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はてなキーワード: 見直し論とは

2023-02-12

最近千葉県知事について思うこと

史上最年少で政令指定都市である千葉市市長になり、その後千葉県知事になった熊谷俊人という政治家がいる。

SNS積極的活用していて発信力があり、若くてリーダーシップのある有能な人物だと思っていた。

が、最近彼の言動違和感を感じていて、自分の中での彼の人物評価が悪い方向に変わりつつある。

きっかけは彼がnote寄稿したコロナ対策の総括的な文章

https://note.com/kumagai_chiba/n/n3a62ddf3ca1c

一見しっかりしたこと書いてるなと思いつつ、違和感を感じる部分がちらほらあった。

個人的に気になった部分はこんな感じ。

医療専門家でも何でもないのに、現場に過度に干渉するマイクロマネジメント的な発言

内科小児科などは基本的に全ての医療機関が発熱患者対応することが原則であるべき」

「小さな診療所物理的に動線が分けられないなどのケースは発熱患者の診察時間を分ければよく」

自己陶酔的な表現

幼児小学生事実上マスクを常時つけ、私たち大人が当たり前のように経験してきた貴重な経験を一部、一方的に奪われ続けてきたことは日本人永遠に十字架として背負うべきものだと考えています。」

・後知恵で過去対応批判

4月に見直せるなら、昨年の春~夏の時点で見直せたはずです。」

そして私が彼の評価を変える決定打になったのは、最近Twitterでの小学校での黙食見直し論である

彼のTwitterフォロワー数は29万人。地方ローカル局情報番組並みの影響力はあるだろうか?

そのTwitter上で意見の異なる一般市民発言リプライかまし反論し、知事賛同するアカウント意見リツイートして吊るしあげのように振舞っているのは暴力的に感じてしまう。

なんていうか、意見が異なるフォロワーとの間に自ら進んで分断を作りに行っているようで、褒められたふるまいではないなと思ってしまった。

政治家である以上、意見が異なる人が出るのはやむを得ないし、公の場で論争が起きるのは当然だ。

だけど、地方自治体のトップという立場の強い存在である以上、自身もつ暴力性には十分気を付ける必要があると思う。

例えば今回の黙食見直し議論SNS上でしたいのであれば、Twitterアカウントを持っている千葉県議とか、医療専門家とかの公人同士でやるべきだったのではないだろうか?

そうすればフォロワーから見ても異なる意見についての理解が深まるし、政治家市民の間の分断も広がることがないと思うのだけど。

そんなわけで私の中の千葉県知事評価ダダ下がり中である

ただの感想になるけど、若くして地位を得て周りから持ち上げられてしまうと、自身に対する全能感を得たり、権力暴力性に鈍感になったりと、その辺の感覚が狂って行くのかなと思わずはいれらなかった。

2022-04-12

専守防衛自民見直し論 安保環境変化に対応

専守防衛なんて憲法に書いてないんだけど

何を見直すんだろう

2018-12-25

はてなブックマーク - エスカレーターの「片側空け」に見直し論 鉄道事業者呼びかけも賛否の声  - 毎日新聞

この記事

つか、なんで0か100かなの?普段は右開けしといて半身不随とか松葉杖の人が乗ってるときはしゃあないみんな歩かず立とうでいいじゃん? - hate_flagのコメント / はてなブックマーク

このブコメが怖い。

階段を歩くのが苦手な人がいても、知らない人がパッと見て分からない場合は多い。

「見た目健康若い人が優先席に座っていたら怒られたけど、実は病気だった」みたいな話はよくあるけど、エスカレーターでも同じことが発生するだけ。

健康そうに見えるなら歩く、というのが常識のままだと、同調圧力が働いて、健康”に見える”のに歩かないひとがいたとき舌打ちされたり叩かれたりってことが起きる。

ある意味、現状はこのブコメの通りになっていて、それだと松葉杖ないけど右側に立っている人が文句言われたり小突かれたり叩かれたりするから、結局右側に立てないんだよ。

急いでない30人が10秒ずつ早く改札を出るのと急ぎたい1人だけ1分早く改札を出るのどっちが全体幸福か。後者だと思うがな / これはなかなか知られてない情報なんですけど階段走るよりエスカレーター歩いた方が早い - qpniのコメント / はてなブックマーク

このブコメめっちゃ怖い。

駆け込み乗車するなって話と同じで、あなた電車1本早く乗れて助かるのは否定しないけどだから何だ?ってなるだけだよ。

2017-10-24

人権カルト宗教みたいなものというのは、まさにその通り

https://anond.hatelabo.jp/20171024075235

批判対象として話題になっていたエントリー批判も正しいと思うのだけど、自分が気になったのは本題ではなくて、「人権とか言うのは、カルト宗教みたいなもの」というフレーズ

これは、すごく大事ポイントだと思う。

人権とか民主制とか、信じてない人から見れば、カルト宗教みたいなものなんだってこと。

人権とか民主制を軽視している人が、しばしば「保守」を名乗るけれど、彼ら<も>、人権とか民主制は、「科学的」あるいは「普遍的な」ものだと勘違いしている。勘違いしているから、人権とか民主制批判しても、それに近いものが、社会を支えてくれると思っている。

でも、そうじゃない。人権とか民主制は「カルト宗教」みたいなもので、みんながその価値を信じることにしか基盤がない。みんなが「そんなもの大したことない」と思い始めたら、いつでも崩壊する。

そして、この点において、実は左翼とかリベラルとか言われる人たちも同じ問題を抱えている。人権とか民主制が、「科学的」あるいは「普遍的な」ものだと勘違いしているから、その価値を受け入れない人の立場が分からない。そして、対話が成立しない。

大事なのは人権民主制も「カルト宗教」だということ。脆く、儚いものだということを、認めることだと思う。

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あと、別件だが、「リベラル」という概念と、国際問題安全保証問題につながっているのは歴史的には正しけど、現時点での政策問題としては分けるべきだと思う。

たとえば、自分は「憲法にかかれている国民権利に条件を付けろ(論理的には、普遍的権利としての基本的人権廃止せよと同義)」という意見に反対だし、それが「リベラル」のもっと典型的な主張だと思うのだけれど、一般的に「リベラル」という言葉が指しているものは、それよりもかなり広い。

国際政治について言うと、論理的には、「リベラルであることは、「侵略戦争批判されるべき」ということまで導く。論理的とまでは言わないけれど、慰安婦問題見直し論とか、歴史修正主義かに批判的な立場になることも、「リベラル」の帰結として自然とも言える。

ただ、9条をどうするかとか、米軍基地をどうするかとかは、リベラルかどうかとは関係ない話で、リベラル立場から9条の維持、廃止議論はできるし、リアリズム立場から9条の維持、廃止議論ができる。実際、日本は、「民主主義価値観世界に広めるために、世界最強の軍隊を持つべき」という立場(だった)国と友好的関係にあるわけだ。

リベラル」ということで、こうしたリベラリズム中立的であるはずの問題にまで、特定立場を取っているとみられるのは、「リベラリズム」にとってマイナスだと思う。

 
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