はてなキーワード: 泉ピン子とは
一番の理由は寒さだ。
寒さに極端に弱い人間にとって、この時期野外で飲むのは、生きながら味わう地獄でしかない。
そうなると全てが面白くなくなり、完全に心がスニッカーズの泉ピン子になる。
あと、冷えて全然美味しくない自称料理自慢の手弁当を食わされるのも苦痛だ。
もうさあ寿司取ろうぜ、いい歳の大人は…みたいな感情が口に出さずとも全身からオーラの如くほとばしり、場の空気を悪化しかねない。
寒い・泥酔した友人がウザい・トイレもままならない・冷えた弁当が全然味しくねぇ。
と、ヘレンケラーの三重苦を上回る苦痛さに、ここ数年誘われてもことごとく辞退している。
でも、花見をしている人を、外から見守るのは本当に楽しいんだよな。
江戸遊びをしたり、太鼓と笛に合わせて踊っていたり、雀卓持ち込んだり、おっさんの二人組が目を細めて川辺でぷかーっとタバコふかしたり。
みんなこの世の極楽みたいだ。
でもあの仲間に入るのはごめんなんだよな。あの仲間に入りたい気持ちはあるのに。
日本のドラマはつまらん、役者がクソほど下手で見てられない、その点、海外は役者のレベルも高くてすばらしい、だから海外ドラマばっかり見ている・・・という知人がいる。
なんか、日本は役者のレベルもテレビ局や映画会社のレベルも視聴者のレベルも低いからダメ、らしい。
自分はあんまり海外ドラマ見ないほうで、日本のドラマも、まあ、たしかに酷いのもあるけど、最近で言えば真田丸をみて「役者が下手」とは思わなかったし、そこそこ話題のドラマとか映画は見るほうなのだが、そんなのは「低レベルのエンタメで満足している人」に思えるらしく、なんだか見下している風でもある。
で、話を聞いているうちに気づいたのだが、ヤツは、海外ドラマを「吹き替え」で見ているらしい。
そりゃそうだ。ヤツがそんなに英語が得意だという話は聞いたことがない。とてもドラマをそのまま理解できるヒアリング力があるとは思えない。
いや、ちょっとまてよ。
すると、ヤツのいう「海外の役者のレベル」って、そのかなりの部分は、「日本の声優のレベルの高さ」なんじゃないの?
台詞回しとか、しゃべる間とか、全部、日本人が日本語でやってるんだよね?
演技力って、そういうのもかなりの割合が占めてると思うんだけど。
あの、洋画とかドラマとかの吹き替えの、独特のしゃべりは、単体で取り出すとかなり不自然だと思う。
あんないい声で滑舌よく、こじゃれた言いまわしで話す日本人は、すくなくとも自分の周りにはいない。
あれが不自然でないのは、「外国人の吹き替え」というフィクションを前提として受け入れているからだ。
友近が一時期、「ビバリーヒルズ青春白書」だかの「キャサリン」というキャラクターをギャグとしてやっていたが、あれがギャグとして面白いのは、「海外ドラマ以外の世界にあんなヤツはいない」からだろう。
しゃべり方だけじゃなくて、表情とか動きとかも、デフォルメしてギャグにしていたけれど、やはり、一般的な日本人と比べると、いろいろ異質なのだと思う。
日本人と欧米人だと(欧米人ってひとくくりにするのも違うのだろうが)、感情表現の仕方とか、ちょっとしたしぐさとか、やはりいろいろ違うのだと思う。
ちょっと前の話だが、朝ドラの「マッサン」でエリー役を見ていたら、日本の俳優さんとは違う感じの演技で泉ピン子にいびられていて、なんか面白かった。
彼女は多分、すごくうまい女優さんなんだろうと思ったけれど、あれが果たして、外国人がみて「リアル」だったのかどうかは良くわからん。
自分は、そこまで海外生活の経験とかあるわけでもないので、外国人の演技が外国人として「リアル」なのかどうか、それほど自信をもって判別できないのだ。
だけど、日本人が普通の日本人を演じていれば、すぐに「そんなヤツいねえよ」「それは不自然だよ」ってのがわかる。
結局、「海外に比べて、日本の俳優って下手だよね!」って言ってる人の大半が、「海外の俳優が本当にうまいかどうかはわかってないけど、日本人だとそれがすぐわかるので、結局日本人のヘタだけが目につく」だけじゃないか、と疑っている。
とても仲が良く、お互いのことはなんでも知っていると思っていたのだが、セックスをして初めて知ったことがある。
彼は、正常位のとき、顔が小藪に似る。
そんなこと知る由もなかった。
彼は、重力に負けると、顔が小藪に似る。
そんなこと知ろうとも思わなかった。
セックスの後、行為を謝られ、ずっと好きであったこと、恋人になりたいのだということを告白された。
私も彼にはずっと好意を持っていた。
しかし、私の脳裏にはついさっきの小藪がいた。
目を閉じてキスをする小藪。
乳首を口に含み、上目遣いで私を見つめる小藪。
よがる私を見ていたずらに微笑む小藪。
消えそうな声でゴメンと呟き絶頂に達する小藪。
目の前に座っているのは、ずっと好きだった彼のはずなのに、私は ちょっと考えさせて と答えた。
彼は、少し落ち込んだ表情で そうだよね、急にごめんね と言った。その表情に、小藪の影はなかった。
ああ、彼は、ほんとうに、下を向いた時だけ、小藪になるんだなあ。正面を向いていれば、Kis-My-Ft2あたりにいそうな顔なのに。
小藪の存在を知らなければ、彼が小藪に似ていると思うこともなかった。
しかし、小藪達は悪くない。
そして彼も悪くない。
たぶん私も悪くない。
誰も悪くないんだ。
今までテレビを見ていて、腹立たしさを覚えたことは殆ど無かった。
ただ先日放送された、TBS 「 紳助社長のプロデュース大作戦! 」を見て少し腹がたった。
内容を大雑把に書くと、『渡る世間は鬼ばかり』のメンバーが宮古島の民宿に駆けつけ、祭りを開く的な内容でした。
民宿の備品や環境設備などを、地元のショッピングモールや建設会社で購入や施工のお願いをするのですが
はっきり言って半ば脅迫のような値切り交渉と、当たり前のように無理難題を押し付ける施工依頼。
というようにしか受け止められず、見ていて気分の良いものではありませんでした。
もしかしたら、裏ではしっかり正規料金が払われているのかもしれませんが、
上記のような演出は、経済的に苦しいと思われる沖縄県で行なっていいものでしょうか。
正直なところ、ワンマン社長が自分の古い考えとセンスを宮古島の民宿に押し付け、地元の店舗さんや業者さんも巻き込み、無理やり美談に着地させるやり方に納得がいきません。
チラシの裏にでも書けばいいことかもしれませんが、視聴したみなさんはどう感じたでしょうか。