はてなキーワード: ニューカマーとは
自分が認められない環境、というとすぐに「お前が無能だからだ」という反応が聞かれる。
だが、本当にそうなのだろうか?
私にはわからない。
環境に責任がある場合というものは必ず存在するはずだ、と私は直感的にそう思っている。
例えば、上司は部下へ指示を明確にするべきなのではないだろうか?
分からないお前が悪い、私のいう事が聞けないのか、そんな事を仕事経験が10年以上違うニューカマーにいうべきなのだろうか?
分かるような指示をしないのは単なる怠慢であり、非難されるべきことだと私は思ってしまう。
しかし、上司の上司がその怠慢を裁くことなど、多くのケースでは見られないだろう。
皆、面倒くさいのだ。目下の者が理不尽のしわ寄せを受けていれば自身は怠慢でいられるのだから、それに越したことはきっとないのだろう。
これが、環境の責任ではなく、個人の無能さと言われてしまってもいいのだろうか。
私には、これは理不尽に見える。
彼らはしたたかだ。
上司の気に入る言葉を操り、個性などなくとも苦痛を感じずに生きていられる。
自らに降りかかるであろう理不尽を避けるために、芯を曲げ、媚びを売る。
元々曲げるような芯など持っていないのかもしれない。
私は、彼らを理解しないわけではない。
しかし、だ。しかし私は彼らのような態度を格好いいとか、人間的に美しいとか、そういう風には思わない。
分かっている。彼らのようなスタイルが集団内では好まれることを。
だが私は、それを醜いと感じてしまう。
個性とか、真実とか、そういう物ってこんなにも持ちずらいものだったのか。
どうでもいいようなことに口うるさい老人と、それに媚びる若者、それだけが集団を構成していていいのかな。
私にはわからない。
私には生きずらい。
チャットモンチーが「完結」する一方で、マスドレが今日7月4日、8年ぶりにオリジナルアルバムを発売した。タイトルは「No New World」
マスドレことMASS OF THE FERMENTING DREGSは知る人ぞ知るガールズバンドだ。厳密に言えば元ガールズバンドだが。
もともと3人の女性で構成されていたこのバンドは、11年前にEMIミュージックジャパン主催のオーディションにて高評価を受けデビューアルバム発売の機会を得たことで注目された。ナンバーガールを見出した加茂啓太郎が関わったこのオーディションは、特典としてこれまたナンバーガールのプロデュースで知られたデイヴフリッドマンと共にレコーディングが出来るというもので、ロキノン系ファンの関心を引くものだったのだ。
今はどうだか知らないが概してロキノン系ファンというものは、流行りものが嫌いだが権威主義的である。Mステ常連のバンドはリア充に食わせて、自分は雑誌経由で知ったビクターのSpeedStarやEMIのGreatHuntingが激推ししているバンドで洒落込んだつもりでいる。
当時はサカナクションや相対性理論がニューカマーとして取り上げられていて、マスドレ含めそんなバンドたちの曲を僕は下校途中にMP3プレーヤーでリピート再生していたものだ。
マスドレはデビュー前にドラマーが脱退したためサポートメンバーを迎えて活動していたものの勢いは衰えることなく、くるりのトリビュートアルバムに参加したり2ndアルバムを発表したりしていよいよ2010年にメジャーデビューが決まった。同時にサポートメンバーであった吉野功が正式にバンドに加入し、いよいよこれからと思った矢先、同年12月にギターの石本知恵美が脱退した。
ディストーションとディレイできらきらした轟音を体から絞り出すようにかき鳴らしていたそのギタリストは持病の治療のために離脱してしまった。「ひきずるビート」という曲にて歌われる
足を止めずにどこへ行くのか
ここがどこかも分からないまま
加速していくだけのビートに
いま、消えそうだよ
という一節が疾走感のあるバンドの雰囲気と相まって悲痛な叫びのように聞こえた。
オリジナルメンバーがVo/Baの宮本菜津子だけになったマスドレはぱたりと話題にあがらなくなった。追い討ちをかけるように一年後に吉野功もバンドから離れた。事実上の解散である。
バンドの持ち味である、こだまする様に響くギターとベースの音、牧歌的にもシャウトしているようにも聞こえるボーカル、破滅的な歌詞。それら全てがこのバンドが燃え尽きてしまうことを暗示していたかのように聞こえて、長い間僕はマスドレを聴くことを避けるようになってしまった。
チャットと同じようにマスドレもメンバーの離脱で空いた穴に悩まされたバンドだ。
チャットモンチーは2011年の高橋久美子の脱退でそれまでの様な活動ができなくなりさまざまなスタイルに紆余曲折した。マスドレは宮本菜津子が砕け散ったピースを少しずつ再構築していた。2組のバンドにとって時代は2011年で一旦終わっていて、それから2018年までの7年間は次の時代のための模索期間だった。
僕が好きだったのは3人のチャットモンチーであり、石本知恵美のいるマスドレだった。でももう全て変わってしまった。
マスドレの「終わりのはじまり」という曲にはこんな一節がある。
歩いて行けば
ここから続いていく道は
君の思い描く色に染まっていくよ
繰り返しているんだ
君もぼくも同じ今日のもと
バンドの解散はメンバー同士の別れではあるが、各メンバーのこれまでの功績と今後の活動は同一線上にあって決して分断されない。別れや出会いで区切られているように見えるだけ。「No New World」"新世界ではない"というようにマスドレはメンバーが変わっても、かつてと地続きで繋がっている。
僕はチャットモンチーのメンバーがすっぱり別れていくのを見届けるため「誕生」をちゃんと聴き直したい。
そして戻ってきたマスドレを迎えるためにはやく「No New World」を聴きたい。
おばあさんは「ここのスーパーのお総菜コーナーのラインナップ」を知らないのかな?
私は近くで便利で大好きで仕方がない近所のスーパーに行きすぎて
もう店員さんに聞かなくても
お総菜コーナーもいい意味で変わり栄えしない
いつもと同じラインナップ品揃え。
あるとき
そのお総菜売り場でおばあさんに声を掛けられたの。
「これ美味しいのかね?」
「さあどうかしら?」
このすっとこどっこいおばあさんめ!と思っておばあさんが指し示す揚げ物お総菜を見たの!
そしたらそしたらよ!
こんな揚げ物お総菜初めて見たわ!!!
こ、このおばあさんできる!!!
なかなかやるわね!
私はそのただ者じゃないおばあさんの手に取るささみのシソ挟み揚げを気にしながら、
「美味しいかも!私も試してみるわね!」
交わす言葉こそ少なかったけれど、
私はこのスーパーには、
まだまだただならぬ猛者がいることを知ったわ。
そう思っていた時期が私にもあったと思ってた。
だけどまだぜんぜんね!
まだまだ甘かったわ。
しかしお総菜売り場の店員さん新商品置く場所考えた方がいいわよ、角度とかを。
うふふ。
つまんで食べられるのが便利なだけ。
朝はしっかり食べたいわね!
こういうときはやっぱりレモン炭酸ストックしておくのがベターだわ。
最近ピンクグレープフルーツジュース近所に売ってなくて
今度見付けたらピンクグレープフルーツウォーラーにするわ。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!