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2018-11-28

中学受験シーズンが近づいて

中学受験シーズンが近づいてきた。今年子供が受けた経験から反省も込めて今の時期の心の持ちようや準備できること等について書いておく。

1.子供学力はここから伸びる

 中受でよく聞く「男の子は直前まで伸びる」っての、正直半信半疑で受け止めていたけど我が家については実際この通りだった。息子の学力は秋(11月頃)までサピックス偏差値で言うと50に行くかどうかという感じで、一方の第一志望校偏差値は60で10くらい開きがあった。それが12月に入ってからようやく息子のエンジンがかかり、そこから目に見えて勉強の質と量が上がっていきそれと共に理解知識が深まっていくのを感じた。この時期はもう模試は全て受け終わっていたので数字で示すのは難しいが、ざっくりした感覚偏差値5くらいは上げたのではないかと思う。受験生全員がそうだと言うつもりはないが、子供目線、特に男の子場合入試本番が現実的な射程に入ってくるのは残り2ヶ月を切ったあたりからの気がするので、特にまだ100%本気で勉強に取り組んでいないなと感じるお子さんの場合は12月からでも十分学力が伸びる余地はあるので諦めないで欲しい。

更に言うと、我が家のような家庭は結構多いのではないかと思われ、したがって入試本番での受験生学力は、それまでの模試等に表れるよりもずっとボーダーにぎゅっと集まっているのだと思う。だから(後述のとおり)入試本番である当日の、メンタルを含むコンディションが合否を左右する。

2.1月校の受験有益

 どの受験でも言えることだけど、どれだけたくさん模試を受けて試験慣れしているつもりでも、入試本番はやっぱり模試とは全くの別物だというのを子供受験を通じて改めて痛感した。しかもそれに挑むのはまだ精神的にも発達途上の12歳の子である事を考えると、本命校の受験に先だって「お試し」校を受けておくかどうかで経験値に大きな差がつく。

この点、実際に行くかどうか分からない学校受験することの是非は色々言われているし、我が家基本的に「行くつもりのない学校は受けない」という方針で臨んだけれど、それでも悩んだ末に2月の本命校の前にいわゆる1月校と呼ばれる学校の1つ(都内の中受界隈では有名な埼玉の某校)を受験することにした。気合いの入った受験生とその保護者達が放つ張り詰めた緊張感、そして激励に来ている多数の塾関係者から溢れる熱気、そこに有名校ともなればマスコミ取材も集まってきて、入試当日の現場模試では体験したことのない異様な空気に包まれる。自分の子供は肝が据わっていると思っていても、大人ですら平常心でいられない独特の雰囲気本命校の受験で初めて接して呑まれしまい,実力を全く発揮できない可能性は大いにある。そうしたリスクを避ける意味でも本命校の前に1校は受験しておくとだいぶ違う。また,上記1.と関係するが、12月からの直前期の勉強子供学力は更に上がってくるので、どの程度仕上がってきているか確認する上でも1月校の入試有益だ。(2月の受験本番までまだ2週間あるので、最後の弱点補強や振り返りができる。繰り返しになるが子供学力は本当に最後最後まで伸びる。)

3.受ける予定のない学校も出願候補として押さえておく

 自分自身も中学受験経験者だが、今の中学受験が当時と大きく違うのは、①ネットによって前日まで出願が可能となり、合格発表までの期間も短くなっている(翌日又は当日の発表が多い)、②複数回受験可能学校が増えている、という点。これによって、入試本番に突入してから受験結果に応じて柔軟に併願を再考・組み直すことができるというメリットが生じる一方で、受験生メンタルには大きな影響を与える事態となっている。

知らぬが仏という言葉があるように、昔は初日に受けた学校の合否結果が出ないまま2日目校、3日目校と受験するのが常だったので、最初に受けた学校の合否を知るよしもなく(=心乱されることなく)、それなりに心の張りを維持して試験を受け続けることができた。今はそうはいかない。初日に受けた学校の合否が早ければその日の夜にはネットで分かる。仮にそこで不合格となっていた場合子供は落ちたショックを引きずって翌日以降の試験を受ける羽目になる。中学受験は同じ面子試験を受け直したら合格者の半分は入れ替わる言われるくらい拮抗した競争であり(前述のとおり、直前の追い込みで受験生の多くがボーダーに集中しているとすれば自然なことだ)、そこで合否を分ける一番の要素は子供メンタルコンディションとなる。その意味で、2月1日から受験の結果が不合格となった場合子供達は最悪の精神状態試験を受けることを強いられるのである。そうして2日目、3日目と不合格メンタルが落ち込んでいく負のスパイラルに嵌まり込んでしまい、結果全落ちするケースも珍しくない。実際我が家は2月2日の押さえ校(当日夜に合格発表)でまさか不合格をくらってしまい、翌3日に向けて子供メンタルを立て直すのに非常に苦労した。こうした事態を防ぐ観点から、たとえ現時点では受けるつもりがなくても、子供の持ち偏差値から10~15くらい下で前日まで出願が可能な超安全校を2月の受験候補校として押さえておくべきだったなと反省している。

これから親御さんにとってはお子さんの受験準備に向けて精神的なプレッシャー高まる日々かと思うけど、結果がどうあれ中学受験を親子で乗り切った経験は決して無駄にはならないので頑張って欲しい。

2017-02-07

http://anond.hatelabo.jp/20170206102543

増田家が今日までにかかった費用概算

◆通塾費用

四谷大塚

5年生  605,600円

6年生  972,600円

サピックス

5年生  698,760円

6年生 1,277,640円

早稲田アカデミー

5年生  886,980円

6年生 1,135,684円

日能研

5年生  756,000円

6年生 1,134,000円

平均

5年生  736,835円

6年生 1,129,981円

合計 1,866,816円

受験費用

1/22  渋幕(1回目) 24,000円

2/1 AM 麻布  25,000円

2/1 PM 都市付属  25,000円

2/2 AM 渋幕(2回目) 24,000円

2/2 PM 農大一中  20,000円

2/3 AM 海城  25,000円

合計 143,000円(※2/3筑駒受験場合 123,000円)

入学

麻布  320,000円

以上、合計 2,329,816円

※通塾費用についてはリセマム参考

受験校については日付と偏差値から適当に当てはめた

2017-01-30

中学受験をする予定の娘の親の日記 入塾の事前説明会

1 ざっくり言うと

(1)中学受験視野とするため、今年の4月から小4になる長女を入塾させることにした。

(2)入会金を払い、父親である私が1月に行われた事前説明会に参加した。

(3)いざ説明会を聞くと、これから学習がかなり大変に感じられ、

  漠然とした中学受験イメージが、リアリティを伴った不安感に変わった。

2 塾選び

  とある全国チェーン展開をしている塾の入塾テストを受けて、娘は合格をしていた。

  家族会議の結果、新小4から入塾させることになった。

  この塾を選んだ理由は、以下のとおりである

 ・中堅クラスの進学実績は悪くない

  あんまり地頭の良い子ではないため、桜蔭女子学院等のような高望みはせず、

 中堅クラス中学を目指すことができれば御の字であると考えた。

  また、あんまり高望みをして、レベルの高い塾に行くと、周りの秀才に気圧されて

 くたびれてしまい、良い結果を生まないことが考えられた。

 (私の娘は負けず嫌いである。ただし、勉強はできる方ではない。)

  そこで、サピックスのような進学実績トップクラスの塾ではなく、

 あえて中堅の進学塾である、この塾に入れてみることにした。

 ・結構近い

  徒歩で5〜6分で行ける。

  小学4年生とは言え、塾がおわって家に帰り着く時刻は

 夜8時近くになるので、できるだけ近い方がいい。

  他にもっと近い塾はあったが、進学実績がイマイチだったのでこの塾にした。

 ・小学4年からやらないと間に合わない

  中学受験特殊であることは前から知っていたが、その範囲も膨大である

  例えば社会一つをとっても

 塾では小4で地理、小5で歴史、小6で公民を教わることになる。

  塾を途中から始めるとなると、自力地理歴史勉強しなければならない。

  

3 入塾説明会

 ・ほとんどお母さんが参加していた。夫婦で参加している人もいたが、父親は2〜3割くらいであった。

 ・先生が、1時間まるまる喋りまくりであった。逆に言うと、それだけ情報量が多い説明会であった。

 ・山のようなテキストを見て、「うわぁ、娘のテキスト多すぎっ・・・!」と思った。

 ・3月には合格実績発表会等が予定されており、ほぼ毎月何かしらの保護者向けのイベントがあるようであった。

4 所 見

 ・この教室には、基本クラスと応用クラスの2クラスがある。

  娘の入塾テストの際は、基本クラスという案内を受けていたのに

 びっくりしたことに、応用クラスになっていた。内心は嬉しかった。娘も喜んでいた。

  が、入塾テスト国語60算数48という偏差値であり、いか算数を向上させるか、

 今後クラス落ちさせないかポイントになると思った。

 ・テキストがめちゃくちゃ多い。しかも難しい。

  娘は勉強をする習慣があまりついていない。そこそこの量をパパッとやって

 すぐにゲーム漫画に移ってしまう。

  今までの娘の進研ゼミに対する姿勢なんかを見ても、放置していれば、

 おそらく絶対にやらないだろうから、かなり親が関与する必要があると思った。

  塾の先生も言っていたが、勉強する習慣とサイクルを半年から1年かけて醸成

 する必要があり、これが最初の一番の山場なんだろうと思った。

2014-03-26

中高一貫校偏差値は、鉄道網の発展や人口重心移動に左右される

自分ツイート転載編集。読み苦しいかもしれませんがご容赦を。

★近年池袋にある豊島女子中は女子御三家匹敵する偏差値にまで上昇しているが、

 「池袋湘南新宿ライン副都心線が乗り入れたか偏差値が急上昇」した、という説がある。

 大宮浦和川越志木武蔵小杉東横線横浜・・・辺りから通学しやすくなったから、一気に偏差値が上がった

 (他の「御三家」はターミナルにないので通い辛い)という説。

開成歴史は詳しく知らないが、千代田線(常磐緩行線)が西日暮里開業して、一気に偏差値が上がった、ということはないか?

 というか、山手線京浜東北線西日暮里駅自体が、千代田線に合わせて作った新駅だからなあ。

 それまでは開成日暮里又は田端から歩いてた、陸の孤島だった。

 西日暮里駅開設で、山手線京浜東北線千代田線で「集客」できるようになったから、開成偏差値が上がった説。

男子御三家の中で武蔵が低迷してるのは、立地が山手線の外で、北西方面の中学生以外からは「通学が不便」だからでは?

★灘が名門になった背景には、京阪神間の鉄道インフラの充実が確実に影響している。

 灘は住吉(国鉄JR)、魚崎(阪神)、岡本(阪急)が使える。昔は阪神国道線(路面電車)も利用できた。

 ライバルの甲陽は、阪急以外は使いづらい。この辺も影響して偏差値格差

 昭和40年代神戸高速鉄道開業し、山陽神戸電鉄沿線の子供も灘に通いやすくなった。

 灘が東大合格者数が1位になった時期がそれと一致するのは、単なる偶然か?

★灘は90年代になって交通アクセス的に便利になった

 (住吉快速停車、魚崎快速急行停車、岡本特急停車)

 その分偏差値もアップしないとオカシイのだが・・・

近鉄阪神なんば直通運転で、従来なら東大寺学園を目指した奈良秀才が、灘を目指すようになったらしい。

 徐々にその効果が出てくるのでは?

★80年代開成が灘を抜いたのは、「開成が上がった」というよりは「灘が落ちた」というのが正しいのでは?

 70年代関西の繊維とか商社とかがダメになり、本社東京流出が目立ちはじめ、アッパードルの親が東京流出したのも大きい気がする。

名古屋圏御三家や灘クラスの難関中学を生み出さない理由の一つに、

 「優秀な生徒を効率良く集めるインフラがない」、つまり鉄道網が首都圏関西圏より貧弱」という理由もあるのでは?

日比谷高校凋落の一因は、確かに制度改革の影響が大きいが、

 他にも「アッパードルクラスが、従来なら都電エリアに集住してたが、

 高度成長以降、郊外にも分散居住するようになり、学区内のアッパードル数が減った」影響も無視できない。

筑駒が躍進した一因に「アッパードルクラス人口重心日比谷付近から渋谷付近に、南西に移動したから」

 という要素はないか?

★「アッパードルクラス人口重心が、中高一貫校難易度に影響する」仮説が正しければ、

 湾岸エリアのタワマン大量供給は、中高一貫校偏差値を左右する力はある。

開成の躍進は「アッパードルクラス人口重心西南移動」に反するが、

 あれはやはり埼玉常磐エリアアッパードルクラス一網打尽にしたんだろうな。まさに西日暮里駅効果

★こうみると、アッパードルクラス人口重心から超然としているラサールって、異質だな。

 ラサール歴史は知らないが、ひょっとして敗戦時に「日本キリスト教化しよう」と開校したのか?

 戦前に、保守権化のような鹿児島キリスト教学校設立が認められたとはとても思えない。

 鹿児島って廃仏毀釈を徹底して仏教すら否定した土地から、そういう土地キリスト教を容認するとは信じられない・・

 ラサールが「アッパードルクラス人口重心論」を無視して、今でも東大合格者数が上位なのには敬意を表する。

 これは、ラサールキリスト教信心が強いことを証明している。

 逆に言えば、そこまでして頑張らなければならないほど、鹿児島保守が強いことを逆説的に証明している。

 多分、地元鹿児島県鹿児島市役所鹿児島銀行鹿児島新聞などは、昭和30~40年辺りは「鶴丸高校閥」が強固で、

 ラサール出身はいくらアタマが良くてもなかなか出世出来なかったんだろうな。だから福岡東京を目指すしかなかった。

 ラサールの開校は1950年。つまり長老OBでも79歳以下。だから政界への影響力は鶴丸には遠く及ばない

 あえて書くと、「逆説的だが、ラサール高校鹿児島保守性のお陰で東大進学校に成長できた」

久留米付設は孫正義を生み出したが、久留米付設が優秀な背景には、

 筑豊三池関係で優秀なアッパードル層があの辺りに存在した影響もあると思う

 (はてなー自分は、「はてな」というサービスを生み出してくれた近藤氏そして京都大学感謝している)

日本私立中文化が、日本の高度な鉄道インフラを前提としてるのは紛れもない事実で、

 例えば都市公共交通が未発達なアメリカだと、「公共交通で通学なハイスクール」は成立しない。あるとしたら寄宿舎型?

 イギリスとかは寄宿舎型の私立スクールとか盛んですが、あれは都市交通首都圏ほど発達しなかった裏返しかもしれない

鉄道インフラの進展と私立中高校レベル推移について、交通社会学?が専門な原武史先生論文書いて欲しいもの

サピックスの配置は街の年収知的民度可視化している説。

 デベロッパー的には「サピックス教室がある駅の土地を買ってマンション供給すれば、

 質のいい(高所得な)住民がマンション買ってくれる」から、「サピックス教室があるかどうか」が用地買収の目安になる。

2013-02-19

発達障害から勉強が出来ないのか?

￿

勉強も得意不得意ってあると思う。

中学受験の時はサピックスという塾に3年間真ん中より下の成績のクラスだった。

小学5年生の時からプロ家庭教師を週に6時間とか入れたけど、全くだ。

中学生の時は一番最初テストが真ん中より下で普通くらいだった。

しかしその後は320人中280位とかになった。

中学2年の時から学生家庭教師を週に6時間くらい授業を入れはじめた。

すると中学3年の時には320人中230位くらいにまでなった。

しかし、高校生になり教科が増え、科学系の教科が難しくなったり、高入生が入ってきたとたん成績は430人中410位くらいになった。

とうとう発達障害と認定された。

やっぱり自分勉強が苦手なのかなあ。

からといっていいところは一つもない。

ネフローゼという腎臓疾患までもっている。

普通人間下の人間性能だ。

今まで親の金でどうにかなってきたけどこれからどうなることか、、

学歴コンプとか抱えるのかなあ。片山

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