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2023-08-12

[]8月11日

ご飯

朝:コーンフレーク。昼:ナポリタン。夜:豆腐えのきベーコンにんじんオクラ玉ねぎの鍋。たまごやき。間食:チョコ

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみー。

アーキタイプ・アーカディア

・はじめに

ケムコウォーターフェニックスコンビが送る文明崩壊した世界で何故か稼働し続けるVRMMORPG「アーキタイプ・アーカディア」を巡る、熱く燃える熱血ノベルゲーム

中人物達が遊ぶ「アーキタイプ・アーカディア」はゲームの設定が作り込まれていて、それを遊ぶ様がまず楽しい

そしてそんなゲームを遊ぶ日常がいつの間にか世界の命運を巡る壮大な物語に広がるんだけど、あくま個人の良いところもあれば悪いところもある生き様の格好良さで魅せる展開が多めの沸るシナリオ面白かった。

主人公のルスト、その妹クリスティンの二人っきりの旅から始まる物語が数多くの人を巻き込んでいきどんどん話が広がっていくのも群衆劇っぽくて好み。

インキャラ、サブキャラわず、どのキャラ重要役割があるを序盤から繰り返しやってくれるので、回想シーンやサブキャラの掘り下げが繰り返されるパートもダレずに楽しめた。

・「アーキタイプ・アーカディア」が面白そう

VRMMORPG「アーキタイプ・アーカディア」内の出来事物語の大半を占めているが、このゲームがよく考えられている。

ゲームログインすると、今までの人生で印象に残っている記憶カードが4枚入ったアルバムもらえる。

アルバムからカードを取り出して呪文を唱えると、その記憶媒体としたアバター召喚されるので、アバター同士で戦うPvP

アバターは人それぞれで、ごっこ遊び記憶から剣や銃や石といった直接攻撃系もいれば、愛し愛されの記憶から回復系、単純な乗り物の移動系、辛い出来事を耐え忍んだ防御系、複雑な事情能力からも伝わる状態異常系などなど、記憶出来事ゲームっぽさとが融合している。

他にも色々とルールはあるのだけど、記憶と共に戦うから戦闘を通じて対戦相手過去理解していくストーリーと密着したシステムになっている。

そのため、ゲームの中のバトルがそのままキャラクタの掘り下げになっていて、バトル描写が退屈しない。

お歌で戦うアバターから元アイドルなのかな? 縄のアバターで縛る子はSM好きか? など敵の記憶を予想しながら楽しく遊べた。

全員分の掘り下げがあるわけじゃないのが残念なところだが、主人公が持つ4枚の記憶カードについてはじっくりたっぷりストーリーが楽しめる。

他人記憶カード交換することもできて、そうするとその能力だけでなく記憶のものも受け取ることになるので、主人公だけでなく他のキャラクタ達の掘り下げも多い。

物語が進むと色々なシステムによってそれだけじゃない手段でも記憶カードの中の記憶を辿るストーリーが楽しめる。

・翔太が可愛すぎる

そんなカードのやり取りで記憶の一端が描かれるメインキャラの中でも一際惹かれたのが翔太。

見た目と表向きの態度は可愛い思いやりのある女の子記憶カードでは回復を使える優しい子なんだけど、VRMMORPGのキャラメイクシステムを使って女性を演じている22歳の青年男性

ネットゲーム用語でいう「姫プレイ」のような遊び方をしており、取り巻きを作り閉じた人間関係の中で悪循環を回している中々に攻めた設定だ。

他人依存し自立できない幼さがある癖に、すぐ調子に乗り増長する愚かさが愛らしい。

であることがバレるのを怖がっているが、性自認女性というわけではなく、あくま他人から都合よく愛されたいがために異性装している打算あるキャラ

とまあ嫌な視点ばかり書いてきたが、そんな人間の愚かさをある意味肯定的に、ある意味否定的に描く、人間人間であるだけで尊いそんな弱くて愚かだけど強くて可愛いキャラだった。

主人公やその他の男性キャラとそういう雰囲気になる展開こそないものの、22歳男性が自立できずに大人の男の人に依存して甘えた態度を取るのはエッチだった。

攻略対象として専用ルートも用意されており、男性キャラながらゲーム内の見た目が女性なのでヒロイン的なポジションとも言える。

なお「ぷぷぷー騙されてやんのー。残念! 男でしたー。おじさん男相手エロいことしようと思ってたのウケるんですけどー」な二次創作Pixiv投稿されていると予想したが一切されておらず涙した。

大人リゲルさんをはじめとしたサブキャラ達も良き

記憶カードの掘り下げこそないものの、他のサブキャラ達も魅力がいっぱい。

特に防衛隊隊長リゲルさんは出番こそ控え目ながら、相手カメラ撮影すると閉じ込める状態異常系のアバターと、竣敏な動きで攻撃する猫の攻撃アバターと、バイクの移動系アバターの三種類を同時に使いこなす屈指の強キャラだ。

アバターの同時併用は二つでも高等技術扱いなので三つでかつそれぞれの役割が被っていないのは強キャラの風格があった。

防衛隊なので物語の都合上どうしても負けシーンは多いが、彼ほどの実力者が負けることに毎回きちんと理由があるし、それが主人公の乗り越えるべき大きな壁になるので、主人公師匠キャラっぽさもあるリゲルさんは美味しいキャラだった。

他にも映画大好きなキャンディさん、翔太の取り巻きながら男を魅せる集落代表最後最後で良いところを持っていく奇妙な倫理観ローズ、肉体を使った「癒し」が得意なカーラのお母さんなどが印象的なキャラだった。

インキャラだけでなく彼らサブキャラたちの想いも乗った熱い展開が幾つもあるので、サブキャラ書き込み上長に感じず楽しめた。

・メインキャラとの思想ぶつかり合いバトルが面白

先に翔太という例外と魅力的なサブキャラ達の感想を書いてしまったが、この作品のメインは記憶カードをぶつけ合って戦う思想の殴り合いだ。

VRMMORPG「アーキタイプ・アーカディア」のシステムを利用した作戦や工夫のシーンも沢山ある。

この作戦を立てるシーンは楽しく、実際に何か3Dキャラを動かしたりステータスが変動する要素は一つも無いのに、このゲームを実際に攻略しているような気分になるのが面白い。

しかし、毎回色々、本当に色々あって、最終的には主人公ルイスが妹のクリスティンと遊んだ記憶カードと、章毎のメインキャラ達の思想のぶつかり合いが主題となる。

最強を目指して奪い取った様々な記憶カードに成り切り演じるリア、自身の犯した罪の意識から自死の願望が強いオリーブ恋人再起不能になったこから世界を憎むアレグロなど、様々な理由の「楽しい」以外の感情記憶対峙する。

これらを主人公ルイスはどのように破るのか、どの章でもここが見どころになってくる。

この思想バトル通じて得た仲間たちの輪がどんどん広がっていくのも良かった。

特にアレグロは表紙に映っているだけあって超重要キャラ対立が一度や二度じゃないのが、物語に深みが生まれていた。

主人公と表裏の関係にあるエピソードなんかもあり、名実共にもう1人の主人公だった。

彼らのエピソードはどれも単純な否定で終わらず、考え続けていくことで、作中でも後々には意見が変わることもあるのが、単純じゃ無さが伝わる難しい話だった。

良い/悪い、正義/悪のように一言で分類できないグラデーションのある多様な意見のぶつかり合いは読み応えがあった。

ゲーム楽しい

自己言及型のメタミステリのような物言いになるが、このゲーム主題を要約するとこれに尽きる「ゲーム楽しい」だ。

主人公ルイスが妹のクリスティンと遊んだゲーム記憶

これが物語最初から最後まで一貫して強く肯定される。

ゲーム楽しいシンプルな主張だが、多種多様な様々な状況においてもこの主張は繰り返される。

「悲しい時ほど遊ぶ」作中で何度も引用されるクリスティンの台詞

どのような意図なのかを細かに解体する必要もなく、遊んでいるプレイヤー自身もまたゲーム楽しいから遊んでいるのだから、この主張には納得しかない。

そんなメタ的な構造の話では終わらず、作中ではきちんと噛み砕いて説明してくれ、ゲームは殺し合いと違って次があること、次があるからこそ工夫をしたくなること、工夫するから技術進歩すること、終わったら勝っても負けても楽しいこと、誰かと時間を共有することの楽しさなどなど、ゲームの魅力をこれでもかと手を変え品を変えアピールしてくれる。

間違っても何度でもやり直せるように取り返しのつかないことだけはしない、そして自分相手も許す、ゲーム肯定することがいつの間にか人間肯定することになっているテーマ性の広がりが最高に決まっていた。

・さいごに

主人公の妹クリスティンが興したギルドで使われていた仲間の中だけで通じる内輪ネタ「ラスモス・ゾティーラ・トゥーラッカ」の意味オーラスオーラスで明らかになるんだけど、これこそが正にゲームだった。

ゲーム遊ぶことを肯定するどころか、ゲーム的でないもの否定するような強いメッセージ性のある強烈な作品でありつつも、そのような良い意味脱力する展開で、緊張がすごく解けてスタッフロールに迎えた。

ゲーム楽しい、そんな当たり前の感情を丁寧に解体して色々な部位で楽しませてれた。

僕もテキスト主体アドベンチャーゲームを一人で遊ぶのではなく、ステータスゲーム技術が求められる人と人との交流がある類のゲームを遊びたくなった。

2022-02-21

星の名前のついた歌

AIアルデバランを聞きながら、星の名前のついた歌って結構あるよなと思ったので、主だった星の名前で調べてみた。

漏れや数え間違いはすごくありそうなので気にしないでほしい。だいたいこれくらいあった。

ポラリス 26曲(41曲) ※トラバの指摘で追加

ポーラスターポーラスター) 3曲  ※ブコメの指摘で追加

北極星 7曲(15曲) ※ポーラスターベガ!?)と重複あり ※ブコメの指摘で追加

シリウス 27曲(39曲)

スピカ 27曲(39曲)

アルタイル 4曲(10曲) ※「ベガアルタイル」「ベガアルタイル」含む

ベガ 5曲(7曲) ※「ベガアルタイル」「ベガアルタイル」含む

ベテルギウス 4曲(7曲)

カペラ (2曲)

アンタレス 2曲(5曲)

アルビレオ 3曲(4曲) ※トラバブコメの指摘で追加

プロキオン (3曲)

グルス 1曲(2曲)

アルデバラン 2曲

リゲル 2曲

グルス 2曲 ※ブコメの指摘で追加

カノープス 1曲

フォーマルハウト 1曲


デネブ なし

アークトゥルス なし

カストル なし

ポルックス なし

ダル なし

アケルナー なし

アクルックス なし

※歌ネット調べなので日本語の曲がメイン

アルファベット表記も含む

()内は「きみと〇〇」みたいに星の名前以外の言葉がくっついたタイトルとの合計 

感想

やはりシリウススピカが圧倒的。

フォーマルハウトがあるのは意外だった。

夏の大三角なのにハブられてるデネブさんは泣いていいよ…

追記

かにポラリスもあったわ!漏れてた!

アルファベット表記も含めて41曲。これは強いわ。

シリウススピカポラリスだけで100曲以上あるのか…

追記2)

思いの外ブクマが伸びてた…

太陽と月(衛星)、惑星流星、星雲とか星団あたりはあえて入れなかった。

すまん!太陽と月は多すぎる!

惑星衛星神様名前のほうも交じってそうだよね。

追記3)

色々検索していて混乱したタイトルが一つ

ベガ過去未来北極星~」

…12000年後にはベガ北極星になるというあの話か!

2022-02-01

ふたりの女メアリーエリザベス』って、

タイトルからし普通にイングランド王メアリー1世とエリザベス1世の映画かと思っていたけれど違ったのか

エリザベスエリザベス1世でいいけれどメアリーメアリー・スチュアートの方らしい。

あと、ガラスの仮面作中作の『二人の王女』のオリゲルドとアルディスのモデルもやっぱりメアリー1世とエリザベス1世なのかと思っていたんだけど

どうやらメアリー・スチュアートの方らしい…?えー?こっちのメアリーとは別に姉妹でもないし違和感あるなあ。

エリザベス1世と対比させる『メアリー』なら普通にメアリー1世の方でよくないだろうか?

二人とも男児に執着する父王のせいで庶子に落とされ母を失い艱難辛苦を舐め

最後には政敵だった相手後継者指名する似たような行動を取っているし

よくある異母姉妹対立を超えて祖国の命運そのものを案じる大局的な視点を持っていたところが似ていたんだって思う

ふたりの女王』というならば、私はこの姉妹の話こそが見たい

そこを行くとメアリー・スチュアートってぽっと出てすぐ処刑されたし行動も場当たり的で思慮分別に欠けるとしか思えないし正直そこまで重要人物に思えない

まあそういう所もガラスの仮面作中作アルディスに似ているといえば似ているのかな…?

2015-06-11

一般人武道に対する認識

剣道竹刀でペチペチ、汗臭い

柔道DQN巣窟、汗臭い

空手バカ一代

弓道世界にも類を見ない長大な弓を扱い、身体的にはもちろん精神的にも多大な成長を促すことができる。

また、礼儀作法も重んじるため日常所作が美しくなる。

弓道は立禅とも呼ばれており高い哲学性も帯びる。オイゲン・ヘリゲル著「弓と禅」はスティーブ・ジョブスが愛読していたことで有名だ。

美男美女も多い。

2014-05-30

艦これ空母ファン向け弓道入門

艦これ人気に便乗した弓道の話です。

一部の空母娘が使っている弓から弓道に興味を持った人が読んでくれればなーという感じです。


さて、艦これDMMゲームである以上、18歳以上しかプレイできないのですが、同人から興味持った学生もいると思うので(あと大学生もいるだろうし)、まず学生向けのお話

結論から言うと、もし学校弓道部があるなら、そこに入るのが一番。

弓は教えられたことを身につけるために、ある程度の回数は反復練習しないとなかなか上達しないので、毎日放課後すぐに弓を引ける環境が最高なのです。

ちなみに道場アメリカ空母も真っ青の開放型格納庫状態なので、防暑・防寒に注意して快適な弓道ライフを送ってください。

若いからといって、何でもかんでも気合いと根性だけでどうにかなるほど現実は甘くないので、「努力より工夫」をキーワードにするといいかもしれません。

あとは「意味もなく年長ぶる間抜けな先輩には気をつけろ」「先輩になったからって小天狗になるな」というのも重要ですが、これはまあ部活全般に言えることなので。


次に学校弓道部がない人や学生じゃなくなった人向けの話。むしろこっちが本題。

学校弓道が出来ないとなると、社会人向けの弓道サークルに入ることになるのですが、「生意気だと思われないよう年長者は敬え、できれば可愛がられろ」だけでは済まない、ちょっと初心者が入りにくい所を解説。


弓道というのは、弓を引く技術である「射法」と、弓を持った時の立ち振る舞い全般を規定した「礼法」によって成り立っています

それで問題になるのが礼法。

社会人弓道一般的に礼法偏重で、初心者に教える場合も礼法から入る傾向があります

初心者にしてみると

「弓を習いに来たのに、今日は弓も持たずに座り方と立ち方・歩き方しかやらなかった」

「弓は持ったけど、取り回し方ばっかりで、いつまで経っても矢を放つところを教えてくれない」

というギャップから苛立ちを覚えること請け合い

はいえ、これを習得しないと先に進ませてくれないと思うので、ひたすら覚えてしましかないのが現実

それこそ受験のために過去問を覚えるみたいな感じで。

もちろん全く使わないかと言えばそんなことはなく、昇段審査とかでは覚えているのが前提ですが。


では何故そこまで礼法にうるさいのか?


これは、弓道が成立した歴史的経緯関係があります

そもそも弓道明治年間に生まれた歴史の浅い武道で、女子の礼法に至っては戦後に作られた新しいもの

そんな弓道の成立時に問題になったのが

鉄砲が登場し武器としての歴史を終えて久しい弓を、武道として続ける意義は?」

というもので、その回答が今の弓道の、あらゆる流派のごった煮状態に近い「射法と礼法の融合」だったと。


はいえ、そんな哲学的命題に興味を持って入門する初心者はまずいないと思うので(オイゲン・ヘリゲルでも読んでいれば別ですが)、最初

「的に当てるスポーツだもん、当たらなかったら面白くないじゃん」

くらいのノリでいいと思います

それにいくら礼法偏重だって、いざ試合になれば的中数が全てだし、審査にしたってある程度段位が上がれば「当たって当たり前」が要求されるわけで。

まあ礼法は、歳を取って思うように当たらなくなった時でも、ライフワークとして弓を続けるための予習くらいのつもりで学べばいいんじゃないですかね。


最後に、空母娘が使っている弓について。

これは竹弓といって、弓が武器として活用されていた頃からあるというか、弓も矢も元はといえば竹製なんです。

しか現代弓道では、安くて壊れにくいグラスファイバーの弓にジュラルミン製の矢が主流で、竹弓竹矢を若いうちから使っている人は殆どいなかったり。

でもあの弓のディテールに惚れたとなれば、これはもう竹弓竹矢を買っちゃっていいと思います

高いしこまめなメンテ必要だし、最初は壊しながら覚えていく感じになる覚悟必要ですが。

 
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