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フェイスブックやめると満足度アップ 利用者は他人の投稿をうらやむ傾向に - 産経ニュース
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7 : ペスト・コントロール・オペレーター(長野県):10/07/27 16:27 ID:VXzEcToP
俺も人を信じないけど表面上は信頼してるように見せないと色々面倒だろ
コミュニケーションにおける最大の問題は、それが達成されたという幻想である。
The greatest problem in communication is the illusion that it has been accomplished.
George Bernard Shaw
たいていの友情は見せかけであり、たいていの恋は愚かさでしかない。
すべてこの世は舞台、男も女もすべて役者に過ぎない。シェイクスピア
【日本語訳】Did you know 3.0 ~あなたは知っていましたか? - YouTube
ようこそ革命へ
"Did You Know"和訳 - 西尾泰和のはてなダイアリー
コピペ転載『専業主婦が一般的だったのは高度経済成長期の数十年、たった1世代でしかないという事実』 - 脳から逃げない
縲先シォ逕サ縺、縺阪�代さ繝ウ繝励ぎ繝√Ε縺�縺代§繧�縺ェ縺�縲ゅこ繝シ繧ソ繧、SNS繧イ繝シ繝�隱イ驥代�ョ莉慕オ�縺ソ隗」隱ャ | 縺励▲縺ス縺ョ繝悶Ο繧ー
ソーシャルゲームブームがアタリブームに似ている3つの理由 | Generation V
急成長続けた米ソーシャルゲーム市場に変調の兆し :日本経済新聞
アタリショックの真実(1)「それは暴落から始まった」 - 東京のはじっこで愛を叫ぶ
North American video game crash of 1983 - Wikipedia, the free encyclopedia
僕の息子が入院した日 ソーシャル・メディアと実際の友人・知人の気まずいカンケー - Market Hack
「ソーシャル」という罠 —プライバシーが消えてゆく(1/5) « WIRED.jp
はてなブックマーク - CNN.co.jp:元フェイスブック社員が見つけた友達の限界
ソーシャルサービスPathがユーザーに無断で連絡先データを収集 - ITmedia ニュース
全文表示 | 2011年に入ってユーザー数減少 本家米国で「フェイスブック疲れ」 : J-CASTニュース
Amazon.co.jp: フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた): デビッド・カークパトリック, 小林弘人 解説, 滑川海彦, 高橋信夫: 本
facebook : ベン・メズリック, 夏目 大 : 本 : Amazon.co.jp
http://www.atmarkit.co.jp/news/200711/16/twitter.html
ウィリアム氏がOdeo内で始めた小さなプロジェクトが「Twitter」だ。
Ruby on Railsを使って2週間で最初の動くバージョンを 作り上げた
Ruby on Railsで10分で作るTwitterもどき
Ruby on Railsをすぐ使う - Ruby on Rails 2.0アプリを1分で作る:ITpro
katoy: cocolog: Rails 2.0.2 は 5 行でアプリ雛形作成/起動ができる!
Twitterの検索回数がいつのまにかYahooやBingの遥か上をいっていた(Ev Williams' Keynoteから)
http://blogs.itmedia.co.jp/waoyama/2010/04/twitteryahoobin.html
Twitter、年内に2億ユーザー到達の可能性 - ITmedia ニュース
Twitterは急速に成長しており、1日に37万人のペースで新規ユーザーを獲得している。
ついに月次訪問者でツイッターがmixiを抜いた!さらにツイート数で米国を逆転か?:In the looop:オルタナティブ・ブログ
http://blogs.itmedia.co.jp/saito/2010/06/post-4bfd.html
Definitive portal for social media statistics globally | Socialbakers
http://www.facebakers.com/facebook-statistics/
天地はひっくり返る。MySpace、Facebookに全面降伏 | TechCrunch Japan
http://jp.techcrunch.com/archives/20101118hell-freezes-over-as-myspace-fully-surrenders-to-facebook/
http://japan.internet.com/busnews/20070725/11.html
ConnectU を創設した Cameron Winklevoss 氏、Tyler Winklevoss 氏、Divya Narenda 氏が訴状で述べている
http://en.wikipedia.org/wiki/ConnectU
http://en.wikipedia.org/wiki/Cameron_Winklevoss
http://en.wikipedia.org/wiki/Tyler_Winklevoss
http://en.wikipedia.org/wiki/Divya_Narendra
創業者が下した3つの決断 常識覆す“Facebook販促術”(1) :日本経済新聞
映画『ソーシャル・ネットワーク』が描く、欲望渦巻くフェースブック誕生秘話 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2758979/6226877
http://www.newsweekjapan.jp/stories/movie/2010/10/post-1751.php
CEOのイメージダウンで、どうするFacebook:海外速報部ログ:オルタナティブ・ブログ
http://blogs.itmedia.co.jp/burstlog/2007/12/ceofacebook_161a.html
http://www.socialnetwork-movie.jp/
Facebookの現状を知るための18の指標 - CNET Japan
http://japan.cnet.com/news/service/story/0,3800104747,20420606,00.htm
FacebookがローカルSNSを逆転する時:In the looop:オルタナティブ・ブログ
http://blogs.itmedia.co.jp/saito/2010/08/facebooksns-166.html
世界のSNSを次々追い抜くFacebook【ループス斉藤】 | TechWave
http://techwave.jp/archives/51485713.html
日本でも3ー5年でFacebookがトップSNSに?=Zuckerberg氏【湯川】 | TechWave
http://techwave.jp/archives/51469580.html
日本からFacebookのようなサービスは生まれてくるのか、夏野剛×中村伊知哉×慶應生トークイベントレポート - GIGAZINE
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20101025_social_network_mark_zuckerberg/
Facebookの仮想通貨がアジアのリアル店舗で購入可能に【湯川】 | TechWave
http://techwave.jp/archives/51476037.html
Facebookの2010年売上予測は1300億円,うちFacebook Credit効果は315億円か:In the looop:オルタナティブ・ブログ
http://blogs.itmedia.co.jp/saito/2010/06/facebook-c1a7.html
http://synodos.livedoor.biz/archives/1482931.html
ソーシャルゲーム最大手「ジンガ」の全てが一枚の絵で分かるインフォグラフィック | SEO Japan
http://anond.hatelabo.jp/20070420000106
7 : ペスト・コントロール・オペレーター(長野県):10/07/27 16:27 ID:VXzEcToP
俺も人を信じないけど表面上は信頼してるように見せないと色々面倒だろ
「すべての男がSEX以外に考えていること」という本がすごい。
セカンド女子牧場を経営するヤリチン男6つの常習手口 - 妖怪男ウォッチ
Amazon.co.jp: ヤリチン専門学校 ‾ゼロ年代のモテ技術‾ (アフタヌーン新書 002): 尾谷 幸憲: 本
言葉と親切は男が女に贈るギフトの中じゃ、ぶっちぎりでコストがかからないんだから。
駆け引きのテク~一度ハマったらやめられない「間欠強化」の法則とは?
あの人から求められるようになる!悪用厳禁の心理効果「間歇強化(かんけつきょうか)」とは
コミュニケーションにおける最大の問題はそれが達成されたという幻想
人間は一生、他人の心などわかるはずもない。MASTERキートン
はてなブックマーク - 気に入らない人間を潰す方法(社内政治で潰されないための知識) - @fromdusktildawnの雑記帳
すべてこの世は舞台、男も女もすべて役者に過ぎない。シェイクスピア
君子の交わりは淡きこと水の如し、小人の交わりは甘きこと醴の如し
7 : ペスト・コントロール・オペレーター(長野県):10/07/27 16:27 ID:VXzEcToP
俺も人を信じないけど表面上は信頼してるように見せないと色々面倒だろ
私たちは「一日に平均二回」の嘘をつく(ヴァージニア大学調べ)
建前と本音
たいていの友情は見せかけであり、たいていの恋は愚かさでしかない。
世間の人が友愛と呼んでいるものは、ただの社交、欲望の駆け引き、親切のとりかえっこに過ぎない。
お互い友人だといっても、それを信じるのは愚か者。
この名ほど世間にありふれたものはなく、その実ほど天下にまれなものはない
ラ・フォンテーヌ
友のために死ぬとはさほど大きな困難ではない。
「自分の有り余る余裕の中から人に何かをしてあげるのを寛大とは言わない。自分にとって最も一番大事なものを他人に差し上げてしまう事を寛大と言う」
「人を信じるのは良い事だが、人を信じないのはもっと良い事だ。」
恐怖と利益だ。」
http://anond.hatelabo.jp/20070403031443
http://anond.hatelabo.jp/20100217113611
http://anond.hatelabo.jp/20100217224011
http://anond.hatelabo.jp/20130425212730
http://anond.hatelabo.jp/20131010175752
http://anond.hatelabo.jp/20131103071026
http://anond.hatelabo.jp/20140326221126
http://anond.hatelabo.jp/20140709020330
http://anond.hatelabo.jp/20150410101845
古い作品ほど忘却という篩を潜り抜け、代名詞という肩書きを得ているからね。
つまり、ロミオとジュリエット、リア王、シェイクスピアといえば悲劇で、だから、それらのリメイク品はどの作品よりも悲劇にしなればならない。
光源氏と言えば美しく高貴な主人公で、だから、どの主人公よりも高貴で美しくなければならない。
ようするにそういうことじゃないかと思います。
■DVD
君の手がささやいている 第2章
君の手がささやいている 第3章
レッドクリフPart1
未来世紀シェイクスピア 02/ロミオとジュリエット
ラスベガスをぶっつぶせ
暗黒街の顔役
キング・コング 〔2005年〕
ナイトミュージアム
プラトーン 特別編
ダイ・ハード4.0
悪い奴ほどよく眠る
西部魂
ルワンダの涙
ハゲタカ 1
叫(さけび)
007カジノ・ロワイヤル
ボブ・ロバーツ
名探偵登場
招かれざる客
ブレックファスト・クラブ
ザ・インターネット2
イッツ・ブラック・エンターテインメント!
ジミ・ヘンドリックス 〔スペシャル・エディション〕
腰抜け二挺拳銃
レポマン
荒野のストレンジャー
疑惑の影
エドtv DELUXE EDITION
宇宙戦争〔2005年〕
遊星からの物体X
ミステリー・メン
ブルース・ブラザース2000
光る眼
さまよう魂たち
ヘルハウス
オペラ座の怪人〔2004年〕
夢
悪魔を憐れむ歌
HANA―BI
明日に向って撃て! 特別編
ザ・ガーデン
シザーハンズ 特別編
ロッキー・ホラー・ショー 特別編
書を捨てよ町へ出よう
ワイルド・ワイルド・ウエスト 特別版
2300年未来への旅
裸のランチ 特別版
痩せゆく男
ワイルドバンチ 特別版
虚栄のかがり火
カサブランカ 特別版
理由なき反抗 特別版
A2
ユーリ・ノルシュテイン作品集
イジィ・トルンカ作品集 vol.1
狂気のクロニクル
蟲師 其ノ1
リトルロボット/インベーダーがやってきた
スペース・レンジャー バズ・ライトイヤー/帝王ザーグを倒せ!
あらいぐまラスカル vol.1
ウォーリー
病気/笑いの不条理劇
ゲゲゲのげ/逢魔が時に揺れるブランコ
ホッテントリから外れて落ち着いたようですので、遅くなりましたがレスと解題のようなものを。
普段はmixiで引きこもっている私があのエントリーを書いた動機は、ホッテントリしていた『「痴漢で感じる女なんていない」という暴力 』のツリーでした。
私がそのツリーを読んだときまず感じたのは、このツリーの流れの先に被害者への救いはないということでした。
女性の肉体が反応をしてしまったとき、誰よりも強く自分を断罪し続けるのは、反応した女性自身です。
反応する女性がいるという知識が外部に広く知られたところで、自分の肉体が反応したことの情けなさや後ろめたさという内側の問題は消えたりしません。
じゃあこのツリーに何があったら被害者は自分を赦すことができるのかと。
そう考えたとき、自分の体験がそのきっかけになるかもしれないことに気がつきました。
というわけで、あの増田のテーマは、今の、未来の、過去の不特定多数の女性に向けた
『大丈夫、あなたは悪くない』
です。
書いたことはすべて事実ですが、書き方はテーマにあわせて選びました。
あえて女子高生を想起させるタイトルにしたのは、不特定多数の女性に向けて書いたので、アクセス欲しかったためです。姑息でごめんなさい。
先生(ちなみに非イケメン)の説明はもっとロジカルでソースにも触れていましたが、そこは話を短く収めるためばっさりカットしました。痴漢にあって悔しかった話も同じようにカットしています。
でも、先生の話についてはググったりちょっと調べるだけで、妄想ではないという結論にたどり着けるだけの単語は残しておいたつもりです。
ちなみにK先生の話で二番目に衝撃を受けた話は、『胎児 テストステロン 大戦』くらいでググると出てくると思います。
自然/不自然という名前の偏見を自覚したきっかけの話ですので、興味がある方はどうぞ。
さて、ここからは個別?レスです。
ともに深い感謝を。とても嬉しかったです。
なかなか書く機会自体ないと思いますが、どこかで誰かに伝わると嬉しいです。
排卵についてはブクマコメの交尾刺激排卵(人間だと性交刺激排卵ともいうようですが)が有力な説だそうで、私が先生に教わったのもこちらです。ちなみに「レイプ被害者が統計的におかしい数値/周期で妊娠する」ということは明らかでも、人体なので100%これ、というソースはないです。
あなたが打たれても踏ん張ったおかげで、エントリーをかけました。
(http://anond.hatelabo.jp/20090613234338)
レイプで…というより、無機物が入っても、擦過防止や刺激でも膣は濡れます。例えばウィキペディアの『膣分泌液』ではきちんと『性器への刺激』と『性的な興奮』をわけて書いてあります。
濡れたからといって、あなたの身体が喜んで受け入れたなんてことはないです。
そして、レス?いただきありがとうございます。少しでもあのエントリーがあなたの支えになれば嬉しいです。
(http://anond.hatelabo.jp/20090614193237)
ハムレットのあのセリフは確かにガツンときますよね。私も初めて読んだときは衝撃を受けました。
ところで、エディプスコンプレックスの語源はソフォクレスのオイディプス王ですが、命名者のフロイトが一番多くエディプスコンプレックスについて例としてあげたのは、オイディプス王ではなくハムレットなんだそうです。
元々シェイクスピアはリア王やヴェニスの商人などに書いたように、あの時代としては画期的に自立心あふれる女性描写をした作家ですよね?
またちょっと、あのセリフを思い出して落ち込んだときには、一度くらいフロイトや他のシェイクスピア作品の女性に倣って『弱きもの、汝の名はハムレット(このマザコン!)』と言ってみるのも手かなぁと思います。
ちなみに私もとても本を読むのが好きなので、蛇足ですが。いつかまた、あなたが読むハムレットが、あなたにとって幸せな読書をもたらすよう願ってます。シェイクスピアも後世の人を苦しめるために戯曲を書いたわけではないと思いますよ。
レイプ/あるいは人権の蹂躙にあたる構造なのだと認識することと、それを個別に断罪することはまた別ではないでしょうか。
それこそ私は、「父と娘」の事例ですら、父と娘のどちらにも無知ゆえに悪意がなく、娘が60歳を超えていたら「あなたたちは間違っている」と断言できるか自信がありません。残り少ない人生なのに、断罪して苦しめることにどんな意義があるのだろうと悩むと思います。
もちろん、悪意を持ってされるレイプは断罪するべきです。
でも、そもそも娘を財貨とすることを前提として経済がまわっているところでは、「これはおかしい」と思えても、「だから断罪すべきだ」とまでは思いきれない気がします。この問題は私の中では一生答えがでない可能性の方が高いだろうなと思っていますし、正直なところ、答えを出すということが正しいのかもわかりません。
でも、生涯正しさの答えが出ずとも「この構造はちょっとおかしい」と、既存の枠組みに疑義を呈することには意義があると思います。
そして最後になりますが、このエントリーを最後まで読んでくださった皆様に、あらためての感謝を。
ずうずうしいお願いで恐縮ですが、万が一「これにブクマしようかな」なんて思われた方がおいでの場合、実はこちらではなく前のエントリーにブクマいただけると嬉しいです。
前のエントリーは不特定多数に向けて書いていますが、これは本当にクローズドなエントリーなので。
それでは長くなりましたが、おつきあいいただき、ありがとうございました。
いわゆる陵辱エロゲ規制問題で、私はid:mojimoji氏、id:hokusyu氏をはじめとする諸氏の言説、たとえばこれやこれやこれにいたく感銘を受けた次第であります。
全くその通りで、陵辱エロゲは女性を性的に暴行・侮辱することを肯定的に描く表現であり、しかもそれを正当化する術をどこにも持っておらず、擁護派はあろうことか「表現の自由」と強弁してヘイトスピーチを正当化しようとするばかり、全く同情の余地はない、「生きるに値しない表現」です。このような明晰かつ明快な論法にまずは敬意を表したいと思います。
その上で私は、このような糾弾の声、表現の純化と浄化の声をさらに強くすべく、エロゲ以外の分野の規制をも求めて声を上げていくことを提案したいと思うのです。特に、世界的に良識の名の下に女性への暴力を肯定している例を私は知っており、ぜひとも一緒に声を上げていただきたいと思うのです。
私が具体的に糾弾したいのはとある演劇作品です。主人公は典型的なレイプ魔で、女性を甘い言葉で誘わしては慰み者にするという、ただそれだけで特徴づけられる人間です。要するに陵辱エロゲと何も変わりません。そして他の登場人物は、その言語道断な主人公に阿諛追従する男、そんな主人公にいくらでもなびく都合のよい女、それに対して何も手出しのできない情けない男と、いかにもこの種のエロゲヲタにとって都合のよい人物像ばかりが並べられているのです。
然るに、この演劇作品は日本ばかりか世界全体に流通しており、あろうことか一部では絶賛する声まで挙がっている有様です。北欧のある非モテの文筆家は、これを世界最高の芸術作品とまで評しています。また、フランスの進歩的な知識人の間では、この主人公を、権威を打倒し自由を追及する男として肯定的に評価する声さえ挙がったといいます。
どうして良識的な人々がここまで騙されてしまったかは私にも理解に苦しみますが、憶測するに結末として主人公が罰せられることになっているからでしょう。しかしよく見れば主人公以外の登場人物の喜びようは余りにもおざなりであり、このような話の筋は単なるとってつけたような免罪符であることに想像の余地はありません。
この作品に言及する声は意外なところにまで及んでおり、ある分野で世界最高の芸術家と評される人物は、話の筋に眉をひそめつつも、作品の質自体には賞賛を惜しんでいません。他にも、多くの分野からこの作品を崇拝する者は後を絶たないのです。
しかもあろうことか、世界最高のミュージシャンとも賞賛される人間がこの演劇に音楽を付けてしまったのです。これにより、この作品の評価は時が経つにつれ、上がることはあっても、下がることは全くないという有様です。
みなさん、この反動的な作品を規制し、上演禁止に追い込むようにご協力願います!
なお、作品の題名は「ドン・ジョヴァンニ」で、出典はスペインの伝説ですが、演劇化を試みたのはモリエールという男です。この戯曲をアレンジした台本に音楽を付けたのはモーツァルトというオーストリア出身の音楽家で、これを賞賛した北欧の知識人とはデンマーク出身のキェルケゴールという男、一定の留保を付けつつも作品を賞賛した芸術家はベートーヴェンという名前です。これらの反動文化人の作品を抹殺すべく、同志の皆様もぜひご協力願いたいと思うのであります。
表現というものの価値は意図と関連づけて測られるものではなく、表現の質として測られるのである。そして、作品から読み取れる作者の意図というものは決して一通りに決まるものではない。たとえば、「ヴェニスの商人」を読んでシェイクスピアが反ユダヤ主義者だったかどうかを判断するのは難しい。事実、シャイロックというユダヤ商人は、屈折した苦悩を持つ人物として見事に描かれており、反ユダヤ主義を糾弾する文脈でも演じることは大いに可能だからだ。ナチスを経験したヨーロッパでさえ、「ヴェニスの商人」を禁書にしようなどという馬鹿はどこにもいまい。
こう言うと、「エロゲに芸術性などあるものか」と言われるかもしれない。だが、紛れもないポルノである春画でさえ芸術性を評価する者はいるのだ。また、偉大な芸術作品の多くは、発表当時理解されなかったことも多い。これだけから見ても、法的立場から表現を規制することの愚かしさがわかろうというものだ。原則として、表現はただ表現によってのみ批判されるべきなのである。
なお、ショスタコーヴィッチという旧ソ連の作曲家は、スターリンによって作品を「革命的」だとか「反動的」だとかいろいろ評価を変えられ、作曲活動に大きな影響が出たことも付記しておく。笑うべきことに、当時問題になった作品はオーケストラだけで演奏される交響曲で、歌などによる言語表現すら一切含まれていなかったのだ。
(この手の本を読んでいる人が、読んでそうな本を他にも挙げてほしい)
理系学生の書斎が安藤忠雄の建築事務所(研究所)みたいな資料の山だとしたら、
文系(特に法)学生の書斎は立花隆のネコビルwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
規模だけでなく質でも文系(特に法)は見劣りがするね。
何度か連中の自宅に招かれたから、ちょっと参与観察してみたんだ。
冗談半分でさ。
仔細に文系 (特に法)学生の本棚とか見てみると、これがもう滑稽なんだwwwwwww
まずいきなり机の上に開いた状態の宮台真司『権力の予期理論』!(笑)
プゲラを抑えるのに必死だったぜ。
続いて 何度も読んだ形跡のある伊藤&柴田の司法試験論文対策即席要点集(笑)。
お前サル かよ、それでも人間かよ、って問い詰めたくなったね(苦笑)。
カント・マルクスをはじめとする岩波文庫300冊程度(笑)(日本語であって原文ではない)
我妻民法(笑)佐藤憲法(笑)前田刑法&商法(笑)新堂民訴法(笑)
○○学がわかるシリーズ(プッ)
フーコー『知の考古学』(笑)(「パンのように売れた」ベストセラー)
仏露独蘭伊中国語辞典(笑)
トクヴィル(笑)大江 健三郎(笑)コーポレート・ファイナンス(笑)ドストエフスキー文庫(笑)西尾行政学(笑)
柄谷行人文庫(笑)フロイトの技法(笑)Yale Law Journal(笑)ハンナ・アーレント(笑)浅田彰(笑)『構造と力』(笑)
別冊ジュリスト判例百選(笑)大前研一(ワラ)シェイクスピア文庫(笑)
田中行政法(笑)中公『世界の歴史』(お前高校生かよw)マンデル貨幣理論、(笑)
女子大生(特に法)が読む雑誌と大差ないMarie Claire(笑)
magazine litteraire(笑) Cosmopolitan(笑)Critical Inquiry(笑)
Le Monde(笑)The London Economist(笑) American Economic Review(笑)
Fortune(笑)Foreign Affairs(笑)Yale Law & Policy Review(笑)
The New England Journal of Medicine、Michelin(笑)
これだもんねぇ。
他にも数百冊 持っていたようだがあとは推して知るべし。
で、トドメは
ピーター・ドラッカー(笑)
ピエール・ブルデュー(笑)
フォーリン・アフェアーズ(笑)
知の論理!!(笑)
もう俺その場で大爆笑。
プゲラー止まらなかったぜwww
ま、予想通りだけど、杉浦・ 解析入門(高校4年生の一般教養にはいいかもね)
岩波講座・現代数学の展開 (なぜかモジュライ理論、Lie環、Weil予想、コホモロジーw)
リーマン・アティヤー・岩澤・シュバレー・ヴェイユ・セール・ブルバキ・ウィーナーなど書店で目につくもの(持ってるだけね、知的ファッション)
東京化学同人『分子細胞生物学』(ゲノム解析ブームの名残だろうな)
プリゴジーヌ『散逸構造』(笑)
これだもんねぇ。
他にも何十冊か持っていたようだがあとは推して知るべし。
で、トドメは
日経サイエンス(笑)
ニュートン(笑)
数学セミナー!!(笑)
もう俺、こんな連中と面識あるなんて、恥ずかしいね。
あいつらよく平気で外を歩いてるもんだ。
せめてNatureくらい読めよな、
文系(特に法)なんだからさwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
というか、それは本当にミクロなのか?
なにより、自身がそもそもミクロな存在なので、ミクロな意味で十分ではないか。
私が火星に降り立つ事はないだろう。月ですら、成層圏を越えることすらないだろう。
それどころか、地球上で行った事のある範囲など、極々わずかだ。
ガガーリンですらどれほどの土地を見たのだろうか。そして、陸地より海中の方が広大だ。
得た知識も乏しい。物理の最新理論など知らない。増田の全記事すら把握していない。
しかし、ニュートンは相対性理論を知らずして死んだ。コペルニクスはビッグバンを知らずして死んだ。
彼らは無意味であったろうか。
シェイクスピアは君にとって無意味だろうか。鳥山明は君にとって無意味だろうか。
君の意味は君だけで決まるのだろうか。
君にとって意味ある人々は、宇宙や人類全体とどれほど関係あるだろうか。
君は君の手の届く範囲で意味を見つければよいのではないか。
君は君の手の届く範囲のことをどれほど知っている?
君の周りには君の知らない仕事や君の知らない人生や君の知らない事に意味を見出している人々がいるのではないのか?
十年前、Webの何を知っていたか?
手の届く範囲が狭すぎるから無意味と感じる前に、手の内をよく見てみよう。
君の手の内がすべて無意味かどうか。君の知らないところに意味がないか。
近くにこそ意味が隠れていないか。
少なくともあなたの文章を何千人もの人が読み、何百人もの人が考え、何十人の人が言葉を残した。
彼らにとってあなたは全くの無意味だろうか。あなたにとって全くの無意味だろうか。
有意と無意の境は何処だろうか。
ただ単に、それに比べてより意味のある、より意味のない事があったかもしれないだけではないだろうか。
しかし、それは結局誰にも分からないだろう。
なぜなら、昨日まんがを読まなかった自分も、今これを書いていない自分もいないのだから。
結局、目的や結果が欲しいのだろう。物事を関連付けなければいられない、人の性なのだろう。
人生の目的と意味と結果が知りたいだけなのだろう。知っている事象同士の関係性を、知らぬ事象との関係性を、とにかく何かを知りたいのだろう。
それに意味があろうとなかろうと。
と言う私に、
「だから君って人は云々」
と机を叩きながら言ってくれる可愛い子がいないかな。
ヨーロッパにはローマ以来の伝統があるから、もともとラテン語の古典を物真似したんだ。シェイクスピアの歴史劇で登場人物が演説しだすと、見てた貴族がラテン語でぶつぶついいだしたんだって。子供の時に勉強したやつを、大人になっても覚えてるんだね。それにヨーロッパの所詮片田舎の英語なんてものはかっこいいんじゃなくて、むしろダサダサの言語だったのさ。
だから、言葉がカッコイイとかじゃなくて、田舎っぺのイギリス人の、さらに落ちこぼれかつニートな連中の子孫が、大昔の真似して権威づけてるだけなんだよ。本当はね。
日本に「演説」という言葉が輸入されたのは明治になってから。speechってなにかが分らなかった。似たようなもので、坊さんが道端で仏教の教えを説いていくのに似てるなあって、その延長線で理解されたりしたくらい。それくらい、speechってなにか分からなかった。それくらい、文化の違うものだから、アメリカのほうはゲタをはかせてもらってるわけ。日本のほうは履けそうな下駄がない。
ま、でも、もうそろそろ名演説が出てきてもよさそうなものだけどね。小泉さんの郵政解散演説くらいではなあ。政治家はもっと演説が上手にならなきゃいけないね。
そういう価値観の人はそれなりにいるのだろうとは思うのだけど
現実味を帯びてないってのはラノベへの入口が一般に中学前後で(漢字の量、小遣い額的な意味で)それを中学中に卒業するほど読むのかって疑問を心の中にもってるからじゃないだろうか。
少なくとも自分が中学でラノベを読むのは卒業したって話を聞かされても少なくとも上のような疑問から単に肌に会わなかっただけじゃないのかという窺った見方しか出来ない。
あとはそう言ういい方をする人間の多くが行く先がなぜか昭和文学なのもある。
三島とか川端とかそこらへんなんだけどはっきり言ってそこにどうやったら行きつくのか読書の遍歴が見えないんだ。はっきり言ってしまうと国語教師とかの影響で単にかぶれてるだけのようにしか見えなかったりする
自分の場合児童文学の影響でルパンやホームズからクリスティとかまで行ってその流れでシェイクスピアやウッドハウス等英国出身の作家を漁ったりした。
なら三島や川端等に行くのはどういう遍歴なのか少なくとも自分にはその遍歴の流れがよめないんだよな。そこに行きつく流れに少し興味がある。
昔、英文学をやってるわけでもないのにシェイクスピアを英語で読もうとした。読んだ。ハムレットと真夏の夜の夢。もちろん訳本参考にして。それまでほとんどまともな英語を読んだことがなかったから、読んだっていっても、まあ読めないよ。
ただ、ああ、これが英語の世界なんだって分かったのはそれだけだった。それから随分たつなあ。
今日久しぶりにシェイクスピアを読んでみた。ジュリアスシーザー。本当はでっかい辞書なりオックスフォードなり使って読まなきゃいけないんだろうけど。素人だから、いいでしょ。もってる辞書をひきながら、ちょっと訳も参考に。
いや、おもしろかったあ。シーザーの造型、ブルータスの嫁の立派さ一途さ、ブルータスの悲劇。頭に絵が浮かんで、ぐいぐい引き込まれてしまった。それにすんごい人間観察能力があって、それをすぱんとセリフになってるから、これがすごい。シェイクスピアってこんなにおもしろかったのかと。
可処分時間1時間の値段は、平均2,497円 - シチズン意識調査
8時間 × 365日 = 2920時間 12時間 × 365日 = 4380時間 16時間 × 365日 = 5840時間 24時間 × 365日 = 8760時間 24時間 × 365日 × 4年 = 35040時間
[2522880000秒][86400秒][25億秒][29200日]時間とは出来事である。
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年収を計算するには時給を倍にして1000をかける。逆に時給を計算する方法。年収を2で割って1000で割ります。
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毎日起きる事件は、登場人物と行為と場所を入れ替えただけのパターンです。
これはいつになっても変わらないでしょう。
名言・名句・名文・格言・箴言・哲学・言葉・知識・知恵・座右の銘・諺(ことわざ)
ひとつの行動を選択することは、
即、別のひとつの行動を
選択しないことを意味します。
芸能人の色恋沙汰をひとつ知る。
他人の人生に入れ込んで涙を流す。
公益目的でなければ、他人に関する思いで君の余生を消耗してしまうな
世間の人が友愛と呼んでいるものは、ただの社交、欲望の駆け引き、親切のとりかえっこに過ぎない。結局自愛が常に何かの得をしようとする一種の取引に過ぎない。
大抵の友情は見せかけであり、大抵の恋は愚かさでしかない。シェークスピア
梅田もっちーとダンコーガイの自己啓発(笑)の両巨頭が紹介した本には無批判に絶賛がつくといういつもの流れ。はてな村民がいかに自分の頭で考えない人間かよくわかるね。ちょっと前には、英語嫌いの益川先生が歴史に名を残す研究をしたという話が流れたばっかりなのに、すぐ忘れてしまってるんだから。
ま、そんなことはともかくとして、言語学を新書レベルに読みかじった経験があれば、この両氏の書評と著者のインタビューを読んだだけで、モチヲや弾のお勧めを期待してこの本を読めば期待はずれに終わることがよくわかる。誤解なきよう、私は「日本語が亡びるとき」が面白くない本だとは思わない。何しろ相手は小説家、本当のことであろうが嘘のことであろうが面白く書いて読み手に深い印象を与えるプロなのだから、それは期待してもよい。ただし、著者に言語学のバックグラウンドがない時点で、論としての面白さを期待するのは諦めるべきだ。SFとして面白いものが科学理論としてよくできているわけではないのと同様、純文学作家の言語論に学術的レベルを期待するのは酷というものだ。もともとそういうものなのだから、モチヲや弾のようにあの本を絶賛する人というのは、アジテーターとしての自分を売り込みたいだけか、アフィリエイトで稼ぎたいだけか、あるいはまともな議論とトンデモの区別が付かない程度の知的素養しかないか、そのどれかだろうと思ってしまうのは私だけか(そういえば一部のはてな界隈で人気な「温暖化懐疑論」の論者に気象学者が一人もいないのはどういうことなんだろうね?)。
そもそも、著者が言うような意味で日本語が亡びるというのが先走りにすぎるのは英語の歴史自体が証明している。英語がどうして、同じゲルマン語のドイツ語よりも、ロマンス語のフランス語に見た目が似ているかと気になったことはないだろうか。あれはノルマン・コンクエストの帰結である。英語は文化的外圧に曝されるどころか外敵に征服され、日本語と同じかそれ以上に外来語に「汚染」された言語なのだ。しかしその伝統からシェイクスピアをはじめとする華麗な英文学の伝統が花開いた。
日本語も、実際に「地域語」であり、現代と比べものにならない外圧に曝された時代があった。飛鳥・奈良時代や、明治維新期などはそれぞれ強大な帝国の圧倒的な文化力・軍事力の前に日本は存亡の危機に瀕していた。しかしそれらの時代に外の文化を大きく導入したことで、逆に日本語の文化は大きく栄えた。
単なる「国力」だけで、言語が「地域語」に堕し、その結果衰退するなどというのが俗論にすぎないことがよくわかるだろう。
そもそも、「日本語が亡びる」という問題意識自体、日本列島の言語を「日本語」という名で無自覚にひとくくりにしてしまうことの問題が現れている。アイヌ語や琉球語を考えてみるがよい。これらを「方言」と呼ぶのは無理があるだろう。しかしながら「日本語」の隆盛のもと、これらの言語文化は危機に瀕している。
いや、言い直す。そもそも何を「方言」とよび何を「国語」「標準語」と呼ぶかは政治的な産物でしかない。ポルトガル語やオランダ語は、かつてはスペイン語やドイツ語の一方言でしかなかった。デンマークでは読み書きができる知識人はドイツ語やフランス語を使っていて、アンデルセンやキルケゴールが現れる前の「デンマーク語」は「汚い方言」でしかなかった。
その意味で、日本の文化を見直してみるとよい。「遠野物語」のような地域の民話を語れるのは一部の語り部に過ぎないのではないか?いや、かつて日本の「中央」を荷った「上方文化」でさえ、衰退が甚だしい。関西弁はラジオ・テレビの成立以降、急速に流入した「標準語」の影響によって激しく変質し、江戸時代後期から明治時代にかけて成立した上方落語でさえ、若者や子供のかなり多くはまともに聴き取りができない。上方落語が日本の言語文化の貴重な財産であることは誰も否定しまいが、これを日本人は自ら衰退に追い込んでいるのである。人間国宝の米朝師匠が事実上現役を退いた今、その前途ははなはだ暗い。
あるいは地域的な変化でなく時間的な変化を見てみるとよい。能は勿論、狂言や歌舞伎でさえまともに聴き取れない日本人がどれほどいるか。源氏物語はおろか、明治期の擬古文でさえ現代語訳なしで読めない日本人がどれほどいるか。いやそればかりか、旧字体・旧仮名遣いの文章ですらろくに読めない人間とて決して珍しくあるまい。
このようなことになったのも、一つには近代化の推進のため我々が明治期と戦後に「国語」の成立と普及を強引に推進したせいだというと言い過ぎだろうか。世界に誇る日本文学などと言うが、我々が現代「日本語」を通じて享受できる文化遺産など、たかだか百年分ぐらいしかないのである。
というか、元々これはそういうものなのである。「国語」という概念は「近代国家」が政治的に成立させるものだ。「江戸の歴史は大正時代にねじ曲げられた」という本があるが、これによると実際、江戸時代では各地の方言を通訳する商売が成立していたという。あるいはフランスでは近代化以前、知識人はもっぱらラテン語で読み書きをしており、フランス語は単なる「俗ラテン語」のなれの果てでしかなかった。日本ではもっとひどく、仮名文字さえ実は統一されていなかった。変体仮名というのを聞いたことがあるだろうか。うなぎ屋の看板などで今もその名残を見ることができる。これらがきちんとした正書法と文法を揃えたのは疑いもなく時の権力の政治的な措置なのだ。
それを思えば、「今の」日本語がどういう形であれ変容するのは当然であり、むしろ「近代国家」という枠組みが溶解しかかっている(EUを見ればそれは明らかだろう)現在、無理に「国語」を防衛しようとする思想はまさに時代遅れのナショナリズム、保守反動でしかないとさえ言えるのだ。
からかい半分で書き始めた文章につい力がこもってしまったが、いずれにせよ、「守るべき国語」というのはかくのごとく、大いなる虚構だ。関西人である私がこのように完璧な「標準語」で読み書きができるように、北欧あたりではテレビを通じて完璧な英語を多くの人が身につけている。だがそれがいったいなんであろうか。言語の遣い手としては、一つの言語しか使えないよりも複数の言語が使えた方が楽しいに決まっている。考えてみれば、何の問題もないのではないか。
仮にそうした時代になろうとも、日本語でしか書けないような優れた文学作品があるのならば、日本語が読める人は必ずや読むであろう。日本語でなくても書けるものは、日本語で読む必要はない。そうなって困るのはいったい誰なのだろうか。「普遍語」を寡占してグローバリズムの伝道を行うことで糧を得ていた人、昔日の栄光に浸る老人、それぐらいしか私には思いつかないのだが。
b:id:Nean えっと、だいたいの論旨に異議はないんだけれど、水村は「国語」が「虚構」ということを知った上で書いてるってのがいつの間にか飛んでるんでない? 「国力」の論点も変ですぜぃ。
水村は「国語」の虚構性を半分ぐらいしか理解していなかったと私は思います。たとえばここで挙げたような方言の視点はほとんどなかったのではないでしょうか。水村は東京生まれということなのでおそらく気づかなかったのでしょう。私のような方言話者にしてみれば「母語が『現地語』でしかない状況」なんて「なにをいまさら」でしかない、というのがこの記事を書いた大きな動機の一つでもあります。
「国力」についてはその辺の地方人バイアスが入っているかもしれませんが、正直あまり自覚はできていません。
今さっきトーマス・マンの「魔の山」を読もうと思って2ページくらい読んだんですが、ふと思い立って皆の知恵(というか経験?)を借りてみようと思った次第です。
とりあえず、今まで読んで面白かったのは
ヘミングウェイ「誰がために鐘はなる」
スタンダール「赤と黒」
チェーホフ「退屈な話」
等々
自分の分析では、「登場人物(一人称小説なら主人公の)の心理描写が丁寧で、ストレート」なものが好き。
で、「登場人物の考えがいまいちわからない」ものが苦手。たとえば、カフカ、カミュ、など(あくまで個人の趣味の問題で別にけなしてるわけではないです)
あと、どうも「あまりにも細かいことについて掘り下げる日本の小説」も苦手。「暗夜航路」がだめでした。(あくまで(以下略))
あ、ドストエフスキー、シェイクスピア、ホメロス、以外でお願いします。既読が多いので。新しい人とか作品が知りたいのです。
です。こんな私にお勧めありませんか?奇特な方、ご教授ください。作品名だけじゃなくて一言何かあるとさらにありがたいです。注文が多くてごめんなさい。
http://anond.hatelabo.jp/20081020231740
の増田です。
http://anond.hatelabo.jp/20081021145310
の増田の言ってるような構造ってやっぱりあるのか。俺はリアルではそういう体験したことないけど(何せ相手がいない)、ネットではそういうのも時々見かける。
それだけじゃなくて、少々わかりにくいし意味だってどうとでも取れるから、適当なことを言ったらバカにされそうだし、背伸びしてこむずかしいこと言ったら相手が「うーん」とか言って黙り込むし。たまに原典厨がいて(帰国子女や外国語が得意な人に多い)、日本語訳しか読んでないくせに偉そうに語るなと陰で言われることもある。ある意味間違いではないけど、そういうこと言い始めたらなにも始まらない。
とか
それから、読んだことの見栄や既得権意識が邪魔してる。今でも憶えてるけど、僕が高校生の頃ライ麦畑でつかまえてを学校図書館で借りたら「おっ、ライ麦か、ふーん」と読書家の友達からちょっと上から目線でコメントされたことがある。
似たような感じだとドストエフスキーだったら3作読むだけでも大仕事なのに、「地下室読んでないの?あれは基本だろ!」とか「死の家の記録は彼の転換点なんだから、読んでないなら彼を語るな」とか「ニーチェも読んだ?バフチンは?読まないとダメだよ」なんていくらでも言われる。
こういうテンション。というかノリ。
正直あんまり好かない。原典厨とかはそれ自体はわりと正しいから余計に。
それでちょっと小難しいことを考えたり言ったりすることとかについて、俺なりに考えてみた。そしたら、俺のやりたいことについてもちょっと思いついたので書いてみる。
小難しい論を展開するのは別にかまわない。それが面白いと思うことだって結構あるし。でも、初めて読んだ本の感想って、もっと感情的だと思うんだ。
たとえば、「カラマーゾフの兄弟」の兄弟にはそれぞれが別々の近代思想を体現している、とか言うでしょ。でも、初めて読んで感動した人は「この兄弟は近代思想を体現している!」って感動するだろうか?
シェイクスピアの「リア王」を初めて見て「リア王とエドガーの悲劇の対比構造こそ感動の要因だ!」って思うかな?
思わないと思う。「良くわかんないけど面白かった。」「このシーンで燃える。」「この台詞サイコー!」こっちの方が多分リアル。
小難しい論はここからその感動の理由探した結果だと思うんだ。「どうして面白かったんだろう?」「このシーンは何でこんなに燃えるのかな?」「この台詞はどうしてこんなに心に響くんだろう?」
この理由探しは面白いと思う。やりたくなる気持ちもすごくわかる。でも、他のジャンルだったら、その理由探し自体を共有したり、理由探しなんざほっといて、ただ自分の好きな台詞や場面を共有したりしてる。のに、古典文学ではそれが出来ない。
アニメとか漫画で、オタクが「○○たんマジ萌え」とか言ってるのは理由探しなんてほっといてる例だよね。「萌えの構造とは!」とかもやってる。あいうのが俺はうらやましい。ああいうことがやりたい。
でも、古典には先人がいて、理由探しは散々やってるんだよね。だから、それも出来ない相談なのかもしれない。
なんかそう考えてると、ちゅっと悲しくなってきた。
http://anond.hatelabo.jp/20081020231740
>シェイクスピア、ヘッセ、トルストイ、ヘミングウェイ、ホメロス ドストエフスキー
この中だとヘッセ以外ならだいたい読んだよ。
神様につく枕詞がいちいちかっこいい。物語自体の意味なんてわからなかったけど、ホメロス読んでると現代文学がおもしろくなる。ジョイスだったり。
たしかに自分のまわりにもほとんどいないな。文系だけど。
でも、もし語れたとしても語る内容が重くなるから気軽にはなせないんだよね。
それだけじゃなくて、少々わかりにくいし意味だってどうとでも取れるから、適当なことを言ったらバカにされそうだし、背伸びしてこむずかしいこと言ったら相手が「うーん」とか言って黙り込むし。たまに原典厨がいて(帰国子女や外国語が得意な人に多い)、日本語訳しか読んでないくせに偉そうに語るなと陰で言われることもある。ある意味間違いではないけど、そういうこと言い始めたらなにも始まらない。
本当はドストエフスキーは笑えるほどおもしろいらしいね、大学の先生が言ってた。それなのに、私小説あがりの陰気な日本文学史の態度で読むのが(インテリの)マナーみたいになってるからみんな難しい顔して読まないといけないようになってしまってると僕は思う。たとえばアメリカのビートあたりはもっと楽しく読めるけど、そういう明るいのは正当に評価されないし。実験的作品でも笑えない言葉遊びだけが文学的に評価されて笑える言葉遊びは評価されてないと思う。
それから、読んだことの見栄や既得権意識が邪魔してる。今でも憶えてるけど、僕が高校生の頃ライ麦畑でつかまえてを学校図書館で借りたら「おっ、ライ麦か、ふーん」と読書家の友達からちょっと上から目線でコメントされたことがある。
似たような感じだとドストエフスキーだったら3作読むだけでも大仕事なのに、「地下室読んでないの?あれは基本だろ!」とか「死の家の記録は彼の転換点なんだから、読んでないなら彼を語るな」とか「ニーチェも読んだ?バフチンは?読まないとダメだよ」なんていくらでも言われる。読んでることが既得利益になってる、情報ならなんでもそうだけど。そうやって見栄を張るための道具になってて、さらにはプロの批評家同士が勉強不足をなじることで議論に打ち勝って原稿料をせしめるというシステムすらあるから、なかなか声に出しずらいんじゃないかと思っている。別にアホな感想でもいいから気軽に楽しく読んで話せたらいいのにと思うけれど、そういうつっこみが怖くて誰も語らないからどこに行っても話題にならない。
結局読書は自己完結なんだから良いのかもしれないけど、読書は上からありがたく拝見させていただくだけ、という図式になってるのが問題なのかなと思う。この形式は読書感想文なんて最たるものかもしれない。一人で静かに書いて先生にみてもらう。そして先生が採点する。そういうのより、みんなで3冊ほど読んで、昼ご飯食べながら2時間くらいしゃべったりしたほうが、活字離れはなくなるはず。逆にマンガみたいなのは下からの支持があって成立するからみんながわんさか話し合って業界全体が盛り上がれる。ただし、みんなにみてもらわないと成立しないというのは弊害もあって、萌えなんかの要素に頼ったり、似通った感動パターンの作品を量産してしまう欠点はある。そういうのがあって深みがないだとか他の分野から言われることもあると思う。ライトノベルと携帯小説の強みは楽に読めて楽に人に勧められる点にあるのかもしれない。
殴り書きしてみたけど、こんな感じかな。
もしかしたら、こういう風にきまじめな分析をしてみたがること自体が気楽に話せなくなる理由の一つかもしれないけれど。
とりあえず、ここで気楽に話してみたらどうよ?