はてなキーワード: 新妻とは
娘の方は娘の方で、だいたいまともな父親にまともに育てられてれば「お父さんと同じくらいの男の人と結婚したいなんて言ったりしたら、きっとお父さんがすごく心配する」と思って、そんなオッサン最初から相手にしないしな。
仮に18女と30男のマッチング誘導が行われる世の中になったとして、最初の世代の女の子を持つ親は、ある意味娘本人以上にかわいそうなことになるだろう。
子供が10歳になるまで学も付けられない、20代後半の頭で子育ての傍ら高等教育を受けないといけない、35歳のガタのきかけた体でようやっと就職を許されて、老いさらばえた夫の両親の介護も視野に入れつつ70歳まで働き続けないといけない、こんなのとても嫁親の財力と託児協力がなければやっていけないからな。
ましてこれは男の側がまともなのが大前提で、子供が障害児だったり男とその親が基地外だったりしたら難易度もっと跳ね上がっちゃうし。
女の子がみんな堕胎される、中国やインドみたいな男余りの国になっちまうかもね。実際にインドでは、男尊女卑に加えて嫁入りにあたり高額な持参金を嫁の実家が払わねばならず(持参金だけふんだくって新妻を殺す財テクまでやらかす奴までいる)、その凄まじい出費を嫌って女児を堕胎してしまうので、貧しい農村部の男女比がやばいことになっているというし。
実践的性知識の無い童貞がいきなり処女を嫁にもらっても、喜ばせることはできないだろう。
だから処女を嫁にもらう前に、経験豊富な人妻から、女の喜ばせ方を教わるべきなんだ。
経験豊富な人妻にも、若くて初心な処女時代がある。その頃男にどうして欲しかったかも覚えている。
それらをじっくりと教わってから、処女を優しく抱いてやるべきなんだよ。
でないとAVやエロマンガ辺りから影響を受けた自分本位なプレイをして、処女を傷つけるだけだろう。
そして、処女の新妻をもらっても、3年もすれば飽きる。他の男の妻にも手を出したくなるだろう。
出していいんだ。そのかわり、妻が若い男に手を出すことも認めろ。
妻の浮気で夫が損するのは、他人の子を育てさせられることだけ。
だからそれさえ防げれば、妻が他の男とセックスし放題だっていい。
子供を2、3人もうけたあとは、夫婦ともに避妊手術をして、お互いに浮気しまくればいいんじゃないか?
そうすれば、ほぼ全ての男が妻の処女をもらえて、女不足も起きない。
三十を過ぎて少し腹が目立つようになってきた。これではまずいと近所のジムに通い出したのだが、そこである男性と知り合った。かつてのオリンピック強化選手であった彼は、こんな興味深い話を聞かせてくれた。
* * *
「別れてほしい」
深く長い溜め息のようなその言葉には、長年の不貞による疲弊しかなかった。妻は男から目をそらし、肩を震わせている。男にはそれが同情を買う行為にしか見えず、妻のそのあきらめの悪さに怒りすら覚えた。
早く終わらせたい。脳裏にジュネの顔が浮かぶ。妻よりも、いや男よりも十歳近く若いその女との新生活はもうすぐそこなのに……。
苛立つ男の口調は厳しいものとなり、ついに妻はヒステリックな声を上げた。会話は堂々巡りを始め、冷え切ったディナーは彼らの胃に収まることはなかった。話をさえぎり涙を溜めながら寝室に駆けこむ妻を、男は不思議そうに見つめた。
新婚当時、彼女こそが生涯の伴侶だと信じて疑わなかった。ならば先ほど寝室へ駆けこんで行った女性は、何者だったのか。今と昔。妻を決定的に変えてしまったものは何なのか。間違いなくそれは自分の心だ。自分の心が妻から離れていったのだ。ジュネとの関係が深くなるにつれ遠のいていったのだ。
目を開けると、妻が正面に立っていた。いつの間にかソファで眠っていたようで、時計の針は午前を回っていた。
「別れましょう」
なにか声をかけようとした男よりも早く妻は泣いてかすれた声でそう言った。
男は安堵した。
「慰謝料はいらない。でも、正式に離婚するのはひと月ほど待ってほしい」
それは妻の反撃であったが、男はその危険性を低く見積もっていた。というのも彼ら夫婦には小学受験を控えたひとり息子がいたからだ。来月には面接がある。それまでは夫婦でいたいのだろう。二つ返事でそれを受け入れると、男は肩の荷が少し軽くなるのを感じた。
そんな男の顔色を伺いつつ、妻はもうひとつ条件を追加した。
「それと、これから別れるまで毎朝、私を抱き上げ玄関まで連れて行ってほしいの。そう、新婚当時のように……」
その日の朝、男は妻を抱きかかえていた。二人は目を合わすこともなく、粛々と別れの儀式をこなす。ただ息子だけが嬉しそうに彼らの後を追っかけた。
腕の重みから解放された男は、ちらりと妻の方を見る。やはり“今”の妻だった。
「……行ってくるよ」
「行ってらっしゃい、あなた」
「パパ行ってらっしゃい!」
それでも息子の手前、挨拶は交わした。奇妙な気分だった。昨日見た夢が思い出せないようなもどかしさ。それは会社に着いても、仕事をしても晴れなかった。
おそらくその夢は楽しい夢だったのだろう。妻を抱えながら男はそう確信した。まだ三日目のことだ。あれ以来妻のことを考える機会が増えていた。これから離婚するというのに、よくないな。男はそう考えジュネを誘った。
「油断ならないクソ女ね」
上品なレストランの席でジュネは相応しくない言葉を吐き、不快感を露わにした。男は軽い衝撃を受けた。
「ただの悪あがきさ。ひと月のあいだ辛抱すれば別れられる。しかも慰謝料は付かないんだ。これ以上の条件はないよ」
男は言い聞かせるように言った。
「そう、ただの悪あがきさ……」
一週間が過ぎるころには、男は自分の心境の変化に戸惑っていた。彼女を抱きかかえるたび、一歩ずつあのころ置き去りにした妻の元へ近づいている。そんなたちの悪い予感めいたものに囚われていた。
さて、そんな男の心境をよそに妻の身にも着実に変化は訪れていた。しかし男がそれに気づくのは、さらに五日を要する。
その日も男は妻をベッドから持ち上げようとした。いつもと同じ動作。だというのによろけ、一度妻をベッドに戻した。
「太っとんじゃないか?」
思わず口をついた言葉に男はハッとなる。そうだ明らかに目方は増えていた。しかし、それがどういった意味を持つのだろうか。
「もし期日まであなたが約束を守れず、一日でも抱き上げるのを抜かしてしまえば、その抜かした日数分をこなすまで離婚の手続きは滞ることになる」
「さあ、離婚のために早く抱き上げて」
そう言って首もとに手を伸ばす妻。
男は無言で持ち上げた。背中を伝う一筋の汗は、やけにひんやりとしていた。
妻も男の前で堂々と大量の食事をするようになった。
一週間と五日で儀式は勝負へと移り変わった。それはすなわち贅肉と筋肉の勝負。しかし男にとってこの勝負は圧倒的に不利であった。ひとつは気づきの遅さ。ひとつは職業。システムエンジニアである男はそれまでをデスクワークで過ごしてきた。そしてもうひとつは筋肉と贅肉の付くスピードの差。
期日まであと三日と迫ったこの日、男は完全に妻を持ち上げられなくなった。もう彼女の体型に過去の面影はない。男はますます筋力トレーニングに打ち込んだ。
ジムに通いだしてから三ヶ月が経過し、男は見違えるような肉体を手にしていた。それでもなお妻を持ち上げることはかなわなかった。この時すでに妻の体重は百キログラムを優に越えていた。
「いつになったら別れるの!」
オフィスにやってきたジュネは痺れを切らしていた。男はひどく狼狽した。彼女が仕事場まで乗り込んできたことにではない。ひと月以上も彼女のことを忘れていたことにだ。そして、自分の頭の中が筋肉しかないことに気づかされた。男は彼女に視線を落とす。ジュネのしなやかな四肢は、妻とは正反対の健康的なものだ。しかし今の男にはどちらも魅力的には映らなかった。
「すまない、ジュネ」男はネクタイを緩める。「妻とは別れられない」ひとつひとつ丁寧にシャツのボタンを外していく。「ぼくの結婚生活が退屈だったのは事実だ。だからきみを求めた。きみとの恋は刺激に満ちあふれていたからね。でもそれは妻との恋愛でもそうだった。結局いつの間にか冷めてしまうものなんだよ」男は上半身裸になると、上腕二頭筋を隆起させた。ジュネはただただ彼を睨んでいる。「ぼくは気づいた。いや妻が、あるいはきみが気づかせてくれたのかもしれない。張り合いのない人生がいかに退屈かを。だからぼくは結婚したあの日のように妻を抱き上げたいんだ。三日分きっちりと。それから……ッ!?」
乾いた音がオフィスに響く。男の大胸筋に紅葉のような手跡を残しジュネは去っていった。男は二三度ピクピクと大胸筋を震わせると、おもむろにシャツを着る。だが彼女を追おうとはしなかった。
帰り道、男はケーキ屋に寄った。特大ホールケーキを三つほど注文すると、祝い事かと考えた店員が男に尋ねた。
最初は断ろうとした男だが、思い直し頷いた。
「“死が二人を別つ前に、ぼくはきみを抱き上げる”と、おねがいします」
* * *
「笑える話だろう」
彼はベンチプレスで流れた汗を拭き取りながら私に同意を求めた。初めてこの話を聞いたときの感想は、正直“よく分からない”というものだった。だから曖昧に頷いた。男はそれで満足という表情だった。
「その男が今どうなっているかは知らないが、ひとつだけ言えることはこうだ。マンションや車、お金なんかは人を太らす肥やしに過ぎない。筋肉と骨格の関係においてしか豊かなマッスルは生まれないのだ。それを忘れてはいけない。もしきみが結婚していたとしても、こつこつと細かな筋トレを欠かさないでほしい。それが人生における最後の砦となるのだから……」
この話を聞いたあと、急な結婚が決まり、私と新妻は別の土地へと引っ越した。だからジムで知り合った男性とはあれ以来会ってはいない。
だが最近インターネット検索で彼についていくつか情報を得た。彼は私と知り合う前年にはすでにオリンピックの重量挙げにて金メダルを獲得していた。そして妻とひとりの子供がおり、なかでも妻はその年体重が三百キログラムを突破したそうだ。
メモ帳からコピペした際に最後の1行(蛇足の蛇足ですが)が抜けていたので追加。あと、微妙に修正。
それと、愛人の名前は原文うろ覚えで書き出した際「こんな名前っだったような」と名付けたら一文字もかすっていなかった。これは、もう、せっかくなのでこのまま。
原文については以下参照。
・村上春樹風にしようと末期がんネタに持ち込もうと、ダメ男はダメ男。さらなる改変カモーン! - みやきち日記
ジュネっていいネーミングセンスじゅね?
つい先日、同じ小学校の出で職場も同じになってた同級生(仮にAとする)の葬式があった。
事故と聞いていたのだけれど後で知ったことだが、近所の人曰く、自殺だったらしい。
Aは20で出来ちゃった結婚をして子供を一人もうけていた。結婚の前後は毎日がとても幸せだと言っていた。
しばらく私は仕事が忙しい日々を送っていたのだけれど、Aは別のプロジェクトでそれほど忙しくないのに夜遅くまで残っている事が多かった。上司は不信感を抱いていたらしく、私を経由してAに事情を聞いてくれと言ってきた。
私がAに聞けば家に帰りたくないと言う。
奥さんがいつも嫌味ばかり言うらしい。
私は生まれてこの方、恋人どころか友達も数えるほどしかいないので、夫婦仲というのはそういうもんなんだろうと勝手に解釈して、喧嘩なんて毎日するようなもんだろうと、なだめてあげていた。最初のうちはAは「結婚したら女って変わるもんなんだな、結婚してみなよ」などと冗談半分に言っていた。だが、それが何度か繰り返されてある日、また残業しているAに話し掛けてみると「女っていう生き物がわからない」「結婚は人生の墓場だ」などと言い始めた。
いい加減私も聞き飽きてきたので「そんなに嫌なら離婚すりゃいいんじゃないの?」と言ってみた。はじめのうちは子供がいるからどうのこうのと言っていたAだったが、半年ぐらいしてから離婚に踏み切ったみたいだ。
離婚後はAは自由を満喫していたみたいだ。
その1ヶ月ほど後、Aが私に相談を持ちかけてきて「結婚したい人がいる」だそう。
ちょっと呆れてしまい、「女はコリゴリなんじゃないの?何考えてんの?」と叱りつけたが聞く耳持たず、「女と付き合ったことがない奴には何にもわからない。彼女は特別だ」だとか意味がわからない。(なんで相談してきたのかもよくわからない…)結局は「好きなら結婚すりゃいいだろう」と言った。どうもこの台詞を聞きたかったみたいだ。
結婚後、半年で再びAから「女っていう生き物がわからない」「結婚は人生の墓場だ」という台詞を聞くとは思いもよらなかった。さすがにフォローもしようがないので、「自分が結婚すると決めたって前に言ったよな?自分で決めたんなら責任持て」と言ってやった。そしたら「結婚を決めたのは自分じゃなく彼女のほう」と言い出す始末。いい加減うんざりして上司にもそれを相談。親切にも上司は夕方に会議室を取ってAの相談に乗ってあげようとかいう話になった。
聞けばAは色々と借金をしているらしい。前の奥さんに養育費なども渡さないといけないのではないかとも思った。Aの今の奥さんも消費癖が激しいとも聞く。相談に乗ってあげようとか軽い気持ちだった上司も聞けばもうこれはダメだという状況だ。とりあえず離婚を考えてみたらどうか、という結論に至った。
葬式から1週間ぐらいして、Aの親が私にAから何か相談を受けたか?と電話で聞いてきた。
今までの事情を話すと、どうも実際はAの奥さん(旧妻、新妻両方)のほうからAの実家に来て「Aと結婚したい」という話をしたらしいからびっくりだった。少なくとも自分の認識では結婚は男のほうから申し込むもんだと思っていたから。
騙されたのか、それともバカだからか、それかバカだから騙されたのか、とにかく、自分の周りで結婚した人は自殺こそしていないが全部Aと同じパターン、つまり女のほうから結婚を迫られていた。
結果だけ見るならやっぱりバカなのかな。