを言い「アンストラクチャー」はしばしばアドリブ合戦になってしまう。

両国関係でいうと、アイルランドは「ストラクチャー」に強く、スコットランドは「アンストラクチャー」に強い。

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ただここに要素を加えるのが雨で、アンストラクチャーからスピーディーアドリブを仕掛けようと思うと、パスが速かったり複雑になりやすく、雨でボール滑ると厄介なことになる。

ストラクチャーでも複雑なことはできるが、短いパスや力押しで極限まで単純に、遅く、確実にもできる。

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両国の力関係でいうと、アイルランドが圧倒的に強く、スコットランドといえばUK陣の中では身体が小さく、常に相対的弱者、いつでも工夫と諦めない姿勢サバイブしてきた。

そんな彼らの近年の活路がアンストラクチャーラグビーなのだ

しか今日の天候いかんで自分たちの強みを出しづらくなる可能性がある。

さて台風が迫る横浜、雨がいつ降り出すか。

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キックオフ試合の入りはスコットランドキック執拗に蹴って自分たち好みのアンストラクチャーゲーム演出しかし5分、逆にその混乱から抜け出したアイルランドがパワーでねじ込んでトライを奪った。

アイルランド世界最強のフィジカル軍団などと言われて、確かにそうなんだが、反応速度個人スキルも、戦術眼も高い。

陣形がくずれても一瞬の反応で大男が切り返してくるのだ。

スコットランドはそれでもキックで不確実性からチャンスを探すプランを変えない。

スコットランド勝機はそれしかない。

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両チームもスプリントが爆発的に早いので何が起きるかわからないスリリングな展開の中、14分、アイルランドペナルティーを得て必殺のモールを繰り出し、2トライ目。

アイルランドの恐ろしいところは1人でも強いが、固まるともっと強いところ。

スクリングボクスはフィジカルこそ凄いが、どこかナイスガイみたいな素朴な感じがあるのに対し、アイルランド暴力的なほど圧倒的なフィジカルで迫る上に、顔がシリアスでなんか怖いのだ。

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12点差を追うスコットランド17分、自陣でモールをやり返す。

モール前進できるのはいいとこ7〜8mほどなので、こんなにトライから遠いところからちょっと前進しても一見合理性がなさそうなんだが、そういうのがしばしば冷静になるきっかけだったりする。

それに、集団での力押しは合戦ラグビーでは自信や意地という面で象徴的な意味を持つ。

膂力で勝てないのが明らかでも、それを簡単に認めてはいけないのだ。

ここで一瞬流れを取り戻しかけた。

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しか24分、ファンブルからアイルランドが大きく前に蹴り出したキックが、アイルランドゴールポストに当たって、結局不利なリスタート適応される状況になる。

5mスクラム、それをアイルランドねじ込んで3トライ目。

スコットランドは攻めは決して悪くないのに、運が悪く、猛スピード台風のように迫る怪力男だけでなく、運とまで戦わないといけない。

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その後、何度もスリリングな展開があったが、スコットランド必死抵抗ギリギリのところで踏みとどまる。

40分のアイルランドペナルティーゴールも外れ、前半終了。

16点差をつけられたスコットランドは2トライ以上とらないと逆転できない。

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後半、横浜競技場は雨が降りだした。

試合開始から双方蹴りまくるハイパントだが、その目指すものアイルランドスコットランドで違う。

アイルランドハイボ後にタックルを食らって停止しても、ゆっくり前進すればいいし、落球してスクラムで力勝負になっても崩していける。

しかスコットランドはできれば再獲得して、プレーを切らずに抜け出したい。

こうなるとアイルランドの方が選択肢が多い。

ボール滑る雨はスコットランドに不利なのだ

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55分、そんなハイパント合戦からアイルランドが4トライ目。

雨という状況もあるが、キックの精度自体も全体的にアイルランドの方が高く、スコットランド自分たちにうまくボールが入るキックを蹴れない。

スコットランドは、主にキックを蹴っていたSHレイドローを下げ、キープする戦術に変更した。

しかし、そもそもが展開でアイルランドディフェンス突破できないからのキック戦術であり、キープして走ってもやはり突破できない。

スコットランドには手詰まり感が漂う。

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それでも諦めないスコットランドは70分ごろ、FBスチュワート・ホッグがぬけだし、それを止めようとしたアイルランドが悪質な反則でイエローカード

10分間退出で数的優位を得る。

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しかしそこでもアイルランド集中力がすごく、攻めきれない。

その後点は動かず、27-3でノーサイドとなった。

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パワーで勝り、技術も高く、ストラクチャー状況でも勝てるアイルランドだが、結局ほとんどの得点スコットランドが仕掛けるアンストラクチャーから切り返しであげた。

スコットランドとしては自分たちが賭けた不確実性をモノにできなかったのと、雨、そして爆発的なスプリント能力を誇る飛び道具のスチュワート・ホッグが完全に封じられたのが痛かった。

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この試合を通して、両軍が蹴りまくったハイパントブコメで「古典的戦術だ」という意見があった。

慧眼のファンがいて嬉しい。その通りだと思う。

ただ、あの瞬間に何が起きているのか、みんながもっと楽しむために、増田さら解説を付け加させてほしい。

かにハイパントは昔からあるプレーで、「弱者戦術」と言われていた。

20年ほど前の大学選手権では明治早稲田に挑む慶應大学がよく使っていた記憶がある。

それは地上戦で勝てないか一か八かを狙う感じだ。

ただ、近年活用方法が変わってきて、増田記憶に残っている観測では前回のW杯直後にオールブラックス採用し出した。

不確実性では同じだが、ハイパン相手がとって着地した瞬間にタックルを見舞って止める、あわよくば誰かが落下点に走り込み競って直接再獲得、相手ファンブルした場合プレーが止まれノックオンという反則で自軍スクラムだが、笛を待たずに自分たちで拾って継続すれば、自軍有利なのでプレー継続される、その瞬間はディフェンスが崩れきっていて最大のチャンス!という確立された戦術に変化した。

これは、選手アスリート能力の向上と、戦術分析を背景に、地上戦だけのディフェンス突破が難しくなった事に対する対応だった。

今日スコットランドがしたいことは多分これだった。

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さて、日本はこの両国と戦うことになる。

今日の結果を見れば、アイルランドには隙がなく、スコットランドの方が相対的に与し易くも見える。

しかし、じゃあ、スコットランドターゲットにして、アイルランドは負けても仕方ないよね、という損得勘定スコットランドに臨んで勝てるだろうか。

理屈で言えばそうかもしれないが、増田はこの絶望的な状況でも諦めないクソ意地を見せつけたスコットランドに、そんな半端な精神性で挑んで勝てるとは思えない。

そもそもスコットランドは「相対的弱者」であって、日本にとっては「強者」だ、「弱者戦術を知り尽くした強者」ほど困った敵もいない。

アイルランドを抜いて戦う分、スコットランドで必勝」などというヌル精神状態を利用されない訳がない。

今日わかったのは「アイルランドは引くほど強い」「スコットランドはどんな状況でも諦めない」という事だ。

さて、日本はこの2国にどう挑むだろうか。

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最後に、レフェリングへの絡みについて質問があったので少ない知識でも答えられることを答えたいと思う。

ラグビーにおいて、レフェリーに対して長く会話ができるプレーヤーは双方のキャプテンのみ。

それも、レフェリングに対して「抗議をする」というより、レフェリングへの「解釈を聞く」というもの

なぜそうなるかというと、そもそもラグビーレフェリー不在で始まったスポーツであり、「ラガーマンとして恥ずかしくなく振る舞おうぜ」って具合に選手同士の話し合いで反則の適応を決めていたのだが、あまりに速く激しく複雑になりすぎて、「これちょっと選手同士じゃ無理だね、誰かに頼むか」と「判断をお願いする」形でレフェリーが登場した。

自分らの都合で呼んでおいて、抗議とかねぇ・・・変でしょ。

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そして「解釈」なんだが、ラグビーではあまりにもカオスなことが起こりすぎて、反則などについてきっちりしたルール文字通りに適応すると、しばしば「あれ、反則もらったけど逆に損じゃん」という矛盾した状況が起きてしまう。

前後文脈適応判断をするケースが結構ある。

また、外から見るとわかりづらい状況でレフェリーによって、反則のラインが異なったりする。

典型的なのがスクラムで、あれは「故意に崩すと反則」なのだが、何をもって「故意」とするか、それにどっちが「崩したか」が非常にわかりづらい。

その判断レフェリーに委ねられ、プレーヤーが「そりゃねーよ」と感じても「抗議」はできない。

せめて「あれアリですか?」「アリ」「どこでアリです?」「さっきのアレ」という感じで「解釈を聞いて活かす」ことしかできない。

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レフェリーフィールドでは絶対権威なので、じゃあレフェリーは好き勝手に笛を吹いて選手は従うしかないのかとなるが、そこで問題になるのが「解釈一貫性」で、解釈の線がブレると選手レフェリーに振り回されることになる。

そうなると、「あのレフェリーって笛に一貫性がないよね」となり、あんまいい評価をされない。

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でも、多分、問題は「評価が下がる」ことじゃなくて、「そんな笛を吹いて自分に恥ずかしくないのか」という事だと思う。

他者が律するとこができない権威なら、自分自分を律するしかないのだ。

選手レフェリーのせいにしないように振る舞うなら、レフェリーもまた自分の笛に責任を持たないといけない。

ラグビーに関わるなら、選手レフェリーも、すべての人が「あいつがああいった」とか「自分が偉い偉くない」とかそういうことではなく、それに「ほかの奴はああじゃん」とかそういうことでもなくて、「自分がどうなのか」ということなのだ。

あんなにクソ走るスポーツについていきながら、不可解な状況を判定し、その上一貫性についても責任を持たないといけない、ラグビーレフェリーというのはスゲーと思う。

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ちなみに地上波放送されなかったイタリア×ナミビア戦では、スクラムを真横で見ていた豪出身レフェリー、ニック・ベリーさんが、持ち出したボールスクラムの真横を急襲しようとしたイタリアの8番に激突されるという一幕があった。

まあベリーさんは元ラガーマンで、レフェリーに転身してから現在も「その筋肉、いる?」って位にムキムキなので事なきを得たが。

もう一回いうけど、ラグビーレフェリーというのはスゲーと思う。

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日本からは今回、アシスタントレフェリーとして、久保修平さんが参加している。

中継で名前を見つけたら探してみてほしい。

anond:20190921214539

 
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