はてなキーワード: ボイスチェンジャーとは
作家がデジ同人専業が可能かって話になると、どんなフリーランスだって難しいだろうから同じようなものだけど。
デジ同人の面白さは、DMM(FANZA)とDLsiteという二大サイト自体が「場」になってるところにあるかも知れない。
元増田に即売会とデジ同人は違うと書いてあるけれど、同じデジ同人サイトですら違う文化が形成されてる。
DMMでは実写AV系からの流入が多いのか、やはりリアル系のシチュエーションが人気で、特に人妻不倫もの。
DLsiteは、もうちょっとマニアックな性癖だったりシチュエーションのものでも人気が出やすく、音声作品も強い。
大雑把に、おっさんの妄想がDMM、オタク青年の妄想がDLsiteと考えるとわかりやすい。
同じ商品を扱っているサイト(最近は専売も増えたが)なのにそれぞれで人気作が全然違うのは、サイト自体が一種のコミュニティ的なものになってるからだと思う。
なので、twitterでの宣伝というのはたぶんあまり意味がない。先日も数万人フォロワーのいる人の作品が200本くらいの売り上げだったのを見た。これは即売会などでも同じで、部数を誤る話はよく聞くことだけれど。
どちらのサイトにも共通してるのは、二次創作よりオリジナルの方がユーザーに人気ということ。
一時期DLsiteで人気だったのはセーラームーンやダイの大冒険など、いま30、40代の人間が子供のころはやっていたもの。
今のアニメを追いかけ続けるほどのオタクではないけれど、二次元のエロをオカズにしたいユーザーが多いから、そういう一周した現象も起きる。
ゲームとしてのクオリティは高くないRPG作品が人気なのも、当然ドラクエFFのスーファミ世代が理由にある。
こんな感じで世間の流行に流されない(というかついていけない)土壌があるので、ある種自分の性癖に真摯にエロ本位で作品に取り組んでいる人が多いと思う。
(音声作品だとたまにボイスチェンジャーも使わずにファルセットだけで女性声を演じている作品もある。元祖バ美肉おじさんだ!)
あと、クリムゾン先生が未だに人気1位になったりするのもおもしろい。
普通のオタクからするとネタとして消費し尽くした感があるけど、最新のトレンドについていくのがキツイ人たちからすると安心できる名前なのかもしれない。
なんにせよ長命なのは喜ばしいことで、デジ同人なら気に入った作家が長く活動してくれるかもしれない。
初めてデジ同人サイトで何か購入しようという人には、とりあえずランキングから作品を探すのがおすすめ。
やはり人気作は一般的な質も高いことが多い。ニッチな作品を望んでる人は、DLsiteからキーワードやタグで探していけばいいと思う。
ちなみにDMMはタイトルの一部単語が伏字になることが多く、決裁会社の都合からか獣姦はだめで排泄物もモザイクあり。DLsiteは獣姦OK排泄物モザイクなし。
二次創作の元のタイトルは基本伏字だけれど、キーワード検索ではちゃんと拾ってくれている(たぶん)。
商業作品の販売もしているので、本を持ちながらの手淫や保管が面倒だという人はそちらから試してみるのもいいかもしれない。
ちなみによく誤解されているけれど、DMMもDLsiteもモノクロ作品の黒海苔修正はOKで、サンプルにのみモザイクをかけている。
ただ修正基準は世間との兼ね合いなどで結構頻繁に変わるので、商業出版の漫画の場合修正が多少濃くなっていることはある。
また、しばらく前から音声作品も人気だけれど、これはもうちょっと頑張って欲しいところかな。
昔から性転換とかニッチな音声も出てたんだけど、その割りに最近の作品は似たり寄ったりでニッチなツボをつく作品が少なく感じる。
一般的なエロ音声はある程度拡充されたと思うので、もっとニッチなエロ音声作品の登場に期待したい。
ちなみに、女性が一方的に話かけるという形式からか、耳かき含め女性上位の作品が多い。そういう趣向の諸兄にはおすすめのコンテンツ。
年上女性に優しくしてもらう系の音声作品だと、実は女性客の利用も多かったりする。
バ美肉だ恋声だと仮想現実・インターネットをエンジョイしているお前達、その先にある絶望を知れ。
いいか、よくきけ、お前達のなかから、これから一年二年と経つにつれ、どんどんトランスジェンダーが生まれていくだろう。
お前達は、褒められるだろう。
お前達は、日常的に女として扱われる/扱われているだろう。
お前達は、女であろうと振る舞おうとする/振る舞っているだろう。
お前達は、これこそが本当の自分ではないかと認識し始めるだろう。
この先に待つものは何か。
ずばり、性自認の上書きだ。
上書きされた性自認とお前達は戦うだろう。
その戦いに勝てた者は良し。
無ければこの大波から、一歩下がってしっかりと状況を見極めろ。
この波は、既にインターネットに何度か来ている。
大きな波の例として、
一つは、ある同人ゲームファンの間で発生した女装コスプレブーム。
VRによって起こされている現在のこの波は、かなり強力な波だと言える。
VRは自身の動きと連動するため、脳が簡単に「これは自分だ」と誤認する。
その内脳は「なぜこのキャラクターが自分ではないのか?」と問答を始める。
「なぜ喉からは野太い男の声が出るのか?」
「どうして毛が生えてくる?」
「どうして?」
「どうして?」
その先にある絶望を知れ。
現実を見極めろ。
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こんな事を書いてますが、私はMMOネカマの波によって埋もれていた性自認を引きずり出され、それからいろいろあって女として生活している元男です。
古き良きネットゲーのアバターとテキストチャットだけで人格ねじ曲げられちゃった位だし、VRとか本気でやばそうだな〜、と、ヒヤヒヤしながら観戦しています。
バ美肉: バーチャル美少女受肉。 あるVtuberさんのあたりから起こった現象で、仮想現実でかわいいキャラの肉体を獲得するぞ!というムーブメント。