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はてなキーワード: グレンモーレンジとは

2024-10-18

anond:20241017200629

元増田だけど、どんな樽で熟成されているかかるというのが選んだ基準ひとつなのだけどグレンリベット12年はオフィシャルサイト見ても「アメリカンオークとヨーロピアンオーク」と書いてあるだけでほぼ何も書いていないのと同じなので入れなかった。もし入れるとするとグレンモーレンジオリジナルバルヴェニー12ダブルウッドが入れ替え候補になるけど増田はグレンリベット12年よりその2つの方が美味いと思うのでやっぱり入れない。現在買えるグレンリベットはある程度高いボトルになるといきなり美味くなる印象がある。

バスカーはそもそもアイリッシュなのでスコッチで選んだ今回の候補には入れてなかった。アイリッシュまで含めるとしても増田バスカーシングルモルトをひとにすすめられるほど飲んでいない(多分2回しか飲んだことなくて飲んだ印象が2回で違った)のでやっぱり入れなかったと思う。

2024-10-17

バーで飲むウイスキー好きがすすめるシングルモルト入門ボトル5本

以前、オーセンティックバーに行こうという記事を書いた者なのだトイアンナ氏のウイスキー記事「5000円以下でおすすめできる10本」や「2000円以下でおすすめできる8本」を読んだ。いろいろ思うところがあったが文句をつけるよりも新しいおすすめウイスキー記事を書いた方が建設的だろうと思った。そこでウイスキーの中でもスコッチシングルモルト入門のおすすめを書いてみる。

簡単説明しておくとスコッチスコットランドで作られるウイスキーシングルモルト単一蒸溜所で作られるモルトウイスキー大麦麦芽のみを原料として単式蒸留器で蒸留されるウイスキー)のみで構成されるウイスキーのことである

ウイスキーに関するもう少し詳しい説明は以前、バーでウイスキーを飲もうという記事を書いている。

どのような基準で5本選んだか

  1. オーセンティックバーで置いてあることが多いメジャーボトル
  2. 多くの酒販店で1万円以下で買うことができる(=バーでもシングルモルトとしてはそんなに高くない。オーセンティックバーならシングル(30ml)でやや高めのカクテル1杯くらいの値段のことが多いと思う)
  3. ウイスキーの味に影響を与える要素のひとつ熟成に使われる樽の種類があるがシングルモルトに多く使われているバーボン樽熟成バニラハチミツのような香味という表現が使われることが多い)とシェリー熟成ベリー系やレーズンのような香味という表現が使われることが多い)のもの両方を含めた
  4. ウイスキーの味の違いにスモーキーさ(麦芽乾燥させる燃料のピートに由来するいぶしたような香り正露丸のようなヨード香)の有無があるがスモーキーさがあるものと無いもの上記の樽の違いと組み合わせた

色々なボトルを飲んで自分の好みを見つけることや好みと似たような傾向の他のボトルを飲んでみるということがバーでのシングルモルトの楽しみ方の例である

なおウイスキーの味に影響を与える要素である熟成年数については上記2番の基準のため1012年となった(熟成年数が長い方が高い)。主観的表現増田がそう感じていることを書いているだけなので他の人は違っても許してほしい。

以下、5本を紹介する。

グレンモーレンジィ オリジナル

バーボン樽熟成。スモーキーさは感じられない。

トイアンナ氏はこのボトルがクソミソに言われていると書いているがそのようなことは寡聞にして知らない。昔のボトルの方が良かったというのは残念ながらスコッチウイスキー全般の話でありグレンモーレンジィに限らない。一方で初心者向けという評価は(初心者以外にもすすめられるという注釈付きで)そのとおりで自分が行く複数バー銘柄指定しない「シングルモルトハイボールで」という注文にグレンモーレンジオリジナルが使われている。

グレンモーレンジオリジナルはつい最近日本では2024年8月頃)モデルチェンジがあり年数表記10から12年に変更になった。バーで新旧ボトルを飲み比べてみたのだけど旧ボトル10表記)の方がより甘さを感じて好みだったのだが何も言われず新ボトル12年)だけ出されたら自分にはどちらかわからないだろうなという程度だったのでおすすめとするのに問題はないと思う。

バーボンを熟成した樽を使って熟成しているためほんのりとしたバニラ香とハチミツを思わせる甘さがある。シングルモルトを初めて飲むのに適したボトルだと思う。

バルヴェニー12ダブルウッド

バーボン樽熟成の後シェリー樽に詰め替えて熟成している。スモーキーさはあまり感じられない。

グレンモーレンジオリジナルと比べるとどっしりとした味というイメージバルヴェニー蒸溜所大麦を発芽させる工程フロアモルティングという伝統的な方法で行うということでも人気がある。またバルヴェニー蒸溜所シングルモルト販売トップクラスグレンフィディック蒸溜所と同じ資本で同じ敷地内にある姉妹蒸溜所である

増田はこの5本の中でもっとバランス良く感じるため、この5本の中で1本手元に置いておくならこれにすると思う。

グレンドロナック12

シェリー熟成。スモーキーさはほぼ感じられない。

シェリー樽のみで熟成されたスコッチウイスキー。この記事を書くためにシェリー熟成代表的スタンダードボトルと思われるグレンドロナック12年、マッカラン12シェリーオーク、グレンファークラス12年を飲み比べてみた。

マッカラン12シェリーオークは2024年10現在で1万円以下で買うことは難しいのだが知名度が高い銘柄であるので比較用に飲んだ。ちなみに2024年現在でボロクソ言われているボトルというとこのマッカラン12シェリーオークのイメージである。薄いとか言われることが多いのだが久しぶりに飲んでみたがそんなに悪いと思わなかった。ただシェリー熟成モルトウイスキーによくあるのだがこのマッカランボトルにほんのり硫黄臭を感じたため価格を抜きとしても初心者向きとしてはすすめない方が良いかなと思った。

グレンファークラス12年も悪くはないのだがグレンドロナック12年の方がシェリー熟成モルトウイスキーとして典型的と思われる香味だと思った。グレンファークラススタンダード商品としての17年くらいまではそれほど強く印象に残らないのだがファミリーカスクなどの特別ボトルになると数段階強い印象を受けるというイメージがある。

シェリー熟成ウイスキーの味がよくベリー系と表現されるが、このグレンドロナック12年に感じる香味をモルトウイスキー界隈で「ベリー系」というと増田理解している。

グレンドロナック12年のラベルにはペドロヒメネスシェリーオロロソシェリーの樽で熟成されていると書かれていて特に甘口のペドロヒメネスシェリーの樽が良い影響を与えているのかなと思う。

ベンロマック10

シェリー樽とバーボン樽が使われているらしいがシェリー樽の影響を強く感じる。そこそこスモーキー

ベンロマック10年に使われる麦芽フェノール値(スモーキーさの目安になる値)はそれほど高くないようなのだけれど飲んでみるとスモーキーさをけっこう感じる。またシェリー熟成の原酒とバーボン樽熟成の原酒を合わせたあとさらシェリー樽で熟成してあるようでシェリー樽の影響が強い味となっている。

最初、別のシェリー熟成のかなりスモーキーものおすすめに入れようと思ってたけど、この記事を書くために久しぶりに飲んでみたらベンロマック10年がシェリー樽感もスモーキーさも記憶より強かったのでベンロマック10年だけにした。

ラフロイグ10

バーボン樽熟成でスモーキー

バニラのような香味とスモーキーさの後ろにグレープフルーツのようなやや苦い柑橘系の香味を感じる。

アードベッグTENとどちらにしようか考えたが薬品香はラフロイグ10年の方が感じるのでアイラウイスキーらしいと思ってラフロイグ10年をおすすめとした。アイラウイスキー代表銘柄といっていいと思う。ただアードベッグTENの方が煤っぽいという意味のスモーキーさとしては上だと思う。増田はどちらも好みだ。

バーで飲むとき

多くのバーに置いてあると思われるボトルを挙げたつもりではあるがひとつバーですべてを置いてあるとは限らない。そのようなときは上に挙げたボトルと似たようなボトルバーテンダーに勧めてもらおう。またはじめからバーテンダーに「シングルモルト初心者から色々な味を試してみたい」と伝えればそのバーテンダーのセンスで良い提案をしてくれると思う。

あと飲み方はストレートでもロックでもハイボールでもなんでもいいと思う。トイアンナ氏は「ヲタクであればあるほど「ストレートでそのまま飲め!」という方が多い」と書いているけど増田観測範囲では「自分ストレートで飲む。他人はどうでもいい」という人ばかりなので誰かにとやかく言われるなんてことはないと思う。

  

2024-01-22

バーウイスキーを飲もう その3

その2からの続き

 

増田お勧めウイスキー

その個性を楽しめるという点からシングルモルトバーで飲むウイスキーとして勧める。今までシングルモルトを飲んだことがなくても例えばバーテンダーに「シングルモルトを飲んでみたいのだけど何を飲むのか良いか」と聞けば一緒に選んでくれる。そういう質問にはバーテンダーも慣れていると思う。このようにバーテンダーに相談するのが一番であるがあえて増田お勧めするシングルモルト銘柄理由は以下の通りである

ところでオーセンティックバーでのウイスキーの値段であるがもちろん店とボトルによるがオフィシャルスタンダードクラスシングルモルト(例えば上記グレンモーレンジオリジナル)1杯でその店のスタンダードカクテル(例えばサイドカー)1杯と同じぐらいのことが多いと思う。

 

余談 上記富士シリーズコロナ禍以降に発売されたものだが同様にコロナ禍以降に発売されたウイスキーで手頃な価格でなかなかコストパフォーマンスに優れるボトルがあるので紹介しておく。バーで飲むというより家で気軽に飲むのに向いていると思う。いずれもスーパー等でもよく見かける。

 

ウイスキーの飲み方

今のオーセンティックバーではオフィシャルボトルスタンダードクラス市販価格で700mlボトル1本1万円程度くらいまでのウイスキー)はハイボールオン・ザ・ロックで飲む人が多い(シングルモルトに限るとストレートも多い)ように感じる。それを超えるオフィシャルボトルボトラーズの場合ストレートで飲む人が多いと思うが中にはバーでの提供価格が1杯1万円を超えるようなウイスキーハイボールで飲む人もいる。水割りやお湯割りで飲む人は少ない気がする。またトゥワイスアップ(ウイスキーと同量の常温の水で割る)は少なくとも増田バーで注文しているところを見たことがない。ストレートで飲む人で加水用の水を頼む人はたまに見る(ウイスキーの品揃えが豊富バーなら少量ずつ加水できるよう小さな差しに入れて出してくれる)。

結局は好きなように飲めば良いのであるアルコール度数が60%を超えるウイスキーやスモーキーウイスキーなど人によってはストレートでは飲みにくいものもあるので飲み方もバーテンダーに相談するのが一番である

ストレートオン・ザ・ロックにはチェイサーとして水が出てくる。舌をリフレッシュさせるためだけでなく胃腸を守るためにも合間に水も飲みながらウイスキーを飲もう。

なおウイスキーの純アルコールであるが1杯30mlアルコール度数45%とすると30ml×45%×比重0.8=10.8gでアルコール度数5%のビール500mlの純アルコール量20gの半分ほどである。言い換えるとウイスキー2杯で500mlの缶ビール1本よりやや多いということであるので飲む量やペースの目安にすると良い。

ちなみにオーセンティックバーではボトルキープはできない店が多いが中にはボトルキープできる店もある。ただ色々なウイスキーを試すことを勧めるこの記事の主旨には合わないので特に書かない。

 

バーウイスキーを飲むとき大事ルール

バーウイスキーを頼むと目の前にそのウイスキーボトルが置かれる場合が多いがボトルを手に取ってラベルをじっくり見たい場合は必ずバーテンダーに「手に取ってボトルを見て良いですか」と聞いて許可を得てから慎重に触ろう(酔ってきたら触らないようにしよう)。カウンターの上にボトルを並べている店もあり、そのボトルを見たい場合も同様であるが密集して置いてある場合も多いのでそもそもまり手に取らない方が良い。ボトル許可を得て手に取って見る場合でも絶対に栓を抜いてはいけないし、ましてや匂いを嗅いだりしてはいけない。場合によっては出入り禁止になる。

またボトル写真を撮りたいときバーテンダーに許可を取ろう。店によっては写真を撮ること自体は良くてもSNSへの掲載は不可とかバーテンダーも含め人の顔は写さないようにとか注意事項を言われることもあるのでその場合はそれに従おう(そもそも何も言われなくても他の客の顔は写さないようにしよう)。

なおそのボトルを次に他の客がオーダーした場合ボトルはその客の前に置かれることになるのでラベルを見たい場合写真を撮りたい場合はすぐ見たり撮ったりしよう。

 

ウイスキー豊富に揃えているバーを探すには

単純に「駅名 バー ウイスキー」で検索して探せば良いと思う。検索するとウイスキー豊富にあるオーセンティックバーとともにウイスキー専門のバーが見つかるかもしれない。ウイスキーを専門とするバー自分の行動範囲にあれば行ってみると良いと思う。マニアック世界が見られて面白いはずだ。マニアックバーほどウイスキーをあまり飲んだことが無いならそのように最初に言った方が適切に接してもらえる。逆に知ったかぶりは何のメリットもないしどうせすぐばれるからやめよう(バーテンダーだけでなく他の客にもすぐばれる)。オーセンティックバーだけでなくウイスキー専門のバーで飲むことも含めるためにこの記事タイトルには「オーセンティック」という言葉を使わなかった。

 

 

終わり

2023-01-11

anond:20230111181908

チビチビ飲むならウイスキーかなー

カクヤス通販サイトで見た感じだと

グレン・グランド10年 3,522円 (税込3,874円)

ルーティシングルモルトソーダで割ると青りんごサワーみたいな爽やかさ

グレンモーレンジオリジナル 3,970円 (税込4,367円)

これまたフルーティシングルモルト。こっちは柑橘系の感じ

この辺で

2021-01-31

ウイスキー

https://togetter.com/li/1656736

最近こう言うのが1000ブクマくらいされてて読んだけど

安いブレンデッドやバーボンの甘ったるいグレーン感がダメで、結局のところ2000円前後で買えるものには限界があると思っているのでブコメも含め楽しめなかった。

もう少しだけウイスキーバリエーションお金の余裕がある人にオススメないでしょうか

3000前後だとグレンリベット12, グレンモーレンジ10, ボウモア12あたりはコスパ良いと思う

4000, 5000〜でもコスパがいい酒はいっぱいあると思う。タリスカー10, グレンドロナック12, アードベッグten(上記記事で出てきてたけど2000円前後では買えない)

1万近くなるとバンバン買うことはできないけどバーで飲むよりはずっと安いので口に合うものは家に置いておきたい

スプリングバンク, グレンモーレンジスピオス, アードベッグコリーブレッカン, グレンドロナック18(マッカランマーケティングがすこぶる上手なのでどんどん値段が高騰しているけど安価に同クオリティシェリー樽系を飲みたかったらグレンドロナックとかが良い、と聞いた)

こういう話をもっとしたい

2007-03-21

シングルモルト・最初の一杯

http://anond.hatelabo.jp/20070321022847

シングルモルト同好の士が少ないのはシングルモルトドクペと同じく三杯目までは口に合わないと感じるからじゃないだろうか?

ドクペって何?知る人ぞ知るクセはきついが美味しいお酒があるのかな?と検索してみたら....昔懐かしドクターペッパーじゃん。こいつはやられた。ここまでハズされるといっそ清々しい。

最初にシングルモルトを飲んだのは、グレンモーレンジ。そんなに凝ったもんを置いてる店じゃなかったんで、たぶんよく出回っている10年ものだったんだろうと思う。めちゃくちゃ感動した。すんごくいい香りで、後味もよくって。グラスを持ってるだけで顔が綻びっ放しなんて、後にも先にもあの時だけだ。その後あれこれ飲んでも、世間的に評価が高いボトルでも、あれほどの感動はなかったな。最初の一杯って、逆に、すんごい快楽が味わえるかもよ。

ちなみに、自分が人に薦めてモルト愛好者に育てるのに成功したことがあるのは、マッカランファインオークとグレンファークラスバーボン樽熟成シリーズ。最初は香りの良さで攻めるのがよい気がする。一人は立派なアードベッグ好きに成長した。

とは言え某社のHPに載っていた1971年蒸留、34年シェリー樽熟成のボウモアはかなり魅力的

へーえ。置いてる店を見つけたら報告するよ。1ショットいくらになるかな。

 
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