2010-10-07

http://anond.hatelabo.jp/20101007165000

補足すると、前提として「文明時間の流れと共に発展していく」というのがある。

これは多分そうだろう程度の話なんだが、戦争や大規模な災害などがあっても、文明は発展し続けてることを考えるとそうとしか思えない。

老人が言う「あの頃は良かった」という言葉は、過去イメージを美化しただけで実際はちっとも「良くなかった」。

子供は「昔のほうが良かった」とは言わない。子供には昔がないからだ。こういう存在を抜きにすれば過去のほうが良かったと言えるかもしれないが、こういう存在が現に存在している限りそうとは言えないはず。生きるのを否定されるようなものだし。

現代美術はわけがわからない、アートではないと言われるけど、そもそもアートにいい悪いはないのだから、現代美術ダメ伝統美術はOKということにはならない。

まぁ、文明は発展し続けるというのもおかしいな。文明は「変化し続ける」のほうがいいのかな。単に肯定的なだけだと違う気がする。

おそらく100年前の人間が現代都市にやってきても「素晴らしい」とは思わないだろう。素晴らしい点よりも、ダメな点のほうが目についてしょうがないに違いない。

100年前の人間が思い描く100年後とは、100年前の価値基準の延長上でしかないからだ。

それを考えれば、昔のほうが良かったわけはないし、未来のほうがいいわけでもないのか・・

だからゲーム未来がどんなものになろうとも、それは結果でしかなくて、良い結果でも悪い結果でもない。ただ、人間は常に「良い結果」を求めているということは確かだ。

悪い結果を求めることは生物学的に不可能だ。

もし、人類文明が悪い方向に、つまり人類の望まない方向に発展することがありうるとすれば、それは強大な力を持つ何者か(あるいはどこかの国)が、

人類をそういう方向に導くために洗脳する以外に方法はないだろう。

補足と言いつつ関係なくなったな。

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