「抵当」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 抵当とは

2015-04-02

建具ガラス戸含む)は従物か

昭和5年の判例は、物理的にみるな、経済的に見ろ、という観点で、一般の畳建具は取り外しが容易なので従物だが、ガラス戸など内外遮蔽物は建物の一部(附加一体物)ではないかと判示した。

 これは、Aが自己建築建物にYの為に抵当権を設定し、その後に、ガラス戸と畳建具を備え付けた。その後AがXのためにこの畳建具を売渡抵当に供し、しかもXはAにこれを賃貸した。Aの賃料不払いのため、畳建具を引渡しを求めて提訴した。

 Yが抵当権を実行して競落し、当該建物所有権占有権を得た。AはXに和解により畳建具を返還した。そこでXがYに対して所有権に基づき畳建具の返還を求めた。

 原審は、畳建具は従物に過ぎず、抵当権の効力が及ばないので、Yにはこれに対する所有権が無いとした。大審院は、畳建具のうちガラス戸は附加一体物の可能性があり、従物なのかどうかは経済的観点からよくよく考慮せよといって破棄差し戻しを行った。

2015-04-01

経済自由だけど

そもそも今の日本に、自分の住んでいる家を抵当にして金を借りるということ自体がありえんと思うのだが。みな自分の住んでいるところは絶対であって、弁済できないと取り上げられて行くところがなくなるとか、借金をして別の家に住むというのが非現実的情況

一部弁済と代位

銀行保証人債務者の金銭消費貸借契約のために一個の土地に共同抵当をすることがあって、保証人債務者の代わりに一部弁済をすると、法務局抵当権登記に代位の付記登記ができる。こういう一部弁済の場合に、保証人は、抵当権である銀行無視して、抵当権行使できるかという問題ローマ法以来ずっと議論されているが、日本大審院は、これを認めている。

2015-03-31

抵当権は従物に及ぶのかどうかで見解が分かれている件

建具のついている建物抵当権設定や売渡抵当賃貸借を繰り返した挙句抵当権が実行され建物占有した奴が畳建具所有権を求めた裁判で、はっきりしないことになっている。

2014-05-12

http://anond.hatelabo.jp/20140512230552

留学すると大抵当たり前のことができずに苦労しまくって、日本大好きな愛国者が生まれるから、それだけで周囲の人間にとってはめでたいことだよ。

2014-05-08

会社経営者はとにかく家を買え

この記事を読んで気づいた不動産業からアドバイス

http://anond.hatelabo.jp/20140430123631

すげーくだらないけど会社経営者とくに社長は安物で良いので家を買った方がいい。と、いうのもIT系社長とかベンチャースタートアップ数年後の会社経営者賃貸マンションの高級なのに住んでる事がすごく多い。会社名義で法人の社宅として借りてしまえば、家の審査は簡単に通る。しっかり利益でてればの話だけどな

から一般的社長想像する、超広い戸建てで高級車所有なんていうのは少なく都心のタワー系レジデンスを借りてる。会社利益が出てるうちはむしろ経費で家賃が落ちるのはメリット多いし業績がまずけりゃ解約して安い家借りれば良いのでメリットしかない。

だけど、入居審査於いてデメリット

会社社長個人の資産がないから審査しにくいのだ。ビルの入居申込みの多くは社長の個人保証をつけるから社長の住所なんかもオーナーは確認できる。そういう場合、大抵は持ち家か借家か調べる。持ち家ならば登記簿を確認して抵当借金〕の状況や差押えの履歴がついてないか確認する。持ち家で抵当がついてなければそれだけで資産状況として少しばかりは良い判断が下せる。

逆に車とかはどんなに高いもの持っていても意味はない。それが購入したものかどうかやローン状況など確認できないからな。

餅は餅屋ということでたとえ賃貸ビルの入居審査であっても不動産の所有はそれだけでもステータスだ。元増田借家か持ち家かは知らんが不動産を所有してると後々便利だという話

2014-03-17

個人保証

以下、ウチみたいな中小零細企業の話。

抵当に入れるものが無くたって、銀行は金を貸してくれる。

社長の個人保証って奴だ。

無担保融資もあるけれど、決算の内容が相当良くなければそのハードルクリア出来ない。

そもそも、潤沢な内部留保がある会社が切羽詰まって融資を求めることなど無いだろう。

この個人保証経営者を悩ませ、不安にさせ、うつ病にもなるだろうし、最悪自殺もする。

そりゃ、自分で好きで始めた商売なんだから最後責任を取るのは当たり前だよ。

ただ、何かあった時に失うものが大きすぎるんだ。

数千、数億の借金が残って、最悪破産にでもなれば、残して良いと認められるのは現金100万円まで。

残りの資産は全て失ってしまう。

この、「全て失う」の中で最も怖いのが「住まい」だ。

家を失うと言う事は、イコール家庭崩壊と同義だ。

家を失い、身内に頼み込んで保証人になってもらったアパートでの再スタート

最初は強がって、また再起を図って家を買い戻すぞとか、破産してある意味さっぱりした気持ちで前向きに家族自分に言い聞かせるけど、

もうお金を借りれなくなってる以上、再起を図る事も、家を取り戻す事は不可能なんだ。

それに気がついた時、家庭には暗い影が落ちる。

転職しようにも、経歴と年齢で取ってくれる所は殆ど無いだろう。

バイトみたいな仕事にありついたって、既に一家を支えられる収入にはなりえない。

今まで、専業主婦か経理をやらせていた妻もパートに出るようになる。

そしてお互い疲れてくる。

疲れてくれば、ストレスとなり、前向きな気持で押さえ込んでいた不満が爆発する。

こんな惨めでつらい思いをするならと、妻は離婚を考える。

妻につらい思いをさせるならと、夫は離婚を考える。

ただ、家が残っていれば別だ。

日本人にとって家というのは、人生集大成みたいなもの家族アイデンティティと言っても過言じゃない。

その家さえ残っていれば、どんなに疲れていたって、職場で惨めな思いをしたって、きっと耐えられるんじゃないだろうか。

高級車も、現金も、不動産も株も、何もかも失ったって家さえ残っていれば、慎ましくも家族の絆を保って過ごせるのではないか。

なんだ、周りに迷惑を掛けたんだから当たり前じゃないか。

債権者は心の底からそう思うだろうか。

家を取られていい気味だと、思うだろうか。

債権者会議で誠心誠意お願いをしている元社長に、家を取られて当たり前だ、家庭崩壊なんて知るかと言えるだろうか。

何もかも奪わなければ、納得出来ないと思うだろうか。

俺は債務者でもあるし、債権者でもある。

800万程の金を回収できていない。

もし債権者集会が開かれたら、家まで取ろうとは思えないだ。

但し、その社長がまっとうな人物で、普通の家に住んでる場合に限るけど。

最悪の事態は経営者ならだれでも考える。

破産した元社長を前に、明日は我が身だと構える社長も多いはず。

やるだけやって、肩書権力財産も信用も失う人間に対して、せめて家くらいは残してやっても良いと思うかもしれない。

翻って、我が身にその災難が降りかかった時、同じように家だけはと思うはずだから

今回は何故こんな事を書いたかというと、取引銀行から案内が来ていて、債務整理破産(免責は生じてない事)したとしても

一定資産を手元に残す事を申し出ることが出来ますよと、そういったガイドライン作りましたよって内容だった。

そこには、「華美でない自宅」の項目もあって、最悪何があっても自宅を守れるならば、経営者もっと前向きに事業展開出来るんじゃないかと。

実際、この一文だけで俺も心の中の得も言われぬ不安が少し取り除かれた気がして、今日何だか気分が良いのです。

余談

世間が思うような経営者像として、社員薄給でこき使いながら自分は贅沢三昧で高給取りってのがある。

お気楽なもんだと。

だが、実際はそんな経営者はごく一部であって、殆ど中小零細の経営者会社を守ることに苦悩しており、

さら保証、担保、抵当、と会社につぎ込んだ借金の返済について、昼と夜とを厭わず精神的重圧に悶え苦しんでいる。

その結果として、ベースアップ抑制したり経費削減をするから社員から不満が出る。

しかし、会社を守る=社員安定的雇用する事なので、結果的には社員を守っているという意識社長の中には必ずあるのだ。

社長はその多大なるリスクと引き換えに、多少の贅沢をすることで精神不安から逃れようとしているので、そのへんは大目に見て欲しい。

2013-10-18

http://anond.hatelabo.jp/20131017003752

結婚だって別にどうでもいいきっかけで出会った2人が一緒になるわけだし。

遺産云々は別にして、一緒に暮らしていけそうな相手だったら

素直に養女になって家族になったらいいんじゃない


人生最期子どもたちと賑やかに暮らせるのはいものだと思うし

貴女だって少なくとも家賃がっからないだけでも暮らしは楽になるだろうし

子供教育としてもいいと思うんだ。


遺産云々はみんな金もってないか適当アドバイスばっかりだね。

その年齢で配偶者子供がいなければ、相続人養子である貴女一人でもめないよ。

借金の方が明らかに多ければ放棄すればいいし、限定承認って手もある。

連帯保証でもしない限り、養女になって大きな負債を抱えることはないよね。


資産家でなければ養女にならないというつもりなら、

家の住所から謄本あげて抵当額と時価の差額を確認したら?

もし抵当ついてなければ、そんな老人に無担保で貸す人いないか

ほんとに資産家なんでしょう。心配なら評価額の低い建物だけ

生前に贈与してもらって土地無償返還の届出を出して

定期借地にしたり、ものすごい小さい持分だけ購入したりすれば

相続拒否して誰のものになっても誰も手はだせないし、

死ぬまで好きに使えるんじゃないかな。

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