はてなキーワード: 八百万の神とは
自民や維新が叩けるという面は一旦置いておいて、なぜ統一教会が嫌いなのか?
1)得体の知れない新興宗教だから ーー>昔からある日本人の宗教嫌い。八百万の神信仰があるため相入れない。
2)大学時代勧誘されて嫌な思い出があるから ーー>実害があったパターン
4)親がハマってしまい、資金をつぎ込んで家庭崩壊したから ーー>家族が被害を受けているパターン。
5)2世として信仰することを強制されたから ーー>家族の信仰のために自分の信仰の自由が害されるパターン。
6)悪い噂があるから ーー>具体的には知らないけど、なんとなく皆が良くないと言っているから。
7)嫌いな北朝鮮と実は繋がっていて、完全に踊らされたから ーー>政治信条の問題
他にあったら教えてくれ
八百万の神が治めるにふさわしい顔ぶれだな
迫りる朝
眠れないことへの自責の念
将来への不安
生活の悩み
などなど…
ちっぽけなことが少しずつつ溜まって、
溜まったのを無視しているとある日突然、やつはやってくるんですよね。
希死念慮。
死ねばすべて解決する!という元も子もない論理を武器に、頭の中でありとあらゆるポジティブを抹殺してゆく…
残りの1割はNetflixでぼんやり眺めているアニメに食いついて、悩みがどうでも良くなったときだ。
つまり何が言いたいのかというと、なかなかの強敵だということだ。
戦うのには骨が折れる。
今日はどうしようかな…
こうやって文章を考えてる間に諦めて帰ってくれないかな…と淡い期待を寄せる。
八百万の神様。今だけは味方になってください。
「ほぅ、マイ箸ですか」
ただ箸を綺麗に持つ者として、その“趣”を知りたかったんだ。
「え? ああ、割り箸はどうも使いにくくて。この細長いタイプじゃないと、しっくりこないんですよ」
「同じ枕じゃないと眠れない、みたいな感じですか」
「ハハハ、そんな繊細な歳じゃないですよ。箸を綺麗に持てるようになったのは、ここ最近です」
「えっ、本当ですか!?」
市長は驚きを隠せなかった。
あれだけ綺麗な持ち方をしているのに、それができるようになったのは成人してかららしい。
「大人になってからだと、とやかく言ってくる人も周りにいないでしょう。どういう心境の変化で直そうと?」
「ふぅむ……あなたは箸をなぜ“箸と書くか”、なぜ“はしと呼ぶ”かご存知ですか」
「うーん……生憎、不勉強なもので。疑問にも思いませんでした」
「箸という漢字は、素材の“竹”に神が宿るとされ、それが“人やモノ”の橋渡し役であることからきているようです」
「へー、竹に神が。八百万の神なんて概念がありますが、食器にも神が宿っているなんて考えがあったんですね」
「いえいえ、扱う物や振る舞いに対して霊験があるというのは、世界的に通ずる考え方ですよ」
これは現代でも通ずる箸のマナーに関するものであり、ひいては市長が今悩んでいる問題にも繋がるものだったからだ。
「例えば、遠い国の中世。手づかみが当たり前だった時代には、その指に神が宿ると言われていました。食べるという行為は突き詰めるなら神聖なものなのです」
「だからこそ、箸も綺麗に持つことは大事だ、と考えるようになったわけですね」
「とはいえ箸の持ち方は、あくまで“一環”です。自分がどのように見られているか、それを自分がどう考えるかという“在り方”の」
「要はマナーってことですね」
「自由、ということは、あなたは箸の持ち方が汚い人がいても気にならないと?」
「気になりますよ、そりゃあ。でも、その人たちに箸の由来だとか、食器には神が宿っているだとか話しても仕方ないでしょう」
ここまで箸に含蓄があるのに、紳士はあっけらかんと言ってのけた。
自分はちゃんとしようと思うし、ちゃんとしていない人間がいれば気になる、それ以上でも以下でもない。
その答えは、今の市長にとって最もしっくりくるものだったらしい。
「なるほど……中々よい話を聞かせていただきました」