はてなキーワード: ラオウとは
来週の話なのだが、日本競馬史上、おそらく最初で最後の頂上決戦が行われる。
「頂上」決戦というのは、3頭のとんでもなく強い馬が、初めて対戦するからだ。まずはその馬たちを紹介しよう。
アーモンドアイ:2018年の牝馬3冠馬。G1を8回勝つという、ディープインパクトやテイエムオペラオーですらなしえなかった金字塔を打ち立てたとんでもない馬。この馬と同世代の牝馬は不運であったが、その馬たちも後にG1を勝ちまくっている。これが引退レース。騎手はルメール。
コントレイル:2020年の牡馬3冠馬。まだ負けたことがない。菊花賞では直線で初めて他馬に並ばれるが、並ばれども絶対に抜かせないオーラを感じさせた。騎手は福永。
デアリングタクト:2020年の牝馬3冠馬。まだ負けたことがない。どんな馬場、レースになっても圧倒的な力を見せつける姿は、2年前のアーモンドアイを彷彿とさせる。騎手は松山。
という感じで、日本競馬を3年間牛耳って、未だ衰えのない(先日、天皇賞というG1を勝った)アーモンドアイに、2頭の若き無敗馬がチャレンジするというストーリー。
本題はここからなのだが、これを例えようとすると、なかなかうまい例が見当たらないのだ。日本競馬界においてはトップホースや無敗馬が激突するということはあまりなく、過去のレースでは例えられない(無敗トウカイテイオーVS古馬チャンピオンのメジロマックイーンという30年ぐらい前のレースはあったが)。
いわゆる「ぼくのかんがえた最強レース」が実現した例であり、なかなか現実世界で例えるのは難しいかもしれないなと思っている。馬場VS猪木が近いかもしれないが。
ラオウのようになりなさい
全員ラオウみたいな喋り方をすればいいのかな?
ラオウはお前の中にもいる――
うぬには黒王号に乗ったラオウが迎えに行ってしんぜようぞ🍓
藤井七段の棋聖戦第2局の聞き手 山根ことみ女流二段 が かわいいと話題のようだ。
にわかファンがつべこべ言っててムカつくので「かわいい」「強く美しい」な女流棋士と「だいしゅき」をここに書き留める。
かわいいの筆頭は香川愛生女流三段だ。これが絶対だ。過去に触れてはいけないところも魅力だ。
竹俣紅さんも可愛かった。ただ棋士感がなく萌えなかったな。辞めちゃったし。
強く美しいのは
加藤桃子女流3段は男勝りな感じの棋風でとてもかっこいい。ゴリゴリの居飛車党。ラオウ。
西山朋佳奨励会3段は柳のようにしなやかな印象。柔軟な振り飛車党。トキ。
西山3段はもう少しで女流プロじゃなく本当のプロに成れそうなほど強い。(女性ではまだ0人)
どちらも一手指す毎に悶絶出来る。
今回も雑感
となジャンで『DINER ダイナー』っていう漫画があるんだけれども、これ最初は週刊のヤンジャンで連載されてたんだよね。まあ色々な事情があるんだろうけれども、私の印象としては「打ち切るほどではないが……」って作品が移籍している感じ。今じゃ移籍連載なんて珍しくもないから、あんまり邪推するのもなんだけど。
他にも雑誌媒体から移籍した作品は結構あるよね。近年だと『銀魂』とかは有名か。個人的には『SOUL CATCHER(S)』が今でも記憶に残ってる。あれほど媒体に翻弄された作品も珍しいと思う。そのせいで、途中で読む気を失くしたって人は結構いそう。最初から最後まで一つの媒体で、コンスタントに連載し続けられていたら、もう少し評価されてた漫画だったろうに。
で、話を戻して『DINER ダイナー』なんだけれども、すっげえコメントに困る展開なんだよね。主役たちを置いてけぼりにして、サブキャラの回想に何十話も使ってる。『DINER ダイナー』は現在109話やってるけれども、その大体4分の1くらいを回想に費やしてる。これがね、個人的には面白い。
そのサブキャラの物語として割り切って見る分には、割と面白い内容なんだよね。作者達が丁寧にやっているのは伺える出来。でも『DINER ダイナー』という作品でやるのはどうかっていう思いも正直ある。サブキャラの過去話に何十話も使うのはスピンオフとかでやるべきことで、主人公達をほっといて本編で長々とやるのは悪手だと思う。
で、最近やっと回想が終わったっぽいんだけれども、今後はちょっとビジネスモデルを変えて連載していきますよ~っていう感じの告知コメントで失笑してしまった。オブラートに包まず言うなら、ぶっちゃけ萎えた。せめて、その告知は別ページに書くべきだったかな。
こんな感じで、企画単位、作品単位として見た場合、「内容は面白いけど、ちょっと舵取りミスってない?」って感じることがあるんだよね。変なところでケチがついてしまう漫画はちょくちょく見る。そのせいで下げなくていいところで評価下がってる。内容そのものの面白さも大事だけれども、もっと総体的に見て「その作品をどうしたいか」って意識がおざなりだと、ついてくる読者は減っていく。「いいから、ついてこい!」って感じの態度は無用な軋轢を生む。
別ベクトルの話では、ちょっと騒動になった『ぼくたちは勉強ができない』別ルートも似てるかな。あれも側面的にみれば各メインヒロイン推しの需要に応えているし、平行してサブキャラの補完もしているなど丁寧な仕事が光る。けれども、どうしても蛇足感は拭えない。最近、2人目のルートが終わったところだけれども、本作をフラットに読んでいる身としては「この調子で残りもやるのか……」っていう倦怠感があった。ラオウ倒した後の北斗の拳くらいの感覚。まあ、WEBコミックじゃないんでここで詳細に話すことではないけれども。