「現代美術」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 現代美術とは

2013-07-05

クラシック業界芸術界のレスリング

先に、海外ではどういった状況なのかといったことはあまり存じないことを謝っておく。

クラシック業界ほど保守的業界はない。

演奏情報を見ると軒並み18C中期から19C初期の曲目ばかりが並んでいる。

同じ曲目ばかり演奏し続け、「この曲いいだろ?良い曲だから何度でも聴きたいよな?」とドヤ顔で言い張っているが、クラシック人口が減り続けているという事実は大きい。

オリンピックにおけるレスリングは、今まで鼻高々に自分の地位を主張していたが、変革を迫られている。

業界内だけで自己満足しているだけでは、オリンピックの様な大衆的な場所はいられない、ということだ。

クラシック業界も、新しいかたちを取り入れていかなければ大衆に受け入れられ、生き残っていくことは出来ない。

絵画世界では、大家の作品の展覧会と並んで新鋭作家展覧会がおこなわれている。現代美術美術館も多く存在する。

映画世界では、先に目に入るのは最近の作品ばかりである古典の作品は名画座など手軽に鑑賞できる施設がある。

著作権の問題も大きいのかも知れない。

最近では、2004年に著作権が切れたラフマニノフなどは、ここ数年で一気に人気を増した。

CMで流れたり、ポップスメロディーが流用されたりすることで、新たな客層をつかまえたのではないかと思われる。

しかし、著作権切れだけに頼るクラシック業界では少々頼りないのではないか

2012-08-24

広島現代美術館に行ってきた

韓国人の作ったドールハウス見にいったんよ。

ドールとかミニチュアとか好きだから!好きだから

そっちは良かったんよ。マジ芸術とかそういうの抜きで半端無くてマジ良かったんよ。

ドールとか!好きだから

でついでに常設の方とか見たんだけど、クソやね。

何がクソってこの時期だから原爆モチーフ芸術作品?あるけど反吐デルネ。

原爆みたいにショッキングテーマを前面に持ち出して、

「どうですボクチンの作品凄いショッキングでしょ?」

アホか。

テーマおんぶにだっこされるような作品作って芸術家気取ってんじゃねえ。四流五流の仕事だあんなモン。

2011-08-17

権威が認めたもの芸術

権威が認めたもの芸術」って指摘して怒る人は、一体何を芸術としたいのかなあ。大体、みんな美術館にあるような「芸術」で心揺さぶられたことなんか、ほとんどないはずです。我々の心を揺さぶったのは、大量複製されたアニメマンガだったわけで。


↑これらを見て、村上隆の「日本には現代美術マーケットがない」というセリフや7~8年前に読んだ↓を思い出した。

現代美術なり、現代音楽なり、現代批評なり、頭に「現代」とつくヨーロッパ由来のハイカルチャーは、日本では、自前のマーケットを持たないまま、権威によってしか人材調達ができなくなっている。あまりにその制度が硬直しているから、制度のなかでキャリアを持っている人間が、その硬直を打ち破っていかないとどうしようもない。

擁護するはずの村上隆こそがカオスラウンジに激怒した理由が何となくわかる。

2011-08-04

http://anond.hatelabo.jp/20110803032726 を書いた増田なんだけど、下に続いている議論をいろいろ見ていて思ったことをつらつら書く。

まず一つはオタ文化はすでに弱者ではないのに、本人は弱者と思いこんでいること。そもそもこの不景気の中にビックサイトっていう日本の最大級の展示会場を年二回3日間フルで貸し切って即売会をやる文化のどこが弱い文化だ、と思う。現代美術よりももはや文化の強度としては全然強いと思うんだけどそれでもなぜか自分のことを(無理やりにでも)弱者だと思い込んでいるように見える。

そして、こっちが本題なんだけど、元々の http://anond.hatelabo.jp/20110802212441 に関して、なぜ現代美術オタク文化還元できなかったんだろうか。極論だけど、歴史上の人物から衛星までなんでもキャラクター化、すなわちオタク文化の形に変形してきたわけだし、現代美術勝手還元しちゃえばよかったのに。なんか現代美術だけきれいに避けられている感じがする。

"悪い場所"という言葉を使うなら、炎上方向じゃなくて二次創作ソースとしてこれまで同様"悪い場所"に取り込んでしまえばいいじゃないか、同じ絵なんだし、そして適当にすみ分けておけばよかったのにと読んで思っていた。ただそれすら拒んでいるような感じというか。

多分コミュニティ論はある程度的を射ていると思うけど、それがすべてではないと思う。そしてコミュニティ論が取りこぼした問題の一つってこんなところがあるんじゃないの、というところで各位どう思います?

2010-10-07

http://anond.hatelabo.jp/20101007165000

補足すると、前提として「文明時間の流れと共に発展していく」というのがある。

これは多分そうだろう程度の話なんだが、戦争や大規模な災害などがあっても、文明は発展し続けてることを考えるとそうとしか思えない。

老人が言う「あの頃は良かった」という言葉は、過去イメージを美化しただけで実際はちっとも「良くなかった」。

子供は「昔のほうが良かった」とは言わない。子供には昔がないからだ。こういう存在を抜きにすれば過去のほうが良かったと言えるかもしれないが、こういう存在が現に存在している限りそうとは言えないはず。生きるのを否定されるようなものだし。

現代美術はわけがわからない、アートではないと言われるけど、そもそもアートにいい悪いはないのだから、現代美術ダメ伝統美術はOKということにはならない。

まぁ、文明は発展し続けるというのもおかしいな。文明は「変化し続ける」のほうがいいのかな。単に肯定的なだけだと違う気がする。

おそらく100年前の人間が現代都市にやってきても「素晴らしい」とは思わないだろう。素晴らしい点よりも、ダメな点のほうが目についてしょうがないに違いない。

100年前の人間が思い描く100年後とは、100年前の価値基準の延長上でしかないからだ。

それを考えれば、昔のほうが良かったわけはないし、未来のほうがいいわけでもないのか・・

だからゲーム未来がどんなものになろうとも、それは結果でしかなくて、良い結果でも悪い結果でもない。ただ、人間は常に「良い結果」を求めているということは確かだ。

悪い結果を求めることは生物学的に不可能だ。

もし、人類文明が悪い方向に、つまり人類の望まない方向に発展することがありうるとすれば、それは強大な力を持つ何者か(あるいはどこかの国)が、

人類をそういう方向に導くために洗脳する以外に方法はないだろう。

補足と言いつつ関係なくなったな。

2010-09-03

http://anond.hatelabo.jp/20100903095016

萌えを泣き要素で薄める」って何?

萌え現代美術で薄める」って何?

普段でも「サラダマヨネーズで薄める」とか言っちゃってるの?

村上隆の作品を漫画アニメの「代替」として消費してる奴がどこにいるの?

ねえ、どこが似てるの?

上手いこと言ったつもりだったの?

バカなの?

2010-09-02

村上隆は「"Fuck"でアメリカ文化を語ってる」のと同じ

村上隆&あずまんの話を見て思った

http://togetter.com/li/46163

村上隆は「オタク文化を、現代美術翻訳しようとしている」とのこと(自身の主張)。

自分村上隆の作品とやらは、例の精液で投げ縄してる男と、乳で縄跳びしてる女のフィギュアしか知らないが、

アレをもって「ハイコンテクストオタク文化を、同じくハイコンテキスト現代美術翻訳している」とか言うなら、

それは"Fuck"と"Ass"だけでアメリカ文化全て(文学社会)を語ってるのと同レベルで頭がおかしい愚行だと思う。

たとえて言うなら、乳縄跳びがAss、精液投げ縄がFuckに値するだろうか。

それで、「あまりにも乱暴すぎだろクズが」とか言われたときに、

「お前らもっと勉強しろよ。FuckやAssの使われ方の奥深さを知らないのか?」とか言ってるのが、村上と東って構図に見える。

2009-11-01

萌えがわからない

もうタイトルどおり。これだけ日本橋行ったりしてるんだが、いわゆる萌え系(絵)の棚にはなるべく近づかないようにしてます。

「どれを指して萌え系?」

「どれもおんなじだろ」

という意見もあるかと思いますし、ものすごく線引きが難しいんですけども。

私の小学校高学年から中学生あたりまでの時代で使ってた言葉で言うと、パソパラで出てきた絵であり、PC98で一時代を築いたエロゲーの絵なんですよね、あれってそのまま。いや、直系の子孫というか(苦笑)

エロゲーアダルトビデオエロ本と同じく、性欲処理に使用するだけのツールであって、それを持っていることすらも恥ずかしく、押入れやベッドの下や机の引き出しの奥などに秘匿するものでした。そこにあるけどもないものとして扱われる、日陰の存在でしかなかった。たとえそこで使われているシステムだとかシナリオだとか絵が秀逸であれ。エロ、というジャンルに属しているという一点のために、さんざんお世話になっておきながら、後ろめたいだけのものでしたね、私にとっては。エロエロじゃん、ってバッサリでしたよ。まぁ当たり前っていえば当たり前ですかね。逆に言えば、後ろめたいものだからこそ存在しえうる表現方法でしかないだろうと。いくつもの条件付で評価したり酷評しなくちゃいけないジャンルなのだ、と。

萌え系の絵も、それを盲目的に肯定する層すらも、私はそう見てますね。エロゲーで使われてる絵の文法を押さえてるものなのは間違いないですし、実際原作エロゲーという例もかなり多かったりしますしね。限りなくエロゲーに近いか、ヘタするとそのものでしかないジャンルだと。いくら村上隆が評価されたりボーメの鬼娘やふんどし巻いた女の子フィギュアカルティエ財団現代美術館*7に飾られるいまでもね。それはそれ。萌えエロゲーなんかに興味のない人間がどう捉えてるのか?たとえキャラがかわいくても、エロというジャンルに属してたり、そう見なしうるものは頑として受け入れないし認めないんですよね。そこに実際にはあるけどないものとして扱おうとするのです。いくらテレビ萌えがこんなに広まってます、なんて声高に言ったところでもね。これが現実でしょうし永久に変わることはないと思います。

象徴的なのが2003年埼玉県健康福祉部医療整備課の監修でエロゲー水夏』のキャラを使った『水夏 ~おー・157章~』という教育ソフト学校現場に配布されかけた事件ですね。別にハダカが出るわけでもなく、手を洗いましょう~くらいの他愛のない内容だったらしいんですけどね。それでも一部の県会議員から

AV女優学校の授業に起用するのと同じことじゃないか!エロゲーとはなにごとだ!!」

クレームがつき、父兄からも問い合わせが殺到。結局配布は直前で撤回されソフトも回収されてしまいました。当時の産経新聞記者だった安藤健二がこの事件を当時紙面で採り上げ、さらに追加取材ののち出版したのがルポ封印作品の謎』でした。現役AV女優インタビュー

「私達は人間とは思われてなかったんですよね?」

などと答えてるのが印象に残ってますね。あれから何年も経ってますけど、いま同じことやってもやっぱり認められないでしょうね。萌えとかなんだのって、一般的に単語としては広まってますけども、実際のところそんな言葉すらなかった頃の日陰のままだと思いますよ。

「うわ、オレっていい歳してこんなもの見てるんだぞ~」

と、苦笑いしながらこっそり人目につかないところで自虐的にもて遊ぶべきものだと思いますね本質的にヤバイものなんですから。ヤバイものを扱ってるんだぞと開き直ればこれほどゆかいなものはありませんしね。

真剣に取りくんだり、間違ってもこれがアイデンティティだ、などと言い出したら目も当てられません。本当にただのイタいヤツですからねそうなったら。モノがモノだけに。取り返しがつかなくなる(苦笑)

大々的にメディアで採り上げられたり、いい大人が堂々とショップで買えるいまが異常なんですよ。単に日本産業界経済が落ち込んでるから仕方なくもてはやされてるだけだという意見もありますけどね。それにしてもやりすぎですよまったく。オタク的なものって基本的に後ろめたくてめちゃくちゃ恥ずかしいものなんですから。これが世界に誇る文化だ、と日本橋あたりで叫んでるようなヤツはいいかげんに認めたほうがいい。この売国奴が!、と優しく言ってあげたいですね(笑)そういう恥ずかしいものをいい歳した分別のつく大人が頭使って金使っていじくりまわすからこそ、愉悦感を味わうことのできる個人の倒錯趣味なんですよ本来は(苦笑)

なので、思春期当時を思い出すのか、直視するのが気恥ずかしい。これ、正直な気持ちです(笑)

2009-09-27

アスペクト比

街をあるいていると、現代美術オブジェのおいてある一角にさしかかった。

真っ赤な赤い四角いベンチがあったので座ってみようと思った。作品の前に白いプレートがあり、

作品の題名が「3メートル×3メートル×3メートル」とある。

だがベンチは直方体をしていた。

座ってみると俺のアスペクト比がおかしくなった。この技術アパレル業界で使われているに違いないと思った。

2009-07-31

ワッハ上方の闇2

ワッハ上方の闇1

http://anond.hatelabo.jp/20090731030837

の続き。

大阪府議会会議録より

http://www.pref.osaka.jp/gikai/discuss/index.html

【 平成11年9月定例会文化労働常任委員会-10月13日-01号 】

◆(漆原周義君)

続きまして、先日我が会派の代表質問におきましても質問させていただきましたワッハ上方について若干お尋ねさせていただきたいと思います。

 府立上方演芸資料館、いわゆるワッハ上方についての抜本的な改善策について代表質問でお伺いいたしましたけれども、その際運営面では種々工夫を凝らして頑張っているようではございますけれども、私はまた少し切り口を変えて、経営面についても質問させていただきたいと思います。

 まず初めに、代表質問にもありましたけれども、平成十年度における年間約二億円の持ち出しについて、その内容をお示し願いたいと思います。

◎文化課長田中寛君) 平成十年度におきますワッハ上方の収支状況についてでございますが、まず支出についてでございますが、ワッハ上方を運営するための管理経費につきましては、資料館の冷暖房などに費やす光熱費、また演芸ホールやレッスンルームの舞台技術関係でございますとか、展示室の受け付け、案内業務を行う業務の委託費などを中心にいたしまして約一億四千六百万円を支出しているところでございます。その他同資料館の管理運営及び貸し館や自主事業に従事する職員の人件費に約一億一千三百万円を要しておりまして、合計二億六千万円の支出となっております。

 収入の方でございますが、一方演芸ホールやレッスンルームの貸し館に伴う使用料や展示室の入場料の収入がございまして、これが六千八百万円となっておりまして、その収支差額、すなわち持ち出し分といいますか、これは一億九千二百万円というようになっております。

◆(漆原周義君) ただいまの答弁では、全体の運営費に占める人件費が大変多いように思います。代表質問の際、生活文化部長答弁の中で、民間人材の活用を図りながら経営改善を図るとありましたけれども、その具体策についてお示し願いたいと思います。

◎文化課長田中寛君) 現在ワッハ上方の人員につきましては、まず館長が上におりまして、その下に副館長と、それからその下に演芸課長という名前の者がそれぞれ管理職でおりまして、その下に管理それから事業を担当する者がそれぞれ五名、三名という形でおるところでございます。それとあと側面的なサポートということで、資料館という特殊性がございますので、資料の収集だとか、その収集した資料の分類とか整理とか行う上方演芸専門の非常勤スタッフがおります。これが民間放送局のプロデューサー出身の方々などで合計五名--参与という名前の方でございますが、そういう方々がおられます。このうち、先ほど言いました館長が非常勤職員でございます。それから、先ほど言いました上方演芸専門の非常勤のスタッフが、これも民間から来ていただいているという方でございまして、開館時より民間人材をこのようにして登用してまいったところでございます。

 また、本年四月から主に展示室への集客のための営業を目的といたしまして、民間からセールスプロモーターという方を一名いただきまして、各方面へのワッハ上方のPRや団体客のあっせん活動を行っているところでございます。

 今後は、これらの民間からの人材登用に加えまして、事業の企画や実施にかかわる専門性を要する分野などにつきましても、広く外部からの人材を受け入れることにして、業務内容とあわせまして経営面からも効率の高い運営に努めてまいりたいと存じております。

◆(漆原周義君) もとよりワッハ上方は、古くから庶民に親しまれてきた上方演芸の保存と振興を図る拠点として設立されたものであり、その意味からも経営面だけをとらえてその運営の改善を図れるものではないということはわかります。言いかえれば、行政だけの力では及ばない部分を広く府民の力をおかりして支えていくような施設づくりが大切ではないかというふうに考えます。

 ワッハ上方では、先月から展示室にボランティアガイドを導入したようでありますけれども、こうした事業面だけではなく、館の運営面でも民間の活用を図るべきではないかというふうに考えております。先ほどNPOとの協働見解をお伺いさせていただきました。昨年施行されました特定非営利活動促進法、いわゆるNPO法で認定された団体などを活用することもその一策ではないかというふうに考えておりますけれども、いかがでしょうか。

◎文化課長田中寛君) お示しのように、ワッハ上方では、展示室の来場者に対しまして、楽しく、わかりやすく鑑賞していただくということで、府民を中心にボランティアガイド募集いたしましたところ、五十五名の方が応募いただきました。先月から現在そのうちの四十一名の方々に活動をしていただいているところでございます。今後とも、こうした市民レベルの活動と連携を図りながら、府民に親しんでいただける施設の運営に努めますとともに、お示しのNPO法で認定された団体の活用につきましても、その方策等について研究、検討してまいりたいと存じております。

◆(漆原周義君) 文化は、伝統やその性質上、財政問題と切り離して考えなければいけない分野であるというふうに言われることもありますけれども、今日の府財政財政再建に取り組んでいる現状を見てみますと、やはりその経営改善につきましても真剣に取り組んでいただきたいなと。その中から多くの府民の皆さん方に親しまれる大阪の文化の拠点がワッハ上方であるというふうな形で思われますように、これからの尽力を心からお願い申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます

【 平成12年9月定例会教育文化常任委員会-10月12日-01号 】

◆(西原みゆき君) 次に、ワッハ上方についてお尋ねをしたいと思います。

 府立上方演芸資料館ワッハ上方が開館してやがて丸四年を迎えますけれども、ことし入場料を半額にいたしました。その効果はどうだったのか、効果はあったのか、こんな点でまずお尋ねしたいと思います。

◎文化課長(冨岡久生君) ワッハ上方の入場料の引き下げについての効果についてでございますが、具体的な効果と申しましても、入場者数の増加を図るという意味での入場料の引き下げですので、四月以降の入場者数の動向についてお話をさしていただきたいと思います。

 ことし四月以降の入場者数でございますが、八月末までの状況を申し上げますと、総入場者数が二万四千三百十一人となっておりまして、これは前年の同期の入場者数一万九千四百九十八人と比較いたしますと四千八百十三人、二四・七%の増加となっております。このうち有料の入場者数で見ますと、二万二千九百三人となっておりまして、前年度の入場者数一万八千四百六十八人に対して四千四百三十五人、二四%の増となっております。

◆(西原みゆき君) 展示室の入場者は、開館後の九七年丸一年間で十万三千人おられたのに対して、九九年、昨年四万三千人、四割に減りました。入場料の値下げによりまして、昨年同期との比較で今二四%ふえたということでしたけれども、ピーク時の半数なんですね。抜本的な打開策が今必要なのではないか、このように考えますが、いかがでしょうか。

◎文化課長(冨岡久生君) 入場料金について申し上げますと、従来の入場料金は入場者から、また府議会の御意見としても高いのではないかとの指摘がございまして、この辺を踏まえて今年度当初に改定をしたものでございます。

 集客のアップにつきましては、従来から実施しております在阪百貨店友の会等とタイアップを始めまして、昨年からは上方亭を活用した演芸ライブ公演、あるいは上方演芸にまつわる演芸ミニ講座などを実施しておりますほか、来場者に展示資料内容を楽しく、わかりやすく説明するボランティアガイドを導入しまして、今年度も引き続き集客に努めておるところでございます。

 今後とも、上方演芸の保存と振興を図り、府民上方演芸に親しむ場を提供する、こういう設置の趣旨にのっとりまして、収蔵資料を活用した特別展示の開催など、展示内容の魅力向上に一層努めますとともに、旅行会社などとの連携を強化しまして集客を図るなど、さらに入場者の確保に努めてまいりたいと、このように考えております。

◆(西原みゆき君) 私どももこ上方演芸資料館の設立にも、そして昨年の料金値下げにも賛成をしてまいりました。でも、その立場から、展示場である以上、上方文化の埋もれた資料を掘り起こし、展示し、府民にその時代に立ち戻って上方文化の歴史を親しんでもらえる、そういう施設として一層発展してほしいと思っています。

 その立場から、三つの点を提案をしたいと思うんですけれども、まず一つは、この演芸資料館、お笑いの分野にとどめず、例えば文楽とか、それから上方文化とか人形浄瑠璃、こんなのはほんの一例ですけれども、ほかにももっといろいろあるかと思いますけれども、大阪の文化、芸術歴史を取り上げる方向で資料の収集の対象を広げてはどうか、こういうことが一つ。

 もう一つは、そういう資料をきちんと分類し、そして魅力ある展示をするためには、やはり専門的な視点が必要ではないか。学芸員を配置することも必要なのではないか。

 第三は、今までも集客についていろいろ御苦労されているとお聞きいたしましたけれども、さらに知恵を出していただかなければなりませんけれども、年に何回かお笑い以外の分野の特別展示などを広く上方の文化に携わってこられた方々にも足を運んでもらって参加層を拡大をしていく、こういう方向もあるのではないか、こんなふうに考えますが、いかがでしょうか。

◎文化課長(冨岡久生君) ただいま御提案のありましたお話ですが、まず一点目の展示内容、収集資料等についての対象範囲を広げて歌舞伎文楽といったお話でございますが、これまでワッハ上方が各方面から寄贈を受けまして収集してまいりました資料は、漫才落語にまつわるものが中心となっております。お示しいただきましたような歌舞伎文楽等の資料につきましては、一部の文献などに限られておりますけれども、これらの資料は展示室のライブラリー活用して入場者の方々にごらんいただけるようにしております。

 二点目の学芸員の配置についてでございますが、ワッハ上方には設立時から上方演芸に造詣の深いマスコミ出身の非常勤の参与でありますとか造詣の深い専門員を配置して運営をしてまいったところでございますが、昨年からさらに非常勤の学芸員を配置いたしまして、その体制を強化したところでございます。

 三点目の内容の拡大等でございますが、先ほどの対象範囲を広げるというお話もございましたが、先生の御提案の趣旨をも踏まえまして、展示室の魅力向上のために創意工夫を重ねてまいりたいと、このように考えております。

【 平成13年2月定例会教育文化常任委員会-03月13日-01号 】

◆(山本幸男君)

では、最後に、四点目のお尋ねを申し上げます。四点目は、ワッハ上方経営改善についてでございます。

 多くの方々も新聞でごらんになったかもわかりませんが、実は本年の一月十九日付の読売新聞に「ワッハ上方笑えまへん、客入らず赤字五億円」と、このような大きな活字が躍った記事が出ておりました。私の周りの方々も、たまさかこの記事を読まれまして、山本さん、これは一体どうなってまんねんというふうなお尋ねが幾つかございました。

 考えてみますと、今日の中で、これはやはり一般紙さんの記者の方の思いを込めた記事でございますから、その扱う記事のレイアウト、活字の内容、いろんな部分は、当然各紙各様違うかもわかりませんが、この一月十九日の読売さんの記事では、今申し上げたように、客入らず赤字五億円、これだけが大きく躍っておったわけでございます。当然当局の方々は、今日まで足かけ五年を迎えようとしているこのワッハ上方、さまざまな意味経営の御努力に汗をかいてこられたと思います。まず、その点をお伺いいたします。

◎文化課長(冨岡久生君) 平成八年にワッハ上方オープン以来、平成九年、平成十年と展示室への入場者が前年の半減という状況が続き、御指摘のような収支状況にございます。これまでの間、全般的な経費の節減を初め、展示室の魅力づくり、あるいは集客のための工夫とか、考え得るさまざまな取り組みを行ってまいりました。

 具体的にその幾つかを申し上げますと、まず魅力ある展示室づくりといたしまして、展示室内でのライブ公演の実施や、入場者に展示内容を楽しくわかりやすく説明するボランティアガイドの導入などを平成一年度からやっております。

 また、集客対策といたしましては、平成十年度から大阪市交通局の共通一日乗車券利用者への割引対象施設への位置づけ、それから一年度にはなんばグランド花月との入場セット券の販売、十二年度には大阪府内の小中学校約千五百校に利用案内を送付するなど、団体客誘致の方策を講じてきたところでございます。また、同じく平成十二年度からは、展示室の入場料が高いという利用者の声が多かったことを踏まえまして、入場料を半額に改定をいたしております。

 また、経費の削減につきましては、平成一年一月から、開館時間や休館日を効率的に設定することによりまして光熱水費の節減、あるいは十一年の九月からは、先ほど申し上げましたボランティアガイドの導入によりまして、展示室内の案内業務委託費を縮小しております。また、人件費につきましても、平成一年度には職員一名を非常勤化し、平成十二年度には三名を外部委託化するなど、経費の節減に努めてきたところでございます。これらの結果、平成十二年度、今年度は、平成九年度と比較しまして約三千万円の経費節減を見ております。

◆(山本幸男君) 今、ある面では御努力の一端を御報告いただきました。本当に現場の方々は、さまざまなお声を正面から受けられながら、全力で頑張ってこられた。その意味では、敬意を表する次第でございますが、一方ではやはりそのような問題が色濃くいまだに残っているわけでございます。入るをはかり出るを制すという御努力は、今後も大いにしていただけると思いますが、私は次の三点から提言風に申し上げたいと思います。

 まず、一つは、経営能力にたけた民間人の登用というのが一つでございます。

 二つ目は、府の出向職員、現在七名の方が出向いておられますけれども、この府の出向職員を含めた人件費の一層の削減、府の出向職員は現在七名でございますが、私は、勘どころを押さえる方々だけでもいいんじゃないのか、こんな思いもしております。そういうことで、二番目は人件費の一層の削減でございます。

 三つ目は、ある面ではその地域相場ということもございましょうが、やはり家賃を安くするための御努力、いわゆる賃借料改定協議を一層進めていただく、この三点を強く提言風に申し上げますが、この点いかがでしょうか。

◎文化課長(冨岡久生君) ワッハの経営改善について三点の御提言でございます。

 まず、一点目の経営能力にたけた民間人の登用ということでございますが、一般的に申しまして、公共施設経営運営に当たりましては、施設の公共性にかんがみまして、府民が利用しやすい料金設定を行うと、こういう必要性がございます。しかしながら、そのような公共施設の運営におきましても、営利企業における経営感覚の導入は必要であるというふうに強く感じておるところでございます。先生お示しのような、経営感覚にたけた民間人の登用を直ちに行うことは困難な面もございますが、例えば民間経営コンサルタントの御助言をいただくなど、御提言趣旨を生かせるよう取り組んでまいりたいというふうに存じます。

 二つ目人件費の一層の削減についてでございます。先ほどお答え申し上げましたように、職員につきましては、十一年度に一名を非常勤化し、また平成十二年度には三名を外部委託化することなどによって、人件費の削減を図ってきたところでございます。平成十三年度には、さらに一名を外部委託化することとしております。今後も、引き続き常に業務内容に見合った効率的な人員体制になっているか、職員の人数、外部委託化、非常勤化といったことに目を配りながら、人件費の削減に向けて努力してまいりたいと考えております。

 三点目の賃借料の問題でございますが、ワッハ上方は、演芸ホールなどを有する特別な仕様構造といいますか、そういった施設でありまして、賃借料についてはほかの通常の民間テナントビルと単純に比較することはできないというふうに考えております。しかしながら、少しでも支出を抑えるという観点から、貸し主であります吉本興業株式会社に対して、平成十年度から賃料減額の申し入れを行ってきておりまして、その結果、十一年度には約千三百万円、十二年度には約千二百万円の賃借料の減額を見たところでございます。

 今後も、引き続き賃借料の縮減のため、現在も値下げに向けまして協議継続いたしておるところでございますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

【 平成14年  5月 定例会本会議-05月27日-03号 】

◆(漆原周義君) 民主党府民ネットワーク府議会議員団の漆原周義でございます。

(略)

 次に、府立上方演芸資料館ワッハ上方の運営についてお尋ねいたします。

 ワッハ上方は、大阪文化の一つである落語漫才浪曲講談などの上方演芸を時代の変遷につれて風化することのないよう保存し、後世に引き継ぐとともに、時代にふさわしい新しい上方演芸創造を促して大阪文化の発展に寄与するため、平成八年十一月に設置された施設ですが、全国的に見ても特色ある施設であります。オープン以来ことしで六年目を迎えていますが、これまで毎年運営費を含め年間約五億円の一般財源ワッハ上方の運営に投入されてきました。ワッハ上方は、賃貸借物件という施設の性格から、平成二十二年度までの賃貸借期間中、この施設を維持するには毎年これまでと同額程度の一般財源支出していかなければならないことは明らかです。大阪府の危機的な財政状況と時代が求める行財政改革を推進していく中で、今後のワッハ上方の運営をどのように考えておられるのか、知事御所見をお伺いします。

 また、知事は、行財政計画案の中で、文化の振興なくして大阪再生はあり得ないと明言されています。文化の振興には一定の財政負担は必要ですが、文化施設を効率的に運営するための不断努力を怠ってはなりません。ワッハ上方の現状を見ますと、ホール稼働率が伸び悩んでおり、これを打破する対策が急務となっています。そのために、例えば演芸に利用する場合とその他の用途で利用する場合で使用料に二倍の差が設定されている現在の料金体系を一本化して広く利用者の増加を図るなど、ホールのあり方について条例改正も含めてさまざまな角度から検討する必要があると考えますが、生活文化部長の御所見をお伺いします。

【 平成14年9月定例会教育文化常任委員会-10月17日-02号 】

◎文化課長(合川正弘君) 文化課の予算でございます。額的に申し上げますと、平成十四年度の予算では二十一億七百九十八万七千円となってございます。その内訳で、主なものでございますけれども、大阪センチュリー交響楽団の運営補助といたしまして五億二千二百八万二千円、府立上方演芸資料館ワッハ上方の運営といたしまして四億九千五百九十七万六千円、財団法人大阪21世紀協会への負担金四億二千三百一万三千円、社団法人大阪フィルハーモニー協会への貸し付け及び補助金で一億六千九百三十万円になりまして、残りが五億円ほどですが、それも文化情報センターでございますとか現代美術センターの施設の管理運営費、その他文化事業に関する助成制度でございますとか顕彰事業、あるいはことしから始めました元気・クラシック事業など、厳しい財政事情の中で、ことし初めてやったような事業も生み出しておりますけれども、ぎりぎりの施策選択をしたものとなってございます。

◆(東武君) 言うなれば、がんじがらめになってしまって、センチュリー交響楽団、これは固定費ですね。最初、文化振興基金が百億あったと。それがずうっとこれを使ってきて、今現在四十億円ぐらいじゃないですか。これはこれで要るわけでしょう。ワッハ上方資料館ですね、これも約五億円ほど要ると。吉本さんに払う家賃ですね。これは必ず払わないかんわけでしょう。これは幾らですか。

◎文化課長(合川正弘君) ワッハ上方賃貸料でございますが、三億円を少し切る額で、二億九千万強でございます。

【 平成15年  9月 定例会本会議-10月02日-03号 】

◆(松田英世君) 民主党無所属ネット議員団を代表いたしまして、一言ごあいさつを申し上げます。民主党松田でございます。

(略)

 続いて、ワッハ上方のあり方について申し上げたいと思います。

 ワッハ上方は、上方演芸の保存、振興の拠点施設として平成八年十一月にオープンしました。入場者数については、一時的に低迷をいたしましたものの、利用料金の改定などにより改善が図られております。しかし、当初から三億円を超える年間家賃を十五年間支払う契約ビルの所有者である吉本興業株式会社と交わしており、年間収支で見ると、収入五千五百万円に対して支出が五億二千万円というふうな状況であります。

(略)

◎生活文化部長(山登敏男君) まず、ワッハ上方につきましてお答え申し上げます。

 府立上方演芸資料館--ワッハ上方は、上方演芸保存振興検討委員会提言を受けまして、上方演芸ゆかりの地に、大阪の特色ある上方演芸継承し、次代に引き継いでいく施設として設置したものでございます。

 ワッハ上方の運営経費につきましては、その縮減を図りますために、特に賃貸借料についてビルの貸し主と精力的に交渉を行い、開設当初と比較し四千万円余りの縮減を図っております。

 また、今年度、上方演芸はもとより、それ以外の幅広い利用を促進することなどを目的に、府立上方演芸資料館条例の改正を行いまして、ホール等の稼働率や展示室入場者数の向上にも取り組んでいるところでございます。

 こうしたことから、公の施設改革プログラムにおいて目標としております運営経費の圧縮や入場者数の増加につきましては、着実に成果を上げつつあり、府民に親しまれる施設となるよう今後ともさらなる収支改善を図り、より効率的な運営に努めてまいります。

 ただいま抜本的な見直しを決断すべきとの御提言をいただきましたが、ワッハ上方の運営方策につきましては、来年度、大阪府財政計画案が全庁的に改定される中で検討してまいりたいと存じます。

ワッハ上方の闇1

大阪府議会会議録より

http://www.pref.osaka.jp/gikai/discuss/index.html

【 平成8年度スポーツ・文化振興特別委員会-01月28日-02号 】

◆(塩谷としお君) そういうふうな御答弁であれば、あえてちょっと申し上げておきたいと思うんですが、ワッハ上方、いただいた資料によれば、既に大阪府が出しているのは展示室の内装費で約四億九千万円、それから演芸ホール設備関係も含めれば五億円を下らないだろうというふうに思います。それから、年間の経費で言うたら家賃、共益費が年間約三億四千万、それから運営管理費が約二億八千五百万、合計六億二千五百万、これから毎年出していかなくちゃならない。これは今の財政状況の中で相当なワッハ上方の運営に大阪府お金が使われるわけですね。

 一方ですね、私、ごらんになった先生方も多いと思いますが、あのワッハ上方のあるところは吉本ビルの中の一角をいわゆる借りているわけですね。あの辺に行ったらいかにも吉本の中の一施設だという思いを、感じを受けるのは、私だけではないだろうというふうに思うんです。何か吉本のためにあるんじゃないかという感じが非常に強くするわけですよ。

 だから、そういう印象を持たれないためにも、やはり大阪府として府立の上方演芸資料館としての、やっぱり私は何といいますか、襟度というのか、プライドというのか、あるいはグレードというのか、そういうものを兼ね備えたものをつくっていくというのは、これはやっぱりこれから大いに求められるんじゃないかというふうに思いますよ。

 だから、あえてきょうの特別委員会で貴重な時間をいただいて質問をしているんで、この点はぜひ今後検討する課題として考えていただきたいというふうにこれは強く要望しておきたいと思いますし、また別の機会に改めて尋ねていきたいと思います。

 最後にもう一点、私はそれと関連して非常に強く思ったのは、入場料金の問題なんです。

 ワッハ上方の入場料金は大人八百円です。これは、一つには大阪府立の他の博物館、資料館と比べると、やっぱり際立って高いと言わざるを得ないと思います。内容的に言うても、私は八百円は高いなというふうに率直に思いましたけども、他の館と比較して高い。例えば、府立弥生文化博物館それから近つ飛鳥博物館、これは常設展の場合は一般は三百円です。それから、リバティおおさか--人権博物館ですね、それからピースおおさか--平和センター、これは二百五十円です、大人がね。だから、それと比べると随分高い。

 それからもう一つ、五階の演芸ホール、これは私は実際驚きましたけども、一月いっぱいまでで大体五十六回公演が行われて、また行われる予定になっておりますが、三千五百円が一回、それから三千円が四回、二千五百円が十二回、二千二百円が一回、二千円が三十四回、あとは千八百円とか二千円以下なんですけども、これは一般の劇場と変わらない、あるいはそれより高い入場料金です。

 ワッハ上方の資料館とそれから演芸ホールを同時に見に行ったら、高い場合は三千円以上優に一人かかるんですよ。私は、ワッハ上方演芸ホールというのは非常に中も立派な劇場ですし、例えば落語を聞く場合に普通グランド花月とか、あるいは角座とか行ったら、たくさん出演者がおるから落語を聞きに行っても一人十五分から十分ぐらいで終わってしまうと。本当の落語という芸能を堪能しようと思うたら、ワッハ上方なんかが非常に活用されてしかるべきだと思うんです。しかし、同時に入場料金ももっと下げて、もっと多くの府民が気軽に行けるようなそういうものに改めるべきだと思います。

 聞けば、この演芸ホールの入場者というのは非常に少ないというふうに聞いているんですね。これは新聞にも関係者の投書が載っておったのを私も見ましたけれども、その一つに、やっぱり入場料金の問題もあるだろうというふうに思います。これはぜひ、今後安くするということを検討するということが私は大事だと思うんですが、その点はどうでしょうか。


【 平成8年度企業会計・一般・特別会計決算特別委員会-05月11日-09号 】

◆(西脇邦雄君) 私の方は、ワッハ上方の運営の現状と課題についてと、それからこの国会で成立いたしました特定非営利活動促進法、いわゆるNPO法案が成立をいたしましたので、その認証の問題について、二点にわたって質問をいたしたいというふうに思います。

(略)

 それでは、ワッハ上方の運営についてお伺いしたいと思います。

 まず最初に、大阪文化振興財団管理運営をされておるということでございますので、ちょっと全体の財団の現状なり四つの組織と八年度の決算状況について、まず伺いたいと思います。

◎文化課長田中寛君) 大阪府文化振興財団は、昭和六十三年に大阪府が策定いたしました文化振興ビジョンに基づきまして、ビジョンが目指す文化首都大阪の一翼を担うため、行政機関や民間団体と密接な連携のもとに多様な芸術文化事業を行うため、平成元年五月に設立いたしました。

 大阪文化創造の十年と位置づけられました昭和六十三年度から平成九年度までの十年間の文化振興財団の主な事業といたしましては、国の内外で高い評価をいただいております大阪センチュリー交響楽団の運営、二十一世紀大阪世界に対する美術の発信拠点とするための国際現代造形コンクール--大阪トリエンナーレと申しておりますが--など先導的な事業を実施しております。

 また、すぐれた舞台芸術府民が身近で鑑賞する機会を提供いたします府民劇場の開催、それから芸術劇場府民芸能芸術鑑賞会の実施、文化情報誌の発行など多彩な文化事業を展開しております。

 文化振興財団の本部は北区中之島ビルの中にありますが、同じフロアに文化生涯学習の拠点であります府立文化情報センターと府立現代美術センターそれから難波にございます府立上方演芸資料館--ワッハ上方と申しますが--の管理運営を行っておるところでございます。

 平成八年度の決算で申し上げますと、本部管理費及び事業費が二億九千四百万円。交響楽団の運営費が八億八百万円、府立文化情報センター及び府立現代美術センター管理運営費が三億二千八百万円、府立上方演芸資料館管理運営費が二億二千八百万円となっておりまして、合計で十六億六千万円でございます。

 文化振興財団組織につきましては、大きく分けまして四つございまして、一つは財団本部、それから大阪センチュリー交響楽団それから文化情報センター現代美術センターそれから上方演芸資料館でございます。

 財団の職員でございますが、プロパー職員が五十八名、そのうち楽団員が五十二名でございますが、それから府からの派遣職員が四十二名、非常勤職員が十三名の合計百十三名で運営を行っております。

 以上でございます。

◆(西脇邦雄君) 大体総額十六億強のうち、二億数千万というのが管理費だと、こういう説明であったと思います。振興財団の四つの柱の一つの事業であるということがワッハ上方の事業でありますけど、実はこれと別に平成九年の資料を見せていただきましたら、やっぱりこれ吉本ビルへの家賃だけで三億四千万円弱かかっておると、こういう現状だというふうに思っております。

 もちろん、難波千日前の一等地のビル借りてスタートしたという状況があるわけですから、これだけかかるんだと、こういう説明でありましたけど、開館から一年半なんですけど、これだけの負担をといいますか持ち出しがありながら、ちょっとどういう現状になっておるのかということで、何点か伺いたいと思います。まず、現在の状況について伺いたいと思います。

【 平成9年度一般・特別会計決算特別委員会-01月14日-02号 】

◆(平野クニ子君) 次に、展示室の運営について、私は思うんですが、私も何度かその展示室を拝見さしてもらいましたし、すばらしい貴重な資料というのがたくさん並べられていますし、私なんか値打ちはわかりませんけれども、本当にきっとこれすばらしいもんだろうな、府民の皆さんが大事になさってて、またそれぞれが大切になさってたのを御寄贈をいただいたりしたんだろうな、こう思いながら拝見はいたしますけれども、一度ずうっと見て、またやっぱり同じところを見ようかという気にならないのは何でやろうな、これがやっぱり歴史というか文化というか心の肥やしなんだけども、引き込まれるものがないんですね。きっと私の勉強が足りないから引き込まれるものがないんだろうな、こう思っていますけれども……。

 あの周りには、ワッハ上方のあの立地条件からすると、ミナミですよね。きっと、ここがええよと、ワッハ上方って大阪府がやってんねんて、あっこへ行ったら絶対おもしろいでってなったら、若者は周りにうようよしてるんですよ、あのミナミのかいわいは。一度でもいいから一遍のぞいてみよう。のぞくと、おもろかったで、漫才やってたでと、こんなん並んでたでと、そやけどおれら見たことないわと、こんなんというような、きっと私だって見ても、これはどんなふうに使うてはったんやろうなって、何に使われてたんだろうなと思うようなものがあります。

 そういうときに、若手の今修行をしてますとかギャラのうんと安い皆さんにでもワッハ上方に来ていただいて、これ何やねんと、これ何に使うもんなんかと、おまえ漫才目指して頑張ってんのに我々の先輩が使いはったこんなん何も知らんと来てんのかいというような、若い人たちにも何か心を揺るがすような方法は、興味を引いてもらうような方法はないもんだろうかな。私、じゃあんた考えてまっかと言わはったら、今これという、今ちょこっと言うたぐらいでしかないんですが、このあたりはいかがなもんかなと、このように思っています。

 例えば、展示室の中に上方亭というお部屋ありますね。あそこなんか上手に使いはったらいいのではないかなと、せっかくあれだけの建物であれだけのお金をかけてしているわけですから、ぜひ上方亭なんかを使って、私が今言ったような、古いものを新しい人たちにも覚えてもらい、そして歴史を広めていく、文化を広めていくというような、そういう一工夫はできないものかなと、このように思っています。

 どうぞ、そういうことというのは、できるのかできないのか一遍頑張ってみまひょと、まだ舞台にも立ったことのないような人が、ちょこっとしたあの上方亭の中でも、そういうおけいこにもなりますし、またその持つ演芸場ベテランの皆さんが漫才をなさってたら、きっと励みにもなるなと思いますけど、このあたりは、どんな使い方というか、今後何かお考えですか。

【 平成9年度一般・特別会計決算特別委員会-02月02日-07号 】

◆(平野クニ子君) 民主党府民連合平野クニ子でございます。

 私は、本委員会で論議をされました平成九年度一般会計及び特別会計にかかわります決算報告に関しまして、議員団の意見と態度を明らかにしたいと存じます。

 この間、本府の決算につきましては、いわゆる昨年、一昨年の--この年の前ですね--二年間というものは、あの裏金問題などで不認定という二年連続の異常事態がございました。九年度決算におきましては、こういたしましたイレギュラーな事態こそ発生しなかったものの、この未曾有の財政危機の中での予算編成、執行という状況、すなわち予算総体非常事態であると言っても決して過言ではないと思っています。このような現状下であります。

 どういうその科目の予算であれ、これは府民から預かっている大切なお金でありまして、このまた議会の厳しいチェックをお受けになり、それこそ悩みに悩んで予算編成されたものと私ども思っています。その執行に当たっては、細心の注意と、そして緊張感を持って臨むべきではないか、このように私は考えておりますが、しかしながら本委員会の議論の中で明らかになったことは、そうした大切な予算でありながらも、必ずしも納得のいく使われ方ばかりではなかったと思っています。

 例えば、何度も申し上げるようでございますが、あのワッハ上方平成九年度で六億一千八百六十三万四千円が支出をされています。その中で、入ってくるお金が一億百六十六万四千円。そして、この中での家賃ビル賃貸料が四億四千万弱。というのは、半分以上がこのお家賃になっている。そして、平成十年度を見てまいりましても、これだけ厳しい財政再建の中で、ここは手つけはれへんかったんかな、そうでもないんだろうか、これは十年度のまた決算の中でお話があろうかと思いますが、私はそのように感じました。

 すべての職員のまた模範とならなきゃいけない一部幹部職員の行動に問題点があったことも明らかになったのは、事実でございます。確かに、過年度のような不正支出はございませんでしたが、現下の厳しい財政下のもとで、このような緊張感が欠如した仕事、対応の仕方で事足れりということには到底私はならないと思っています。

 もっとも、私が数年前この決算委員会で御議論をされた印象と、そして今回この委員の一人として加わらせていただいた印象というのは少々変わっております。各部において、非常に不用額が相当あることにまずびっくりをいたしました。数年前というのは、何ときれいにお使いになってるな、これびっくりしたんですよ。でも、この不用額が残ってる方が、私はこれの方が正しかったのではないか、この行き先がなくなったのは非常によかったと、このように思っています。

 なぜそうなったのかという、この不用額が残ったということは、なぜそうなったのかということがまだもうひとつわからない部分がたくさんございました。それでは、事業、業務の必要性の精査に不備があったのか、事後仕事の進め方に問題があったのか、そしてこれはやはり説明をしていただく責任があるのではないかと私は感じました。

【 平成10年度スポーツ・文化振興特別委員会-02月10日-02号 】

◆(阿部誠行君)

 あと一点だけ、ワッハ上方の問題についてですけども、ワッハ上方の入場者数が非常に特徴があるということで、展示室とそれから演芸ホールとレッスンルームという点で入場者数の推移ですね、これは特徴だけ、平成八年から平成十年までの推移ですけども、一日当たりの入場者数にしてみるとどうなっているか、その点だけわかりやすく。

◎文化課長田中寛君) お示しのように、ワッハ上方につきましては、展示室と演芸ホールとレッスンルーム、この三つの三本柱というような形でやっております。

 展示室につきましては、一日平均でしますと、今オープンして三年目でございますが、平成八年度は一日平均八百四十五人、それから平成九年度は三百八人、平成十年度は百七十一人という、これは途中でございますが、こういう形になっております。

 ただ、演芸ホールとレッスンルームにつきましては、年を追うたびにふえておりまして、ちょっと一日当たりでは出ませんが、平成八年度では演芸ホールにつきましては百三十二回の延べ入場者が二万二千人、平成九年度は二百二十三回の延べ入場者が五万人、平成十年度は、これは十二月まででございますが、百七十一回の延べ入場者が三万八千人ということでございます。

 また、レッスンルームにつきましては、平成八年度は五十三回で延べ二千七百八十三人でございましたが、平成九年度は二百四十六回で延べ入場者が一万人、平成十年度も十二月まででございますが、既に二百七十回になってまして、前年度をオーバーしておりまして、延べ入場者でも一万人を既に達成しているというところでございます。

◆(阿部誠行君) 時間が来てますので、もう手短に一つだけ。

 結局、ワッハ上方--上方演芸資料館は、演芸ホールとレッスンルームはにぎわっているけれども、上方演芸の展示、これは年を追うごとに大変な状況になってきている。本命であるこの--これだけが本命とは言えないかもしれませんけど、しかし演芸資料館として資料を展示しているこの展示室の入場者が激減をしてきているという点については、これは展示の内容だとかあるいはその中身、あるいは展示の仕方、さまざまな面で問題を持っているんだろうというふうに思うんです。

 実はね、私のところに手紙をもらったんですけども、この手紙の中で、たくさんの資料を一般の人たちから提供、あるいは貴重な資料もその中には含まれている、こういった提供されている資料が本当に有効に使われているのか、またきちんと大事な資料として整理もされ、保管をされているのかどうなのか、この点非常に危惧した投書が私どもに参っているんです。その点についてだけちょっと。

◎文化課長田中寛君) 先ほどの御質問の資料につきましては、今府民の方々からいろいろいただいておりまして、現在三万点を超えているということでございます。これは常設展示ということで、展示コーナーがございますけども、その一部に特別展等をするスペースがございますので、その中で例えば上方演芸殿堂入り特別展だとか、曽我廼家五郎八追悼展というような特別展活用しております。

 また、そのいただいた資料につきましては、ワッハ上方の資料室というところで保管しておりまして、今現在十分な整理をし、かつその分析とか活用方法も検討をしておりまして、整理をしたものから順次こういう特別展等で府民の方々に見てもらうようにしております。

◆(阿部誠行君) ワッハ上方のこの維持運営費というのは決して少なくない、府の文化予算の中に占める比率としてもかなり高い比率であると。こうした予算が計上されているわけですから、それにふさわしい、本当に上方演芸の資料館として府民が十分活用できるというんですか、値打ちのあるそういった形に、ぜひ運営あるいはその他の管理の問題でも改善をしていっていただきたい。

 その点で、私ども日本共産党の委員から、これまでも先日も入場料の問題で高過ぎるんと違うかという点で、ぜひこれを検討してほしいという点を御要望していたわけですけども、ぜひそれは検討してみましょうという委員会での答弁もいただいているわけですけれども、こういった入場料の問題を含めて、ぜひワッハ上方の運営について抜本的な改善を進めて、経費に見合うということは言えませんけれども、本当に耐え得るそういった展示等に改善していただけるように最後に要望して、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

【 平成11年2月定例会文化労働常任委員会-03月03日-01号 】

◆(小林徳子君) 次に、ワッハ上方の件でありますけれども、今、年間四億円ものビルの賃借料を使っているけれども、資料を見せていただくと、入館者は年々減少をしているということでありますので、私は一考を要するのではないかと思います。私も三回ほど参りましたけれども、やはり入場料八百円というのは高過ぎるんじゃないか。もっと子供たちにも見せていく、あるいは多くの働いている人たちも見てもらうということでは、八百円というのはちょっと高過ぎるのではないかなと思いますし、特に中身の展示だとか内容、これらをやはり魅力あるものにしていかないと、利用率というのは低下する一方だと思います。そういう意味で、ワッハ上方の運営について一考を要するのではないかと思っております。

 あわせて、文化団体もそうですけれども、一般府民も文化に親しむという上では、公共文化施設を低料金で使いやすくする。あるいは入場料はもちろん安くしていく、使用料も安くする、そういうための大阪府としての措置、補助していくとか、そういうことが今非常に大事ではないか、そうでなければ大阪の文化というのはなかなか大衆文化としては発展しないと思いますが、その点ではどのようにお考えでしょうか。

◎文化課長田中寛君) ワッハ上方につきましては、平成八年十一月にオープンいたしまして、四階が展示室、五階が演芸ホール、七階がレッスンルームという形になっております。演芸ホールにつきましては、徐々に利用がふえておるというような状況でございますし、レッスンルームにつきましては非常に利用者がふえておりまして、ほぼ毎日の貸し出しを実施しているところでございます。

 しかしながら、お示しの展示室につきましては利用人数が少しずつ減っておるという状況でございまして、この利用率といいますか、利用状況を回復するために入館者確保対策といたしまして、老人クラブなどの団体を訪問いたしましたり、市の交通局とタイアップいたしまして、一日乗車券の割り引き施設に入れていただくというようなこともし、入館者の新規開拓の努力を続けております。

 今議会におきまして、ワッハ上方を一層魅力ある施設にしまして入館者を確保するための事業予算の御審議をお願いしておるような状況でございまして、何とか入館者の確保をこれからも図ってまいりたいと考えております。

 それで、入場料八百円は高過ぎるのじゃなかろうかとお示しのところでございますが、二十人以上の団体割引制度を設けて料金に柔軟性を持たせましたり、障害者の方や留学生の方々を無料にするなど、府立の施設としての特性は出してきたというところでございます。ただ、料金の値下げにつきましては、ワッハ上方管理運営費の積算--先ほど管理運営費の中でビルの賃借料につきましては三億三千九百四十五万七千円ということでございますので、御理解いただきたいと思いますが、そういう管理運営費の積算とも関係することでございますので、慎重に検討してまいりたいと考えております。


【 平成11年  9月 定例会本会議-10月04日-03号 】

◆(奴井和幸君) 次に、府立上方演芸資料館の運営についてお尋ねいたします。

 上方演芸の振興について知事は府政運営方針の中で、上方文化や芸能を初めとする大阪文化は国内外に誇り得る文化ブランドであり、府民の皆様とその大阪の誇りを再発見し共有していきたいとのお考えを示されました。長引く不況の中で、最近大阪の町は明るさがなくなってきたように思われます。バイタリティーあふれる大阪、元気な大阪を取り戻すためにも、上方文化や芸能などの文化振興が不可欠であると考えます。

 平成八年十一月、上方演芸を時代の変遷によって風化させないようその保存と振興を図る拠点施設として府立上方演芸資料館、いわゆるワッハ上方が華々しくオープンし、早いもので間もなく三周年を迎えます。上方演芸専門の施設としては全国唯一のものであり、大阪が誇り得る施設であると私は考えておりますが、残念ながら展示室への入場者は減少の一途であります。さらに、平成十年度の収支状況を見ましても、二億円近い持ち出しとなっております。

 昨年九月に策定した財政再建プログラム案や行政評価において、府民ニーズに合わないもの、また府民利用が少ない公の施設は廃止の方向さえ出ている状況であります。少なくとも府民税金で運営している以上、その負担は最小限にとめるべきであると考えます。

 また、ワッハ上方が立地する難波周辺は、上方芸能の発足の土地であり、エンターテインメント性の高い地域でありますので、その一翼を担えるようそれぞれの役割分担を明確にしながら、ワッハ上方の特性を十分発揮していただきたいと思います。

 入場者数の減少は、公の施設としては博物館美術館に比べて入場料が高いことや、若者が集まる場所柄にしては、若者などに魅力のない展示内容にも原因があるのではないでしょうか。そこで、こういう厳しい時代だからこそ、上方演芸、なかんずくその拠点施設であるワッハ上方は、我々庶民の生活にとって元気の源として極めて重要なものと考えます。知事御所見をお伺いいたします。

 また、ワッハ上方の抜本的改善策について今後どのように進めていこうとされているのか、生活文化部長の御所見をお伺いいたします。

2009-07-06

http://anond.hatelabo.jp/20090705211240

それって!

高嶺格木村さんて映像作品ではないでしょうか?

わりと問題作として有名で

テーマとしてはセックスボランティア

コンセプトは忘れちゃいましたが;ググれば出てくるのではないかと。

http://www.spikyart.org/kimurasan.htm

横浜美術館で展示されるのが中止になってシンポジウムで話し合われたとかあった気がします。

現代美術作品です。

この方の作品は割ときついですがダムタイプファンなので好きです。

ちがったらごめんなさい。

2009-05-13

仕事が決まりそうなんだが

相談できる相手がいません。率直な意見をいただけたら幸いです。

現在27。男。
この間の3月まで大学関係のところで働いていたが任期が切れたため会社都合で離職。

人づてに仕事を紹介されたが、待遇仕事内容面両面で迷い中。ああああ。


待遇環境

  • 某大手企業グループ内での派遣社員
  • 時給制。時給は1700-1800くらい
  • 月額にすると手取りで25万前後らしい。
    • ただし、残業は割ときちんと出るらしく年収は400は超える。
  • 厚生年金失業保険には入っているらしい。
  • 交通費住宅手当は無し。
  • 3ヶ月ごとの更新、ただし既に2年後の仕事の話なんかもするので突然切られたりする可能性は低そう。
  • 正社員への登用は基本的に無いらしい。
  • 3年たっても契約に変更されたりする場合が有る程度とのこと。それすら稀だとか。

仕事内容

重要ポイントとしてこの美術館が強い企画内容やコレクションには殆ど興味がない。
また、今まで身につけたスキルは全く関係なく、興味を持続できるか不安
美大出身ですが、コンピュータ現代美術のことしか知りません。
何より、派遣社員というのが不安。この年から派遣に入るとこの先ずっと泥沼になる気がする。
特に正社員登用への道がないのがわかって働くのは正直不安というかばかばかしい。

今までの仕事待遇との比較では年収的には多少下がる程度だが、残業代が出るのは嬉しい。
今までは残業という考え方が無かった職場だったので。

実は離職の直前までまともな就職活動をしていなかった。
これまでも紹介されたところで面接したりもしたがマッチングがうまくいかない。
コンピュータスキルは多少有る。(とてもプロフェッショナルレベルじゃないが)
LinuxMacOS X ServerなんかでDNSメールサーバデータベースサーバを設定して面倒みたりする程度。
Web関係HTMLCSSはある程度形にできるがJavascriptPHP,Perlは手探りでなんとなく動かせるくらい。

正直言えば失業保険が出ている間にもうすこし別の仕事を探して、
年収的には多少下がっても技術畑に行けたらなぁと思っていますが
そもそもこんな自分を雇う会社があるのかということ、また昨今の景況をふまえると
とにかく派遣でも今ある仕事を泥になって働くべきなのかもしれないとも思います。
別に結婚してる訳でもないですし、身軽と言えば身軽ですが今後のことを考えるとを考えると
この仕事を選択していいものか心底迷ってしまいます。
まぁ、自分で決めろやっていうのが本当なのでしょうが、何かアドバイスいただけると助かります。

2008-11-29

Re: anond:20081129093133 または伝言ゲーム

http://keiesworks.blog122.fc2.com/blog-entry-255.html

なぜか元の元が消えているのでgoogleキャッシュ

http://72.14.235.132/search?q=cache:http://keiesworks.blog122.fc2.com/blog-entry-255.html&hl=ja

以下、わかりやすく翻訳しても長くて読みにくいのは変わらないので自分の読み取った結論を3行で書くと。

  • モノが違うんだから、原作アニメは違っていて当たり前。売るために同じにしたいみたいだけど。
  • 何を語るか、ではなく、どう語るか、で見るべき。それが今の時代だろうが。
  • 富野村上は全然違う。新房山本はまだ違っているけどやりにくい時代のなか先に進んでいる。見ている側、追いついてるか?

まあ、2ちゃんねるアニメ板界隈ではそれほど新しい主張ではないな、と翻訳しおわってから思ったけど。

では。

原作至上主義」のふたつの定義

  1. 作る側が原作に忠実であろうとすること。
  2. 見る側が原作に忠実であることを期待すること。

問題の提起

まあ、原作至上主義って言ってもいろいろ視点はあるよね。

  1. 原作(マンガとか)とアニメは見た目が違うよ
  2. 見た目が違うのに、原作をそのままアニメコピーなんてできないよ
  3. 見た目が違うのに「同じ作品だよ」と言って商売することが求められているよ
  4. 作る側も「同じ作品にしたいよ」「俺の作品にしたいよ」と言う人がいるよ(他にもいるかも)
  5. 見る側も「作品から生まれた発想を見たいよ」「なるべく忠実に再現してほしいよ」という人がいるよ(他にもいるかも)。

原作至上主義」って、これらの問題が混ざり合って出来てるよね。一応仕事だからこんな話があるのは知っていたけど、正直気にしだしたのは、noir_kかくかたりき改めnoir_kはこう言ったエントリに煽られたから。日だまりスケッチ×365とかかんなぎとかに関して「原作アニメのあいだ」とも呼ぶべきものが問題にされていて興味深かった。世の中わかった気がした偉い人が「統計学的な分析」とか「メディアが違うことを無視した分析」してるけど、この人は誰だかわからない、ってことは別にしてとても興味深いよ。

自分なりにまとめると、id:noir_kが「原作至上主義」について言ってることは、

ていうことだよ。

なので、この人の言いたいことはともかくとして、自分もその流れで「原作至上主義」について考えてみるよ。

批評」が利用する原作アニメの「間(あいだ)」という「ギミック

批評」って、見る側がするものだと思われがちだけど、作る側もするんだよね。作る側の批評というのは、過去アニメ作品とかアニメ以外の作品について、「批判」することなんだけどね。ガンダムエヴァンゲリオンはもちろん、アニメ以外のテレビ番組とか、ネットとか映画作品とかゲームとかコミックとか小説新聞美術作品とか、そのへんを「批判」するってこと。

みんなわかるとおり、今アニメを作る側の「批評」ってこんな感じだよね。

また、この辺が「新房昭之」「山本寛」あたりから始まる、ってのもみんなわかると思う。

まあこのへん「批評的な営み」って言うのかな、これ、

  1. 原作アニメがもの(メディア)として違う
  2. だから、表現としても原作アニメは違ってくる
  3. だから、アニメ原作を忠実に再現することなんか不可能
  4. でも今は原作アニメは同じものとして扱いたい(「横断可能性」)
  5. だから、表現として違うとか再現不可能とかそんな話は忘れる。

という流れを「忠実に反映」してると思うよ。

ちなみに、引用のうち、実写映画の技法、特に画面の構図とか物語の構成とか色合いとか撮り方編集の仕方に関する演出とか、に関するものは、それ出来るところが先にやったもん勝ち、っていう実情があるよ。

今はメディアミックスの時代だから、アニメ作る側も、原作アニメを同じものとして作ることが求められている。でも原作アニメって、片方は印刷したもの、片方は画面で音がついて動くものとして別のものなんだから違うものとして考えようよ、ってid:noir_kが「原作至上主義」に対して言ってることってなかなか良い意見だと思うんだ。

これらは仕掛けとして考えれば同じもので、見る側作る側はこの仕掛けを通じて共犯関係になる。そして「原作アニメが同じものとして作られるものだという空気」が、これらが、なにかを考えて作られたものだな、とみんなに思わせる目印になっている。この目印を越えて、今のアニメの演出が進むことで、アニメを作る側も見る側も、新しい批評が出来るとわたしは思うよ。

物語構造分析(未満)

こう書くと、ストーリーって重要な要素を忘れているのではないか、と言う人もいると思う。ただ、ストーリーって編集という演出の産物なんだよね。で、ストーリーは「ある内容」を「どう語るか」にあるわけだけだけど、「ある内容」ってもともと5から20個くらいのパターンしかないから、そこを評価しても仕方がない。「どう語るか」は批評対象になるかも知れない。ニューヨーク9.11テロを題材にした物語は無数にあるけど、それをどの視点からどのように語るかということが重要だということ。うっとうしく社会学で語ると、これが「批評空間」世代と「東浩紀宇野常寛ゼロ年」世代の差異だということ。後者はおもいきり戦略的に「物語論」へと反動的に回帰しているように思われるし。言い換えると、「表現論」派と「物語論」派がいるよね、ということ。

世代が新しくなってるから、「表現論」派の肩身がきわめて狭くなるのは当たり前だよね。現に、自分は「コードギアス 反逆のルルーシュ」が「表現論」的な演出を自粛した作品だと思っているし、そのあらわれとして「物語論」派から支持を集めることに成功してるし。そして、このアニメ2008年を代表しうるアニメだからね。

アニメーション歴史の忘却

アニメって、他のジャンルと比べても忘れられる度合いが例外的なほどに高いように思う。半年前のアニメさえ鮮明に思い出せないことの方が多い。これは何故だと思う?

それは、異常なまでに「物語」と「登場人物」(声優とか声優演技のしかたも含めて)が似ていて、なんか同じものの繰り返しになっているから。

アニメ以外の、コミックとかゲームはよく知らないんだけど、コミックを例に取ってみようか。まあコミックも簡単なパターンで作られているようにみえる。でも、「美術小説に関して明らかに規範的なテクニックを持っているのにもかかわらず、下手くそな画で馬鹿げた物語を語っている」漫画家が確かに存在しているのね。おまけに、存在しているのみならず人数も多い。

けれども今の時代、経済構造の都合でアニメ業界はそれができない。「原作のないオリジナル作品が作れない」っていう意味ではなく、「オリジナルなものが抑圧される」という意味で。俗っぽい例えだけど、「優れた直木賞」は受け入れられても「中途半端芥川賞」は抑圧されるということなんだよね。だから、ほとんどの作品が忘れられていくのは当然の事態なの。(より正確に言うのなら、「直木賞」と「芥川賞」の差もなくなっているし、アニメ歴史の問題というより、今アニメを作る人が信念を持って「特化」しようとすると、淘汰されるということかな。でも「特化」なんて言えるようになったのが90年代に入ってからのことなので、奇妙なねじれがあるようにみえるんだよね。この「ねじれ」を作家主義が引き受けたこと、そしてインターネット社会が同時的に誕生したこと、これが、「アニメーション歴史におけるヌーヴェルヴァーグ」〈山本寛の談〉と呼ばれる事態なのかな、とわたしは考えるよ。)

原作至上主義」は正しいのか、間違っているのか。

現代のメディアミックス時代における、アニメ作る側の「原作至上主義」、インターネット社会におけるアニメ見る側の「原作至上主義」。

相対主義を標榜するほどナイーブでもないので私見を述べると、どっちも間違ってる。

アニメ作る側がいくら「原作」を「模倣」しようが、メタフィクションパロディ引用自己言及、そして実写の早い者勝ち引用ゲームからは抜けられない。アニメ見る側がいくら「原作アニメはこんなに似てる」と言おうが、根本的にそれは異なるものだから。根本的に違うものなので、いくら似てると言っても意味がない。それとも、類似点を言っていればヘーゲルの時代に戻れるとでも思っているのかしら。

ヘーゲル小説のことを「市民社会ブルジョワ的な叙事詩」と定義した。要するにアニメの場合、「表現論」派に対して、世界の全体像の提示を旨とする「物語」派が復権するということは、奇しくもヘーゲルへの回帰をも意味するということ。言い換えればこれが「市民社会」論・「公共性」論・「安定的な社会秩序」を懐かしむことにつながると言うこと。でも、懐かしがって出来た物語は「秩序の混乱・解体→回復」という説話の構造でしかないし、その物語は「売れる=消費される」社会の現状維持的な肯定。果たして、それでよいの?

富野由悠季村上隆

ひっそりと深夜に放送されるアニメを作るのも見るのもまっぴらごめん、と言う態度は適切だし、ましていい大人、常識的な社会人が、という話なら正しい振る舞いでもある。

ただ、昔の人が反語的に言うような、アニメステータスシンボル(「オタクのしるし」とか)以上の存在価値を持ち得ないという議論は、あまりにも不毛で、杜撰で、素人じみている。富野由悠季まで戦略なしに不意に言うのを聞くと、断固として反論する必要があると最近思っている。そして逆に、圧倒的な「アニメコミック」表現に関する戦略性(プレゼンテーション歴史的な文脈づくり)で欧米諸国を震撼させた村上隆のような現代美術家に対しても、最近では諸手を挙げて肯定することは出来なくなっている。

富野ペシミズムと、ペシミズムの盗用により現代美術世界で名だたる作家となった村上隆

新房昭之山本寛

なんにせよ、この2人が、行き詰まっている現状でぎりぎりの戦略をとっていることは胸を打つ。この固有名詞が、アニメにやってくる。決して2人とも現状を抜け出すことには成功していない。2人ともテクニックはあるけれど、状況を突破するほどの何かを示してはいない。

でも、新房はテーマとの暴力的な遭遇(西尾威信小説アニメ化)によって現状を何とかしようとしており、山本アニメ作りと同時に言論活動を展開することで、自己弁明しながらも新しさを模索しているようかのようにみえる。

そして、まちがってもそれらは、『ef -a tale of melodies.』(※監督大沼心、監修:新房昭之)や『かんなぎ』のような作品で実現されているとは思えない。両者で見るべき点は、妥協および「過度な演出によるスペクタルで視聴者の恐怖心を煽ること」以外にないのではないか。

それから

けれども、「過度な演出によるスペクタルで視聴者の恐怖心を煽る」というとき、その恐怖心こそが、富野村上には見いだせないものであって。

くだらないテーマの指摘とか、原作アニメが違うだとか、ありふれた技法を指摘するだとか、歴史的にあれと似ているとか、そんな指摘は新房や山本が恥じらいながらも表現しようとしているものにまるで追いついていないのよ。

2008-08-11

東北の増田さん

明日、青森あたり(とりあえず八戸か)に行こうかと思ってますが、面白い場所はありますか?

美術館が気になるんですが、

青森県立美術館よりも十和田市現代美術館のほうが面白そうかな、なんて。

東京在住男増田です。もちろん一人旅です。

2008-08-04

http://anond.hatelabo.jp/20080804001233

いまから参戦だけど、0からの創作なんてありえないって。

現代美術印象派」と括れているってことは、そうじゃない前人がいたっていうこと。

模倣と創作は完全にわけてもらってもいいとおもうが、前人の業績を踏まえない創作なんて模倣以前のレベルだとおもうぞ。

生物進化がそうであるように必ず何かの派生なんだって。

そりゃ突然進化でいままでとまったく異形になることはあるけども、ルーツは共有している。

それが踏襲されたものがまったく0というのであればそれは生物以前だろ。

突然変異もなにも生物の体すらなしてない。

より世間に理解されたければプラットフォームはなるべく近似であるほうがいいというのには、納得だな。

あまり変な変異ばかりするとあたればでかいかもしれないが、ほとんどの場合は繁殖もできずに死んでいく。

生物創作も似ている。

理解されない創作なんて作らなかったのと一緒だ。

http://anond.hatelabo.jp/20080803235927

これもアイタタ発言だなー。

よく読むと、全く相手への反論になってないぞ。

むしろ相手の発言を支えてる。

多分元増田は、自称クリエイターにとても狭い個人的な恨みがあって、それを晴らす為のごく個人的な意見を言って、その狭さに叩かれまくってるという感じかな。

何というか、クリエイターというものを叩きたい、という感情しか出てこない。創作が模倣だったらどうなのか、という論議の進展が全く無いのもどうだかなという感じ。

完全に模倣かどうかなんて、こじつけ論でどうにでもなるのは既に論議されてる。俺は現代美術印象派は完全なる0からの創作だと思うけど、それについてどう思う?

2008-08-03

http://anond.hatelabo.jp/20080803213344

ああ、ようやく話が通じる人が出てきた! ありがとう

どんなに創造的な絵を描いても、それは壁画をルーツとしたパクりにしかならない。

それはパクリと見るか、過去からの積み重ねと見るかの違いじゃない?

むしろ、既存のものの(時には破壊を伴う)再構築こそがクリエイトってものなんじゃないか?

現代美術なんてその最たるものじゃない。

それに「創造的」ってのは既存の常識や背景に対して新しいってことだしね。

一番最初の元増田(言い方がアレだけど、誤解のないように)も言ってたけど、

0からものを作るなんて事は幻想だと思うよ!

それがいい悪いなんてのは全くの別問題としてね!

2008-07-27

彼女ができないやつへの特効薬ハートマン軍曹編)

http://anond.hatelabo.jp/20080724172044

ブクマで「ハートマン軍曹みたい」というコメが多かったので、勝手に改変して作ってみた。

(俺は元増田じゃありません)

ネタ元:『フルメタルジャケット』とこのサイト

http://www.hcn.zaq.ne.jp/ganso/neta/sergeant01.htm

http://www.geocities.jp/ngapoko713/gunsougoroku.html

http://d.hatena.ne.jp/washburn1975/20080727

わたしが訓練教官ハートマン先任軍曹である。話しかけられたとき以外は口を開くな!

口でクソたれる前と後に“サー”と言え!

分かったか、ウジ虫ども!

まず、童貞彼女出来ない理由それらについて書く。耳をファックされる勢いで聞くんだクズ共。

■■■1.まずインターネットするな。

わたしが本当思うのが はてな界隈キモオタが独自の理論を展開している点だ。まぁ、理論は別にどうでもいい。

俺の使命は童貞を刈り取ることだ

愛する海兵隊害虫を!

わかったか、ウジ虫!

わかったら回線切って、海へ行け。

Twitterオタが非オタ彼女Twitter世界を軽く紹介するための10ユーザ

http://anond.hatelabo.jp/20080724003458

こんなのもあるが、とりあえず豚娘共は インターネットから離れろ。

ネットでゲット(笑)とか ベトコンの雑魚民兵でしかない。お前の顔を見た瞬間、ナパームを投下したくなる相手の顔をおまえはみたいのか?

とにかく ネットで自分のポエム書くなら ベトナムへ行け。

そこで女とファックしろ。

そして知らないやつ相手に話す練習しろ(戦友でも良い)

だから もう一回いう。 ネットするな。マスかきもな。

隠れてマスかいてみろ首切ってクソ流し込むぞ!

■■■2.ゆっくりしゃべれ。目を見てしゃべろ。

とにかく豚娘どもは1.5倍速ぐらいの速さでしゃべる。

フェラでもしてるのか?お前らはおフェラ豚か?

大体がそうだ。 

とにかくゆっくりしゃべれ おフェラ豚と思われないように的確に 

そしてユーモアを交えてしゃべれ。

その時ははきはきと目を見て 目をファックする勢いでしゃべれ。

とにかく元気を出してしゃべろ。

■■■3.運よく女性とお知り合いになれたら。。。

メールするな。

とりあえず電話しろ。電話して直接コミュニケーションをしろ。

お前らのメールなんて両生動物のクソをかき集めた値打ち以下としか思われていない。だからこそ電話しろ。

そしてしゃべる時はゆっくりだ。おフェラ豚はダメだ。

ちなみに電話しても 彼女は君を汚れスキンザーメン顔としか思っていない。 だから安心しろ。

■■■4.自分のことを話すな

ミリオタ非オタ彼女にミリタリ世界を軽く紹介するための10両

http://anond.hatelabo.jp/20080723220117

はっきり言ってやろう

まるでそびえ立つクソだ。

こんな戦車の話をして喜ぶ女なんてただの糞だ ゴミ以下だ。

第一 わたしの訓練を卒業していない以前で ミリタリーを語らないでもらいたい。

とにかく自分の話はするな。男でもオカマ野郎でも。

相手の話を聞け。

興味を抱け。

しゃべりがおフェラ豚でもいい とにかく自分の話をするな 相手にしゃべらせろ 

相手に興味をもて。

女がいきなり戦車の話をしてきて食いついてきたから自分に気があると思うのか?

そんなおく病マラはたぶんこのはてな界隈にいる。

正直地球上で最下等の生命体以下の存在のお前らが 女という穴がある生物と出会えたことが奇跡だ。

とりあえず 音楽好き?と聞いて●●が好きなんだよねといったら

ツタヤ行け、そして借りてこい そして知識で彼女を上回れ。

わかったか。

■■■5.奇跡的にデートに誘えたら。

最初の段階で 私はあなたに興味がありますと宣言しろ。

その日まではウジ虫だ。

私、あなたに興味があるの っていう女はいない。

それはクソ以下のお前には誰も興味を持たないからだ。

そして、相手にあなたに興味がありますと伝えろ。

早い段階で最小限の被害に食い止めるんだ。

■■■6.彼女は君の事をどう思っているのか?

はっきり言ってやろう

ウジ虫以下の存在

いなくても一緒だ。

どうでもいいやつだ

勝手キモイお前が好意を抱いているだけ。

その間にも女は 男に両方の穴をファックされてるからな。

きっと ケツの穴でミルクを飲むまでシゴき倒されてる。

だからこそ 行動しろわかったか。

30歳で魔法が使える?

ぶっ殺されたいか?!

魔法使いババアか!

自虐ネタもいいがとりあえずおまえ外に出ろ。

そして金ためろ

女とやりたい?

じゃあ顔面を整形しろ 

おまえの顔を見たら嫌になる!

現代美術の醜さだ!

名前はデブか?

完全に顔を変えろ 

それでもどうしてもしたい?

風俗いけ。

俺がこの世でただ一つ我慢できんのは 整形すらできないで女と寝たいというその根性だ。

ケツの穴を引き締めろ!ダイヤのクソをひねり出せ!

さもないとクソ地獄

■■■7.可愛い子がいないんです。

おまえは馬鹿か?

お前の顔面を見てからレベルを言え このアカの手先のオフェラ豚め!

お前のスタートラインチンコについた汚いカスだ。

ホー・チ・ミンを倒すんだろ? じゃあ、最初は下っ端民兵レベルの女からだ。

文句いうな。喰ってから文句いえ。

■■■8.出会いがないんです。

おまえの脳みそはクソか?そうか。

梅干しサイズの脳みそだな。

クビ切り落としてクソ流し込むぞ!

じじいのファックの方がまだ気合が入っている!

家でひきこもっても何もならねぇから

前から言ってるように訓練キャンプへいけよ。

上でマンコが待ってりゃ登るだろ コノヤロー?!

白いもやしも黒くなる。

黒豚 ユダ豚 黄色豚おれはすべて見下さんすべて--------平等に価値がない!

■■■9.いいところがなんです(アピールする点がないんです。。。)

じゃあつくれ。

でなかったら

ベトナムいって民兵倒しにいけ。ボランティアでもしろ。

早くしねえとベトナム行く前に戦争が終わっちまうぞ アホ!

■■■10.告白するな。

●●さんの事が好きなんです!!!

要するにおっ立っちまったわけだ。

言うなとは言わない。でもおまえは本当に豚娘だな。

貴様のような肉棒頭のせいでヤリマンがはびこる

好きです!といった瞬間、相手に主導権を握られた事になる。

海兵隊員は許可なく振られる事を許されない

振られるんなら振る側になれ。

たとえ貴様勇者だとしても ホー・チ・ミンを倒してもいいですか?

ジョンソン大統領にお伺いするのか? 告白するやつはアカのどん百姓以下の存在だ。

■■■まとめ■■■

本日をもって貴様らは”ウジ虫”を卒業する

本日から貴様らは海兵隊である

兄弟のきずなに結ばれる

貴様らのくたばるその日まで

どこにいようと海兵隊員は貴様らの兄弟だ

多くの者は童貞卒業する

ある者は二度と卒業できない

だが肝に銘じておけ

海兵は死ぬ 死ぬために我々は存在する

だが海兵隊永遠である

つまり------貴様らも永遠である!

■■■まとめ2---もし女とファックできたら---■■■

今夜 貴様らイモは女を抱く

各自女を名前で呼べ

貴様らが遊べるマンコはこれだけだ

潮吹き女王メリーを指で昇天させた--------

ピンクパンティ越しの冒険は終わりだ

貴様らの女房は鉄と木でできた武器

浮気は許さん!

控え・・・銃(ポコチン)!

(一斉に銃を控える)

就寝用意

就寝!

(一斉にベットで銃と共に横になる)

控え・・・銃!

(仰向けのまま、一斉に銃を控える)

祈れ!



追記

なんか、匿名にする理由なんて

これっぽっちもないから作ってみました。

ネットって面白いですよね。

http://d.hatena.ne.jp/tianbale-battle/

2008-06-14

追記

http://anond.hatelabo.jp/20080612210326

釣り米に変な画像(2番目と4番目((前者スレ内で15分で出来たモノ, 後者は6k円の市販品)) )混ぜたから「芸術」じゃないと判断したのか, 低俗だと思ったからそう判断したのかわからんな...

現代美術ってなんなんだろうと小一時間.

あ, スイーツ(笑)ならぬ現代美術(笑)ってかw

芸術を難しく考えすぎだよJKって話なのかな.

芸術」なんて一般人にとってはロングテール部分にしか見えない作品がたまたま3人以上にはてブされてそれっぽいタイトルに釣られたクマーが沢山群がっただけという解釈でおkなのかもしれん.

んではてブはてブを呼ぶにつれなんか価値っぽいものがupしたような気がして, 主に「付加価値」に金を費やすと.

うーん資本主義そのまんまw

芸術とは?

芸術とは、人が己に起こった最高のまた最善の感情を他者に伝えることを目的とする人間の活動である。 」 トルストイ芸術とは何か』

岩波新書の「芸術とは何か」(S.K.ランガー著)に芸術が表現しているものが何なのかが書かれています。それを要約すると次のようになります。

芸術のなかに表現されているのは、この世に生きることがどのように感じられるかという主観的な経験です。こういう経験はふつう漠然と意識されているにすぎませんが、それはそういったものにはほとんど名前がついていないためです。私たちの経験がどんなに強烈でも、名前のついていないものを理性でつかまえることはむずかしものです。従って、普通言葉によって伝えることはむずかしものです。この主観的な経験を表現するものが芸術です。

恋愛と音楽

という肩肘張らない視点に対して

芸術は心を持っている人を感動させることだ。ド素人感動させるのは、芸術ではない」との師の言葉が重い。藤田嗣治が有名な人だから見に来ました、私の趣味って高尚でしょ、と自慢したいだけの連中は、「心」を持っていない「ド素人」でしかない。

芸術とは何か - 心に青雲

ハードル上げすぎだろ...JK

 ,j;;;;;j,. ---一、 `  ―--‐、_ l;;;;;;
 {;;;;;;ゝ T辷iフ i    f'辷jァ  !i;;;;;   芸術を理解するためには, 高い教養が必要
  ヾ;;;ハ    ノ       .::!lリ;;r゛  
   `Z;i   〈.,_..,.      ノ;;;;;;;;>
   ,;ぇハ、 、_,.ー-、_',.    ,f゛: Y;;f.  そんな風に思っていた厨二病の時期が
   ~''戈ヽ   `二´    r'´:::. `!   俺にもありました 

欠点を暴いてはならない。尊敬する人の立派なところだけを自分にもらえばいい」という南郷先生言葉を味わってほしいものである。

芸術とは何か - 心に青雲

最初から最後まで釣り精神あふれるエントリーを書きまくって, 反面教師になるってことですね><

2008-06-12

コメント

コレクターの狂気 - 心に青雲に対するコメント

優れた洞察力を活かした素晴らしい記事とお見受けします。

2点ほど質問があります。

1. 芸術について

>芸術作品のコレクションならいいとしても

と本文中にありますが、

http://image.blog.livedoor.jp/dqnplus/imgs/3/a/3ab10d6d.jpg

http://image.blog.livedoor.jp/dqnplus/imgs/e/e/ee84acbd.jpg

http://image.blog.livedoor.jp/dqnplus/imgs/8/c/8c4cc3b3.jpg

http://www.amiami.com/images/product/main/HOB-FIG-8450.jpg

http://gallery.lammfromm.jp/images/200001300049.jpg

このような「現代美術」作品の収集は正常なのでしょうか?

異常であれば、正常と異常を境目を規定するのはいったい何なのでしょうか?

弁証法的観点からすれば自明なのかもしれませんが、なにぶん聞きかじった程度の知識しかないもので。。。

2. 本物の反映について

>ファミコンに熱中することよって、本物の反映ができなくなり、本物の反映を嫌って、擬似的反映を喜ぶようになる。

この部分を読んで、本物の反映が出来ていた古きよき昭和時代の子供たちは、さぞすくすくと育っていたのであろうという昭和ノスタルジーに想いを馳せたのですが、、、その想いを壊す記事を見つけてしまいました

少年犯罪は急増しているか

これに対してどのようにお考えでしょうか?

統計という小手先のテクニックを使って、関係者に都合のよい結果だけを抽出してるような気もしますが。。。

P.S

カテゴリに関してですが

goo ブログ

こちらのヘルプカテゴリの設定の仕方が書かれていますよ。

2007-11-04

最近、というかもう2年くらいになるが、生きること自体が苦痛に感じてしまう。

本当に困った。誰かに相談できる内容でもないし。

仕事柄、現代美術畑の人と接することが多く、精神疾患を抱えている作家作家の卵を見てるので

別に偏見とかは無いのだが、病院に行くのは躊躇している。

というか、行っても良いのか分からない。

2007-02-11

エロ同人誌を譲らなかった若者

http://anond.hatelabo.jp/20070210230240

 「男オタはキモい精子臭い」なんていうのは昭和キレイごとなのか。きょうは社会と自分の意識の変化に気づかされる小さな事件があった。

 秋葉原の裏通りは同人ショップで埋まり、露骨な性描写が堂々と店の軒先に並んでいる。はてな匿名ダイアリーでは女性らしき人がエントリーを書き込んでいた。私に当然彼女?を知らないので、文体や文中ににじむアタシ倫理観で判断するしかないが、年齢は20代半ばから30代ぐらいか。エントリーにはエロゲ好きの友達という人が登場している。文中を読む限り、男性の性欲への嫌悪感をむき出しにしているようだ。

 このエントリーに気づいたのは、この一般ぴーぷる側(と、振舞おうとしているであろう)の女性が「一般的な人間はそういったものを秘め事として扱っていて、美だとか性欲だとかいうものは奥ゆかしく嗜むのだと思う。」「白昼堂々ズリネタを求めて歩き回る姿を許容している街がある、というのは何とも。。。」などと、かなり大きな声で話しているのが耳に入ってきたからだ。どうも自分の考えているキモオタを糾弾して秋葉原を浄化させたいらしい。

 ここまで嫌味っぽく言われると、まったく関係ない第三者の私だってちょっと気分が悪い。すっかり眠気が覚めてしまった。はてなIDを持っている私がエントリーを書き込めば、もう1人ぐらい誰か賛同のトラバを送ってくれるだろうと思ってキーボードをたたこうとした瞬間、ランドセルをしょってバンダナを頭に巻いた若者が口を開いた。

 「あんたさぁ、はてな匿名ダイアリーでそんなエントリーを書くぐらい空気読めるのに、秋葉原の裏路地ぐらいスルーできないの? それっておかしくない? 秋葉原駅前にあるのはサトームセンヨドバシカメラであってメッセサンオーとかあきばおーじゃないだろ? こっちはこれから年に4回しかないサンクリに行くところなんだよ。だいたいさぁ、「奥ゆかしさを見せて欲しいなぁ」と俺らに求めるくせにおまえは「精子臭い」だの「ズリネタ」だの美のかけらもない言葉使ってるの分かってる? 俺があんたみたいな女じゃないから少女コミックレベルな性描写のゆるい基準なんてもらえなくて、優雅にやおい語りなんてやってられないんだよ。秋葉原の裏路地で肩身狭くぶるぶる震えることしかできないんだよ。とにかく奥ゆかしく嗜みたかったら上野現代美術館に行けよ」

 細部の表現は覚えていないながら、こんな感じ。オタオタしているように見えるキモオタの意外な発言に正直言ってビックリ仰天した。「オタクは教室の隅の席でガタガタ震えてましょう」とか「ここ晴海のコミケ会場には10万人の宮崎勤がいます」などというキレイごとを聞いて育ってきた世代の私にしても、彼の言っていることは正論に聞こえた。あたしって壊れてきているのかな? 浮かせかかった腰を再び降ろしちゃったよ。1人の一般ぴーぷる側(と、振舞おうとしているであろう)の女性は凍りついたように黙りこくり、はてな匿名ダイアリーから消えていった。ほかのブログに乗り換えたのかもしれない。

追記:で、この人の日本地図には歌舞伎町みたいなところは存在してないのかな?

2006-09-24

赤橙黄緑青藍紫

人間価値観は光のスペクトルのような「色」みたいなものであって、自然光のように赤から紫までの色が連続している方が普通だと思っていたわけ。

ところが実際はどうも違うようで「赤1色の世の中は素晴らしい」だとか「世の中が紫だけになればどれほど美しい事か」という言説で溢れかえっていたりする。

何というか背筋から尾骶骨にかけてムズムズするような、現代美術館で号数が大きくて色を1色しか使ってない絵画に対峙したときのあの独特の緊張感が呼び起こされる感じ。

多種多様意見が集約された価値観スペクトルの中でもある部分が欠けて暗線になっている事があって、この欠けた部分の吸収スペクトルが実は結構重要だったりする。あわよくば自分が発見して「その発想は無かったわ」と人から言われることを至上の喜びとするような、もっとそいういう楽しい人間が増えれば世の中きっと良くなるのにと教科書を読みながら思った。

ところでSTGは終わった。あとSTGは成長してないよね。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん