はてなキーワード: 抵当とは
昭和5年の判例は、物理的にみるな、経済的に見ろ、という観点で、一般の畳建具は取り外しが容易なので従物だが、ガラス戸など内外遮蔽物は建物の一部(附加一体物)ではないかと判示した。
これは、Aが自己建築の建物にYの為に抵当権を設定し、その後に、ガラス戸と畳建具を備え付けた。その後AがXのためにこの畳建具を売渡抵当に供し、しかもXはAにこれを賃貸した。Aの賃料不払いのため、畳建具を引渡しを求めて提訴した。
Yが抵当権を実行して競落し、当該建物の所有権占有権を得た。AはXに和解により畳建具を返還した。そこでXがYに対して所有権に基づき畳建具の返還を求めた。
原審は、畳建具は従物に過ぎず、抵当権の効力が及ばないので、Yにはこれに対する所有権が無いとした。大審院は、畳建具のうちガラス戸は附加一体物の可能性があり、従物なのかどうかは経済的観点からよくよく考慮せよといって破棄差し戻しを行った。
http://anond.hatelabo.jp/20140430123631
すげーくだらないけど会社経営者とくに社長は安物で良いので家を買った方がいい。と、いうのもIT系の社長とかベンチャーのスタートアップ数年後の会社の経営者は賃貸マンションの高級なのに住んでる事がすごく多い。会社名義で法人の社宅として借りてしまえば、家の審査は簡単に通る。しっかり利益でてればの話だけどな
だから一般的な社長で想像する、超広い戸建てで高級車所有なんていうのは少なく都心のタワー系レジデンスを借りてる。会社の利益が出てるうちはむしろ経費で家賃が落ちるのはメリット多いし業績がまずけりゃ解約して安い家借りれば良いのでメリットしかない。
会社の社長個人の資産がないから、審査しにくいのだ。ビルの入居申込みの多くは社長の個人保証をつけるから社長の住所なんかもオーナーは確認できる。そういう場合、大抵は持ち家か借家か調べる。持ち家ならば登記簿を確認して抵当〔借金〕の状況や差押えの履歴がついてないか確認する。持ち家で抵当がついてなければそれだけで資産状況として少しばかりは良い判断が下せる。
逆に車とかはどんなに高いもの持っていても意味はない。それが購入したものかどうかやローン状況など確認できないからな。
餅は餅屋ということでたとえ賃貸ビルの入居審査であっても不動産の所有はそれだけでもステータスだ。元増田が借家か持ち家かは知らんが不動産を所有してると後々便利だという話
以下、ウチみたいな中小零細企業の話。
無担保の融資もあるけれど、決算の内容が相当良くなければそのハードルはクリア出来ない。
そもそも、潤沢な内部留保がある会社が切羽詰まって融資を求めることなど無いだろう。
この個人保証が経営者を悩ませ、不安にさせ、うつ病にもなるだろうし、最悪自殺もする。
そりゃ、自分で好きで始めた商売なんだから、最後は責任を取るのは当たり前だよ。
ただ、何かあった時に失うものが大きすぎるんだ。
数千、数億の借金が残って、最悪破産にでもなれば、残して良いと認められるのは現金100万円まで。
この、「全て失う」の中で最も怖いのが「住まい」だ。
家を失い、身内に頼み込んで保証人になってもらったアパートでの再スタート。
最初は強がって、また再起を図って家を買い戻すぞとか、破産してある意味さっぱりした気持ちで前向きに家族や自分に言い聞かせるけど、
もうお金を借りれなくなってる以上、再起を図る事も、家を取り戻す事は不可能なんだ。
それに気がついた時、家庭には暗い影が落ちる。
転職しようにも、経歴と年齢で取ってくれる所は殆ど無いだろう。
バイトみたいな仕事にありついたって、既に一家を支えられる収入にはなりえない。
今まで、専業主婦か経理をやらせていた妻もパートに出るようになる。
そしてお互い疲れてくる。
疲れてくれば、ストレスとなり、前向きな気持で押さえ込んでいた不満が爆発する。
こんな惨めでつらい思いをするならと、妻は離婚を考える。
妻につらい思いをさせるならと、夫は離婚を考える。
ただ、家が残っていれば別だ。
日本人にとって家というのは、人生の集大成みたいなもので家族のアイデンティティと言っても過言じゃない。
その家さえ残っていれば、どんなに疲れていたって、職場で惨めな思いをしたって、きっと耐えられるんじゃないだろうか。
高級車も、現金も、不動産も株も、何もかも失ったって家さえ残っていれば、慎ましくも家族の絆を保って過ごせるのではないか。
家を取られていい気味だと、思うだろうか。
債権者会議で誠心誠意お願いをしている元社長に、家を取られて当たり前だ、家庭崩壊なんて知るかと言えるだろうか。
何もかも奪わなければ、納得出来ないと思うだろうか。
800万程の金を回収できていない。
もし債権者集会が開かれたら、家まで取ろうとは思えないだ。
但し、その社長がまっとうな人物で、普通の家に住んでる場合に限るけど。
最悪の事態は経営者ならだれでも考える。
破産した元社長を前に、明日は我が身だと構える社長も多いはず。
やるだけやって、肩書も権力も財産も信用も失う人間に対して、せめて家くらいは残してやっても良いと思うかもしれない。
翻って、我が身にその災難が降りかかった時、同じように家だけはと思うはずだから。
今回は何故こんな事を書いたかというと、取引銀行から案内が来ていて、債務整理や破産(免責は生じてない事)したとしても
一定の資産を手元に残す事を申し出ることが出来ますよと、そういったガイドラインを作りましたよって内容だった。
そこには、「華美でない自宅」の項目もあって、最悪何があっても自宅を守れるならば、経営者はもっと前向きに事業展開出来るんじゃないかと。
実際、この一文だけで俺も心の中の得も言われぬ不安が少し取り除かれた気がして、今日は何だか気分が良いのです。
余談
世間が思うような経営者像として、社員を薄給でこき使いながら自分は贅沢三昧で高給取りってのがある。
お気楽なもんだと。
だが、実際はそんな経営者はごく一部であって、殆どの中小零細の経営者は会社を守ることに苦悩しており、
さらに保証、担保、抵当、と会社につぎ込んだ借金の返済について、昼と夜とを厭わず、精神的重圧に悶え苦しんでいる。
その結果として、ベースアップを抑制したり経費削減をするから社員から不満が出る。
しかし、会社を守る=社員を安定的に雇用する事なので、結果的には社員を守っているという意識は社長の中には必ずあるのだ。
社長はその多大なるリスクと引き換えに、多少の贅沢をすることで精神不安から逃れようとしているので、そのへんは大目に見て欲しい。
結婚だって、別にどうでもいいきっかけで出会った2人が一緒になるわけだし。
人生の最期に子どもたちと賑やかに暮らせるのはいいものだと思うし
貴女だって少なくとも家賃がっからないだけでも暮らしは楽になるだろうし
遺産云々はみんな金もってないから適当なアドバイスばっかりだね。
その年齢で配偶者も子供がいなければ、相続人は養子である貴女一人でもめないよ。
借金の方が明らかに多ければ放棄すればいいし、限定承認って手もある。
連帯保証でもしない限り、養女になって大きな負債を抱えることはないよね。
もし抵当ついてなければ、そんな老人に無担保で貸す人いないから
定期借地にしたり、ものすごい小さい持分だけ購入したりすれば